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カテゴリ:音楽
最近のヒット曲の中で、妙にジ~ンと感じてしまった曲がある。
それは平井堅の「大きな古時計」だ。 老若男女誰でも知っている歌。それを今最もトレンディーな 平井堅が歌う・・・売れないわけがない。 最初は別に気にも留めていなかったが、少し前に中古を100円で 買った(笑)>100円だから買った・・・ 家に帰ってCDプレイヤーで聴くと、TVやラジオで聴いていたよりも ずっと心に響いてくる。 ちょっと切ない平井堅の声が良いのか? それとも原曲の良さなのだろうか? それは分からないが、聴いているうちに何だか涙がこぼれてしまった。 ♪~天国へのぼるおじいさん~♪のところが特に切ない。 それは良いのだが、昔の古い歌が売れるとわかると、さっそく ミーハー系のアイドル達が古い歌を歌い始めた。 日本ってなぜ、2匹目のどじょう狙いが次々と現れるのだろう? 何だかカッコ悪い・・・。 宇多田ヒカルがブレイクした時も、すぐに似たような女の子が 出てきたりした。 それはそれで実力があれば良いのだろうけど、よくもそんなに タイミング良く同じようなカラーでデビューできるものだなぁ、 と感心したり飽きれたり・・・。 先日はリバイバルブームについて書いたが、リバイバルと同時に 昔の曲のカバーも最近のブームだ。 カバーブームに火をつけたのは1昨年あたりから流行り始めた ハモネプかもしれない。 ユーミン、山下達郎、はっぴいえんどなどがいろいろなアーティスト 達にカバーされた。 カバーブームは悪いとは思わない。 良い音楽はたくさんの人に歌われることで後世に残っていくのだから。 しかし、「カバーは喧嘩と同じ」と山下達郎は言う。 どうしても原曲と比べられるカバー。 どっちが上か勝負する気になってこそのカバーなの かもしれない。 歌う人のポリシーや個性が感じられないカバーなんて、 聴いててもつまらない。 原曲をその人がどんなふうに料理しているのか、 カバーの楽しみ方はそのへんにあるのではないだろうか? まったくソックリなのを聴くくらいなら、原曲のほうが 良いに決まっているのだから。 その点では、昨年末のジョン・レノン・ライブはなかなか 面白いと思えた。 日本のアーティストも結構やるじゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.02.21 22:42:09
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