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カテゴリ:OPERA
Great Diva, Eri Takahashi as Mimi in La Bohème at the Koenji, Tokyo 24 July 2014 Photo:©Shevaibra, courtesy of Ms. Takahashi 小劇場演劇的オペラ「ラ・ボエーム」 演出・岩田達宗 指揮・柴田真郁 ピアノ・古藤田みゆき 2014年7月24日 座・高円寺2 原語上演(オリジナル字幕付き予定) ミミ・高橋絵理(24日) ムゼッタ・見角悠代(24日) ロドルフォ・寺田宗永(24日 マルチェロ・須藤慎吾 ショナール・大沼徹 コッリーネ・大澤恒夫 べノア・志村文彦 アルチンドロ・大澤建 軍曹・税関兵・武田直之 パルピニョール・青柳素晴 稽古ピアノ・神保道子 舞台監督・荒牧大道(劇団うずめ劇場) 制作雑務・首藤史織(ミャゴラトーリ) Photo link *** Day 1 終了 ラ・ボエームはパリのエネルギーあふれる若者たちのドラマ。そのエッセンスそのままの若者のパワーとエネルギーにあふれたボエームでした。カオスと童心 そして愛 伝統版を重んじながら、斬新な演出でボエームの本質を描ききった。 あまりにもMET版が決定版として人口に膾炙しているのでハードルが高い作品だが見事だった。 ミミの高橋さんは圧倒的なディーヴァ。世界の歌姫となる日も遠くないでしょう。 寺田さんは、持ち前の美声で甘く切なくロドルフォを熱唱した。 瞠目のバリトン須藤さんのパワー!まさにインクレディブルだった。存在感も半端なくすばらしいマルチェッロだった。 大沼ショナールは持ち前のカメレオンのような役者ぶりを発揮。小心者でおどけていて皆にいじられキャラの現実感あるショナールを造形。これがあのホフマンの圧倒的な悪役4役と同一人物とは誰も信じられないだろう。 ムゼッタは女優!男を引き回すおきゃんな女性で華やかな魅力を振りまく。 コッリーネの大澤さんはまってた。外套との別れのアリアは胸を打った。 脇役まですごい歌手を揃えた公演。 ベノワの志村さん声もすごいし面白過ぎる!うますぎる! アルチンドーロの大澤建さんダンディーで大物の役にピッタリ。お声もノーブル! 税関兵の武田さんも本当いい声。 パルピニョールのスバルさんはゲリラ的に圧巻の声を発した。 一番笑ったのはマルチすぎる指揮者。 客席には舞台上に負けないぐらいの有名歌手がずらり。客席も壮観だった。詳しくは明日書きます。明日もあるのでぜひこの世界を体感してください。 *** 24時間前にタイムスリップしてみよう 高円寺の駅に降り立った時、いきなり大雨になり雷鳴が轟く。 駅近だがコンビニに駆け込み傘を買わなくてはいけないほどのざんざん降り。 会場はすでに人で埋め尽くされていた。 完売とのことだった。 開演15分ほど前に演出の岩田さんが物語の背景をレクチャーしてくれた。 なるほど~と目から鱗が落ちた。 ロドルフォたちボエミアンはブルジョワジーのお坊っちゃんたち 対してミミやムゼッタはグリゼットという下層階級。 何と腑に落ちる説明だろうか。 そんなこんなでまだ開演まで時間があるのにすでに始まっている。 セットは子供部屋? 多分4人の子供部屋なんだ。 子供たちが珍しそうにおもちゃで遊ぶ 彼らは指揮者のお話を聴く。 ボエミアンたちの物語を… 日本語で物語が朗読される やたら声のいい顔もイケメンの俳優みたいな指揮者が本から顔をあげて手を振りおろすと音楽が始まる マルチェッロは画家。 寒い。 ロドルフォが頭から毛布をかぶって登場する。 マルチェッロは椅子を燃やそうと担ぎあげる。 ロドルフォは自分の著作を燃やして暖をとることを提案する このストーブがほんとに赤くなって 照り返しがマルチェッロの顔を赤くする すごい!と思っちゃった。 コッリーネはクリスマスイヴは質草をとらない、と渋い顔で帰ってくる 盛り上がるコッリーネとマルチェッロ。 作家を下せ! ショナールは(多分自前の)まるでのび太くんのような丸い眼鏡をかけている。 お調子者だが小心者。 ショナールは子供たちやお店の人に食べ物を運ばせる ショナールはハイテンションで小銭を放りあげる バラバランと拡がる小銭。 ショナールは自分の音楽でオウムを殺すまで演奏することになって結局パセリでオウムを毒殺したという話をしだす。 しかし誰もきいていなーい。 誰が(死んだって?) 悪魔に食われろ! ばくばく食べ物にくらいついている3人。 だめだめ クリスマスイヴは外で食事しよう カルチェ・ラタンで。 そこにどんどんどん!(指揮者) ベノアですが 大家だ! 隠れまくる4人 大家は調子に乗ってしゃべらされる 志村さんすばらしい かみさんが…としゃべったとたんに 不倫だ!けがらわしい!と糾弾され ほうほうのていで逃げ出すベノワ マルチェッロは家賃の請求書をストーブで燃やす 3人はでかけるがロドルフォは残っている 階段で音が コッリーネ、死んだか? まだだ。 