カテゴリ:素敵に生きる心がけ
もう2年半以上闘病している父の具合が最近よくありません。
年をとっていると、いつ急変するとも限らず、 頭がしっかりしているうちに「人生集大成の感謝の言葉」を 言おうと思うのですが、それを言ってしまうと、 父が死期を感じるのではないかと躊躇し、また、言おうと思うと 涙が出そうでなかなか言えません。 そこで、小出しに小さな「ありがとう」を言うことにしました。 「あのときは、お父さんに本当に助けられたよね。」 「親になってみるとよくわかるけど、お父さんは本当に 私たち子供に向き合ってくれてたよね。 あんなにむきになって怒ってくれたもの。 怒るってエネルギーいるもんね。」 そう言うと父も嬉しそうに微笑みます。 「人生集大成の感謝の言葉」ってなかなか言えないものですね。 元気な時は照れくさいし、病気の時は言うタイミングが 本当に難しいものです。 以前、わが子の誕生日に、次のように書いてバースデーカードを 送ったことがあります。 「あなたが生まれた日は、今でもお母さんにとって人生最高の日です。 あなたがいてくれるだけでお母さんは幸せです。 お誕生日おめでとう。」 息子は何も言いませんでした。きっと何と言っていいのか分からなかった のだと思います。 けれど、たぶん気持ちは伝わったのではないかと思っています。 本当に感謝をしているのに、あらためて言うとなると、なかなか言えない 「集大成の感謝の言葉」 5年に1度くらいの割合でいいので、時々、プレゼントだけでなく カードに「集大成の感謝の言葉」を添えてみませんか? 本当に言いたいときには涙で詰まってなかなか言えません。 だから元気なうちに、ときどき、言ってあげてくださいね。 あなたの大切な人に。 「あなたがいてくれてありがとう」と。 ブログランキングに参加しています。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! ベストライフ・コーチングのホームページへようこそ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月01日 10時35分42秒
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