そろそろ オ ヤ ジ

エレベーターのドアが開き、足を踏み入れると
見慣れない年配の女性がニコニコ微笑んでいました。
「はて、誰でしょう？」、思い出せません。

どこかで見たことのあるような、ないような、
上品で爽やかな笑顔。


仕事の用事で本社へ行き、７階から下に降りる
エレベーターでその方に出会いました。

突然、「○○におります、△△と申します。」と会釈をされ、
「こんにちは」と愛想良く私もそれに応えます。

勝手なもので、てっきり、どこかの部署の新しいパートさんかなにかと
思い込んでしまいました。

自己紹介されてしまったからには応えねばなるまいと
「××部のすなふきん3rdです。宜しく。」と精一杯の作り笑いを
する私に彼女は「良く存じておりますよ。お話も色々聞かされています。」と。


。。。。。。。。。。。？。。。。。。。。（￣△￣；）エッ・・？

アンタ。。。。。だれ？。。。。。

ワシ。。新人のオバちゃんにまでチェックされるほど
良いオトコなん？？



アレよと言う間にエレベーターは1階に到着し「それでは・・」と彼女と別れ、
こっそり、小走りに受付へ。

受付嬢に「あの不審なオバさん誰？」と小声で聞いたならば、
「社長の奥さんですよ、最近○○部でお仕事されているんです。」と
愚か者を笑うのでした。


ナンデストぉ～～～(*￣￣￣￣д￣￣￣￣*)


そうだっ！　ゴルフの帰りに社長を送って行った時に会ったあの人だ！

やべ～～～　メチャ不審者に送る視線で対応してしまった。。。

そういう情報は早く流して欲しいもんですよ。。まったく。。(￣o￣)

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