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カテゴリ:OPERA
NNTT 2012/2013 Season opening
Benjamin Britten : Peter Grimes New Production Conductor : Richard Armstrong Production : Willy Decker Scenery and Costume Design : John Macfarlane Peter Grimes : Stuart Skelton Ellen Orford : Susan Gritton Balstrode : Jonathan Summers Auntie : Catherine Wyn-Rogers Niece 1 : Unoki Eri Niece 2 : Hirai Kaori Bob Boles : Itoga Shuhei Swallow : Kubo Kazunori Mrs. Sedley : Kanoh Etsuko Rev. Horace Adams : Mochizuki Tetsuya Ned Keene : Yoshikawa Kenichi Hobson : Osawa Ken Chorus : New National Theatre Chorus Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra *** セドリー夫人:加納 悦子 ホレース・アダムス牧師):望月 哲也 ネッド・キーン吉川 健一 ホブソン大澤 建 美術・衣裳 :ジョン・マクファーレン 合唱 :新国立劇場合唱団 合唱指揮 :三澤 洋史 管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団 舞台監督 :大澤 裕 *** 新国立劇場「ピーター・グライムズ」 Day2 2012年10月5日 ちょっとお~ Kくん、ベルディヒに勝ったのお~!? やった~ あした準決勝見に行くのでめっちゃ楽しみでんがな~ Kくん、生で見たことないので。 マリーは去年も見てるし上海でも見たし~ マリーはビッグサーバーでデフェンシヴなプレーヤーだからおもしろくないが Kくんのはおもしろいテニスですからね! 本題。 Peter! 行ってきました。 これはセットと美術がすごいね。 デッカーの美術はシンプルだけど深いわ! デッカーの演出は、ちょっとやり過ぎな感もあるけど、すごいメッセージ性が高い。 誰もが心を抉られる、そういう演出です。 私の望月さんが悪役ですわ。 最初なんでホレースアダムズが望月さんなのかわからなかったんですが 演出を見て疑問が氷解しました。 ホレースアダムズは主要な役3人の次に重要なキャラクターに演出されていました。 悪役なのに声は天使なんですわ~ 声は主役の声なんですわ~ このギャップにううういいのか?と思ってしまいました。 美し過ぎる! このオペラ、音楽もスゴイの一言です。 圧倒されました。 ワーグナーを聴く時のように最初から最後まで観客席は静まり返っていました。新国立劇場の聴衆はさすがの一言です。 そして題名役のスチュワート・スケルトン、オージーベアー、本当にすばらしかったです! 真正のヘルデンテノールです。 パワフルで高音も出る。 あ~しかしきょう彼ののどはお疲れでした。 高音部でかすれたところが2箇所ぐらいありました。 しかし非常にうまいので超高音には慎重に入り、 弱音から強音までのクレシェンドとか、もう~すごかったです。 パワフルなのに繊細なんです! ピーターGってやはりそういうガラスのような心も表現しなくてはいけないから… 演技ももう入り込んでいました。 あとすばらしかったのはアーンティーのキャスリン・ウィン・ロジャースです。 彼女はミュンヘンリングでも見たような気が… パワフルで迫力がありました。 スーザン・グリットンとジョナサン・サマーズは2人とも演技がうまくて、このオペラをしっかり演技面でも支えていました。 日本人の歌手はみなすばらしかったです。 ボブ・ボウルズに抜擢された糸賀さんは、軽い、高い声のテノールで ヴィットリオ・グリゴーロのようでした。 ただしヴィットリオの方がややパワフルです。 でも糸賀さんはめったにお目にかかれないレッジェーロもできる美しいテノールで、 ボブ・ボウルズよりももっとレッジェーロな役がいいかなと思いました。 カッシオとか。 ボブ・ボウルズはやはり高橋淳さんのようなミーメ系の突き刺すような硬質のテノールがあっている気がしてしまいます。 