今生で悟る唯一の方法を模索するブログ

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• 聖者は語る

  その後は、物事はとても速く上向きに動きだします。2013年の終わりには状況はとても変わります。2014年も変わり続け、そして加速します。そこから更に倍々ゲームのように伸びていきます。そして神性の実現を具現する人も出て来ます。さて皆さんがどんな神様を崇拝していたとしても、神様はもはや信条や信仰上の問題ではなくなります。それが現実になります。例えばあなたの個人的な神様（イシタ・デヴァタ）が、ラマやクリシュナだったとしましょう。あなたはラマやクリシュナが自分の内側や外側に見えるだけではなく、実際に話す事ができるのです。あなたの神様と一緒に歩いて話す事ができるようになります。クリスチャンの方でしたら、イエス様と一緒に歩いて話すことができるようになります。そんな訳で神様の存在があなたの人生で現実のものとなります。そして神性の実現に気持ちがより傾いている方々には、神実現が起こるでしょう。目覚めることに気持ちがより傾いている方々には目覚めが起こります。そして両方とも欲する人には両方が起こります。あなたは自分の人生の中に、神様を見つける事ができるでしょう。神様と一緒に歩けて話せるのです。あなたはもはや、現在のように、みなし児ではなくなるのです。その神様との心の通い合いによって、あなたの欲しいものが何でも手に入れる事ができます。日常のごくごくありふれたものから、スピリチュアル的に最も高度な状態でさえ、あなたの神様は与えて下さいます。それが神性の実現です。それでは目覚めや神性の実現が何をもたらすのかその先を見てみましょう。目覚め、又は神性の実現は、一人一人を完全に変容させます。その人の中にはもう葛藤がありません。あるのは理由のない愛です。そして理由のない喜びです。もう他の人との分離感がなくなります。ですので個人的なレベルでは、問題がすでにありません。ただの幸せな人間です。変容が起こる時、その人の家族全員に影響します。この事はすでに起こっています。私がお話ししているのは、すでに目覚めた人の家で起こった事なのです。家族が変容して、一旦その家族の変容が起こると、私たちが気づいた事なのですが、その家族と接触を持つようになった家族まで変容するという事です。言い換えれば、その変容は世間にごく自然に、自動的に広まって行きます。そしてその場所から、その国のあらゆる場所に広がっていきます。ですからここで明らかに分かる事は、個人の変容は地球規模の変容をもたらすという事です。そうは言っても世界が変わると申し上げている訳ではありません。私たちが意味しているのは、人が個人のレベルで、その人の内側から変わるという事です。そしてそれが起こる時、世界の捉え方が完全に変わるのです。それでは夫婦の例で見てみましょう。この夫婦はお互いに喧嘩して争いがたえない夫婦です。そこで突然、シフト（変容）が起きた時に何が起きるかというと、彼は自分の妻に対して全く新しい見方をします。そして妻にも同じ事が起こります。そして即座にいがみ合いがなくなります。二人の間にあるのは、途方もなく大きな愛です。それには時間はかかりません。ほとんど瞬間的にシフトが起こった時に起こります。家族全体の雰囲気が変わります。それは子供にも影響します。自分に近しく親しい人にも影響します。自分の周囲にも影響します。それがまさに、こんな風に世界中に事が起こり始めるという事です。私たちは世界の捉え方が変わり始めます。もはや自分たちの事を、ヒンズー教徒だとか、イスラム教徒だとか、クリスチャンだとか、仏教徒だとか、インド人とか、パキスタン人とか、中国人とか、アメリカ人だとか見なくなります。そうなのです。そんな風に見られないのです。すべての条件づけは取り外されます。私たちは異なった意識のレベルで機能しています。ですから、最も根本的な、”私”・”あなた”という区別がなくなります。その分離がなくなるので、全ての衝突がなくなります。それが本質的なすべての問題でもそうです。例えばそれが個人や、家族、社会、国や世界レベルでもです。経済や政治や社会の問題でもです。究極的にはすべての問題は、個人の分離感が原因で起こっています。この分離感がなくなった時に完全なワンネス状態になります。そこにワンネスがあれば争いが起こるはずがありません。その変化こそが私たちが意味しているものです。私たちが意味する変化とは、人の内側の変容です。ですから神性の実現と目覚めが起こることによって、地球規模の変容が起こります。その変容によって道が整い、全ての人間の問題が次第に取り払らわれていきます。全ての問題は、簡単で基本的な、”私”・”あなた”という基礎的な分離によって生じます。いったいその分離がなくなれば、すべての問題は自然に解決します。ですから個々人の変容によって、地球規模の変容が起こるのです。それでは、啓示が伝えるところの１３番目の段階を見てみましょう。啓示曰く、それは２月11日に始まって目覚めは、とてもとても速いスピードで起こります。そしてそれは野火のように勢い良く燃え広がりです。そしてその目覚めに必要な要素とは、熱心に追い求めているかどうかです。今日の世界の状態に強い関心があったり、人の条件づけや地球の状態に強い危惧を抱いていたり、他の人種すべての苦しみに心を酷く痛めていたりするかどうかです。もしあなたの中にそのような熱い気持ちがあったら、そのような人々はすぐに目覚める事ができます。このウェブキャストの目的は、そのような人達とつながる事です。個人の変容と地球規模の変容に情熱があり、今日の人類が直面している問題に強い関心を持った人々とつながる為です。これらの人々は自分自身を、それはとても速く変容させる事ができるでしょう。彼らが変容を遂げた後、他の人を変容させる強いパワーを持ちます。それだけに留まらず、彼らがただそこにいるだけで、彼らの高い意識レベルが、他の人の意識レベルを自然に上げる手助けになるのです。ですからこの数は７万人にも及ぶとなっています。６万人から７万人の間です。その人々が地球規模の変容をもたらすのです。それが2013年に始まります。この７万人の人々が2012年の12月までに現れます。そして彼らは他の人々の為に働き、そこからずっと働き続けるのです。ですから今、皆さんがするべき事をお話しします。私たちはインドの現地時間で毎週土曜日の午後10時と毎週日曜日午前10時にウェブキャストを行なっています。（時差：日本がインドより３時間30分早いので、日本時間では毎週土曜日25時30分と日曜日午後1時30分）これらのウェブキャストに参加して一緒に瞑想して下さい。その為にはご自宅に真っ暗な部屋を作って下さい。私たちはその部屋を聖なる空間と呼んでいます。そしてウェブキャストでの瞑想が終わったら、すぐに真っ暗な空間または聖なる空間に移動して下さい。そして毎週発表されるその週の教えについて、瞑想し始めて下さい。それが、皆さんがご自分で準備する方法です。そして2月に新しいブロセスを発表します。このプロセスは皆さんのご自宅で行なえるものです。そしてご自分の家で皆さんは、まさに目覚める事ができるのです。それが13番目の段階が示すものです。世界に存在する別の信仰の中で、この現象を読み解くヒントを与えてくれる、いくつかの見本があります。例えば仏教では、パドマ・サムババという、仏教をインドからチベットに広めたがその人です。彼は『鉄の鳥が空を飛んだ時、そしてまた桃色の顔をした人が来る時、世界は目覚める』と言いました。今日、鉄の鳥は空を飛んでいます。近代的な飛行機が大空を飛んでいます。そしてワンネスキャンパスに来れば桃色の顔をした人がたくさんいます。多くの西洋人がそこで、とても熱心に目覚めと神性の実現を探求しています。ですからその時は来たのです。そして啓示は人々が３分以内に目覚めると伝えています。しかし実際には毎日、人々は目覚めています。もちろんですが、２月にはそれはもっともっと速くなり、もっともっと強力になります。そして私たちは変容が確かに３分以内で起こっているのを気づきます。時計をそばに置いたまま、その人の変容を間近で観察すると、確かに３分以内でそれは起こります。それが本当にあるという事を知るのです。例えばヒンズー教でしたら、カルキと６万４千人の軍隊の話があります。６万から７万の軍隊ですが、６万４千人と言われています。その中で馬は、何を象徴しているのでしょうか。その馬にカルキは刀をもってまたがっています。啓示によれば、馬はスピードを象徴しています。刀はディクシャを象徴しています。そこで殺められているのは誰でしょうか。それは自己という感覚です。個人の分離感です。私という感覚です。それが切られるのです。ですから非常に美しい類似点がある訳です。それではキリスト教を例にとって見てみましょう。キリストの言葉に耳を傾けると、神の国はすぐ間近に迫っているとイエスは言っています。そして啓示では、神の国は2012年に始まると伝えています。類似点がそこにあります。そしてキリストは言います。火をもって私が洗礼を授けましょうと。ここで私たちの現象ではクンダリーニが目覚めています。そしてクンダリーニとは火の事です。キリストはまた言います。神の国はあなたの内側にありますと。そして私たちの言うところの、目覚めとか神性の実現とはなんでしょうか。それは皆さんの内側でまさに起こっている事です。そしてキリストは言います。殻を破りなさい。そうすれば神の国はあなたのものです。私たちの教えをみると気づかれると思います。常に私たちはあなたの内側を壊しています。この破壊が起こった時にディクシャはとてもパワフルになります。そしてクンダリーニが目覚めます。それも大規模に。ですからそのような類似点があります。そして他にもたくさんある信仰とも、類似点を延々と描く事ができます。多くの類似点がそこにはあります。ですから時がやって来たようです。この地球規模の変容をとげるその時です。そして出来れば人類の問題の終わりをとげる時です。ですから皆さんをご招待します。この種の変容について探求しておられる皆さんです。そしてこれらの毎週行なわれるウェブキャストに一緒に加わって下さい。そこで行なわれる瞑想に参加して下さい。そして２月に向けて、ご自宅で学んでいかれて準備をして下さい。そして目覚めたり、神性を実現されたり、又は両方を手に入れて下さい。それはすべて皆さん次第です。ですから皆で一緒になりましょう。そして地球規模の変容に向けて一緒に働きましょう。ありがとうございます。ナマステ（ヴァガバン合掌する）

  2011.03.24

• 聖者は語る

  Sri BHAGAVAN's Speech on WEBCAST Jun 6th 2010 高橋恵美さん　翻訳 DVDプレーヤーはそこにあります、コードもあります、電源もあります。何が足りないのでしょうか？DVDプレーヤーはマインドですが、それはあります。DVDの中に記録されているものはテレビの画面で見ることができます。ですからあなたに与えられる教えは、あなたの現実となります。私がこれから教えを提供しますが、もしあなたが非常に注意深く耳を傾けるなら、そしてサダナ（＊スピリチュアルなエクササイズ）があり、それによって教えはDVDプレーヤーにアップロードされます。もしそれが正しく行われるなら、あなたがスイッチを入れた時に全ては終わります。おそらく今日あなたは目覚めるかもしれません。今日、この会場において目覚めるかもしれません。現在、毎日人々が目覚めています。あなたは今日目覚める用意ができていますか？ですから、教えのDVDに注意深く耳を傾けてください。それをDVDに取り入れ、それからアップロードするのです。最初の教え：あなたの考えはあなたの考えではありません。２番目の教え：あなたのマインドはあなたのマインドではありません。３番目：あなたの身体はあなたの身体ではありません。４番目：あなたのセルフ（＊自己）は概念にすぎません。あとで５番目に進みます。もしあなたが耳を傾け、正確に理解するなら、DVDにアップロードすることができます。さもないと、アップロードできません。どうか覚えておいてください。あなたの考えは太古の昔から今日まで発展してきたのです。それらはあなたの考えではありません。それらは非常に複雑なもので、何千年もの間に発展してきました。あなたが今どんな考えを抱こうとも、それはあなたの祖先たちも体験してきたものです。新しい考えなど何一つありません。あなたの脳は再プロセスを繰り返す機械にすぎません。例えば、ある考えをピックアップし、それを再プロセスするのです。たくさんの考えをピックアップして、それを並べ替えたり、組み合わせを変えるなどの再プロセスを行います。脳それ自体は何も新しいことを生み出すことはありません。ただ考えをピックアップし、再プロセスするのです。それらはとても古いものです。いわゆる現代の考えですら非常に古いものです。それは単にあなたの脳によってリサイクルされたにすぎません。さて、もしあなたが中世の人を見ても、その人の考えは同じようなもので、古代人を見てもその考えもまた同じようなものです。あなたの考えは思考層にあります。それはアジナチャクラ（＊第三の目）から入ってきて、ビンドゥ（＊頭の後ろ側）から抜けていきます。それだけです。受信し、伝達します。受信し、プロセスし、伝達します。ただそれが行われているのです。大気は古代から同じです。何千年もの間リサイクルされています。全ての動物は同じ大気をシェアしてきました。植物も同じです。あなたは酸素を吸い込んで、二酸化炭素をはき出します。植物は二酸化炭素を吸い込んで、酸素をはき出します。ですから、それはあなたの口から別の人へと行きます。彼がその空気をピックアップします。それは蟻へ、象へ行き、象からはき出されて植物へと行きますですから大気はすべてリサイクルされています。同じように思考層があり、考えは絶えずリサイクルされます。再プロセスする機械は人間の脳です。私たちは実際に集合的生き物なのです。それゆえあなたの考えはあなたの考えではないのです。後でまたそこに戻ってきましょう。あなたのマインド。それはあなたのマインドではありません。このマインドもまた非常に古いものであり、ただ一つのマインド、ワンマインドがあるだけです。すべてのマインドの中心には恐れがあります。あなたが誰であろうとも…あなたが地球上で最も勇敢な人であろうと、もっとも臆病な人であろうと、その中心には恐れがあります。全く変わりません。全てのマインドは過去から現在、そして未来へと行きます。全てのマインドは何かになろうとします。全ての人のマインドは何かになろうとしています。全てのマインドには比較、ジェラシー、羨み、怒り、欲望などがあります。あらゆる人のマインドにはそれら全てがあります。ですから、ワンマインドがあるだけです。あなたと他の人のマインドに違いはありません。あなたはこれは私の結核菌、あるいは彼女の結核菌、彼の結核菌などと言うことはできません。それは単に結核菌なのです。同じように、マインドは病気なのです。全ての人がマインドという同じ病気に罹っているのです。古代の人も同じマインドを持っていました。マインドという点では全く同じで、違いはありません。ある音が聞こえてきます。彼はそれを取って捨てようとはしないでしょう。匂いなどどんな感覚もそれは来ては去っていきます。彼はそれをただ体験します。彼のものは何もありません。彼はそれと同一化することはしません。もし彼が「これらは私の考えだ」と言うなら、それはaham-akayam、つまり誤った同一化です。何故でしょうか？なぜならそれはprajnaparadha、知性の誤りだからです。さて、知性が目覚めると、彼は自分はそれ（＊考え）ではないとわかります。それはただそこにあるだけなのです。さて、彼はどのようにして自分のマインドを見るのでしょうか？例えば、彼にはビジネスのマインドがあるとしましょう。彼がビジネスを行っている時、彼のマインドは引き続きビジネスを行います。しかし今彼は、彼がビジネスを行っているのではなく、マインドがビジネスを行っているのを見るでしょう。彼自身のマインドがビジネスをやっているのを見るのです。唯一の違いは、今や以前と比べて遙かに効率的にビジネスを行っていることです。なぜなら、マインドと同一化してしまうとごちゃごちゃになって混乱します。同一化しない時、マインドはとても素晴らしい機械となり、マインドはそれ自体で仕事をします。自然にビジネスを行います。ですから、彼は自分のマインドが機能しているのを見るのです。話す時、彼は話し続けます。自分の口が動き、声が出ているのを見ます。それは全てマインドによってコントロールされています。しかし、彼はマインドではありません。彼は自分がそこに介入することなく、スピーチが自動的に行われているのを見ることでしょう。それは本当に驚嘆すべきことです。すべては自動的に起きています。身体が自動的に機能しています。実際、全ては自動的に行われています。さて例えば、あなたはそれに疑いを抱くかもしれません。「自分が手を動かそうと決めたのだ」と言うかもしれません。しかし現代科学は非常に進歩しており、脳をリアルタイムで観察することができます。すると、あなたが自分の手を動かす前に、脳はすでにあなたの手を動かそうと決断しているのです。そして手を動かす前にあなたが手を動かすことを決めた、というイリュージョンを与えるのです。実際、そこにはあなたの役割は何もありません。なぜなら、あなたはそこにはいないからです。真実は、あなたはそこにはいないのです。自分がそこにいると考えるのはイリュージョンです。考えている人はいません。それはイリュージョンです。考えているディーパックという人はいません。考えがあるだけです。円を描くと、自然に円の中心が生じるのと同じです。考えるという行為は、考える人というイリュージョンを作り出します。そこには誰もいません。ただ考えるという行為が続くだけです。ですから全ては自動的です。それが生きることの素晴らしさです。ですから、それが５番目の教えとなります…全ては自動的である。もう一度言いますが、あなたの考えはあなたの考えではありません、あなたのマインドはあなたのマインドではありません、あなたの身体はあなたの身体ではありません、あなたのセルフ（＊自己）は概念にすぎません。それはつまり、あなたは存在しないということです。全ては自動的です。目覚めた人、悟った人はこのように見ています。全ては自動的です。その人はただ目撃し、体験しているだけです。それが全てです。同一化しません。５番目の教え：例としてもう一度ディーパックを取り上げましょう。彼は目覚めていません、悟っていません。彼が広い通りに立っています。するとバスが通り、彼は「あのバスは赤い」と言います。コメントしています。次にミス・ワールドが通ります。彼はミス・ワールドを見、ミス・ワールドは通り過ぎていきました。ミス・ワールドが通り過ぎてから２時間経っても、ディーパックはまだミス・ワールドのことを考え、「彼女の後を追いかけて行こうか？」、「彼女の車を止めようか？」、「彼女がどこにいるのか探そうか？」などと心のなかで思います。心のなかで彼女を追いかけています。同じディーパックが目覚めたとしましょう。同じ通りをミス・ワールドが通っていきます。彼はミス・ワールドを見て一瞬ワクワクします。そしてミス・ワールドは過ぎ去っていきます。それだけです。目の前から消えたら忘れてしまいます。次にロバが通ると、ロバにも同じくらいの注意を向けます。ロバが過ぎ去ると、次に来たラクダにも同じくらいの注意を向けます。次にやってきたヒョウにも同じくらいの注意を向けます。彼は心の中でそれらを追いかけることはしません。なぜなら、もはやそれらに名前をつけることをしないからです。ミス・ワールドと呼んだり、ロバと呼んだりしません。ミス・ワールドあるいはロバは同じです。ロバの体験もミス・ワールドの体験と同じくらいに素敵な体験となります。それだけです。それが体験することの素晴らしさです。同一化せず、特定のものを心のなかで追いかけることはしません。ですから、すぐにわかることでしょう…あなたの考えはあなたの考えではない、あなたのマインドはあなたのマインドではない、あなたの身体はあなたの身体ではない、全ては自動的に生じている、全ては自動的である、ということが。呼吸が自動的に行われているようにです。体温も自動的。消化器官の働きも自動的。体液の循環も自動的。考えも自動的。話すことも自動的。身体の動きも自動的。同じことなのですが、ただあなたはイリュージョンを抱いているのです。（続く）

