国際結婚で海外移住をする前に確かめておくこと
前回の記事で、友人の韓国人とスイス人のカップルの話をしました。まだ結婚も移住もして間もないので慣れるまでは大変だと思いますが逆に、私自身や友人夫婦を見て国際結婚をするにあたって確かめておくこと、こうしておいた方が良いというのを書いていきます。- 語学は中級まで母国で勉強する語学についてですが、日本にいる時よりも現地ではアウトプットする機会が多い分上達も早いです。ただ、移住後に0から語学を始めるとただでさえ慣れない環境でストレスがあるのに大変苦労します。今は、日本でもいくらでも語学を勉強する環境は整っているので中級ぐらいまで(聞き取れない・発音が悪くてもいいから)の単語や文法を知ったうえで移住する方が絶対に良いと思います。- 金銭的な話し合いもしてから移住する金銭的なお話は日本人同士の場合よりも大事です。移住してもすぐに職が見つかる訳ではないので国際恋愛において経済的な余裕というのはパートナーとの関係にも影響してくるので勿論、しっかりと2人が食べていける経済力は必要です。- 遠距離恋愛ならそれなりに交際期間が必要前回の記事に書いた韓国人とスイス人のカップルは、結婚までに2回(4週間)しか一緒に時間を過ごしておらず付き合った期間はたったの1年間です。私とハイジ夫の2年ですら短いと感じたのに(割と頻繁に会ってましたが…)相手の女性は義理の家族と一度も会わずスイスにやってきました。現在、夫が全く家事をしない(したくないと言う)ことで悩んでいますがもししっかり付き合っていればそれぐらいは見抜けたと思います。それ以外にも一緒に問題を解決したり、考え方をお互い共有できるのかストレスを感じる時にどうなるのか、などなど短期間で愛情はあっても実際に一緒に生活する上で知っておくべきことはある程度一緒に時間を過ごさないと分かりません。- お互いにお互いの国を知るこれは移住先の事を知るだけではなくてお互いの国を知るというのは相手の常識だったり文化を学ぶことなので2人の関係を円滑に進めるためにも知る必要があります。なので、どちらか一方がいつも相手の国に行くというよりもお互いが行き来をして目で見て実際に食事をしたりして経験していると移住後によりうまくいきやすいと思います。- どのぐらい帰省できるかを計算する移住した後、1番の楽しみは母国への帰省になると思います。それが年に1回しかできないのか、予定も立てれないぐらい先なのかでは移住する側のパートナーの精神的な負担が大きく変わります。金銭的にも、仕事や家族含めてどれぐらいの頻度で帰省できそうなのかそれでやっていけそうなのか考えておくべきです。- パートナーの性格もし、現地で出会ったならば同じ交際期間でも実際に過ごした時間は圧倒的に多くなるのでまた別の話になりますが、遠距離恋愛をした後、一人が海外に移住するとなった場合殆どの人がホームシックになったりストレスを感じる事になります。そんな時に助けられる、一緒に問題を解決してくれるような人それぐらい信頼関係が築けている人ではないと非常に移住後に苦労すると思います。いかがでしょうか?どんなに準備や覚悟をしていても実際に移住した後は想定外の事も起こります。でも、やっぱり準備をしておいて損は全くないし少しでも移住後のストレスを軽減した方が良いと思います(*´з`)私も、結婚前には何度もスイスを訪ねていましたし旅行というよりも一緒に住むような感じで料理も一緒にしてましたしスイスで観光地に行くわけでもなくただ家で過ごす日もありました。それでも、移住をしたら、分かっていたけどこんなにストレスだとは…。という事が起きてくるんです。やっぱり休暇を使って海外に行くのと実際に住むのとでは違うので旅行では気にならなかったことが住むと気になったりもします。でも、本当に嫌だったら結婚前に訪ねた段階で少しは感じるはずです。結婚を考えているならそういうアンテナも張りつつ過ごすのも大事だと思います。例を挙げると、旅行で東京にきたら大都心に興奮して満員電車も気にならないかもしれません。ひょっとしたら混んでいる時間は電車にすら乗らないかもしてないですよね。でも、慣れない外国人が住んで働くとなれば非常に精神的な苦痛になるはずです。そういう事を事前に知るためにも何度か現地に行くこと。そしてパートナーとの時間を過ごすことが絶対に大事です。