全て
| カテゴリ未分類
| Football
| OPERA
| BALLET
| Musical Theatre
| Classical Music
| Cinema
| Mystery
| International
| Competition
| これからの公演のお知らせ
| ATPテニス
| アクセス
| ARTS
カテゴリ:カテゴリ未分類
Photo Album Lucia di Lammermoor 2016/2017 Season NEW PRODUCTION Music by Gaetano DONIZETTI Co-production with the Opèra de Monte-Carlo Conductor Giampaolo BISANTI Production Jean-Louis GRINDA Set Design Rudy SABOUNGHI Costume Design Jorge JARA Lighting Design Laurent CASTAINGT Lucia Olga PERETYATKO-MARIOTTI Edgardo Ismael JORDI Enrico Artur RUCINSKI Raimondo TSUMAYA Hidekazu Arturo OHARA Keiroh Alisa KOBAYASHI Yuka Normanno KANNO Atsushi Chorus New National Theatre Chorus Orchestra Tokyo Philharmonic Orchestra Glass Harmonica Sascha RECKERT NNTT2016/2017シーズン オペラ「ルチア」/ガエターノ・ドニゼッティ Lucia di Lammermoor / Gaetano DONIZETTI 全2部(3幕)〈イタリア語上演/字幕付〉 2017年3月18日(土)14:00 指 揮ジャンパオロ・ビザンティ 演 出ジャン=ルイ・グリンダ 美 術リュディ・サブーンギ 衣 裳ヨルゲ・ヤーラ 照 明ローラン・カスタン ルチア オルガ・ペレチャッコ エドガルド イスマエル・ジョルディ エンリーコ アルトゥール・ルチンスキー ライモンド 妻屋秀和 新国立劇場合唱団 東京フィルハーモニー交響楽団 *** ものすごい名演! 早くも今年のベストオペラか。 このストーリーをオペラにしようと思ったドニゼッティさんに感謝 オルガの狂乱の場がものすごい! 中の人も言ってました。 化け物が三人揃ったと。 オルガ ルチンスキ ジョルディ 全員ものすごい。 ルチンスキさんに聞きました。 日本は初めてなんですか? もう4回めなんだよ。でも前に来たのは10年も前なんだよとお茶目に答えてくれました。 とにかくエンリーコ神 今、世界のベストバリトンではないでしょうか。 カデンツァを自在に操り、高い音程に上げて長く伸ばすのがお得意。 何度もアリアやソロシーンの度にやるのでご注目! オルガもコロラトゥーラを自在に操る。 彼女には華やかなスターのオーラがあり、すごい求心力がある。 彼女の狂乱の場 釘付けだった! ジョルディ君最後の最後のアリアで持っていきました。すごい声量。リリックテノールでエドガルドを歌えるパワーと声の太さを持っている。 ライモンド妻屋さん 美しいリリックバスでドニゼッティの世界にマッチしている。 ノルマンノ菅野さん大抜擢だが大健闘だった。 アルトゥーロの小原さんもエドガルドに負けないすごい声量で聴かせた。 アリーサの小林由佳さん美しい姿に楚々としたたたずまい。演技力があり声もすばらしい。 この作品はMETが来日した時に3回見た。大好きな作品。すばらしい演出と歌手で見られて感動だった。 *** 岸壁に打ち寄せる波 スコットランドの断崖絶壁 その上に突き出た部分 緑のじゅうたんが敷かれている部分 ノルマンノが先頭で歌う エンリーコとライモンドが来る Cruda... funesta smania エンリーコのアリアすごい 最初のアリアでもうBravoが飛ぶ 最初は奥で歌うが 浜辺に下りてくる いつのまにか波は消え マジック とんでもない歌唱だ~~! ルチアは恋してますよ 誰と エドガルドだ さらに怒りが増すエンリーコ La pietade in suo favore 場面転換 半島がくるっと周り 池があらわに 照明の関係で亡霊が出てきそうに揺らいでいる水面 アリーサ そしてルチア ルチアは男装している 逢瀬がばれないためかと思っていたがその後も男装でいるので その意味はなんだろうか? ルチアの究極の超高音のコロラトゥーラ立派だった! 目が吸い込まれるほどの求心力のある ディーヴァ 世界的スターのオーラ。 やってくるエドガルド これもすばらしい声 エドガルド怒りのアリア M'odi, e trema. マは下げの音程。 二人は結婚式をあげる。 陶酔の二重唱! エドガルドは旅に出てしまう *** エンリーコ一人 窓から外を見ている ノルマンノ 偽の手紙を渡される 大きな広間 結婚のパーティに備え、シャンデリアが下ろされている 小さなデスクと机 壁には無数の鹿の頭 そしてしもて側に大きな槍が何本も立てかけられたラック。 