カテゴリ:コーチにはコーチがついている
最近、なんだか人に振り回されているような感じがありました。
友人が持っていた「カエルカード」を引いても、そのままズバリ 「人に振り回されている」と指摘するカードを引いたりして、 ますます、自分の状態を見つめる必要がありそうだと自覚し、 先日の自分のコーチングセッションで、そのことを私のコーチに話しました。 私「最近、人に振り回されているような感じがするんですよ。」 コ「具体的にはどんな感じ?」 私「人に依頼されることを断らずに引き受けてしまう、ということと、 人が困っている様子を見て自分の方からいろいろしてあげている、 この2つです。」 私は、依頼事項を断らずに全部引き受けてしまっていて、さらに、 自分の方からいろいろと手助けして、どんどん自分の時間を削っていて、 自分のやりたいことがなかなか進まず、不安定な焦りのような気分を 持っていました。 コ「何のためにそういうことをしてしまうと思う?」 私「ん~、・・・そうですね。誠実な人でいたい、優しい人でいたい、 応援する人でいたい、そういう想いが強くて、つい、そんな行動に 出てるんでしょうね。」 コ「それは、こんな自分でいたいというセルフイメージを大事にして、 時間がない!と思っている生身の自分を大事にしていない、 とは考えられませんか?」 生身の自分よりもセルフイメージを大事にしている? 最初は、そんなことはない、と思いましたが、話をしたり、コーチのフィードバックを 聴いたりしているうちに、確かに私はセルフイメージの方を大切にして、 生身の自分を大切にしていないことに気づきました。 これって、よく考えるととんでもないことです。 イメージというのは実際にはありません。 私が作り上げているもので、人が私に対してどう思っているかは、 人それぞれだし、いずれにしても実体のないものです。 生身の自分は、「ああ、時間がない!体がしんどい。」などと思ったり感じたり している実態があります。 それなのに、生身の自分よりもイメージを大切にしていた、ということに、しばし、 へえ~!!!!!!、そうなんだ~!!とポカンという言うか、唖然とした気分に なりました。 なんのためにそんなことをしてしまうのでしょう? コーチ曰く、「セルフイメージに確信が持てずについやってしまう。 確信が持てるまで、あるいは、それに気づくまで繰り返しやってしまう。」 そうだったんだ~!! 思えば、私は、ずっと同じ事を繰り返してきています。 広く大雑把に言えば、「いい人」でありたいと想い、「いい人」だったらこうするでしょう、 という基準で、無意識のうちに行動してしまうところを持っているんだなあと あらためて自覚しました。 そして、先週の週末。コーチである別の友人との普通の会話の中で こんな言葉がありました。 彼女曰く、「自分をすべて受け入れている人はね、どんなにわがままでも つい周りも許しちゃうのよ。」 なるほど~!!セッションでの気づきと、友人の言葉がリンクし、 ストンと腑に落ちてきました。 あるがままを受け入れよう、と常日頃自分自身にも言い聞かせているし、 人にも言っているのに、セルフイメージから離れている自分は許していない私が いたことを自覚しました。 たっぷり自覚し、たっぷり味わいました。 すると、生身の自分を大事にしようという感覚が沸いてきました。 なんだか気になることこそ、コーチに話すと、大きな気づきが得られます。 本音で何でも話した方が得られるものがあります。 なんだか変な気分、落ち着かない、ざわざわする、それがどこから来ているか 見つめてみる、すると段々原因がわかってくる、 原因がわかれば、あっけなく解決したりします。 気づいているのに気づいていない振りをするのは、自分を大切にしていないことになります。 コーチには何でも素直に話しましょう、自分のためのコーチなんですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月19日 16時08分40秒
[コーチにはコーチがついている] カテゴリの最新記事
|
|