  2010.06.23

• 聖者は語る

  あなたのセルフ（＊自己）とは概念です。それが４番目の教えです。つまり、そこにはあなたは全く存在しないということです。次に、あなたは目覚めようという情熱を持つ必要があります。目覚めたいという情熱がありますか？皆さんのなかで何人ぐらいの人が目覚めたいと願っていますか？大変結構です。理解すべきことは、あなた方全員が牢獄のなかにいるということです。それを非常に明確に理解する必要があります。その牢獄は何と呼ばれていますか？あなた方はマインドという牢獄にいるのです。なぜでしょうか？なぜなら、あなた方は何も体験できずにいるからです。ちょうど牢獄にいる人のように。牢獄にいる人は外の世界を体験できるでしょうか？体験できません。彼は外の新鮮な空気を吸うことができず、外の光を見ることもできません。それがあなたの状態なのです。例えば、あなたはコップ一杯の水を体験できません。あなたは考えています。水を飲み始める瞬間にあなたは「自分は喉が渇いている」、または「これはミネラルウォーターだ」、「これはコカコーラだ」などと言います。何らかのコメントをするのです。あるいはクリケットの実況放送、またはIPL試合で起きていること、あるいは職場でのことを考えるでしょう。何かが生じています。コップ一杯の水を体験するのをマインドが邪魔するのです。例えば、午前中の休憩時間にチャパティ、パンその他を食べているとしましょう。でもあなたはその食べ物を楽しんでいません。それを体験できずにいます。マインドがそれを邪魔するからです。あなたは妻の顔を見ますが、妻を体験できません。あらゆるイメージが押し寄せて来ます。考えがやってきます。ですから新鮮な心の状態で妻を体験できません。考えが割り込んで来ているので、妻をフレッシュな気持ちで体験できません。妻を体験することができず、すぐに退屈し、他の女性または他のものに目を向け始めます。何をしても同様なことが生じます。あなたはマインドを通じてしか自分の子供を体験できません。自分の子供の素晴らしさを見ることができません。全ては破壊されます。外の通りにでると美しい人々が歩いています。人々は美しく、木々も車も目に入りますが、あなたは何も体験しません。マインドが邪魔をして体験させてくれません。ですから、あなたのマインドのおかげで、あなたは実際何も体験することができません。かつて、あなたが体験できた時がありました…幼い子供だった時です。でもそれはもはや失われてしまいました。今やあなたはマインドという牢獄にいます。そして前に述べたように、マインドとは過去以外の何ものでもありません。マインドとは考えの流れです。考えは過去のもの、記憶であり、死んでいるものです。そこには生命はなく、生き生きとした質はありません。人生とは生きているものです。それは臨在するもの。それは今現在です。思考はそれに触れることができません。思考とは物差しであり、物事を計測します。しかし臨在あるいは今現在という瞬間は計測不可能なものです。思考はそれに近づくことはできません。それゆえ、あなたの人生においてそれが失われているのです。それが生きるということであり、それゆえにあなたは死んでいるのです。私は今実際に、自分は生きていると思っている死人に向かって話しています。生きてなんていません。もし今夕あなたが目覚めたなら、生きるとは何であるかがわかるでしょう。ですから、自分が牢獄にいて、何も体験できずにいることを理解すべきです。あなた方が体験と呼ぶものは手直しされた体験であり、私が言う体験という行為とは何の関係もありません。ですから、あなた方は牢獄にいます。あなたの人生とは何でしょうか？それは凡庸で無意味な目的のない人生、人工的な意味、人工的な目的を付与された人生です。いつも同じ機械的な生活を送り、毎日が同じ事の繰り返しです。朝起きて、メニューは僅かに変化するかもしれませんが朝食を食べ、職場または学校その他に行きます。友達とおしゃべりし、テレビを見て、携帯電話で話しをし、新聞を読みます。毎日が同じがらくたの繰り返しです。そして口論が始まり、喧嘩または心配があります。過去または未来に関する心配が生じ、ベッドに入って寝ようとしますが眠ることができません。悪夢にうなされ、朝になってベッドから起きあがります。そして糖尿病、心臓病、関節炎などに罹ります。あなたにこれらのことが生じ、そして最後にはゴキブリのように死んでいくのです。同じ事が繰り返されます…最初はあなたが、次にはあなたの子供たちが、その次はあなたの孫たちが同じことを繰り返して生きていきます。あなたはただそれらをコピーして生きていき、ある日最後の息を引き取るのです。脳卒中か何かが起きて一巻の終わりです。ですから人生はそれほど凡庸なものであり、あなたはいつも牢獄のなかで生きています。このような人生とは何でしょうか？あなたはそんな人生に意味を見出すことができないので、次のような問いを発します。神は存在するのか？神を創造したのは誰か？もし神がいないのなら、どのようにしてこの宇宙が現れたのか？人生の目的とは何か？人生の意味は何か？たくさんの根本的な疑問が生じ、たくさんの書物、たくさんの答えが生み出されます。 （続く）

  2010.06.23

• 聖者は語る

  さて、この牢獄には２つのロック、錠があります。一つは内側に、もう一つは外側にあります。自分が牢獄にいて凡庸でつまらない人生を送っていることを認識し、そんな牢獄から出たいという情熱を持つと、内側の鍵が開きます。外側にあるもう一つの鍵は誰が開けるのでしょうか？そうです、私たちが２丁の銃をもってきて錠を壊し、ドアーを開けてあなたを引っ張り出します。その時初めてあなたはマインドの外に出るのです。すると、呼吸するとはどういう事か、食べるとはどういう事か、水を飲むとはどういう事か、妻、子供たち、両親、自分の家、自分の車を見るとはどういう事かを初めて知ることでしょう。全ては前とは非常に違って見えるでしょう。生きるとはどういう事かを初めて知ります。なぜなら、もはやマインドはそこに無いからです。マインドが消えると、あなたも消えます。ディーパックは消えます。ディーパックが消えると、全てが消えます。神は存在するのか、人生の目的は何か等と質問するディーッパックが消えると、質問もまた消えます。質問が消えると、あらゆる答えも消えます。あらゆる答えは大きなガラクタの山です。それらは無意味です。あなたはそれらを頭に背負って来たのです。ですからこのマインドは、あなたが肩に背負っているロバなのです。私があなたを見ると何が見えると思いますか？非常に大きくて複雑なロバが見えます。あなたがそのロバを肩に背負い、ロバの大きな頭があなたの小さな頭の上に乗っかっています。あなたはそのようにして歩いているのです。それは何と哀れな状態でしょう。しかし、それよりさらに哀れなのは、あなたは自分がどんなに哀れな状態に置かれているのかに気づいていないことです。それがあなたの人生です。あなはたロバを背負っています。そして目覚めた時、あなたはロバを下に下ろします。それと同時に、あらゆる質問と答えを束にして放り出します。それらも全て消えていきます。なぜなら、その時あなたは生きているからです。あなたがマンゴージュースを飲んでいる時、「これはどんな味がするか？」などと問うでしょうか？もしあなたが生きているなら「生きるとは何か、生きる目的は何か、生きる意味とは何か？」、「神とは何か、神とは誰か？」などと考えるでしょうか？あらゆるものは神なのです。あなたが（＊真の意味で）生きている時、それら全ては終わります。あなたはただ人生を目撃しているだけです。全ては自動的に生じます。全ては美しいのです。あなたはテニスをとても素晴らしくプレーします。あらゆる活動をすることができます。でも全ては前と同じです。あなたの仕事も同じです。あなたのビジネスも同じです。住んでいる家も同じです。妻も同じです。子供たちも同じです。しかし、全ては違って見えるようになります。なぜなら、もはやマインドが介入しないからです。あなたはパラダイスにいます。文字どおりパラダイスです。その時、あなたは誰なのでしょうか？ディーパックとは誰なのでしょうか？ディーパックはもはや考えでもなく、その身体でもなく、彼のマインドでもありません。可哀想なディーパック、彼は全てを失ってしまいました。彼は完全な貧困者です。もはや何も所有していません。そんな彼とは誰でしょうか？可哀想なディーパック、彼は自分の考えを、マインドを、身体を失ってしまいました。あらゆるコントロールを失ってしまいました。全ては自動的です。しかしそれでも、ディーパックは自分の考えを見ており、自分のマインドを見ている、とあなたは言います。今やディーパックはいません。そのような概念はありません。なぜなら彼は全てを失ったからです。彼は何ものをも自分ものであると主張できません。しかし、彼は目撃しています。ですから、ディーパックは存在していますが、彼がこれまで思っていたようなディーパックではありません。ですからディーパックは存在、あるいはサットです。そしてディーパックはそれを体験することができます。そのために彼は意識を必要とします。まず最初に、ディーパックはそこに存在しています。ですから彼はサットです。彼は存在です。小さなディーパックとしてではなく、存在としてです。しかし彼は木、木の葉が揺れ動いているのを体験することができます。木の葉が揺れ、宇宙全体が彼のために揺れています。彼はそれを見て感動します。彼はチットです。英語にはそれを正確に翻訳する言葉がありません。それは意識/知性です。彼はチット、彼は認識することができます。認識するための知性があります。そして、彼は大きな喜び、アナンダです。ですから彼はまさしくサット・チット・アナンダ（＊存在・意識・至福）です。ディーパックとは誰でしょうか？英語で言うなら、彼は存在、意識、至福です。しかし、もっと正確な言葉はサット・チット・アナンダです。しかし、また質のない状態のものを私達はブラマンと呼ぶので、質のあるブラマンはパラブラマと呼ばれます。ですから彼はサット・チット・アナンダ・パラブラマです。ディーパックは消えました、彼は死んで、終わりました。考え、マインド、身体と同一化したディーパックは消えました。そこにいるのはディーパックではなく、サット・チット・アナンダ・パラブラマです。彼は目撃しています。彼は体験しています。彼は至福のなかにいます。彼は現在のなかにいます。彼はプレゼンスです。彼はアンマ・バガヴァンです。彼は神自身です。それだけです。彼が神自身である時に、「神は存在するのか、神とは誰か、神とは何か？」などと質問するでしょうか？」キリストが神を礼拝していた時、彼は「天なる父よ」と言いましたが、しかしその後で彼は何と言ったでしょうか？「私と私の父はひとつである」と言ったのです。どんな神を崇拝していても、あなたは勿論あなたの神を内側と外側で見ることができます。それは勿論最初の段階です。しかし、パラドクスの最高に不思議な点は、あなたが成長するとあなたがどんな神を崇拝しようとも、あなたがその神になることです。これがこの宇宙のパラドクスであり、あらゆる神秘家たちはその神秘の旅の途上でこれを発見しています。後にはその言葉だけが変わります。それではそれらを私がプログラムしますので、その後で私が言うことを繰り返し唱えてください。それではムクティの教えを始めます。私が言った後、それを繰り返します。考えは私のものではない。マインドは私のものではない。この身体は私のものではない。全ては自動的に生じている。考えはあるが考える人はいない。見るという行為はあるが見る人はいない。聞くという行為はあるが聞く人はいない。行為はあるが行為する人はいない。そこには誰も人はいない。それではムクティ・プロセスの中心部分に入ります。私はムクティ・マントラを３回言いますから、あなた方はそれを49分間休むことなく繰り返してください。重要なポイントは、あなた方全員が一緒に一つの声で休むことなく繰り返し唱えることです。何が起きるかと言うと、脳に変化が生じます。それによってムクティ・マントラが無意識に入り、無意識がムクティ・マントラに気づきます。そしてディクシャを受けると、脳に物理的変化が生じ、その結果あなたはムクタ（＊目覚めた人）となります。それでは、あなたがムクタとなったことがどのようにしてわかるのでしょうか？それには多くの方法がありますが、とても簡単な例を伝えましょう。例えばここに夫婦がいるとします。これから約２時間後に自宅に帰るとします。そして夫が妻の心を傷つけるか、または妻が夫の心を傷つけます。通常ならその心の痛みは数日間、数週間または数ヶ月続きます。しかし今、何もしないのに自然に心の痛みが31分後に消えたことに気づきます。ただ消えたのです。そしてあなたが引き続き何日も、何週間もサダナを続けていくと（家に帰ってこのプロセスを行うと）、痛みが消えるまでの時間が25分、20分、10分と急速に短縮され、最後には5分になることに気づくかもしれません。どんな心の傷、痛み、苦しみも5分以上は続きません。消えてしまいます。5分までは簡単に短くなります。その後、4分、3分、2分、1分と短くなりますが、ここは少し難しくなります。そして最後には1分が0分となります。これが最も難しい部分です。しかし、もしあなたにサンプルナ・ジーバンムクタ、つまり完全なる目覚めに到達する情熱があるなら、今後数ヶ月でゼロになることでしょう。ゼロになった時、勿論あなたは悟った偉大なマスター達の仲間入りをします。しかし、皆さんの大部分は今後数週間、あるいは数日間で5分となるでしょう。その時何が起きるでしょうか？その家族全体の雰囲気が変わります：夫と妻、親と子供、あなたとあなたの義理の両親、親戚、友人などとの人間関係、その他全ての関係が変わります。そしてあなたの周囲の雰囲気、環境が変化する結果、外側の世界であなたの経済的問題が消えていくのに気づきます。健康上の問題も消えます。ビジネス上の問題、その他あなたが抱えているどんな問題も消えていくことでしょう。理由は簡単です、あらゆる問題の原因である苦しみ、痛みなどが消えるからです。これからの数年は困難な年となります。しかし、もしあなたがムクタになれば、それら困難な時期を努力なしに対処していかれるでしょう。これからムクティ・マントラを３回繰り返しますから、その後皆さんが唱えてください。1分か2分くらいの間私はスクリーンに留まり、その後はスクリーンからは消えます。しかし、アンマと私は完全に瞑想しながらあなた方にフォーカスしています。49分後にアンマと私はスクリーンに戻り、ナヤナ・ディクシャ（＊目によるディクシャ）を与えます。その後、皆さんは完全に目覚めるに違いありません。私は存在・意識・至福である＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊シュリ・バガヴァンの映像の下のスクリーンに出ていたメッセージ１，あらゆる学びとは学んだことを捨てることである。２，あなたものとなっていない真理は、まだ真理ではない。３，選択があるところには自由はない。４，見解というものはなく、見ているポイントがあるだけである。５，原因と条件が重なって、あらゆるものが現れ、また消えていく。それだけで存在するものは何もなく、全ては全てと関係している。６，愛は宇宙のエッセンスである。７，あなたは自分が体験するものとなる。８，苦しみは事実の中にあるのではなく、とらえ方の中にある。９，全ての問題を解決することはできないが、いくつかの問題は解消されねばならない。　　10、真の愛情は心に感動を与える。　　11、完全とは概念ではなく、全てが完全であると見ることである。　　12、あなたが世界をどのように体験するかは、あなた次第である。　　13、幸福とは外側の世界によるのではなく、あなたがリアリティをどのように体験するかによる。　　14、自分のものでないものを取ると、自分のものを失う。　　15、神はあらゆる矛盾が共存しているところに存在する。

  2010.06.23

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  スイス・オルテンへのスカイプ放送　２０１０年１月２３日 ビデオのリンク　http://vimeo.com/8945611 ナマシテ、バカヴァン、ナマシテ。今日ここにお目にかかれてとても光栄です。私達の感謝の気持ちをここでお伝え致します。本日はお話頂きありがとうございます。この部屋に４６名おりますが、最近５名のディクシャ・ギバーが新たに誕生しました事をお伝え致します。あなた様の時間をムダにしないようダルジャン中は翻訳致しせん。最初の質問を初めてよろしいでしょうか。 第一問：バカヴァン。スイスは中立国として、世界中の赤十字の本部として、しばしば確執がある国々の仲裁者としての役目を果たしていますが、私達スイスのディクシャ・ギバーの具体的な役目と任務を教えて下さい。今年と２０１２年までの間、何か具体的な動きを推薦して下さい。 バカヴァン：私がたびたび申し上げるのですが、地球上の色々な国々が人間の脳のある部分を象徴しています。例えばアフリカは脳の感情を司る部分を象徴し、ドイツは脳の秩序を司る部分を象徴し、イスラエルは神性実現に関する部分を意味しています。スイスには今から申し上げる具体的な役目が確実にあります。それは多分地球に多くの調和をもたらす働きです。 スイスに多くのブレッシング・ギバーが現れてより高い意識に移行したら何が起こるかと言うと、世界により多くの調和をもたらす事ができます。例えばドイツが高い意識にシフトしたら世界により多くの秩序が生まれ、中東の殆どの人が高い意識レベルにシフトすればより多くの神性を実現します。ですから全ての国に、例えばインドもより多くの悟りをもたらす事ができます。そんな感じに作用します。 ですからスイスは過去に歩んで来た歴史をふまえると、スイスでブレッシングが起これば調和をもたらすという役目は確実です。調和はスイスだけではなく世界中に波及します。それがスイスの貢献できる事です。しかしその為の具体的な運動やサーダナーは必要ありません。 悟りを目指してがんばっている他のブレッシンッグ・ギバーにも同じ進展が起こりますが、地球に起こる効果はまた別です。それは自然に起こります。それに関して特に注意を払う必要はありません。あなたの状態が貢献したのです。皆さんの多くがより高い意識レベルにシフトすれば・・・・・それは皆さんのおかげです。自然に起こります。あまり時間がないので答えは簡潔にします。後でまた触れると思います。２番目の質問どうぞ。 ２番目の質問：回答に感謝します。各レベルコースで私達は、意図と努力を実践して恩寵が来るよう待てば、何でも成し遂げる事ができると学びました。また他方ではロープと蛇のたとえを使って説明が何回もあり、努力を必要としない努力のアプローチを教えています。この２つの教えを咀嚼できません。どんな風にこの場合は努力を充分して恩寵を待つ事ができるとか判断できるのでしょうか。また恩寵がない場合は何が問題なのでしょうか、ご説明下さい。 バカヴァン：この件は２種類の人々に関係しています。まずは世界的な問題を解決しようと願っている人々と、悟りたいと願う人々です。ダーマにも覚醒した人々用と、まだ覚醒していない人々用があると言えます。まだ覚醒していない人とすでに覚醒した人用に２種類の違うダーマがあるのは、人々がまず富みと欲求の成就と貢献にフォーカスをするためです。 最初のフォーカスは富です。より多くの富を得たいという新しい意識がおこります。そして私達は結婚したい男性や女性を見つけて自分の欲求を満たそうとします。何でもしたいことをします。貴方が富にフォーカスして、人間関係にフォーカスして、そして貢献にフォーカスする事によって最後には悟りへシフトするのです。 努力を必要としない努力の教えというのは、悟りを欲している人々の内面の世界の事を意味しています。もう一方の教えの意図ー努力ー恩寵は外側の世界、世俗的な成功を意味しています。充分な富が欲しいとしましょう。私達が言うのはその意図を持ち努力して恩寵が引き継ぎます。これは単に外側の世界の事で、心の内面の世界ではありません。 いま時として、意図を持って努力してそれでも恩寵がいまだに来なかったらそれは、あなたがディバインに委ねていないからです。だからあなたは先ず最初に最善の努力を尽くします。努力なしには恩寵は答えてくれません。そして意図はとても強くある必要があります。それが最初の事実です。意図がありそして努力です。 それからあなたは『これが私のできるすべでです』と告白して白旗をあげる必要があります。実際にそれ以上何もできません。『ですから主よ、神よ』とどんな神様でもいいですが、『どうぞ今この時私を委ねますので助けて下さい』とお願いする必要があります。それは真摯な委ねである必要があります。そうではなくて安っぽい委ねであれば、決して・・・あなたはできる限りをつくしてそれ以上できる事はないと気づくのです。