ルチアが来ます 黙って男装のまま立っている エンリーコをにらみつける 気性が激しい エンリーコはルチアの頬をなでる その手をつかむルチア 手を振り払う 火の様な気性のルチアだ しかしエンリーコが偽の手紙を読ませるとたやすく信じてしまう ああ! ぽっきり折れてしまう それを見たエンリーコは思わず妹に申し訳ないという表情が浮かぶ しかしその気持ちを押し殺して激しく歌う Se tradirmi tu potrai, ここエンリーコはアップテンポでルチアになるととたんにゆっくり歌う。 METの時もまったく同じだったのでそういうものなのか? 速いテンポでいかないとだれてしまう。 歌手に合わせるべきではない。 俺は破滅なんだ アルトゥーロしかわが派閥を助けてくれる人物はいない 花婿が到着した ああ あたしは結婚してるの ライモンドに何とかしろといい含めるエンリーコ 神の前の結婚しか有効ではありません そんな… エンリーコは憤慨し出て行く お母様が悲しみます ルチアを心ならずも追い詰めてしまうライモンド ライモンドが歌うあいだに、ノルマンノがルチアに花嫁衣裳を着せる 来ている男装の服を脱がせる。 女性に対する蔑視的な表現。 *** 人々の合唱 大金持ちの貴族アルトゥーロが来る A te ne vengo amico, Fratello e difensor. すばらしい歌唱! ルチアはどこです? すぐまいります。 母の死を悲しんでいるので ルチアが現れるがせめてもの抵抗か、頭からすっぽり黒いヴェールをかぶっている。 花嫁が喪に服している異様な雰囲気の中 エンリーコはヴェールを上にあげる いい加減にしろよ! サインするんだ 手を持って無理やり書かせる 死刑執行書に署名してしまった… そこにエドガルドが エドガルドだ。 いよいよ来たこの瞬間。 Chi mi frena in tal momento? エンリーコはエドガルドに合わせている! さすがだ! そこにルチア、ライモンドが加わる。 そしてアリーサ、アルトゥーロ。 すばらしい六重唱 感動的だ T'allontana sciagurato. 剣を抜き迫るエンリーコとアルトゥーロ。 ライモンドはやめさせようとうする Pace, pace! ルチアは私に誓ったのだ もう他の人と結婚しました 誓約書をとりにいくアルトゥーロ エドガルドは見て 激怒してルチアに迫る 答えるんだ! Si Ah! Vi disperda! ここ完璧に音程上げ! すばらしい 呪詛の言葉を吐くエドガルド。 大混乱に。 ルチアは槍をつかもうとし 侍女にとめられる 大興奮で第2幕了 第2幕 Wolferag なんと砂浜だ 湾の向こうにそびえるエンリーコの居城。 不夜城のように輝く ルチアの演出はすべて驚くほど美しく、人を感動させる 砂浜に椅子を一つ置き、父の墓のそばで過ごしているエドガルド。 馬のひずめの音 エンリーコが一人で乗り込んできた。 お前だって来たではないか 決闘を誓う二人 二重唱がこれまたすごい。 エンリーコはエドガルドに合わせている。 ほんとさすがだ。 ソロ部分ではすごいパフォーマンスを見せる。 超絶高い音程に上げて伸ばしたり自由自在だ。 すばらしいバリトン。妙技に胸が熱くなる。 ここのエンリーコノカデンツァ、大注目ですよ! 難しいことをやっています。 一方城では大変なことが起きていた。 踊る人々 ライモンドが来る やめてください。 ルチア様が… 血まみれで 事の次第を語りだすライモンド。 客たちは恐怖に震える。 ノルマンノが来て、彼に様子を見に行かせるライモンド ノルマンノは手を血だらけにして戻ってくる そこに! ルチアが ○○を持って現れる そしてその○○には… ばったりそれを落とす すると驚いたことに 場面が… ここはすごかったな 新国立劇場の機能をフルに生かしている ぞわぞわくる この感動 オペラで感動するってこういうことなんだ! ルチアの狂乱の場 その場面とあいまって 圧倒的なものを表現する 彼女の狂乱の場はいつまでも見ていたくなる 美しさがあるのだ。 やがて元に戻り エンリーコが来る エンリーコを見てエドガルドと勘違いする 変わり果てた妹に驚愕しつつも 哀れみを感じ責任を感じ見捨てて逃げることなくその場にとどまるエンリーコ。 ここが通常と違う演出です。 ノルマンノに責任をライモンドが押し付けるシーンも多分なかったと思います。 ばったり倒れたルチア 息絶えたのか。 観客の熱狂はとどまるところを知らない ショーがストップした そしてエドガルドは… また場面が変わっている 今度はあそこの場所を違う角度から。 この立体的感覚がすごいな 360度と高低差があるセット すごい! 海辺の墓場だ 新しく彫られた墓 エドガルドの悲嘆 アリアも楽譜どおりの音程で歌ったと思う。 強靭な声でここアリアはすばらしく熱情的に歌った すばらしい! 大ブラヴォーです。 きょうの舞台はもうすべてがすごすぎる! 結末も驚嘆でしたよ! ぜひ劇場で味わってください。 ホントこれ日本で今年一番の名演だわ。 ありがとうございます!! まさにワールドクラスの舞台でした! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月20日 21時52分00秒
|
|