女性が訪ねてくる 女だ! 女性は入ってくるなり気分が悪くなる ロドルフォはワインクーラーのような小さなバケツに入っていた水で彼女の顔を湿らせる 女性が気がつく 火を貰い帰ろうとする 鍵をなくしたわ! 鍵はとっくに謎の指揮者によって拾われ、また戻されていた ロドルフォは探す。 すると足で鍵を踏みつけた感触が! チェルカ? 探してるの? 探してるよ! ミミは床に手を突く。ロドルフォはその手に自分の手を重ねる Che gelida manina! なんて冷たい手なんだ… すばらしい~~~~~~アリア! そして今度はミミの番。 ミキアマノミミ とんでもなくすばらしいです。 大喝采。 3人が下から呼ぶ 彼は詩を見つけたようだ。 そしてすんばらしい二重唱 O soave fanciulla, すばらしいです! あなたといっしょにお出かけしたいの 外は寒いよ あなたにひっついているわ… ミミはロドルフォの肩に顔をうずめる 2人はしもてから出ていく そして舞台に椅子が運ばれカフェモミュスになっていく 会場全体を使って歌手たちが現れる。 ショナールはお気に入りのラッパをみつけた ミミはロドルフォにボンネットを買ってもらう ギャルソンは混んでるのに席をしっかり確保したショナールたちにいらっときている 彼らはそんなギャルソンをどやしつける。 ロドルフォはミミを仲間に紹介する。 ショナールやコッリーネが鷹揚なのにマルチェッロは冷たい なぜだ? マルチェッロは恋に破れて落ち込んでいるのだ 彼らは威勢よく注文する ミミがじと~~~~とメニューを見てなかなか決まらないので 皆じりじりしている。がるがるしているが待てと言われた犬のようにミミを見つめて待っている。 ミミがようやく「アイスクリーム!」と言うと みんなひっくり返る(笑) 客席にパルピニョールが現れるがアジビラ?をまいて逃げていく。おもちゃ屋ではない。 ムゼッタが地位の高いアルチンドーロにルルと呼びかけ女王様のように現れる ウエイターは金持ちの紳士には愛想がいい マルチェッロの表情 Il suo nome è Musetta; cognome: Tentazione! 心臓を食うんだ! ムゼッタは皿を投げつけて割る 割れた皿をあわててウエイターが拾う。 ムゼッタは自分に興味を示さないマルチェッロに業を煮やし歌い出す 私が街を歩けば… 皆目が点。ムゼッタに注目している。 ロドルフォだけははすっぱなムゼッタが気に入らず反対方向を向いている ミミはムゼッタに同情して見つめている わかるわ… ここも重唱すばらしいいっす! いよいよ最終兵器 きゃあああ~ どした! 痛いの どこが?(Dove?) 足よ ピ~~エ! 赤いリボンのついたかわいらしい靴。 人びとは殺到する 靴を脱がそうとうする男は武田さん マルチェッロはついに耐えきれなくなり本音をもらして歌う Gioventù mia, tu non sei morta, 抱き合う2人 シレーナ… 勘定が来る こちらの紳士につけといて! 帰ってきたアルチンドーロはボーイに高額の勘定書きを提示され 超驚く。その表情で暗転 なんてタレントぞろいなんでしょう? 皆さんのすばらしいパフォーマンスに大大大拍手~~~~~ 休憩 雪。 しもてに税関。 かみてにムゼッタのいる店 兵隊たちが勤務している ミミが現れ兵隊に店の場所を聞く ミミは現れた店の女に頼む マルチェッロを呼び出して! マルチェッロが来てミミを探す ミミの歌唱、どんだけ~~~!!!ってぐらいすごい! もうほんとぶっ飛びです。 マルチェッロもすごい音量なのですごい場面だった。 あ~幸せ マルチェッロはミミがきてロドルフォともめるのがいやなので(いつもの光景なのだ) ミミを返そうとする ミミはせきこむ ロドルフォがマルチェッロを探して店から出てくる ミミは子爵といちゃいちゃして… そうじゃないだろ? おまえはどうしようもないやつだな! 馬鹿で頑固で…! マルチェッロの剣幕に心配しながら様子をうかがっているミミ。 あれじゃ怒らしちゃうわ 違うんだ 僕なんだ ミミはもうもたない もう命が消えようとしている ミミは聞いてしまう。 ミミをみつけて驚き駆け寄るロドルフォ ムゼッタの嬌声 マルチェッロは店に戻る ミミとロドルフォは別れを決める しかしかみてでしっかり抱き合っている しもてではムゼッタとマルチェッロが罵り合いの大喧嘩 ひきがえる!へび!へっぽこ画家!看板書き! 2組のカップルの運命は? Part 2 に続く Shingo Sudo as Marcello in La Bohème at the Koenji, Tokyo 24 July 2014. Photo:©Shevaibra, courtesy of Mr. Sudo お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月26日 22時09分44秒
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