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カテゴリ:元ナース☆只今専業主婦の戯言♪
最初から読みたい方はこちら もうろく主婦の戯言です。 今も、バリバリ仕事している方達に言わせたら、本当に戯言です。 それを、踏まえて読んでください。 「臓器移植 ドナーになる?ならない?」 確か看護学概論の倫理の章の時の講義だったと思います。 5~6人のグループを1グループとし、議長と書記を決めて 「臓器移植」 についてのディスカッションをさせられました。 もちろん、それぞれのグループの結論を出してレポートを提出しました。 おぼろげな記憶ですが、私達は臓器移植と言ったらドナー、という事で 「自分だったらドナーになるか、ならないか」 って話で盛り上がった記憶があります。 サブテーマは自由だったので、これをテーマにしたのだと思います。 当時、丁度ドナーカードが出回るようになった頃で、 臓器移植、と言ったらドナーと結びついたようです。 たかが5~6人と言えど、やはり様々な考えがありました。 覚えている限り書き上げてみようと思います。 ★賛成意見★ 私一人の体で、数人の命が救えるのならば素晴らしい事。だからドナーになっても良い。 自分の死が人の命を救えるのならば、自分の人生も捨てたものではないと思える。 今の現状では、臓器移植しか命が助からない人もいる。 医療がもっと発達すれば臓器移植も違うものへ変わるはず。 その過度期に生きているのだから、ドナー制度があるのは仕方無い事。 時代的に仕方ないので人の命を救う、と言う点で賛成。 ★反対意見★ 私の体は私のもの。他人の体の一部になりたくない。 他人の体の一部になって、自分自身の意識はどうなるのだろう? 家族が反対するに決まっている。 ただ単純に脳死状態の自分の体から臓器を取り出される事を想像すると怖い。 こんな意見があった気がします。 覚えている限りなので、実際にはもっと意見はたくさん出ていました。 私は、ドナーになる事は賛成派でした。 もし、脳死状態になったならば、臓器提供をしてもいいと思っていました。 でも、どっちかと言うと私の意見は3番目寄りですね・・・。 仕方なく賛成。 以前はドナーカードも持っていたのですが、 時が経って少し考えも変わってきたかもしれません。 また、その辺は就職編で明らかになるかと思います。 今はドナーカードは持っていません。 持っていない事が、意思表示をする事にはならないのですが、 何となく持つのを辞めてしましました。 別に出し惜しみしているわけではありませんョ。 病気で苦しんでいる方達の事を思うと、役に立つ事ならしたいと言う思いは変わりありません。 数年前に、人間にマントヒヒの心臓を移植して70数時間生きていた、 と言う記事も目にした事があります。 これは、エグイなぁ・・・と当時思いました。 また、米国では心臓移植をした患者が、ドナーの記憶を持ってしまった、 と言う報告もありますよね。 と、言う事は心臓や他の臓器でも細胞に記憶が宿っているという事?? って思ってしまいますよね。 提供する側も、提供される側も、葛藤があると思います。 そんな所を考えると再生医療が進み、クローン臓器が出来るといいのかなぁ・・・ などと思ってしまうのですが。 そう簡単には進まない問題なのでしょうけどね。 技術面でもそうですし、倫理面の事もありますからね。 皆さんはドナーになりますか? それともなりたくないですか? 日本臓器移植ネットワーク HP 気になる方はご覧下さい。 文部科学省 再生医療の現実化プロジェクト HP こんなプロジェクトがあります。 臓器移植 ニュース一覧 再生医療 ニュース一覧 興味を持った方はチェックしてみてください。 転生 貫井徳郎 心臓移植をした青年にドナーの記憶が宿ってしまうと言うお話。 記憶を辿ってドナーを突き止めていくのですが、そこには秘密が・・・。 何か本をお探しの方、読んでみてはいかがですか? エンジェル・ハート(1) 漫画で言うと、コレかな?(笑) 「素敵な言葉」 じわじわと参加頂いています! あなたの心にある「素敵な言葉」を募集しています。 是非参加してみて下さい☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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