ゼッダ先生が亡くなった。
最近までお元気で活躍されていたので、まさかという衝撃が走った。
ロッシーニの再評価 への貢献度が高い。
すばらしいマエストロは歌手たちを育成するのにも熱心で 今回の訃報に接し 世界中のオペラ歌手たちが弔辞を捧げている。
今まで日本で指揮したオペラ作品は、
シラグーザが主演した泥棒かささぎ
フランチェスコ・メーリとマリーナ・レベカが出演したマオメット二世
藤原歌劇団のファルスタッフ
藤原歌劇団のランスへの旅を拝見している。
しかし何と言っても今夏のペーザロでのロッシーニ・オペラ・フェスティバルでの印象が強い。
彼は常にそこにいた。
しもて側のバルコニーのステージに近い席に陣取って、いつも見ていた。
歌手のパフォーマンスに暖かい応援をしていた。
彼がこの場所で育てた歌手たちが、まさに今世界に羽ばたいている。
枚挙にいとまがない。
特に今夏、日本人歌手三人のすばらしい歌手の活躍を見られたことが印象深い。
マエストロの御冥福をお祈りいたします。
ありがとうございました。