声があまりにも糸賀さんは美しいです。 この役はもっと気がふれたような常軌を逸した感じが声にもほしいです。 そして注目のネッド・キーン役、吉川さん。 彼は今年2月の「沈黙」で通辞を歌っていて、すばらしいバリトンだと認識していました。 重要な役をよく演じていました。 運び屋も裁判長も良い声でした。 そしてなんといっても合唱です! やっぱり世界一でした(笑 千葉裕一さんのおっしゃるとおり。 このあと中身にふれますのでこれから初見の方はご注意ください。 第1幕 セットは壁があるだけです 高い椅子が中央に一脚。 裁判 村人がピーターを裁いている ピーターは亡くなった少年の粗末な棺を抱いている。 村人たちは棺の中を覗き込みおぞましさに震える スワローが高い椅子に座っている。 判事。 その脇にはホレース・アダムス 威嚇するような猛々しい顔つきでピーターを見ている Clear the court! 退廷! エレンとピーター の調性のずれた二重唱。 やがて斉唱になる ピーターとエレンは向かい合う。 エレンがピーターの頬を触り ピーターもそうしようとするができない。 夜明けの光が差し込んでくる なんと海岸の恐ろしい雲が見えてくる これが全編にわたってキーワードになる エレンはがっかりする 幕が下り、エレンだけが幕前に取り残される これはまったく同じシーンが後で出てくる。 エレンの心の孤独 エレンの一人称ドラマでもあると言うことを強調している。 間奏曲 エレンは悲しみに満ちている 第1場 ボーア亭…のはずがなんと教会だ! 最前列の真中(かみてがわ)で賛美歌を歌うホレースアダムズ エレンが遅れてきて最前列のしもて側に座る かみてからバルストロード船長がやってくる 名士らしく皆にあいさつされている。 船長はこどもたちを追い出す Good Morning ホレースアダムズ第一声(のはず) ピーターの声 人々はぱっ!と讃美歌の本で顔を隠す ピーターを手伝うのはバルストロード船長とネッドキーンだけ。 ネッドはピーターに徒弟を見つけたと話す ボウルズが叫ぶ。 子供を売買するのか! ボウルズはメソジストで彼らの中では異端である ホブソンはピーターへの協力をあからさまに拒否する。 確かめるようにホレース・アダムズが彼に近寄って、うん、うんとうなずいている。 エレンが自分が行くと言い出す。 村人は毛嫌いしているピーターの味方をこのちゃんとした女性がかって出たことに拒否反応を示す。これがどんどん終局に向かってエスカレートしていくのだが。 エレンが行ってしまい、人々もいなくなる バルストロードとピーター。 ピーターは少年が死んでいった日のことを語り 村人を見返すために金をためてエレンと結婚したいと言う夢を語る ピーターは激こうし、両手にそれぞれ椅子を持って後ろにぶん投げる。 さらに後でももう1回投げる 間奏曲2 ボーア亭 斜めのテーブル 嵐の中やってきた人々 セドリー夫人がアーンティともめている バルストロードが汚い言葉を吐きながら入ってきて 失礼! バルストロードは店の女の子、アーンティの姪と称されている商売女のおけつに挟まれてご満悦である。 アーンティは怒る A joke's a joke, a fun is fun, ボブボウルズがべろべろに酔っ払っている I want ---- her ----- あいつとやりたい! バルストロードはボウルズに説教する 自分は自分 人は人 We live and let live, ネッドが入ってくる ピーターの小屋の崖が崩れた! バーンとドアが開き、仁王立ちの男。 Peter. 彼はいきなり別世界の歌を歌いだす。 最弱音から入り、クレシェンドしていく。 見事。 彼の歌は聴衆を圧倒する。 まさにPeterそのもの。 異質であり、際立っている。extraordinary 人々は彼に拒否感を示す。 ボブボウルズがからもうとする バルストロード「誰か歌え!」 Old Joe has gone fishing -- Peterがまったく別の歌を歌いだす。 歌いながら人々に近づくが人々はどんどん避けてよける またバー――ンとドアが開く。 今度立っているのは…少年。 少年はずんずんPeterに近づいていく Peterは有無を言わさず少年を連れていく 第1幕了 Part 2 に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月06日 01時15分08秒
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