  2010.06.12

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  2010年2月14日　ロシア・モスクワでのスカイプ口頭筆記 （2月21日・ケリー・チン投稿）バカヴァン：毎月特定の教えにフォーカスしていきます。よく頭で理解し、熟考して瞑想して下さい。これから毎月ごと特定の教えを特集していきます。 これらの教えは映写機に映し出された物のようです。まずスクリーンと映写機と電源をイメージして下さい。スクリーンは貴方の意識、映写機はマインド、電源はディクシャです。教えがDVDに書き込まれ、映写機に映し出されました。私達はこれから教えを映し出していき、あなたが頭でよく理解して教えを実践しようとして初めて電源が入ります。それがディクシャです。するとクンダリー二が覚醒します。 そしてDVDを自分のスクリーンで見るように、これらの教えを自分の意識で見ることができ、それが気づきとなります。これらの教えはよく組織化されていてネックレスのように自動的につながります。一度それが完了すると２～３ヶ月してプロセスをイニシエートします。２～３ヶ月後かトレーナーのインフラの準備が整ったらプロセスをイニシエートしてそれが気づきとなり、それがあなたが覚醒したという事です。 それぞれの教えはよく頭で理解して下さい。それには熟考を重ね、瞑想をして、実践に励んで下さい。これ以上自分ではもうできない所まで頑張って。そこからはクンダリーニが覚醒してチャクラが速く動かされます。それがディクシャ・電源です。一度それが起こればこれらの教えは気づきとなります。 先月私は、あなたが自分の内側で起こっている事の全てを受け入れて観察するという事にフォーカスしました。内側で色々なことが起こっています。よく言う良い事や悪い事、正しい・間違っていると言われる事、神聖・俗悪といわれる事。これら全てのことが起こっていて、全く正反対の事がすべてに対して内側で起こっています。愛と憎しみ、恐れと勇気といったすべての事が内側で起こっています。全く逆の対として存在し、正反対のものがないとそれは存在しません。すべての事は全く逆のものがあって初めて存在し、あなたの中にはこれら全てのものがあります。 そこであなたは、故意にある考えを取り除いて、他のものだけ取っておこうとしますが、それは間違いです。これはいいとか悪いとか決めつけることが問題です。これは神聖でこれは俗悪だというのも問題です。そこにある全てのものを受け入れる必要があります。最も美しい考えも醜い考えも受け入れる必要があります。なぜならそれは全てあなたの内側で実際に起こっているからです。それが真実です。 ですから一月の月間の教えは、自分の内側で起こっている事を取捨選択したり、評価したりせずにいかに見つめて、いかに受け入れて、生きるかということにフォーカスしました。それが一月の月間ワークでした。すべてマスターされましたか。 それでは二月の月間の教えにいきます。それは、あなたの考えはあなたのものではなく、あなたの肉体はあなたのものではなく、あなたのマインドはあなたのものではなく、あなたの自我はただの概念という事です。まずそれが第一の教えです。覚醒した時には自分の考えを自分の目の前に見えると気づきます。それはただ起こっているだけです。そこで起こっているのは自分の考えだと思い込んでしまっている事も、いったん覚醒するとそうでなくなります。考えが目の前を通り過ぎているだけです。あなたは自分自身の考えから切り離されているのです。 これをどのように理解すればいいのでしょうか。考え（以下マインド）というのは何百万歳です。あなたのものではありません。それはあなたを通り過ぎているだけです。ただそれだけです。マインドの構造は不変。その対象が変わるだけです。マインドはいつも同じ。マインドというのは本質的に値踏みします。比較します。古代人も値踏みして比較しました。あなたもです。古代人は牛を何匹飼っているかとか、隣はいくら持っているとか比べました。あなたも車を何台所有しているとか、お隣がいくら稼ぐとか比べます。比較するのはマインドです。値踏みです。マインドのすべてが値踏みです。比較です。変わりません。マインドはあなたのものではありません。そこのただあるだけ。ですからあなたのマインドはあなたのものではありません。 あなたのマインド、マインドとは何でしょう。マインドはいろいろな考えであり、マインドは人間のこころです。それはとても古いものです。同じ構造です。恐怖、嫉妬、怒り、嫌悪、過去の後悔や未来に対する不安などです。不変。対象が変わるだけです。欲望がそこに存在します。槍やお金を欲しがったりする、それだけです。鋭い牙をもった寅や株式市場が怖いとか、ただそれだけです。構造は同じでマインドはとてもとても古いものです。ですからあなたのマインドはあなたのものではありません。それはとても古いものです。そこにあるだけです。自分のものだとあなたが思い込むだけです。ですからあなたのマインドはあなたのものではありません。 あなたの体。あなたの体はあなたのものではありません。自分で設計したわけでもありません。何百年も前に設計されて、いまだに同じ構造です。鼻はここにあって耳はここで酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。何百万年も同じです。あなたがデザインして創造した訳ではありませんし、あなたの着想でもありません。実は何もしていません。なのになぜ自分の肉体なのでしょうか。あなたの体では決してありません。よく考えて下さい。熟考して下さい。 それでは自我、分離している感じです。それはまた幻想です。その感じは五感が連動して動いているかです。少しスローダウンすればバラバラな感覚はなくなります。そこにはワンネスがあるだけです。決して独立した一個の存在として存在してはいません。一個一個独立して存在していません。全く違います。もうひとつの大いなる幻想です。自我はたんなる概念です。 ではそれをどう理解すればよいでしょうか。とても簡単な例でこれが分かる方法をお話します。あなたが今着ているものはあなたがデザインしたものではありません。自分で仕立てたものでもありません。自分で生地から作ってそれを縫った訳でもありません。綿を栽培したりポリエステルの生地をつくった訳でもありません。着ている物とあなたは一切関係がありません。ではどうして自分の着物と言えるのでしょう。全然あなたの着物ではありません。 同じようにあなたの考えている事もあなたのものではありません。あなたのマインドもあなたのものではありません。あなたの体もあなたのものではありません。自我はただ単に概念です。あなたが悟って覚醒した瞬間から、それらすべてのものから解放されて、あなたは自分の考えが自動的に勝手に起こるのが分かります。言う事が自動的に言葉として発せられるのが分かり、自分の行動を見ることができます。あなたは自分の考えで腕を動かしていると思うかもしれませんが違います。なぜならリアルタイムに脳を自分で見れるからです。自分で腕を動かそうと思う直前に脳の中では手を動かす事を決めています。自分で手を動かそうと自分で決めたと思う事が幻想です。 そこで問題なのは、自分の考えやマインドや体や自我を、自分だと認識している事です。これをアナトマと呼びます。サンスクリット語で偽りの認識という意味です。ではなぜこの偽りの認識をするのでしょう。それはサンスクリット語でいうプラグナパラダ、知性の不出来のせいです。私達はレベル２でそれを覚醒しようとします。知性の不出来のせいであなたは間違った自己認識をもち、それがバラバラ感のもとです。このバラバラ感がすべての問題の原因です。内側におこる全ての問題はこのバラバラ感が原因です。家族の問題の原因はバラバラ感のせいです。国の問題のすべてがこのバラバラ感のせいです。世界の全ての問題はこのバラバラ感が原因で起こります。 このバラバラ感さえ取り除ければ、個人的にも、家族的にも、国家的にも、世界的にも問題はなくなります。これがすべての問題の根本的な原因です。自我からフリーになる事が唯一の革命の方法です。ですがフランス革命やアメリカの独立革命やロシア革命や中華革命といったものではありません。それらはすべて必然でしたし、そう、革命が起こった場所がありました。それは人を変革しませんでした。人の苦しみは終わりませんでした。私達のすべての問題の唯一の解決法は、究極的に覚醒してそのバラバラ感をなくす事です。それが本当の問題です。 ですから２月のまず最初の教えは、自分の考えは自分の考えにあらず、自分のマインドは自分のマインドにあらず、自分の肉体は自分のものにあらず、自我はただの概念にしかすぎないという事です。 英語のオリジナル原稿 http://www.worldonenesscommunity.com/profiles/blogs/bhagavans-teachings-fo

  2010.06.11

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  スイススカイプダルジャン恩寵の働き方２ 例えば飛行機から落ちたとします。自分が助かりたいと思ってビーチか何かにランティングしたいと突然思いつきます。そのあとは完全に委ねるしかありません。そうすれば恩寵が奇蹟を起こしてくれます。 私は実際に自分の飛行機が炎上したパイロットに会いました。戦闘機か何かだったと思います。爆発しそうでしたが奇妙なことに爆発せずに、事なきをえて無事に着陸できて無事でした。本当に起こりました。彼はたまたまクリスチャンだったので『私の主、イエス様』と祈りました。そして『私の主イエス様、助けて下さい』と言いました。当然ですがその祈りをとっても強いものでした。しかしもう一貫の終わりと思った時、彼はすべてをゆだねました。ですが、皆さんの場合まだできる事がある場合は助けを求めるないでトライして下さい。それはディバインから来ます。もうこれ以上は何もできないというところで初めて祈り助けを求めて下さい。そうしたら恩寵は必ずやってきます。そんな感じです。３番目の質問に参りましょう。 質問３：ありがとうございます。バカヴァン。どういう訳で私達は神であるという事を忘れてしまうのでしょうか。どうやって小さなエゴが出て来てワンネスから分離したと感じるのでしょうか。 バカヴァン：はい、そこにはディバインのご計画があるようです。私は可能な限り想像しますが、人が最初に覚醒して悟った時には切り離されている感じがしません。今でも２～３歳の頃の小さな子供は切り離されている感じがありません。大きくなって初めて切り離されている感じがしてきます。その奥にはディバインのご計画があるのかもしれません。実際に起こっている事は、私達は見ている時は聞いていず、聞いている時は見ていず、匂いをかぐ時は触っていず、触る時には味わっていません。 ですから感覚は実際には独立して機能しますが、瞬間的に高速で連動するので、あたかも全ての感覚が同時に機能しているかのように感じるのです。それがまさに切り離されているという幻想を造り出す原因です。覚醒のプロセスで起こるのですが、この連動作業が多少減速します。スピードが遅くなったその瞬間に自我は消えます。それは切り離されたという感じが消えるという事です。そこにあるのはワンネスです。 ワンネスとはあなた達がワンネスと１つになる事ではありません。決してそんな事ではありません。ただひとつある、それだけです。私達がそのプロセスで行おうとしているのは、私達がディクシャを受けたり行なったりして目覚める・悟ることに熱心な時に、究極的に感覚の連動が遅くなります。それをもってあなたはひとつであり、それが例えば７分くらい起こったら、もうあなたは戻ってくる事はありません。それであがりでそのゴールに辿り着くことを私達は目指しています。 もしこれらの感覚器官の連動がないように創造されていたら、人はひとつとして感じたでしょう。そして多分この文明社会とこのすべての発達もなかったでしょう。石器時代にいるような感じが続いていたでしょう。多分自然か神に別のお考えがあって感覚器官の連動、切り離された感じとエゴ、もがきをもたらしました。すべての歴史、国、社会、文化、科学、技術がこれらの物を作り上げました。 今が多分その時がきているのですが、私達が生き残るためには、私達は自我の感覚を取り払う必要があります。なぜならすでに我々は偉大な文明を作り上げ、コンピュターを作り、多分これらの自我とエゴで物事は発達し続けるでしょう。ですから２０１２年が大事な訳ですが、感覚器官の連動を遅らせて私達はすべて目覚める・覚醒する必要があります。 ですから今皆さんの手にかかっています。ディクシャを受けたりブレッシングを授けたりしましょう。ブレッシングを授けるほうがブレッシングを受けるよりさらに強力です。覚えて下さい。ではそれを単純にテレビとDVDプレーヤーと電源に例えてみましょう。テレビは皆さんの意識です。マインドがDVDプレーヤーで、電源がディクシャです。DVDプレーヤーのマインドにはいろんな教えを書き込めます。キリストや釈迦やアラーの神や、気に入っている教えなんでも書き込めます。全部あなたのです。あなたのDVDですから何でも加えて下さい。そして電源のディクシャを入れます。ディクシャが電力源です。電源が入るとDVDの情報があなたの意識であるテレビに映ります。 お釈迦様のDVDなら仏陀の悟りが映り、キリスト教ならキリストの悟り、イスラム教ならイスラムの目覚めです。違いはありません。スイスのディクシャは中立です。どちらの見方もしません。（笑）どんなDVDを入れてもそれはスピリチュアルなものになります。（笑）それだけです。どこかでもうすぐ、スピードが遅くなるのが分かるでしょう。 実際に両目が少し離れる人が確かにいます。覚醒の前後の写真を比べると両目の間隔がひろがっているのが分かります。ですからそれが感覚がスローダウンした証拠です。それが私達が神経生物学的な現象と呼んでいるものです。一旦それが起きればそれは永遠で平穏が訪れます。悟りの前にもとても心地よく感じられ事がありますが、その感覚はやってきたり、なくなったりします。一旦悟ればそれは、ずーと永遠です。なくなりません。それが質問の答です。他には？

  2010.06.07

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  【2010年６月２日ワンネス・タミルナドゥ投稿】シュリアンマ・バガヴァンは言います。地球には、磁場が存在するのをご存知の方も多いでしょう。地球の溶解した中心核が回転しているので、磁場が形成されます。人間のマインドの思考の領域も地球の磁場に位置しています。ここ１０年でこの磁場が急速に弱まってきています。物理学ではシューマン共鳴[共鳴振動]と言われるパラメーター（測定値）があります。それを使って私たちは、地球の磁場の強さを測定することができます。何世紀もの間、その値はいつも同じで安定していて、毎秒7.8回転[7.8ヘルツ]でした。ところがここ７～８年の間に毎秒１１回転にまで上がりました。そしてそれは更に劇的に加速し続けています。もしこの状況が続いたとして計算すると、2012年までには、そのシューマン共鳴は毎秒１３回転になる予想です。この共鳴振動が毎秒１３回転になった時、地球の中心核が回転しなくなり、磁場がなくなり、あなたのマインドも消えます。あなたのマインドとは、あなたのサムスカーラ[性分]の事です。11,000年も続いたサムスカーラのプレッシャー（苦悩）が消えてなくなるのです。[１万１千年周期で繰り返している、フォトンベルトの影響]ダルマ[宗教の法]ではその事を、『マインドはカルマ』と言います。すべての行動はマインドから起こります。マインドはただ単に、サムスカーラの倉庫であったり、過去生のヴァサナ[過去生のはなびら・印象]であったりして、全ての行動がそこから生じます。これが、地球の磁場に保存されています。ですから2012年には、それが何日間の間、ゼロになるのです。そしてその後、中心核はまた回転し始めます。これは人間にとっては、新たな始まりとなり、または、ゴールデンエイジの夜明けとなるのす。これが2012年の重要な意義です。それでは、私たちはどうやってそれが起こるのかわかるのでしょうか。それは化石の記録が示してくれています。それはおよそ11,000年が経っておこります。それがおこるのはもうすぐで、そしてまた新しくスタートするのです。もしあなたがすでに目覚めているのでしたら、そしてサムスカーラがすべて消えているのでしたら、私たちは新しいユガ(時代)を始めることができます。それはサティアユガ、ゴールデンエイジ（黄金時代）とも言います。人間は新しいステイト（階層）の変化した意識に入るのです。すでに申し上げたように、地球の共鳴は増加しています。そしてそれは、地球のハートが変容を遂げつつあるという事でもあります。地球は物理的な肉体を持っています。ちょうど私たちの身体のように、です。そして地球は意識ももっています。いま共鳴振動が増していくにつれ、地球のハートは以前とはまったく違った機能の仕方をしています。いま、あなたのハートと地球のハートは一緒になっています。地球のハートはあなたのハートに影響されていますし、その逆も真です。だからこそ、あなたのハートの鼓動が、地球の共鳴振動とシンクロして共鳴するのが、とても本質的に大事なのです。これはあなたのハートが花開くことを意味します。あなたのハートは、あなたが相手との関係の中に愛を見いだした時に、花開きます。あなたが愛を見いだした時、文字通り、あなたは自分の親や、パートナーの事をジャッジしなくなります。宇宙全体が、全ての出来事、それが人間の行動でさえも、直接影響してきますので、誰もジャッジされなくなります。ですから、人生を経験することを学んでください。人生は、それが痛みであれ、喜びであれ、経験されなければなりません。にほんブログ村

