アラン・パーソンズ・プロジェクトって云うとビートルズやピンク・フロイドなどの作品を手掛けてきたアビイ・ロード・スタジオのエンジニアだったアラン・パーソンズが、エリック・ウルフソンと共同作業で立ち上げたプロジェクトであって、グループ名じゃないんだよね。だから楽曲ごとに参加メンバーが違うわけっすよ。
オイラは昔からイエスとかピンク・フロイドみたいな英国のプログレッシブ・ロックが好きだったんで、ファースト・アルバムの『怪奇と幻想の物語~エドガー・アラン・ポーの世界』ってぇのがリリースされたときに目敏くレコード店で見つけて面白そうなんで購入して以来、『ヴァルチャー・カルチャー』と『ステレオトミー』の3枚のアルバムは持ってたんスよね。
で、上の動画の楽曲の"Limelight"は、ライブ版なんだがステレオトミーに収録されてる楽曲なんだが、なんと歌ってたのがゲイリー・ブルッカーだったってぇのを最近になって知ったんスよ。ゲイリー・ブルッカーが誰かを知らない人に説明すると「青い影(A White Shade of Pale」のプロコル・ハルムのリーダーでボーカルの人っすよ。道理でいい味出してるなぁって思ってたんスけどね。ステレオトミーのライナーノーツに書いてあったかもしれないけど見逃してたんすかねぇ。ステレオトミーのアルバムは下の動画っすね。 ステレオトミーに限らずアラン・パーソンズ・プロジェクトのアルバムってプログレッシブ・ロック並みに音作りに煩いんスけど、けっこうポップなんで聴きやすいロックっすね。それにしてもファースト・アルバムの『怪奇と幻想の物語~エドガー・アラン・ポーの世界』は、秀逸っすねぇ。この名盤についてはこれだけで記事が書けそう。