川喜多半泥子展 その後
先日、県立美術館の半泥子展に行ってきました。幼くして両親と死別した半泥子を育てられた祖母からの手紙が心に残りました。なんでも己をほめる人はあくまと思え、けなすことばをこそ知恵とせよというような内容だったと思うのですが、人生耳に快いことばかりでは、生きていけないのかもと、納得することしきり。夜になってから、明日の伊勢の準備をしながら、突然「わが人生の服部先生」ということばを発明して、ニヤリとしてしまいました。服部先生は中学時代2年生3年生の担任でした。事あるごとに級長と比べては、いやみをひとこと。それでも私は先生を嫌うことなく、くそーとやってきたのでした。カッとしないと発奮しない私の性癖を見抜いておられたのかも・・・耳障りなことは人生につきもの。でもそんなことが薬味になって人生の複雑な味をあじわうことができるのかも。これからは「わが人生の服部先生」をこわがらないことにいたしやしょうぞ!我が家のミント、強くて、よい香りを放ってくれてます。