  2010.06.05

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  質問者：宇宙には完全なものはないのでしょうか？バガヴァン：それはあなたの見方によります。何も完全なものはないと言うこともでき、あるいは全ては完全であると言うこともできます。完全または不完全はあなたの思考のなかにのみあるものです。思考があなたの人生を支配している限り、そこには対立があります；つまり完全と不完全、善と悪、正と誤などです。なぜなら、思考は本質的に分割的だからです。思考は対立するものを置き、比較します。比較がない時、そこには思考は全くありえません。従って、完全・不完全という問題もありません。思考が介入していない時、分割、比較、そして葛藤もありません。そこには直接的認識があるだけです。あらゆるものが存在しています。宇宙が存在しています。質問者：バガヴァン、人生の目的とは何でしょうか？バガヴァン：それに関する究極の理解あるいは究極の悟りは、人生には目的というものはない、ただ生きることであることを、あなたが認識することです。もし（インド人である）あなたがクリケットの試合を観戦していて、インドのチームが高い得点を獲得していて、６球を打てばあなたは飛び上がって叫ぶことでしょう。あなたが飛び上がって叫ぶことに目的があるでしょうか？目的はありませんが、原因はあり、それは喜びです。喜びのゆえにあなたは飛び上がって叫ぶのですが、そこには目的はありません。ただそうするのです。同じように、この創造界はただそこにあるのです。なぜなら、あまりにも大きな喜びがあるからです。創造界は愛と喜びでできているからです。ですから、そこにあるのです；そこには目的はありません。あなたが喜びのあまりに踊っている時、その踊りに目的があるでしょうか？もしあなたが真の意味で生きている時には、「人生の目的とは？」と問うことはないでしょう。あなたは本当の意味で生きていないので、生きる目的を欲するのです。そしてまた、あなたは目的なしでいかに生きることができるかを理解することができません。なぜなら、あなたは生きていないからです。もしあなたが私の言った意味で生きているなら、ただ呼吸することが至福となり、存在することが至福となり、歩くことが至福となり、食べたり飲んだりすることが至福となり、誰かを見ることが至福となることでしょう。それが（真の意味で）生きるということです。私たちがしようとしていることは、あなた方がそのように生きることができるようにすることです。質問者：人生において平安を得るためにはどうすべきでしょうか？バガヴァン：もし平安を得たければ、それを探し求めないことです。平安を得るために努力すると、その努力自体が平安を壊してしまうのです。内側の世界ではいかなる努力も葛藤となります。あなたはここにいます；そしてあなたはどこか別の所に行くことを望みます。それゆえ、あなたは努力します。その努力は葛藤です。しかし、もしあなたが努力は破壊的であり、努力はあなたをどこにも導くことがないと認識するなら、その時努力は放棄されるでしょう。努力がない時、そこには平安があります。質問者：バガヴァン、どのようにしたら他人の苦しみを自分の苦しみと同じように生き生きと体験できるでしょうか？バガヴァン：ほとんどの場合、あなたは自分の苦しみを説明しようとします。理解しようとします。他方、もしあなたがそうすることを止めるなら、体験が自動的に生じます。例えば、あなたが結婚していて、あなたの妻があなたに向かってわめき立てるとします。もしあなたが心理学に関するたくさんの本を読んでいるなら、あなたは彼女の言動を説明づけようとするか、または彼女を一生懸命に理解しようとすることでしょう。もしあなたがそういったことをしなければ、その時あなたは彼女の小言を体験し始めます。そしてその時、とても奇妙な素晴らしいことが起こります。説明づけや非難がないときにのみ、他人を体験することができるのです。それゆえに、このワンネスの運動では多くの人がお互いを体験することを学んでいます。かつては夫または妻の小言について文句を言っていた人が、今では小言が始まる瞬間にエクスタシーを感じるのです。かつて彼らは家から逃げ出していたのに、今はそんなことはしません。ですから、あなたの身近な人間関係から始めてみたら良いでしょう。質問者：バガヴァン、自己不信はどこから来るのでしょうか？自己不信から脱却するにはどうしたらよいでしょうか？バガヴァン：そのためにはマインドの本質を理解する必要があります。マインドの本質と言うとき、それは個人のマインドではなく、古代から続いている人類のマインドのことを意味します。マインドは幻想であり、実体がないものであり、その質のひとつが自己不信なのです。覚えておいてください、それは「あなたの」マインドの質ではなくて、「その」マインドなのです。それゆえ、マインドを変えようとするいかなる試みも成功することはありません。ひとたびこのことを発見するなら、もう問題は起こらないでしょう。マインドのなかで自己不信は続くかもしれませんが、あなたはただそれを見ているだけです。それについてあなたに出来ることは何もありません。なぜなら、それがマインドの本質だからです。質問者：バガヴァン、私は生涯を通じて神を探し求めてきました。多くのスピリチュアルなコースやセミナーに参加し、聖地を訪ね歩きました。しかし、私はまだ神を体験していません。バガヴァン：神を求めてあちこちに行く必要はありません。必要なことはあなた自身の人生を見つめることであり、そうすれば神を見ることでしょう。あなたの人生を通じて、聖なる存在、神の手がいつもあなたを助け、導いています。ただあなたが気づいていないだけです。あなが自分の人生を振り返ってみると、そこには高次の知性、高次のエネルギーがいつもあなたと共にいたことを発見するでしょう。その真実に目覚める時、あなたは人生において神の存在を発見することでしょう。質問者：バガヴァン、マインドを完全に取り除くべきでしょうか？バガヴァン：いいえ、あなたはマインドなしで行きていくことはできません。なぜなら、マインドは必要だからです。しかし、必要な時だけマインドが働く代わりに、マインドは常に働いているように見えます。例えば、雪のなかを歩くには雪靴が必要ですが、もしあなたがそれを寝室や食堂でも履くとしたら、とても煩わしくて邪魔になります。それと同じように、マインドにはマインドの場所があります。しかし、（大部分の人においては）マインドがどこでも、いつでも働いているようです。それゆえに邪魔になるのです。質問者：バガヴァン、私はいつもジェラシー（嫉妬）に駆られています。ジェラシーを感じないように努力してもうまくいきません。ジェラシーから自由になるにはどうしたらよいでしょうか？バガヴァン：例えば、犬がいるとします。そしてその犬をジェラシーと呼ぶことにしましょう。あなたはその犬をジェラシーから非ジェラシーに変えようと望みます。犬が前を走り、あなたは後ろにいます。あなたはその犬の後を追いかけ、捕まえて、その犬を変えようとします。すると突然、不思議なことが起こります。あなたが消え、犬だけが残るのです。そして犬の追跡は終わります。ジェラシーから自由になる「あなた」はいません。あるのはジェラシーだけです。それが自由です。ここで述べているのはこれや、あれからの自由ではありません。ただ自由について述べているのです。質問者：満たされていること、あるいは持っているもので満足することは世界でのその人の能力を下げることになるのでしょうか？外側の世界で有名になりたいという動機は悪いことでしょうか？バガヴァン：あなたが自然にそう感じるのである限り、私にとって悪いものは何もありません。私は２つのダルマがあると思います。１つはマインドのダルマ、そして２つめはハートのダルマです。もしあなたのハートが開いていない場合、それはマインドの枠組みのなかで機能していることを意味します。もしあなたがマインドの枠組みのなかで人生を生きているのなら、あなたはそれに正直であるべきです。マインドはセルフ（自己）の回りを回転し、セルフは表現することを必要とします。セルフはお金、名前、名声などを得ることに喜びを感じます。セルフは自然にそれらに引かれます。セルフは進んで犠牲を払おうとするかもしれません…お金など欲しくない、名前や名声など望まない、と。それもまた自己の表現です。なぜなら、あなたは人々があなたを愛し、あなたの偉大さを認めてくれることを欲するからです。あなたは全てを放棄し、それに満足します。お金を放棄するか、または反対に多くのお金を所有することで満足するか、名前や名声を放棄するか、またはそれを得ることで満足するか、それはあなたの選択次第ですが、しかしそれは同じことです。あなたがそれを放棄するにしても、追い求めるにしても、それはセルフの表現です。それゆえ、あなたがマインドのなかで機能している限り、名前や名声を求めることはまったく自然なことです。それに正直でありなさい。そしてまたハートが開いている人々もいます。そのような人は物に執着しませんが、それはそのように努力するからではありません。彼らのハートが開いているので、自然にそうなるのです。満足し、満たされている状態は彼らにとって真実であり、自然なことです。それは彼らの動機が劣っているとか、有能でないということではありません。彼らは自分のセルフを満足させるためではなくて、より偉大な原因によってそうなるのです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（翻訳：高橋恵美）

  2010.06.04

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  質問１．Q：あなたが意図しているエンライトメント(悟り・目覚め)の状態は、永続的、元には戻らないものなのでしょうか。A：はいそうです。なぜならこれは神経生物学な変容で、心理的な変化ではないからです。もし心理的なものであれば、変化があっても元に戻るでしょう。私はソフトウェアに働きかけているのではありません。ハードウェアに働きかけているのです。それが脳そのものです。私は脳の変異をもたらしているのです。脳が変化している訳ですから、ハードウェアが変化したことになります。それは永久にそのままです。それがもしソフトウェアだけの変化なら、何日とか何時間とか何分とか何秒は変化があっても元に戻ります。これはハードウェアの変容なのです。実際に目覚めた人々と会えば、この変容を理解する事ができます。私は未来に起こる事を話しているのではありません。もうすでに起こっている事をお話しています。それは起こりました。どの国でも、日本人の方や、ロシア人、アメリカ人、スエーデン人、インド人、これらの国すべてです。さらに多くの人を目覚めに導きます。それが実情です。私達はそれを人々に授けています。質問２．Q：バカヴァン、あなたは神ですか。A：基本的にそのような感じです。神は本質的には非顕現な存在です。すなわち、神を見る事もできませんし、話しかける事もできません。しかし神はそこにいます。あなたは神を見る事ができず、話しかける事ができないので、いないのと同然です。人々が普段言っている「神」というのは、アンタリヤーミンという神の事です。例えば、私達の内側に見る事が出来ます、内側で話かけられます。多くの人の前に現れる、そして消えます。それが人々が普段認識している神さまです。時として神は肉体の形をとる、具現化します。それがアバターと呼ばれるものです。私はアバターです。ですからその意味で私は神です。ですが、もし私がその顕現した神ですかと聞かれたらもちろん違います。それは私が完全に肉体の形だからです。しかし私は、アバターであるという意味で神です。ですから神は三つの顔を持っています。この説明に使う例は、水蒸気と水と氷です。それは三つとも同じものです。水蒸気はどこにも存在します。制約できるものではありません。水はより制約しやすいものです。しかしいつも流れています。氷はより固いものです。肉体をもったアバターはとても個体化したものです。そんな訳で肉体をもったアバターの回りでは奇蹟が起こります。私の所へ来て下さい。そしてあなたの問題を話して下さい。それは解決されます。もし私の所へ来れば、私は言います。『大丈夫、これが起こります。あれが起こります』と。たくさん多くの奇蹟が起こります。顕現している神にコンタクトするより私にコンタクトする方がとても簡単です。非顕現な神にコンタクトするのは更により困難。それが強み(メリット)です。私の写真を見ながら私に話しかけて下さい。答えが必ず返って来ます。私は自分が唯一のアバターだとは言いません。古今東西アバターはいます。世界は神さまがその人を通して働かれるアバターで満ちています。以上です。

  2010.05.31

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  ▼質問者▲宗教を盲信するこの時代、この運動ではそれをどのようにとらえているのでしょうか？世界に何が起こるのでしょうか？この状況を打破するためにあなたは何かを計画しているのでしょうか？そして、その筋書きの中で今、私はどんな役割を担うべきなのでしょうか？▽バガヴァン△あなたの言うとおり、世界中で宗教に対する盲信・狂信が溢れています。あなたの質問は、私たちがそれに対してどうしようとしているかということと、その中であなたの役割が何かということですね。私は、それに対して何もすることはないと思っています。同時に、あなたにも何の役割もないと思います。今起こっていることは、宗教の最終章を見ているに過ぎません。宗教全体が世界中から消え去っていくでしょう。宗教は今まで長く生き延びてきました。しかし、時代は変わり、宗教は死んでいきます。一つの宗教が死に絶えるときはいつも、宗教はその原理主義を持ち出してきます。原理主義勢力の大きさは、宗教がどれだけ死んでいるかを意味します。まるで人が高熱に冒され死にいくように、宗教にもそれと同じことが起こっているのです。宗教的熱狂がその宗教の死を早めます。今や世界中の宗教を見てみると、イスラム教原理主義、キリスト教原理主義、ヒンズー教原理主義、仏教原理主義が台頭しています。別の言葉で言えば、すべての組織化された宗教の死期は近づいているのです。宗教が死んでいくとき、宗教はその原理主義的な特徴を提示します。それに対してあなたは何もできません。あなたができることは、患者が死ぬのをじっと待つことのみです。こうして宗教（患者）は死んでいきます。そこから何が産み出されるかというと、それは新しい形、新しい普遍的スピリチュアリティー（精神性）です。あらゆる信仰から最高のものが抽出されたものです。そういったものが産み出されるでしょう。人々はどんな宗教にも固執しません。人々は、自分のニーズに従って自分自身の宗教を創り出します。仏教、キリスト教、ヒンズー教から、それぞれ一部分ずつ抽出し、自分の宗教を創り上げるかもしれません。多くの人々がすでにこれを始めています。それが新しい時代であり、私が黄金時代と呼んでいる時代です。すでにそれは始まっています。そして私は2012年までにこのプロセスが完結することを望んでいます。患者は死んでいきます。つまり、あなたが今日知っているすべての宗教はもう存続できなくなるでしょう。この変化は信じられないほどの猛スピードで進んでいきます。あなたはその中に巻き込まれてしまいますが、どうしていいか分からないでしょう。昨日まで有名だったグル（導師）や宗教は明日になれば消え去り、別のグルや宗教が台頭します。何かが死んでいき、何か新しいものが生じます。筋書きのすべてが完全に混乱しています。何かが死ねば、別の新しい何かが産まれます。五千年近く続いて来たものが死に始めます。三千年続いたものも、二千年続いたものも死期を迎えます。そして新しいものが産まれ出る様子は、とても急激です。自ずとあなたはこの中に巻き込まれます。どうしていか分からないでしょう。ですから私が指摘できるのは、あなたにできることは何もない、ということだけです。物事が急速に起こっていくのをじっと待って下さい。そしてある日突然、あなたは気づくでしょう。「私はヒンズー教徒だ」「私はキリスト教徒だ」「私はインド人だ」「私はパキスタン人だ」と話す人が誰もいなくなるのを。そういったものはすべて消え去ります。ただ言えるのは、それが急激に、そして突然に起こるということだけです。これからあなたはその時代へと突入していきます。私には何の計画も何の行動指針もありません。私はただそれを観察します。一緒にどうですか。私と一緒に観察しませんか。（拍手！）

  2010.05.29

• 聖者は語る

  ナマステ　皆さん　ナマステ（両手を掲げて笑顔で挨拶）それでは先週行ったのと同じプロセスを繰り返します。通訳が終わったら手を挙げて教えて下さい。そのシグナルで次をお話します。私たちは、チャージ、傷、痛みといった、今あるもののチャージの時間を５分に減らす必要があります。どんな傷でも、どんな痛みでも、どんな苦しみでも、どんなチャージでさえも、それがどんな状況やイベント（事件）であれ、５分以上続いてはいけません。そして次第に進歩していって、４分、３分、２分、１分、０となります。もし、それが起こらないようでしたら、１０の教えのどれでも修めきっていないものを４９分間のプロセスに加えて、ご自宅で復習して下さい。例えば、『考えはわたしのものではありません』がクリアでなければ、まず最初によく頭で理解してから、４９分間のプロセスに加えて下さい。同じように、『私の身体は私のものではありません』、『すべての事は自動的に起こっています』といったどの教えでもクリアでなければ、もう一度４９分間のプロセスに加えて、教えを正確に理解して下さい。一旦それが達成すれば、チャージといったものが５分以上続かない事にきづき、最後には０になります。それではこれから進むにつれて、プロセスを少しずつはっきりさせていきます。時間が縮まるまでは、私たちは苦しみ、痛みを感じます。それがまずひとつ目です。もう１つは五感の解放です。その２つは同じように見えますし、そして相関関係に見えますが、実はその２つはまったく別のものです。苦しみやチャージといったものは、苦しみを保持出来る脳のキャパシティと関係があります。五感の解放というものは、脳のリアクション（反応）時間に関係があります。今、私たちは五感の解放の事を話しています。それが一旦起これば、現実をありのままに経験する事ができます。脳が外側からの刺激に反応して感知する時間ですが、１００分の１秒の速さで、その刺激は私たちの脳のプロセスセンター（刺激中枢）に届きます。もう一度繰り返します。どんな外側からの刺激も１００分の１秒の速さで、脳が感知する中枢部へ届きます。皆さんの事がみえませんが、お話を続けますね。外側からの刺激のインプットは１００分の１秒の速さで、脳の刺激中枢へ到達しますが、脳はそれをたった１０分の１秒の速さで認識（プロセス）します。もう一度繰り返します。外界からの刺激は１００分の１秒で脳の刺激中枢へと到達しますが、脳がそれを認識して反応する時間はたったの１０分の１秒です。ですが、私たちがそれに反応するには、２分の１秒もかかってしまいます。なぜそんなに時間がかかるのでしょうか。それはなぜかというと、ちょうどその瞬間、マインドが介入して、私たちが反応するのを邪魔しているからからです。皆さん聞こえていますか？それではなぜ、脳が１０分の１秒で認識出来るのに、私たちが反応するのに２分の１秒もかかってしまうのでしょうか。その時間を私たちは失っています。なぜでしょう。それはマインドが介入して私達が体験するのを、さまたげているからです。もし私達がその反応出来る時間を縮められて、１０分の１秒まで縮められたら、マインドはいかにしても私たちの五感に介入することができません。五感が自由になったら、私たちはありのままに現実を体験する事ができます。それがレベル１の教えです。もし１０分の１秒まで反応が縮まって、感覚が解放されたら、私達は現実をありのままに感じることができます。現実をありのままに感じる事ができれば、あなたは天国にいるのです。それは天国を取り戻したのです。私たちが知識の園に興味をもって逆もどりしてしまえば、反応は１０分の１秒から２分の１秒になってしまい、その天国は失われてしまいます。もし私達がその反応時間を１０分の１秒まで縮める事ができれば私達は天国を取り戻すことができるのです。それは地上の天国なのです。それが私達の実際あるべき状態なのです。ですから時間を縮めると同時に、チャージもホールド（保留）にして私たちが反応する時間を縮める必要があります。それが実現するためには、この教えの１つずつ、すべてを覚えて下さい。もし、プロセスを行う内に、どれかひとつでも咀嚼出来ていない教えがあるようでしたら、家にお帰りになって、それをもう一度学び直して下さい。なぜならば、それができれば、苦しみから解放されるだけでなく、天国をみつける事ができるからです。反応時間を１０分の１秒まで、縮める事ができれば、天国をみつける事ができるだけでなく，あなたが関係(つながり)をなくしていた神をみつける事ができます。それがこのウェブキャストによって起こる効果です。これから１０個の教えを繰り返します。それぞれを７回ずつくりかえして下さい。それが終わったら、メインのマントラに移ります。１　考えは私のものではありません。２　マインドは私のものではありません。３　この体は私のものではありません。４　全てのことは自動的に起こっています。５　考えが起こっているだけ、考えている人はいません。６　見ているだけ、見ている人はいません。７　聞いているだけ、聞いている人はいません。８　行いがあるだけ、行う人はいません。９　そこには誰もいません。10　私は存在、意識、至福です。それでは４９分間のマントラに移ります。そのあと目のディクシャに映ります。わたしは、愛。わたしは、愛。わたしは、愛。（コメント）---------------あなたも・わたしも、きっと悟れるに違いない---------------・・・・・・・悟りとは天国・楽園・歓喜・極楽・ダンス・至福の世界・・・・・・・◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇もうすぐやってくる◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇まちがいなく・・・・・・

  2010.05.20

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  Ｑ４：バガヴァン、お金とスピリチュアリティは合わないと言われましたが、お金がなければ、どのようにしてムーブメントが広まり、より多くの人を助けることができるのでしょうか？市場化しない状態で、どうやって私たちのプログラムが最高のものであることを保証することができますか？ バガヴァン：私たちはお金に反対しているのではありません。お金は事業に従事する際には不可欠です。私はただ、スピリチュアルなことを企業モデルに当てはめて営利活動を行うことに反対しているのです。お金を取ることには反対しませんし、お金そのものに対しても反対していません。私たちはスピリチュアルな組織であり、僧のグループです。私たちは僧としての戒律を守らなければなりません。僧と地位、権力、お金は関連付けてはいけません。 私たちはそのような渇望をすべて捨て去らなければなりません。生存のためにお金は確かに必要ですが、生存のために必要である以上のお金がなぜほしいのですか？そのお金で何をしようというのですか？何の目的にも貢献できません。私が言いたいのは、営利を目的とするのではなく、生存のために十分なお金があればそれでよいということです。そして現地でプログラムを行えば、皆さんが参加しやすくなります。 フィジーでのプログラムに参加するのに、１万から１万２千USドルのお金が必要だと聞いています。多くの人が、価格が高すぎると不満をもっています。2012年は人類の覚醒の時期です。私たちは最高の意識状態に達する必要があります。そうでなければ地球は滅びます。50年から75年後には地球は終わってしまいます。そのため私たちはスピードを速める必要があります。このような高額な費用、このようなインド、フィジー、イタリアに行かなければ参加できないようなプログラムは無くすべきです。どうすればワンネスが速く進むのか？人々は他の人をイニシエートする力をもつべきです。12/3まではそれが許されていませんでした。このような状態でワンネスが広まりますか？ 私たちにはあまり時間は残されていません。まだ20年もあるというわけではないのです。たったの2年しかありません。お金が、そしてインドやイタリアやフィジーへ行かなければいけないということがハードルとなっていました。このようにやっていてはスピードを速めようがありません。このような外的な組織は必要がありません。だから取り除きました。 これが、私がプログラムを廃止した理由です。私はお金を取るなと言っているのではなく、コースを開催するのに十分なお金だけを取ればいいと言っているのです。私たちが生きるにはお金が必要です。ここで言っているのはあなたたちのことではありません。あなたたちはお金を取ってもかまいません。自由にお金のことを決めていいのです。生存する必要がありますから。しかし、私たちはそのようにやってはいけません。私たちは僧なのです。私たちは日に日に企業のようになってきました。このまま続けるわけにはいきません。これが私の言いたいことです。 Ｑ５：バガヴァン、現在から2012年までのワンネスムーブメントのビジョンについてお話いただけませんか？わたしたち中国のディクシャギバーも、あなたのビジョンと優先順位を共有したいと思います。 バガヴァン：2012年には完全に認識が変わります。2012年にはエネルギーの転換が起こります。これは私がやるのではなく、自然に起こるのです。その時太陽と地球と銀河系の中心が一直線に並び、巨大なエネルギーの転換が起こります。私たちはこのエネルギーの転換を利用して、人類の認識の変革を行います。 つまり、人と人との間の距離感を無くします。今私たちはお互いが分離していると感じています。もし私たちがこれらのエネルギーを利用したなら、この分離感は無くなります。どのようにするのでしょうか？その時になって多くの人が最高の意識状態になったなら、残りの人たちも自動的にその状態に移ります。私たちは世界中のすべての人をトレーニングする必要はないし、するつもりもありません。 中国のスピリチュアル性はとても速く発達します。理由は簡単で、中国は世界中の人が想像もつかないスピードで世界第一の国になるからです。そのスピードは人々が想像するよりもずっと速いでしょう。中国は世界第一の国になります。そして中国人の意識状態も同様に高まるのであれば、世界に対するその影響力がどれほど大きいか、想像に難くないと思います。中国は人口、財力、軍事力、実力において世界でトップになります。中国は古い文明をもっており、５千年の間途切れることのなかった文明により、巨大な英知を蓄えています。あなたの意識が成長する時、これらの英知が再度浮上し、自分自身の古代からの英知を発見するでしょう。英知が戻ってきます。古代の英知とは何でしょうか？それは悟りに関する全てです。 それは自然に浮上してきます。想像してみてください。物質的に豊かな中国が、精神的にも発達しています。どうなりますか？地球にどのような影響を与えますか？インドに、とても古い寺院があります。その寺院の塔に、全世界の歴史が彫られています。そこには、ゴールデンエイジが到来する前に、黄色の人たちが起き上がると書かれています。彫った時には中国のことなど何も知りませんでした。しかし今私たちは、そこに書かれている黄色の人々が指しているのは中国であることを知っています。中国は起き上がります。そして地球はゴールデンエイジに入ります。とても驚くべきことです。中国は社会主義国家ではありますが、多くの変化が起こります。人々の認識は自然に変化し、誰にもそのプロセスを遮ることはできません。 例として、ベルリンの壁の崩壊の時を見てみましょう。約６万人の東ドイツの人々が、大統領への面会を要求してハンガリーに向けて行進をしました。対峙する中、撃ち殺された人もいました。衛兵は地方指揮官に向かって「長官、発砲の命令をください。そしてもっと軍人を集めてください。」と言い、指示を仰ぎました。指揮官は「待て。大統領の指揮を仰ぐ」と言って、大統領に連絡をしました。大統領は「命令を出すまで待て。」といってソ連大使に連絡をしました。ソ連大使は「待て。」と言って、ゴルバチョフに連絡をしました。ゴルバチョフは回答をしませんでした。電話を聞いてはいましたが、回答をしなかったのです。そのため大使は命令を下すことができず、大統領も命令を下せず、指揮官も命令を下せませんでした。衛兵は自分で決めるわけにもいかず、最終的に、人々に国境を越えさせることになりました。 問題は、この人たちはどのように目的を達成したのかということです。衛兵たちが、人々が国境を越えるのを許したのは、とてもおかしなことです。指揮官はどの段階で自分で決めることを放棄して上官に指示を仰ぐことにしたのでしょうか？その上ゴルバチョフは反応しませんでした。後日ゴルバチョフは「私は民主主義を信じている」と発言しています。当時彼の内側に何かが起こったのです。 冷戦時代に、レーガンとゴルバチョフが会議を行ないました。トニー・ロビンスという人がいます。彼は私の親しい友人で、共にワンネスの仕事に携わっています。彼はゴルバチョフに「あなたの認識はいつ変わったのですか？」と質問しました。なぜなら当時ソ連とアメリカはお互いに激しく対立していたからです。 レーガンはゴルバチョフに、「あなたの国は邪悪な帝国だ」と言いました。ゴルバチョフも、「あなたの国の方こそ邪悪な帝国だ」と返しました。３人とも、お互いがお互いを責め合いました。ゴルバチョフは突然立ち上がって、部屋の中を行ったり来たりし始めました。そのとき大統領はゴルバチョフの前に行き、「ゴビ、新しいページを開こう」と言いました。 ゴルバチョフがトニーにこの話をし、トニーが私に教えてくれたのですが、ゴルバチョフによると、その瞬間に頭の中で何かが起こり、「この男を信じられる」と言ったのだそうです。そして数ヵ月後に冷戦は終了しました。状況が変わって、彼も変わったのです。 2012年には強力なエネルギーの最高期を迎え、人々の認識は変換します。このエネルギーを利用してあらゆることができます。私たちの目的はスピリチュアルな成長です。私たちはより良い人になり、お互いの距離感を無くすことができます。私たちはお互いに近い存在であるべきです。夫と妻の関係はもっと親密であるべきだし、両親と子供の関係も、友人同士の関係も、政府と人々の関係も、もっと親密であるべきです。私たちには一体であるという感覚が必要です。あらゆる分裂を乗り越えるべきです。国家間の分裂も同様です。「私はインド人です」「私はパキスタン人です」このような言い方は原始的で野蛮なものです。「私はヒンドゥー教徒で、あなたはキリスト教徒です。」これも原始的です。このようなものはすべて自然に消失し、私たちはワンネスにならなければいけません。なぜなら人々は自分たちの真実である本質、ワンネスに目覚めるからです。それがこれから発生することです。私たちはこの変化をサポートしなければいけません。 中国には重要な役割があります。先ほどインドの寺院の例で言ったように、中国人は新時代の先駆者となります。今、まさに中国が、あらゆる人の想像を超えるスピードで発展しているのを見ることができます。発展と同時に、中国人の意識にも変化が起こることを、私は信じています。これらの人たちと共に働けば、それは起こります。これが私が見ている未来です。

  2010.05.17

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  聖者は語る

  １１月１７日モスクワにて ジャーマン：始めます。我々の質問にお答えしていただける機会をくださり、ありがとうございます。まず、最初の質問です。ここ数年、あなたから２０１２年のあなたの使命（任務）についてお聞きしていないので、それを聞かせてください。バガヴァン：基本的に、わたしの使命はすべての人々が、なんの束縛もない自由な状態になることです。だからすべての個人がワンネスの状態でいられるように、ワンネスムーブメントを作りました。もし、あなたが一人の面倒を見れば、その人の中にはたくさんの人がいます。あなたは父であり、息子であり、使用人であり、それはそれで、あれはあれと、またそれは続いて行きます。あなたの中にはものすごくたくさんの人がいて、彼らはいつも、いつでも話しています。そういうときには、ワンネスではありません。もしそういう会話が途切れると、その人にはワンネスが訪れます。もし家族の一人がワンネスを体験することができれば、やがて家族のすべてがワンネスを体験します。そして、路上に住む一家族がワンネスを体験すれば、やがてたくさんの家族がワンネスを体験するでしょう。もし一つの通りの家族全部がワンネスを体験できたら、たくさんの通りの家族がワンネスを体験できるのです。ですからそれは自動的に広がり続けます。私が何をしたいかというと、ワンネスはなるべく早い速度で、地球上に広がって欲しいのです。私たちは１９８９年にニューエイジが来ると信じていました。その年にアンマとバガヴァンという現象が流行したのです。これに伴って、たくさんの現象が世界中で起こりました。私は１９８９年に、意識の変容を経験した人たちに会いました。皆さんもご存知のように、ベルリンの壁が崩壊したのもこの年で、ソビエトや世界中でも大変重要な出来事がありました。この１９８９年に受胎した子ども（ニューエイジ）はエネルギーのシフトが起きる２０１２年に生まれるのです。そして、このエネルギーチェンジを、人々は使うことができるようになるのです。それは電気エネルギーを使って、電球を灯せるように、モーターを使うように、テレビを見られるように、電気があればいろんなものを動かせます。それと同じで、２０１２年のエネルギーは、科学者のブレークスルーによって、国会議員が国の組織を立て直すのに使え、環境問題専門家が環境問題の解決に使え、教育者が教育問題に使え、ヘルスケアーで働く人が、健康を見る角度を変えるのに使えるのです。同じように、スピリチュアルな人たち、私たちのような人だけでなく、誰でもスピリチャルな仕事に関わる人たちは、そのエネルギーを人々の知覚や認識を変えるために使えます。２０１２年に人々の認識が変わると、何が起きるかと言うと、人々は分離感を感じなくなり、他の人をとても近く感じて、みんな繋がっていると感じるようになります。２０３５年には、２０１２年に生まれた子どもは、若者となりエネルギーはさらに遠くまで飛ぶようになります。そして２０５０年には偉大になって、人は完全に変容するようになるのです。私たちの基準は６４０００人を集め良い状態を作り、そのエネルギーを使って人類を救済できるようになること。その変革を起こすために、私はワンネスムーブメントを創立し、そこにアーチャリアたち、ダーサジたち、たくさんの組織を組み立てました。しかし、私はステップごとに少しずつダーサジをなくし、アーチャリアをなくし、やがて私の後継者もなくすべきだと、明らかに思っています。最終的にはアンマ、バガヴァンは消え去るべきなのです。私は何も残したくないのです。私はただ人々の心に、彼らが信じる形の聖なる存在として、ワンネスの基本が残ればいいのです。ですから、私はワンネスの解散に向かって進んでいるのです。私が何を求めているかと言うと、このままいくとワンネスムーブメントはカルトになるか宗教にさえなりかねませんから、私の生きているうちに、組織を解散したいと思っています。そのためにダーサジもアーチャリアも、後継者も残さず、アンマ・バガヴァンはただこの場から消えていくと言っているのです。すでに言ったように、ワンネスは人々の心の中に残ることを願っています。彼らは自分で自分のプログラムをやればいいのです。体をコントロールしたり、ガイドする必要はありません。私は個人を信じています。私にとって、個人はとても大切です。世界中の個人で、やりたい人がやれば良いのです。彼らの体をコントロールしてはなりません。そうすれば、体が自ら徐々に消えていきます。現在もそれは必要とされるでしょうが、２０１４年あたりには私たちは消えていくのです。そうすれば、人をコントロールするようなカルトにならずにすみます。にほんブログ村

  2010.05.13

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  １２月２０日／北米にて Ｑ１2012年に起こることについてもう少し明確に教えてください。ディクシャギバーがそのシフトを手助けするために何をすればよいでしょうか。何が起きるのでしょうか？私たちはどんな体験をするのでしょうか？A１2012年には最初にエネルギーの転換が起こります。私たちはそれを地球のエネルギーと呼んでいます。ワールドワンネスセンターと呼ばれているテンプルがここに建てられましたが、これは地球のエネルギーに作用しています。ストーンヘンジやその他の古代の建物は、地球のエネルギーを変えるという特別な意味で作られました。同じように、ワールドワンネスセンター、ときにはワンネステンプルと呼ばれていますがこれは地球のエネルギーに影響を与えるために作られました。最初の転換は地球のエネルギーに起こります。それに続いて、人間の意識のレベルが上昇します。人間の意識が高いレベルに到達します。これは、私たちが人体のクンダリーニの上昇と呼んでいるものです。その結果認識の変化、とらえ方の変化が起きます。この変化とは、分離感がなくなり始めるということです。ただ単につながっている感覚がするという人もいますし、実際に自分は他人だ（あなたは私）という感覚を持つ人もいます。このように分離感について異なった度合いの変化が起こります。やさしさの感覚を持つ人もいます。私の言う優しさとは、つながっているという感覚のことです。また、自分は他の人とまったく違いがないというすばらしい感覚を持つ人もいます。広がった感覚を持つ人もいます。それはとても深いものなので、肉体的な影響を受ける人もいるかもしれません。それは生理学的な作用です。それに加えて、人々は高い意識状態を体験します。キリストの意識、ブッダの意識、クリシュナの意識というようなものです。または自分が探し求めていた意識や、幼児期に条件付けられた意識です。意識が変化するのです。また、（エネルギーではなく）物質としての地球上でワンネスを発見する人もいます。地球に対してとても親密な感覚を持ちます。このように、人々が様々な異なった変化を体験します。だから私たちは、｢同一」（sameness）という言葉を使わず「一致」(oneness）という言葉を使っているのです。私たちはワンネスと言っています。人々は本当に様々な、異なる体験をしています。地球上の６０億人から７０億人の人々が様々な体験、様々な意識状態を経験します。おかしなことかもしれませんが、異なった経験や意識状態にあるにも関わらず私たちはひとつだ感じるのです。あなたは、人間は意見が異なったり喧嘩をしたり異議を申し立てたり戦ったりするものだと思っているかも知れません。しかし、それは起こらないのです。不思議なことにキリスト教徒とイスラム教徒がとても親密になるのです。私たちはそういう方向に向かっているのです。体験はそれぞれユニークで独特のものになります。1人として同じ経験をする人はいません。神はまったく同じものを二つ作ったりすることはないのです。ひとつひとつが特別であり、ユニークなものです。そういうことが起きるのです。これが外側の世界で起きることの結果につながります。私がワンネスの時代について語るときは、私は内側の世界で起こることを語っているのです。私がゴールデンエイジについて語っている時は、私は外側の世界で起こることを語っています。最初に内側の変化が起きます。そしてそれに続いて外側で、ある変化が起きます。人々は自分たちが手に入れたものを、お互いにシェアします。そして環境により配慮し、動物に対しても優しくなり保護につとめます。こういうことは内側の世界で起きた変化の結果として外側の世界に起きるのです。私たちはこういったことが2011年までにおきるのではないかと予想しています。2011年の10月か11月ごろに、にそういった例がいくつか見られるようになります。2012年の1月から12月まではフルスピードで進み、そういう例を自分自身の周りでたくさん見るようになるでしょう。要するに、「変化が起こる」ということです。人間の意識の変化に伴って、環境も変化するのです。環境問題も解決するかも知れません。私たちは物質的な面と内面の変化によって環境に変化をもたらす段階に移らなければなりません。その他に私たちの思考構造が溶けはじめます。数千年もの間作り上げられた思考構造です。意思はあまり働かなくなります。言い換えると、私たちは思考やネガティブな考えや感情に悩まされなくなります。それがゆっくりと減少しはじめます。ワンネスは2012年にすっかり終わってしまうと思ってはいけません。それは成長し続けます。成長に終わりはありません。私たちはもっともっと進化することができます。でもそれはさほど重要ではありません。重要なことは、私たちが2012年に変化をもたらすのだということです。それは必然的に起こることではないのです。私たちはそのために働かなければなりません。エネルギーはもうそこにあります。私たちが変換を起こすためにそのエネルギーを使わなければなりません。私たちが偶像のように座って、「オーケー、何かの変化があるから問題ないよ、私がやらなきゃいけないことはもうないよ」と考えていては何も起きません。私たちはそのエネルギーを有効に使わなければなりません。ここでディクシャギバーが登場することになります。私たちは緊急に多くの、非常に多くのトレーナーが必要です。そして、莫大な数のディクシャギバーを作りださなければなりません。ディクシャギバーの主な役割は、他の人の意識レベルを上げることです。2012年にはディクシャギバーはお互いにディクシャをしあうようになります。ディクシャギバーは最低25人のグループを作ります。理想的には50人から100人ほどですが、場合によってはできれば300人ほどが互いにディクシャすることができます。2012年にはマンダラ状の形を作ってお互いディクシャしあう方法をあなた達に教えます。ディクシャギバーがお互いにディクシャしあう状況になります。それが続くと、次のレベルへ移動します。何か今までにない状況が起こります。私たちは推測しているだけではなく、実験しています。私たちはそれを全て実験してみましたが、それは素晴らしく良い結果を出しました。すべて準備ができています。2012年の現象はただの想像ではありません。インドに特別なグループがあります。あなたがインドに来た時、あなたをそこに連れて行って何が起きているかお見せすることができます。実際に人々が2012年へと移行しているのです。それがちょうど今起きています。6時間から3日間でそれが起きることが分かっています。とても早いのです。あなたがたにこれを見て学んでもらい、それが自分の家でも行うことができると知ってほしいと思っています。変化にかかる時間はだいたい3分未満であるとわかっています。仏教徒であるパドマサンバワが、鉄の鳥が空を飛ぶとき、人は3分で悟れると言いました。おそらく、その時が来たのだと思います。実際に私たちはそれが起こっているのを目撃しています。だから自信を持ってそう言えるのです。質問は、小グループで行うことについてでしたが、それは１つです。しかし、地球全体に対して行うことはこれとはまったく異なります。これには大量の数のディクシャギバーが必要です。なぜなら、今までに貴重な時間を失ってしまっているからです。ワンネスムーブメントがある種の現象（フェノメノン）であるだけでなく、2012年自体が一つの現象であるので、多くの人が2012年のために活動しています。私たちの現象だけでなく、他の現象も続いているのです。しかし残念なことに、その活動の多くが既に休止してしまいました。それらは活動が始まって最初の1年後、2年後、３年後、10年後に、というふうに消滅していきました。あることが起きると、それに対抗するものが生まれます。正面があれば背面があります。上があれば下があります。私たちがある方向に秩序をもたらそうとすると同時にそれに反する無秩序が生まれます。無秩序がそれほど多くないならば、私たちはより高い秩序を作り出すことができます。無秩序があるポイントを超えると、それは非常に危険になります。そして全てのものが無秩序に戻ってしまいます。あなたがたはこのムーブメントに起きた危機について知っていますね。ここにはある程度の無秩序があります。この無秩序が成長しつづければ、信頼を壊してしまうことになります。2012年とディバインに対する信頼、そしてディクシャに対する信頼です。そうなると私たちは負けてしまうことになります。そういう可能性があります。私はここ20年の間他の活動がそうなることを数多く見てきました。無秩序より秩序を早く成長させる唯一の道は、トレーナーと多くのディクシャギバーを作ることです。実は、私はこうなることを以前からずっと待っていました。しかし、そうすることができませんでした。しかし今それが起き始めています。これは私たちの最後のチャンスです。この数週間でディクシャギバーの数が増えたと聞いてとてもうれしく思っています。アメリカはとても大きい国なので、大量のトレーナーと膨大な数のディクシャギバーが必要です。このペースが続けば、2012年までに準備が整うと思います。ディクシャギバーが重要な役割を果たします。もちろんトレーナーはそのディクシャギバーを作りださなければなりません。そして、ディクシャはあなたをとしてディバインが働いているだけにすぎません。ディバインの干渉がなければ、私たちはそこにたどり着くことができません。ほとんど不可能です。なぜなら、その変化はディバインにしかもたらすことのできないものだからです。2010年と2011年に、あなたがディバインに目覚めなければなりません。私たちは、あなたがディバインとのつながりを開きより深いコンタクトができるように、あなたに話しかけ、導きます。ディバインがディクシャを通してディクシャギバーに変化をもたらし、次に人類の意識に変化をもたらします。それはディバインの仕事です。私たちはただ助けているだけです。あなたはある種の触媒です。ディバインはこの変化をもたらすためにエネルギーを使わなくてはならないのです。それを私たちは助けているのです。

  2010.05.11

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  アンマ・バガヴァンのビジョン

  アンマ・バガヴァンのビジョン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　www.onenessuniversity.orgより“人間の解放”それはアンマとバガヴァンが情熱を抱く唯一の目的です。このビジョンは常にワンネス運動のあらゆる活動の中心となっています。この情熱はバガヴァンが三歳の時から抱いていたものです。彼は当時から宇宙全体を自分自身の延長として体験していました。彼の意識はいつもそうでした。バガヴァンが一般の人々を経験し始めるようになると、人々が世界を体験する仕方は、バガヴァン自身が世界を体験する仕方とは異なっていることに気づいたのです。一般の人々は、自分は自分以外のものから分離している、と感じていることに気づいたのです。そして、人間の苦しみはこの分離感から生じていることを発見したのです。これこそがバガヴァンが人間の状態について気づいた最初の認識であり、その認識が彼のその後の仕事を形成するようになりました。人間の意識は現実を、現在人間が経験しているよりも遙かに広大で豊かに体験することができる、とバガヴァンは感じたのです。人類を本来のもっと偉大で素晴らしい姿に戻すこと、それがバガヴァンの唯一の情熱となったのです。このようにしてビジョンが誕生しました。存在の本質は至福です。それは愛、思いやり、絆、静寂といった素晴らしい質を伴っています。しかし、人間の意識は概念、アイディア、条件づけ、精神的枠組みなどによって縛られてしまっています。バガヴァンが見たのは“人間の意識がそれらの束縛、色づけから自由になると、そこにあるのは生、純粋意識、あるいは神である”ということです。それゆえにバガヴァンは覚醒あるいはワンネスを“生命それ自体の解放”と定義しています。バガヴァンが述べるこの“無条件の完全な自由”は、覚醒に関する次の文において説明されています。“Moksho nama jeevasya vimuktihi ethasmath ……iti satyam satyameva stayam”覚醒とは　生命の解放であり生命の解放とは　感覚の解放であり感覚の解放とは　自分からの解放であり自分からの解放とは　マインドからの解放でありマインドからの解放とは　知識からの解放であり知識からの解放とは　条件付けからの解放であり条件付けからの解放とは　社会からの解放であり社会からの解放とは　仕事からの解放であるこれが真理である　　　　　　　　　　　　　　シュリ・バガヴァン生命の解放根本的レベルにおける覚醒とは“生命を生きること”です。様々な経典では覚醒した人を、自らの感覚をコントロールできる人、と定義しています。しかしバガヴァンによれば覚醒とは五感の解放、あるいは五感をマインドの束縛から解放することです。絶えずジャッジしたりコメントしたりするマインドは、五感による認識に介入して邪魔をし、それを淀んだ退屈なものとしてしまいます。もしマインドの介入がなければ、人間の神経系統は対象が何であれ見たり、聴いたり、匂いをかいだり、味わったり、触れたりする五感による体験を通じて、至福をもたらすことができるのです。それゆえ、五感が解放されている人はマインドによる制限を超えて、感覚そのものを体験します。自分からの解放自分とは、分離して存在しているという感覚です。“私”と“私以外のもの”という感覚がある時には、常にその結果として恐れがあります…他者は私に何をするのだろう、という恐れです。恐れから、サバイバルのための戦い、比較、嫉妬、憎しみ等が生じます。バガヴァンは“自分とは概念にすぎない”と言います。概念とはその定義上、実際には存在しない何かであり、それは幻想です。マインドからの解放マインドからの自由について、一般にそれはマインドの働きが停止した“思考停止の状態”、あるいはマインドの変容によりマインドがそれ自体のなかでより大きな自由または平安を体験する状態、と考えられています。しかしバガヴァンの考えは、それらとは異なっています。バガヴァンによれば、マインドからの解放とは、マインドを停止させる、または変えようとする努力を止めることです。その時、あなたはマインドと“共に”ありながら自由なのです。おしゃべりをするマインドはそれ自体で独立して存在しますが、人生における実際的側面ではあなたを助けてくれます。しかし、生きることそれ自体の体験に干渉することはありません。知識からの解放バガヴァンが知識からの解放について述べる時、それは知識による束縛からの解放を意味し、知識それ自体を意味するのではありません。知識が体験を通じて理解されない時、それはあなたが達成しようする体験そのものを邪魔します。生きるという体験を邪魔する知識は、あなたにとって重荷、束縛となります。ですから手放すべきです。条件付けからの解放共産主義、資本主義、平等、国籍、宗教などといった概念は長い歴史のなかで人間が発達させたものです。これらの概念やアイディアはそれ自体が一種の生き物として存在し、生き残るためにあなたの人生を利用します。それらは“思考のバグ”としてあなたの中に入り込み、人生のあらゆる経験を色づけします。条件付けからの解放とはあらゆる概念やアイディアを排除することではなく、人生において役立つものを自由に選択できることを意味します。社会からの解放人間は究極的に“自由”という概念に縛られています。既存のシステムや社会の規範に反対することによって自由を得ることができる、と考えます。しかし“自由”とは本質的に内側の状態であり、恐れに基づいて生きることがない状態です。それゆえ、いかなる社会構造、“社会”が掲げる法律、価値観であれ、それらに対して抵抗したり、窒息感を抱くことがありません。自由とは何かに対する反逆ではありません。それは敵対するものがない意識状態です。仕事からの解放バガヴァンは活動（activity）と行動（action）を分けて考えています。活動とは内側の空虚感あるいは存在することの痛みからの逃避です。活動は何かを終わらせるための手段ととして行われます。人々は働き、車を運転し、料理し、洗濯をし、祈ったりしますが、それらの活動の背後には何かを満たそうとする心理的必要性が存在します。行動には物理的な意味での目的や目標がありますが、そこには心理的な意味での目的、目標はありません。体験することでそれは終わります。それは内側における自由と喜びの状態から生じます。覚醒している人も働きますが、その人の内側は仕事という圧迫から解放されています。

  2010.05.07

• 聖者は語る

  １月７日：上海にて Q１：バガヴァン、あなたとアンマの新年のメッセージを拝見しました。　手放すことについてです。　手放すためには努力が必要なのですか？それとも自然に起こるのでしょうか？もし努力が必要なのであれば、私たちは方向を間違える可能性もあるのでしょうか？何かネガティブなエネルギーを引き込む可能性もありますか？　　A１：ワンネスの状態に至る鍵は、努力のない努力です。つまり、あるポイントまでは努力が必要で、その後の努力は不要だということです。例を挙げます。暗い部屋の中に蛇がいて、あなたはとても恐れています。「懐中電灯を取り出す」という行為が努力なのです。そして、「懐中電灯をつけること」がディクシャです。懐中電灯に明かりが灯れば、もうどんな努力も必要ないのです。明るくなれば、あなたはそれが蛇ではなくてロープであることを見ることができます。そして恐れは直ぐに消え去ります。エネルギーも努力も時間も全く必要ありません。これが努力のない部分です。懐中電灯を取り出してスイッチを入れることが努力の部分です。同様に、あなたはまず努力する必要があります。それは例えば、身体がどのように呼吸をし、歩いているのかを観察するようなことです。朝シャワーをしている時にあなたの身体がどのように反応しているのかを、歯磨きをしている時には歯磨きのプロセスを観察してください。必ず、感覚から始めてください。そうすれば徐々に、思考にも気付けるようになります。ここまでは努力が必要です。この時、もしもあなたがまだ自分の傷や怒りや苦しみを手放していないことに気がついて、その傷や怒りや苦しみを手放そうとするのであれば、それは間違った努力です。そのような努力は役に立ちません。ネガティブなエネルギーを作り出すわけではありませんが、役に立たないし、実際には問題を大きくすることになります。努力そのものが、いかに手放すことの妨げとなっているのかを見る必要があります。努力は役に立ちません。それを見ることができたら、自然と手放せるようになります。枯葉が木から落ちるように、自然にそうなります。何の努力をすることもなく、それは起こるのです。“手放す”というワードは、あなたが手放そうとしていることを指すのではありません。ワンネスにおいては、あなたはありません。しかし手放そうと意図しているのは、まさに、“あなた”なのです。そのためあなたは、努力の全てがあなたの目的を破壊していることを観察する必要があります。ただ見るのです。あなたがこのことを見据えたならば、それは自動的に起こります。努力は不要なのです。もしもあなたが、努力をして何らかの結果を得たというのであれば、それは何か間違ったことが起こったということです。必ず自動的に起こります。これが1つ目の質問への回答です。長すぎなければいいのですが・・・。Q２：私たちは皆、順境と逆境を経験します。特に、家族が亡くなったり経済的な危機に陥ったり人間関係が壊れたりといった予期しない逆境を経験します。こういった出来事がなぜ起こるのか、どのように逆境から抜け出せばよいのかを知りたいです。私たちの望みは、どうすればより確実に、より速く実現しますか？A２：ある段階までは心理学を使って出来事を説明することができますが、ワンネスは実際に起こる事柄に対して異なる観点をもっています。但し、ワンネスは決して、現代の心理学や古代の心理学に反対しているわけではありません。心理学は何であろうと、目的に対して有効です。ワンネスでは、一人一人をコンピュータとして捉えています。コンピュータにはプログラムがあります。このプログラムは3つの部分から成ります。初期の条件付け、第2の条件付け、第3の条件付けです。3つの部分で全体を構成しています。初期の条件付けは第1のプログラムとも呼ばれ、前世から始まり、受精した瞬間までに起こります。第2の条件付け或いは第2のプログラムは、受精の時からセルフが芽生えるまでに起こります。セルフとは分離感を意味します。第3のプログラムは、セルフが芽生えてから現在までに起こります。例えば、胎児がまもなく生まれるという時に、一旦逆戻りしてからまた生まれ出てくるというようなことがあれば、このような子供は学業、職業、商売を先延ばしにするようになります。最初の試みで達成できずに再度チャレンジが必要となり、物事が先延ばしにされることになります。出生の時に5分遅れたら、将来における遅れは5ヶ月間となり、出生が30分遅れたら、将来は3～5年間遅れることになるかもしれません。1時間遅れたなら、20～30年待つことになるかもしれないし、実現させる前に死んでしまうかもしれません。産道で3回、4回、5回と行ったり来たりを繰り返したのなら、その後の人生では、何をやるにも3回、4回、5回と繰り返すようになります。あなたの人生のその部分は、生まれる前の最後の瞬間にコントロールされているのです。生まれる時の体験、つまりどのくらいの時間を必要としたかによって、実際の人生の中でも、相応の遅れが生じることになります。何倍もの時間の遅れとなるのです。また、帝王切開や鉗子分娩で生まれた子供は、学業、職業、その他あらゆる物事において、友人や家族の後押しが必要になります。このような子供は、自分の力だけで何かを成し遂げることができないのです。妊娠期間中の母親の思考も重要です。母親が妊娠中に自分が癌になるのではないかと心配していたとしたら、その子供は、大きくなってから癌になる可能性があります。母親はなんともありません。多くの物事は、母親の思考の中にも原因を辿ることができます。前世が原因となることもあります。以前、頭と腕に重症の痛みを抱えた人がいました。過去を遡ってみると、ずっと以前の前世で、右手を使って山羊を叩いていたことがわかりました。その問題が、今になって現れてきました。医者にはどうしようもありません。原因がわかった後、その人は7日間懺悔を続けました。そうしたら、痛みは完全に無くなりました。このように、前世に起因することも多くあります。生まれてから最初の数時間に起こることも重要です。女の子が生まれて、母親は赤ちゃんを抱き寄せて、周囲の人も喜んでいて、でも心の中では男の子が欲しかったと思っていたとします。そうするとその子供は男の子のように振る舞うようになります。プログラムは最初の6年間でほとんどが決められます。このプログラムが、あなたの人生をコントロールします。離婚も事業の失敗も事故も、全てはこのプログラムの中に原因を辿ることができます。あなたが配偶者との間に問題を抱えているのなら、心理的なワークをしてもいいでしょう。夫に対して、もっと優しく、もっと愛するようにと要求してもいいです。それが彼のプログラムの一部であるなら、彼はそのようにしてくれます。しかしプログラムにないのであれば、どんな心理学も教えも効果はありません。私たちは正確にプログラムの中に入り、調整をしなければいけません。そのようにすれば、あらゆる問題が解決できるのです。もし解決できないとしても、少なくとも手放して、それ以上の影響を受けないようにすることが可能です。どうすればこのプログラムを見られるのでしょうか？ただ、身体を催眠状態にすればいいのです。催眠状態とは、目覚めと睡眠の中間の状態です。眠る時には、まずは催眠状態になって、それから睡眠状態に入ります。目覚めるときも同じで、睡眠の状態からまずは催眠状態となり、そして目覚めの状態に至ります。いつでも、身体をリラックスさせることによって、催眠状態に入ることができます。そしてその状態でディクシャを受けます。ディクシャを受けている時に、アンマとバガヴァンに、“プログラムを見せてください。障害となっている部分を見せてください”と要求してください。私たちは全てを検査して、あなたがスタックしている場所に正確に止まります。次にあなたは、変化させることを要求してください。私たちはあなたのプログラムを変えます。少しの努力と少しの理解で、あなたは自分のプログラムを変えることができます。プログラムが変わったら、あなたの現実も変わります。24時間で、48時間で、1週間で、あるいは1ヶ月で効果が出ます。プログラムが変われば、あなたの人生は変わります。あらゆる問題が解決します。通訳できますか？少し速すぎたでしょうか。Q３：バガヴァン、2010年には、ワンネスに至るプロセスの中で、私たちが何に焦点を合わせていけばよいのかについてアドバイスをください。バガヴァン：はい。2010年には、あなたは自分が誰なのかを発見することにフォーカスするべきです。いつも言っているように、真理はあなた自身の真理になるまでは、真理ではないのです。そのためあなたは、自分自身の真理を発見する必要があります。実際、人々は、自分についてはよく分かっていないのです。あなたは自分の中に入る必要があります。有能な考古学者が地面を掘って、地中に埋蔵されたものを発見するのと同じです。あなたは自分を掘って、真実の姿を見なければいけません。あなたは自分について、完全に間違ったイメージをもっています。あなたは自分からも隠れようとしているのです。2010年のエネルギーを利用して、あなたは自分が誰なのかを発見する必要があります。私たちはその手助けをします。2011年には、自分を受容することにフォーカスします。2010年に自分が誰なのかを発見し、2011年には自分を受け入れるのです。そして2012年には、自分が誰なのかをただ観察します。2010年から2011年、2012年にかけてエネルギーがシフトする時、あなたは発見から受容へと移行し、そして観察へと移行します。それまでは人間は存在していただけでしたが2012年からは人々は生き始める、と私たちは理解していて、今まで世界中でそう話してきました。ヒンズー教での聖典では、宇宙は１３０億歳であると信じられており、２０１２年の解放までに備えるようにと書かれています。今私たちは素晴らしい家を建てました。その家の中に入って生活を始めます。長い間存在していると思われていました。ただ存在しているだけです。働いているだけです。本当の意味で生きているのではありません。これが２０１２年に起きることです。インドのヴァストゥ、あなたはヴァストゥ（家相学）について聞いたことがあるはずです。これは磁場に基づいています。２０１２年について私たちが信じていることとは、マインドが握りしめている意識を手放すということです。今、意識はマインドの生き残りのために利用されています。握っていたものを徐々に手放して、意識がマインドを利用するようになるかもしれません。マインドはサムスカーラとともにそこにとどまるでしょう。でもあなたの意識を支配するものではありません。あなたは純粋な意識だけになります。あなたが使う「あなた、君」という言葉は純粋な意識のことを指します。あなたのマインドのことではありません。「私とはマインドです」というとき、それはアナトマと呼ばれていますが、間違った自己認識です。２０１２年から起き始めることは、マインドが徐々に人間の意識を支配する力を失うということです。マインドあら解放されれば、あなたは生き始めます。マインドがあなたをコントロールしている限り、あなたは存在しているだけです。

  2010.05.07

• 聖者は語る

  １月１７日：ローマにて Q1、私を苦しめているものが何かを見ています。あなたは私たちに苦しみは戦うことにあると教えました。私はそれを解決するには自分自身を手放すことだということは知っています。最も難しいことはギブアップすることです。なぜなら恐れはとてもパワフルだからです。私たちを助けてくださいますか？バガヴァン：あなたは、自分に苦しみをもたらしているものが何かを見ていると言いました。それはあなたがまったく理解できていないことを意味しています。なぜなら、見ることは自由になることだからです。あなたは見ているものにコメントをしているのです。ずーっとコメントし続けると、あなたが見ているものを継続させてしまいます。そのコメントこそが苦しみなのです。しかし、本当に見ているならば、そこにあるのは「見ている」という状況だけです。そういう状況で苦しみがあり得るでしょうか。そこにあるのは見ているという状況だけです。あなたは実際には見ていなかったのです。あなたは、自分に苦しみをもたらすものを見ていると言いました。それはあなたが、何が起きているのか実際は見ていないことを意味しています。そこにあるのは苦しみが起きていることに対する、心理的なコメントだけです。あなたは見ることのコツをつかんでいなかったのです。パワフルなディクシャを受ければあなたは見ることができるようになります。見ることは自由になることです。私はあなたを助けます。Q2バガヴァン、あなたはたくさんの講義でマインドについてと、マインドがどのように働くかを明確に説明してくださいました。意識についてもう少し詳しく話していただけますか。それはなんでしょか？どのように働くのですか？バガヴァン：意識とは、常に目撃者です。それはどんな行動にも参加しようとはしません。ただそこで起きている行動を目撃しているだけです。あなたが誰かと話しているとします。あなたはだれかと遊んでいます。意識はそれを目撃しています。あなたが誰かとけんかをしているとします。意識はそれを目撃しています。このために、あなたは実際に何が起こっているのかを見るために気づきがなければならないのです。気づくことがなければ、いかなる説明も役に立ちません。この理解を助けるために、明日私たちのウェブサイトに目覚めた西洋人の人とのインタビューをアップロードする予定です。彼はオランダ出身です。彼は今すでにワンネスの状態にある、目覚めた人です。私たちは初めて西洋人を記録することができました。私たちはいままで、インド人の目覚めた人を記録していますが、言葉を理解することが難しいでしょう。ともかく、あなたがそれを視聴すると、目撃者の状態で生きることについて理解することができると私は思っています。私たちは西洋人の目覚めた人について記録することができました。これはより多くの人が目覚めていきます。目撃者の状態というものがどうものかをあなたはきっと理解することができるはずです。Q3、バガヴァン、アンタリアーミンとはなんでしょうか？バガヴァン：アンタリアーミンとは、パソコンのようなものです。他の全てのパソコン同士がネットワーク化されるパソコンのようなものです。例えば、あなたが道の真ん中にいて、車が止まって、自分を乗せて欲しいと思っています。あなたは「車が止まって私を乗せてください」とお願いします。このアンタリアーミンは車を運転している人の組織とつながっています。あなたがアンタリアーミンに強く望み願うとこっちの組織は、車を運転している人の組織を動かします。車を運転している人は、通りすがりに車を止めなければいけないという気持ちになります。そうして車が止まり、あなたはそれに乗り込みます。同じように、あなたは融資をもらうために銀行に行くとします。あなたはアンタリアーミンに「私はこの銀行の融資をもらいたいです」とたのみます。このアンタリアーミンは他のアンタリアーミンと話し合います。「私は融資を受けなければなりません」と、彼はとにかく思います。これがアンタリアーミンを機能させる方法です。私たちそれぞれがアンタリアーミンを持っています。私たちが「私はアンタリアーミンを持っている」という時、それは「あなたのアンタリアーミンが他の全てのアンタリアーミンとつながっている「ということを意味します。他の誰も気づかなくても、その意思が他の意思に話し、その意思が超特急であなたの望むものを起こす方法を伝え、ある人が「私が彼を助けなければいけない。私は彼にこれをしなければ」と言うようになります。でも彼はなぜ自分がそうしているのか分かっていません。こっちのアンタリアーミンがあっちのアンタリアーミンに話して、その上であっちのアンタリアーミンがこっちのアンタリアーミンに恩恵を施します。それがアンタリアーミンの機能です。とても深い神聖な状態で私たちは２つのアンタリアーミンが話し合うのを目撃することがあります。例えば、あるアンタリアーミンが「この男はほんとに役に立たないやつなんだ。しじゅうお天道様の下にいるんだ」と言います。このコメントはあるアンタリアーミンが他のアンタリアーミンに対して言ったものです。他のアンタリアーミンはこう言いました。「こいつも全然役に立たないんだ。ずっとどこにも行かないんだ」他のアンタリアーミン達も話します。あなたのアンタリアーミンはあなたのアンタリアーミンです。他の人のアンタリアーミンはその人たちのアンタリアーミンです。彼らはときどき会話をします。これはとてもおかしな現象です。私はこれについて後ほど、もっと話そうと思います。今のところ話せるのはここまでです。 １月１７日モスクワにて ２０１０年１月１７日　　ロシア、モスクワのスカイプ会議質問１：バガヴァン、人にはその人独自の決められた運命があるのでしょうか？ある人は偉大な音楽家として、ある人は科学的な発見をするとか、医者になるとか、一生を道路の掃除夫として終わる、というように決められているのでしょうか？それとも人生は人の意図や向上心によって、常に変化しながらある方向へ向かって展開されるものですか？バガヴァン：あなたが生まれる前に何が起きるかというと、あなたが確実にどういう人生を送るのかを見せられます。どの場所に、どんな両親のもとに生まれ、何が起こるかといった、あなたのすべての運命を見ます。それをあなたが了承したうえで生まれてきます。なぜ人々は、ひどい人生をも受け入れて生まれるのでしょうか。天上では地球次元での１２０年はたったの３分間なので、ただすべてを楽しむために生まれてくるのです。ですから人々はどのような人生も受け入れます。そしてその子どものころからの完全な人生の記憶は、生まれてから６時間で忘れさせられるのです。そうしないと、受け入れた人生を送ることができないからです。しかしながら、この了承した人生も、変えることができます。そういうことが可能なのです。でも変えようとしないなら、決められて受け入れた運命の人生を送ることになります。これが質問１の答えです。２つ目の質問を聞きましょう。質問２：バガヴァンこんにちは。助けとは何かについて教えてください。誰かが助けを求めてくる、または助けを申し出たときに、積極的な反応をしてくれる。またある人は決して助けを求めないし、助けを受け入れることもしない。なぜそうなのでしょう。そういう人は助けを受けたら、何らかの見返りを求められると思うからでしょうか。助けを受けたらどんなお返しをしたらいいのでしょうか、何か物をあげるとか、心からの感謝なのか、助けてくれた人のために祈ることでしょうか。それがカルマ的にどう影響するのですか？助けを受けいれたときに、誰にどのような、どのくらいの貸し借り（恩義）ができて、それに対する義務は何なのか教えてください。バガヴァン：人を助けられるとき、この人を助けなければならないと感じるときは、助けるべきだと心得てください。もし助けなかったら、ネガティブなカルマを作ります。少なくともあなたは、心からその人を助けようと思える状態にあることが必要です。そういう状態で助けてあげます。もし助けなければネガティブなカルマを作ってしまうのです。そうして本当に助けてあげ、助けてあげられる人を知っていたら、その人に助けを求めるべきです。その人に助けを求めないでいることも、ネガティブなカルマを作ります。繰り返しますが、助けが必要なとき、そして助けられる人を知っているとき、その助けを求めないとしたら、それはネガティブなカルマを作るということです。あなたが誰かの助けを受けるとき、あなたはカルマのサイクルを終わらせなければなりません。あなたを助けた人を助けるとか、できるならあなたが受けたのと同じような助けを、誰かにしてあげるのです。もしそうできないのであれば、それは構いません。あなたが助けられたなら、同じように誰かを助けてください。それか物などでお返しをするとか、少なくとも心からのお礼を言うことです。このようにして、カルマのサイクルを完了させます。それをしないと、ネガティブなカルマを作ります。あなたが助けを受けたときに、そのお返しに誰かを助けるとか、いろいろな形のお返しをしない、お礼さえ言わないとしたら、ネガティブなカルマを作ります。これが２つ目の質問の答えです。

  2010.05.03

• 聖者は語る

  Helsingborg, Sweden 1/10/2010Q1　バガヴァン、2012年の変換は、気づきの意識や惑星のエネルギーのことを知らない一般の人々にはどのような影響を及ぼしますか。また、そういう人はどのように内側の苦しみから解放されるのでしょうか。バガヴァン：この現象が1989年に始まった時、それは学校のキャンパス内で起こりました。そして私たちは全員その現象に取り組んでいました。そしてそれは学校から２，３キロ先の道にいた人も影響を受けました。キャンパスから2キロほど離れたところにいたトラクターや車の運転手たちはある種の意識状態になり、あっちやこっちにハンドルを切って、数件事故を起こしました。それで私たちは現象をコントロールしはじめました。もし何が起きるか知らなかったら、きっと野放しにしておいたでしょう。同様のことが2012年に起こるようです。現象に気づいていようがいまいが、祝福を受けていようがいまいが、十分な数の人に達すればそれは世界中の全人類に影響し、認識の変化が起きます。それはつまり、他人のことを自分のハートで感じ、つながりを感じ、よりやさしく親切になり、よりよい人間になります。この現象のことをその人たちに誰かが教えたからとか、教えなかったからとか、そういうことに関係なく起こります。とても自然に意識状態が上がります。目覚めた状態にならなくても、また高い意識状態にならなくても、徐々に自分の思考が変化していることに気づくようになります。ネガティブな思考がポジティブな思考になり、より全体的に包括的に考えるようになります。要するに、よりよい人間になるということです。そしてそれが続けば5年後には彼らは目覚めた状態になります。アフリカにいようとも、またはもっと遠いところにいても関係ありません。自然に完全な状態になります。それはあまりドラマティックな変化ではありません。しかし確実に局所的な対立は緩和するでしょう。個人間の問題は、そういうことは起きるでしょうけども、無くなっていきます。家族はより絆が深まります。以前はけんかをしていたような家族も、お互いに親密になります。若い人たちはより幸せになり、ドラッグなどに手をださなくなるでしょう。こういったことが2012年に起きると思われます。次の質問にいきましょうか、アネットさん。アネット：ありがとうございます、バガヴァン。Q2　バガヴァン、2012年には私たちのアンタリアーミンにはどういうことがおきるのでしょうか。それからバガヴァン、あなたを自分のアンタリアーミンと捉えた場合どういうことがおきるか少し教えていただけませんか。そしてあなたと強いつながりを持つにはどうしたらいいでしょか。バガヴァン：アンタリアーミンは2012年にはよりパワフルになります。そしてあなたが私を自分のアンタリアーミンにするならば、身体を伴ってあなたの家に訪れておしゃべりするかもしれません。（笑いと歓声）実際に、ここ2カ月間、インドではそれがステップアップしました。現在多くの人が、肉体を伴ったアンタリアーミンを信じています。アンマとバガヴァンを家において教えに応えています。こういったことがインドや世界中で大規模に始まっています。それで、私たちはビザや長旅を必要とせずにあなたの家に行ってあなたと会話することができます。そいうことが起こりえるのです。アンタリアーミンはとても強力になります。それをもっと強力にする方法は、バガヴァンを父親や親友などの、あるタイプの役に投影することです。あなたにとって一番いい関係の役にするのです。アンタリアーミンと、そういったよい関係をもつことです。父親とても不快な関係にあるとすると、私とあなたの関係はとても不快な関係になりますが、それでも問題ありません。こういったように、父親とある種の関係を持ってください。絆は強くなります。それは必ずしも親切で穏やかな関係である必要はありません。そういったことは求められません。あなたがこれまでに経験したことのある関係に反映させなければなりません。それができればアンタリアーミンはとても強力になります。2012年のために祈りましょう。そしてその様子を見ましょ １月９日：日本（福岡）にて 1. ディバインとの繋がりは重要であるということは分かりました。どうやったらはっきりディバインと繋がったって分かるんですか？ディバインとの絆を深めるにはどうしたらいいですか？A.まず、ディバインに人間の姿を与えることです。父、母、兄弟姉妹、友人、好きな関係で構いません。まず、ディバインが人間の姿を取ることです。もし、父の姿を与えたならディバインとは自分自身の父親と関わるように関わります。もし、母親の姿を与えたなら自分の母親と関わるようにディバインに関わります。ですので、この場合自分自身の父親、或いは母親との関係と同じ関係を持ちます。但し、重要なことは自分にとって最も良い関係を持つ相手との関係をディバインに与えることです。母親と非常に良い関係を持つのであれば、ディバインとの関係を母親との関係にするのです。夫と非常に良い関係を持つのであれば、ディバインとの関係を夫との関係にします。友人と非常に良い関係を持つのであれば、ディバインとの関係を友人との関係にします。そして、あたかも彼らと関わるかのようにディバインと交流を始めます。最初は会話や質問をしても良いでしょう。助けを求めても良いでしょう。最初のうちは考えや洞察といった形で回答が来るかもしれません。そして関係が育つにつれて実際のコミュニケーション（交流）となっていきます。そして明確にわかるために、ディバインとの会話の中で問題を解決してもらうだとか、困難な状況から救出してもらうだとか、祝福をしてもらうなどのお願いをしてみると良いです。それが実現したならディバインと繋がったことがはっきり確認できるでしょう。そして、ディバインがその祈りに答えない場合には、なぜ答えないのか、聞いてみることです。そしてディバインと本当に繋がっているのならディバインがその理由を示してくれるでしょう。それがディバインとの絆を築く最善の方法です。これが第１問目の回答です。2. サダナについての質問：1/2フロリダでのカンファレンスを聞きました。バガヴァンが提案された、気づきに関するエクササイズについて話していただけますか？7分間、一日7回、21日間の増大は（訳注：サダナ？）、マインドのくせを壊します。というエクササイズについてお願いします。A. まず、肉体を意識することから始めるべきです。通常あまり意識しなかったり、癖になってしいまったような運動や活動で構いません。例えば歯磨きです。朝、歯を磨くとき、機械的に行っているはずです。それに意識を向けるのです。ブラシが歯や歯茎に触れる感触や、そこで生まれる感覚を意識します。そういった活動で大丈夫です。或いは、お風呂でも良いです。水が肌に触れる感触やその感覚です。通常は癖になってしまっているものです。何が起きているかを意識したり、それに気付いたりしていません。ですのでそれに気付くのです。食べている時も、マインドの注意が他に向いた時、徐々に食べ物に意識を向け、その味や食感、香りに気付きます。或いは、歩くときでも良いです。歩行の動作に伴う複雑な動作に意識を向けるのです。筋肉の動作や手足の動き、そういったものを観察します。また、周りに音があれば、マインドの注意が他に向いた時、その音に注意を向けることでも良いでしょう。最も理想的なことは自分にとって癖になっている活動を意識的に行うことです。そこに意識を向け、気付いて行えば、全く新しい体験が得られます。さらに、もう一つできることは、例えば足を開いて前屈をします。脚の間を通して世界を逆さに見るのです。そこで、これまでと違った見方をし始める体験ができます。癖が壊れ始めます。ポイントは、通常行うことを、強烈に意識しながら行うことです。文化に根付いた活動を、このようにして変えることで更に効果が増します。例えば、朝の散歩が日課だとします。それを何日間か夕方の散歩に変えてみます。そういったことでも癖は変わる可能性が高いです。さらにもう一つできることは、今まで行ったことのない場所に出向いてみることです。そこでマインドは状況を理解することを強いられ、そこで癖が崩れることもあります。例えば忙しい市場のような場所でも、何でも構いません。何か新しいこと、慣れないことであるためにマインドにとってチャレンジ（挑戦）になるようなことです。これを１日およそ４９分間行うのです。実際には７の倍数の時間で構いません。ですので、７分、１４、２１、２８分などの時間帯で、２１日間続けるのです。すると不思議なことに脳は無意識の癖を壊し始めます。そして更に気付いた状態が深まって行きます。その気付きを徐々に内側に向けて行き、内側で何が起きているかに気付き始めるのです。残りは自動的に展開します。気付いていること意外にあなたがすることはありません。それだけです。残りは全て自動的です。それが第２問目の回答です。３. これからギバーになりたい人たちからの質問です。私はワンネスに賛同し貢献したいと思います。ギバーになりたい気持ちもありますが不安もあります。なぜなら自分が変わってしまうようで怖いからのです。そして私のまわりのギバーをみても苦しんでいる人が多いからです。私がギバーになろうと決意するために、勇気の出る言葉を下さい。また、ギバーになるとどんないいことがあるんですか？それから本当のところ、嫌いな人からディクシャを受けたくないんです。そういうときでもディクシャを受けたほうがいいんでしょうか？A. まず、嫌いな人からディクシャを受けるべきではありません。それは避けるべきです。そして次に、人類を助けるためには、ディクシャ或いはブレッシングを行うとき、完全にディバインの道具となることに完全に気付いていなければなりません。更に、ディバインは人類を助けるためにあなたを通して流れていて、あなたは人類に奉仕をしているということを明確に理解するべきです。ですので、ポイントは２点です：ディクシャはあなたが行っているものではなく、あなたがディバインの道具となっていることをはっきりと、明確に知ること、そしてディバインは人類を助けたいという思いを持ち、あなたはそのディバインを助けていることを知ることです。あなたが人類を助けているわけではありません。あなたが人類を助けることができますか？あなたは人類を助けるディバインを助けている、ということに気付かなくてはなりません。この気付きがあれば、あなたは善いカルマを積みます。非常に早く積みます。その善いカルマを、経済的な問題や仕事上の問題、自身の目覚め、健康の改善など、どんな用途にも使用することができます。銀行の預金をおろして使うことがありますが、同様に、善いカルマがあればそれを引き落として使用することができます。それはディバインが助けられているからです。しかし、あなたは人を助けようとしているディバインを助けているということを知って下さい。その気付きがあれば善いカルマが積まれます。気付きがなければ、善いカルマは積まれません。私たちはそのように理解するべきです。

  2010.04.30

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  （ドバイにて）Ａ２：私たちは「見ることは自由になることである」という教えについて考えました。私たちは、嫉妬や欲望、恐れなどネガティブな感情でいっぱいだと気づきました。ジャッジをしないという気づきはあまり長く続かず、すぐに自分をジャッジするように戻ってしまいます。すぐにネガティブな感情の圧倒的な力にコントロールされてしまいます。どうすれこれを克服できるか教えてください。そして、私たちが自然な現象として「見る」ことができるようにディクシャをしてください。バガヴァン：「見ることは自由になること」これは短い時間で起こります。しかしそれを持続させるには、マインドがやっている「名前をつける」というプロセスを見なければなりません。問題は名前をつけるというプロセスです。例を挙げると、子供が木を見てもそれを木と呼びませんし、それが何なのかも知りません。それでも木を体験しています。その一方あなたは、それをココヤシだとかマンゴーだとかあるいは他の木だとか言います。そして、なんと素晴らしい実がなっているのだろう、食べたいなと言います。そうやっていろいろなコメントが始まります。実際には、起きていることはそこで起きていることです。それが全てです。あなたはコントロールできません。全宇宙が関係しているのです。　しかしあなたはネガティブな考えだと言い、ネガティブな感情だと言い、嫉妬や欲望や怒りや憎しみだと呼びます。問題は、怒りでもなく嫉妬でもなく憎しみでもなく、あなたが名付けたことが問題です。どうしてあなたは怒りや欲望や憎しみだと呼ぶのでしょうか？なぜ名前をつけるのでしょうか？そこにあるものはそこにあるだけです。考えたことが欲望であろうと神であろうと、どちらも同じように神聖です。なぜなら両方とも神だからです。神以外ないからです。宇宙とは神です。神とは宇宙です。　どれだけの寒さであれば、あなたはひどい（悪い）といいますか？あるいは良いといいますか？明らかに言うことはできません。最高と最低、上と下、前とうしろがなければ創造はあり得ません。もしあなたが電子を持っているなら、あなたは陽子を持っているはずです。あなたが物質をもっているならば反物質を持っているはずです。ものごとの両側がなければあなたは存在しません。それが創造の基本原理です。そのため全てのものが存在するのです。　私はときどき言うことですが、あなたのマインドはあなたのものではありません。それはずっとそこにありました。これからもあります。その構造は変わっていません。嫉妬、怒り、憎悪。欲望、これらすべては同じ状態でそこにありました。恐れは・・・（聞こえないようです）恐れの対象が変わりました。欲望の対象が変わりました。嫉妬の対象が変わりました。その対象が槍であったり、別荘だったり、車だったりしたのです。恐れの対象だけが変わりました。感情の対象だけが変わりました。しかしそれらはほとんど同じです。構造は変わりません。そして、あなたがたが望んでいることはマインドが変わることです。でもマインドは変わりません。「私は怒りで苦しんでいます」とあなたが言うことです。それはあなたが悟っていないからです。　今、世界にはさまざまな種の人がいます。わずかに、ある種の目覚めた人がいます。彼らの言葉はとても奇妙です。彼らは「私は起こっている」とは言いません。彼らの言葉ではこう言います「私は怒りです、私は嫉妬です。私は恐れです。」なぜなら彼らは実際に起きているとことを見ているからです。それだけです。だからかれらは名前をつけるということをしません。何かが起きているというだけです。「私は恐れを抱いている、私には怒りがある」とは言いません。そして、その人たちはそれ（恐れや怒り）をとても簡単に扱います。あなたの問題は、それをラべリングして名前を付けることです。あなたがそれを目撃し続けていると、マインドがそのトリックや名前を付けるゲームに巻き込まれていることに気づくでしょう。そこが問題の始まりです。それはある地点まではあなたを助けるでしょう。しかし問題は、あなたのマインドはずっと同じであるということです。あなたであろうと、ラマナ・マハリシであろうと、ブッダであろうと、マインドは変わりません。目覚めた人に起こったことは、そのマインドから出たということです。彼らはマインドと一体ではありません。　現在、あなたは「これは私のマインド、心です」と言います。それは「アナートマ」ですサンスクリット語の「アナートマ」とは間違った識別を意味します。なぜ間違った認識というものがあるのでしょうか？私たちがサンスクリット語で「パラグナーパラーダ」と呼ぶもの、または知性の失敗と呼んでいるもののためです。これは我々がレベル２で呼び覚まそうとしているものです。　知性はラマナやブッダ、ラーマクリシュナ・パラマハンサによって花開きました。したがって彼らは自分のマインドとの一体感はありません。彼らのマインドとは、道を歩いている動物のようなものです。あなたは道にいる牛に何をしますか？あなたは何もしません。それと同じようにマインドにも何もしません。ただそこにあるだけです。あなたのマインドを変えるべきだと思う必要はありません。あなたはこれ以上、自分のマインドと一体感を持たなくなるでしょう。あなたはマインドから、まさに出てきます。あなたはそこから引っこ抜かれます。　問題は、あなたがた全員が刑務所で生きているということです。最もおかしなことは、あなたは刑務所にいるということさえ知らないということです。あなたはその刑務所をとても美しく飾りつけました。素晴らしいダイニングテーブル、カーテン、エアコン、キッチン、全てがそこにあります。しかしそれはあなたがそれを本当に楽しんでいる、ということとは違います。本当の喜びではありません。しかし、あなたは苦しみをやりくりすることはできました。あなたがた全員は「苦しみをやりくりする技」で、ＭＢＡを取りました。ダイニングテーブルとは、あなたの夫の安全です。台所とはなんでしょうか？あなたの妻の安全です。では、小さな椅子とは？それは子供たちのためのものです。エアコンはあなたの両親のため。またはあなたの名誉のためです。名声と全ての付属品はあなたの家の家具です。それはとてもうまく配置されています。そして、わたしはそれに大賛成です。しかし、あなたは刑務所にいるだけだと気づかなければなりません。それからその刑務所から出てこようとしなければなりません。なぜならあなたは生きていることにならないからです。だから私たちのチャンネル（ワンネスユニバーシティの放送）で生きるために逃げだせと言っているのです。あたなはただ存在しているだけです。あなたは朝から晩まで人生を機械的に生きています。毎年毎年そうです。そしてついに・・・最後まで何もありません。　生きるためにマインドから出てこなければなりません。内側の鍵はあなたが爆破しなければなりません。どうやって？あなたが刑務所にいると気づくことです。しかしそれではまだ出てこられません。私たち外側にいる人が外から鍵を開けてあなたをひっぱりだします。これがムクティ（解放）、あるいは目覚めとよばれているものです。これが私たちが行うことです。Ｑ２　コペンハーゲンで開かれた世界の気候についての会議で、多くの根本的な論点が見過ごされたことは明白です。特に食物に関することです。家畜産業が世界の大部分の森林伐採を引き起こす原因となっているほか、温室効果ガスの一因となっています。人間に菜食主義になる意思がなければ、これがどうやって修正することができるでしょうか？バガヴァン：この危機だけではなく、他の大きな危機的問題もすべて人間の意識に根本があります。人間の意識はマインドによって腐敗しました。そして、マインドは対立する質をもつようになりました。なぜならマインドは思考をとおして働き、思考は対立するものだからです。思考は測定しようとする質があります。昨日と今日、彼と彼女、これとあれ、というふうに。それは自然に対立を生みます。思考は私たちの全ての紛争の原因です。思考は、それが必要なところには役に立ちます。ほかのところではそれは対立を生む力となります。そしてこの思考の流れのことを私たちはマインドと呼んでいます。マインドが、意識をまるで囚人のように捉えようとする限りあらゆる問題が起きます。問題だけでなく、経済的問題、政治的問題、健康問題、あらゆるものです。全ての問題は、このように意識汚されたことに原因をさかのぼることができます。そのため、私たちは人間の意識を浄化してきました。究極の解決方法は、私たちが意識の中でこの危機を扱うことができるようになること、これだけです。私たちは人類の意識を浄化しなければなりません。それがディクシャです。祝福とはそういうものです。２０１２年とはそういうものです。私たちが意識の混乱をクリアにしない限り、すばらしい未来はありません。また、意識を浄化することは、新しいテクノロジーが現れるのと同じようなものです。テクノロジーは私たちを石器時代に逆戻りさせないでしょう。もちろん、私たちは石器時代に戻ることはできません。地球を破壊することなく私たちを前進させてくれるでしょう。２０１２年から０２５年までに、ある新しいテクノロジーが出現します。それまでにあったものとは非常に違ったものです。そのテクノロジーは意識のレベルを高まった結果、出現するものです。究極の解決策は意識に関係します。これが２番目の質問に対する答えです。

  2010.04.21

• 聖者は語る

  ロシアのマリーナさんからの質問：身体的苦しみ＋心理的苦しみ＋存在の苦しみ＝一定　ということは知っています。私は肉体的苦しみについては分かります。心理的苦しみについて話すとき、私は二つの面に直面します。私自身が観察し経験する私の個人的な苦しみと、二つ目は私が社会生活のなかにいるときです。私は集団的、集合的な苦しみを感じます。私がそれを観察していると、それは平和な状況に変わります。しかし、私が存在の苦しみに直面したとき、一体どうすべきか分からなくなります。特に最近、（存在の苦しみによって）長く落ち込んでいます。存在の苦しみに対してどのように対処すればよいでしょうか？バガヴァン：苦しみのうち、最も理解が難しくまた解決することも難しいのは、私たちが存在の苦しみと呼んでいるものです。あなたは存在の苦しみを経験しているのではありません。あなた自身が存在の苦しみと等しいのです。存在の苦しみを経験しているのはあなたではありません。あなたが存在する限り、存在の苦しみを抱えていなければなりません。つまり、あなたが存在するときあなた以外のすべてのものと分離することになります。この分離が存在の苦しみと呼ばれるものです。ここで理解しなければならないことは、あなたは存在の苦しみによって苦しんでいるのではないということです。あなたこそがまさに、存在の苦しみなのです。苦しんでいるのはあなたではありません。あなたは存在の苦しみそのものです。あなたは存在しません。人は存在しません。人格は存在しません。それが真実です。そういったものは海の波のように現れたり消えたりします。人格は現れたり消えたりします。人というものはいません。例えばテレビに近づくと、画面には点しか見えなくなります。液晶画面に近づくと、それがどんなスクリーンであっても、近づくほどそこには点しか見えず、映像はまったくないと分かります。同じように、ビデオのフィルムをゆっくり回すとそこには連続した動きがないことが分かります。そこにあるのは細切れになった動きです。あなたは連続した動きという幻想を見ているのです。しかし、画面に近づいたりフィルムの回転を遅くしたりすると連続した動きをみることはできなくなります。テレビに近づいて座ると、点しか見えず何の形も見えません。同様に、あなたの内側に起きていることにはっきりと気づいていると、起きていることは何であれ重要ではなくなります。重要なことはあなたの内側に何が起きているかということに注目していなければいけないということです。十分に近づいて見ることができれば、あなたは自分がいないと気づくでしょう。あなたはそこにいません。なぜなら観察されているものはあなたの内側にいる観察者が作り出したものだからです。観察されているものが、それとは違ったものとして見られるなら、あなたはいなくなります。テレビの画面に近づくと、点だけがあって形が見えなくなるのと同じです。同じようにあなたが強烈に何かを観察すると、観察されているものは消えていきます。画面の点と同じように、あなたが内側に起きていることにとても近づくと、それは全く違ったものになります。観察されたものが変化するとき、観察者も変化します。起きたことが観察されると、それは消えます。観察者も消えます。両方とも消え去ります。そして、観察者と、観察されているものと、観察するという行為は一つであることに気づきます。そういった気づきがおきるとあなたは消えてなくなります。あなたが消えると、苦しみもなくなります。なぜなら苦しんでいるのは「あなた」だからです。ですから、あなたがしなければならないことは、内側に強烈に気づくようになることです。一日だけのことではなく、徐々に何が起こっているのか気づいてただ見ているだけになることです。あなたは起きていることや問題について悩みますね。それは重要ではありません。何が起きているのか見ることができますか？そしてそれを見ることができるなら、観察しているものと観察者が実はひとつであると発見するでしょう。だから、そこにあるのはただ体験だけです。そして、その体験はなくなります。ただ、見ることだけがあります。この先に起きることを予言する者は消え去ります。ただ考えだけがあります。思想家は消え去ります。ただそこにあることだけがあります。あなたは消え去ります。これがたった5分間だけそういう状態になったとしても、あなたがいないというパワフルな気づきを得ることができるでしょう。あなたは二度と存在の苦しみの罠にかかることはなくなります。そういったことが起これば、そういう方向に働きます。これが最初の問いに対する答えです。次の質問にいきましょう。ウクライナのエカテリーナさんからの質問：お金とは何でしょうか？その存在は何を示しているのでしょうか。私は現在のレベルに妥協すべきでしょうか？それともお金を得るために最大の努力をつぎこまなければならないでしょうか？私は最近、父とのよい関係を気づくために本気で取り組んでいます。バガヴァン：インドにはお金に対する言葉があります。ナナヤム（？）というものです。これは誠実さを意味します。つまり、その名前は誠実さという意味なのです。お金を公正に稼ぐことができるならば、それはあなたは社会貢献したことになります。あなたの貢献の指標になります。どれくらいのお金を望むかということについては、あなたの決断次第です。それは個人の自由な判断に任せられます。私の仕事は、あなたがお金を得ることを助けるだけです。それが私の機能です。どれくらいお金を得なければならないかということについては、あなた次第なのです。そしてあなたは父親との関係とは問題がないと言いましたが、それならば今あなたは自分が本当に望むだけのお金を得ることに何の問題がないということです。欲張りなのではなく、あなたが本当に望むだけのものを、です。多くのお金を得ることはそれほど難しいことではないはずです。これが２つめの質問の答えです。カザフスタンのナイリャさんからの質問：バガヴァン、どのようにすれば私は自分を愛せるようになりますか？私は自分の世俗的な問題と心理的な問題の全てが、自分が自分を認められないことに関係していることに気づきました。あなたの愛を他の人に伝えるために、あなたの媒体になることで、どのように私は自分を愛することができるようになるのでしょうか？バガヴァン：外の世界にいるときはあなたは活発でなければなりません。そして内側の世界では受動的でなければなりません、と私たちは言いました。今起こっていることとはあなたは自分を受け入れられない、自分を愛することができない、と気づいたということです。そこまででＯＫです。しかし問題はあなたが自分を受け入れようとしていることです。自分を愛そうとしていることです。あなたが自分を受け入れられないという事実を非難したからです。あなたは自分を愛していないということを非難しました。これはワンネスの教えにはありません。ワンネスの教えが言っていることはこういうことです。見て、注目して、あなたが自分を受け入れられないという事実に気づき、強烈に気づいてください。あなたが自分を愛していないという事実に強烈に気づいてください。もしあなたがそれを非難したら、それを変えようとしたら、何もおこりません。ただ気づくだけです。それが悪いことだと思ってはいけません。あなたはこんな風に言うかも知れません。「ああ、私は自分を受け入れられないなんてとても悪いことだ。自分を受け入れなければいけない」これは気づきではありません。それは熟考の末に出てきたものです。気づきとは、何がおきているのかただ見るだけです。何であろうと全く重要でありませんし全く問題はありません。起きていることとは、あなたが自分を受け入れられないということです。あなたが本当に見ることができるなら、「私は自分を受け入れられない」とはもう言わないかも知れません。なぜなら、その瞬間に起きていることは、概念ではなく過去に起きたことでもないからです。特定の瞬間に、まさにそこで起こっていることにあなたが気づくのです。あなたがそうする時、何かが起こります。私はこれについて話したくありません。また概念になってしまうからです。そしてあなたがまたそれを求めようとするからです。起きていることにただ気づくこと、これが全てです。それ以上のものはありません。もしあなたが起きていることに気づいたなら、それが最初のステップであり最後のステップです。それ以上することもありませんし、何もできることはありません。しかしあなたは「ああ、私は自分を受け入れられない」と名前をつけて非難して、変えようとしたがっているのです。そこが問題が起きているところです。そこまでの時点であなたがしたことは正しいです。あなたは何もできないと気づくべきです。「私は自分を受け入れられない」とう声明を発表する必要はありません。つまり、あなたは見ていないということです。あなたは熟考しましたが、まだ本当に見ていません。単に何が起きているのか見るのです。あなたがまた概念や考えを作り始めるので、これ以上話したくはありません。ただそれをやってみてください。起きていることを見てください。それが始まりであり終わりです。その気づきが悟りです。それが生きるための全てです。人々はみんな白昼夢を見ています。考えにとらわれています。いつも空想にふけっています。そして、その瞬間を逃しています。起きた後に気づいてもむだです。すぐに気づかなければなりません。その時があなたの気づきです。あなたは今ぐっすり眠っている状態です。気づくことは悟ることです。今から言うことを心にとどめておいてください。　起きていることはどんなことでも重要ではありません。　あなたは顕微鏡でものを見ています。あなたは望遠鏡でものを見ています。そこで見えるものは重要ではありません。　あなたは見ていますか？それがすべてなのです。「ここにはあれがなければいけない、ここにはこれがなければいけない」と考えているならば、見ていることにはなりません。ただ見てください。　そして、何かが起きるかもしれないと思わないでください。見ることが起きていること（ハプニング）だからです。見ていても何も起こらなかったとしても、見ていることがハプニングなのです。あなたが見ているならば、それで終わりです。人間ができることは見ることだけです。あなたがそれをすれば、あなたたちが話すことは全部、自然に起きたことの結果だけです。見ることがすべてであり、それですべて終わります。見ることができる人は先見の明がある人です。これが全てです。それができるよう、私はあなたを助けています。皆さんを愛しています。ナマステ。

  2010.04.20

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  Q1　バガヴァン、2012年のあなたのビジョンを私たちに教えてください。ディクシャを私たちの生活の中でどのように活用したらいいでしょうか。バガヴァン：2012年のことは、私たちは独自の啓示を持っていましたが実は古代の予言なのです。私が世界中に行っていたように、それは３つのサイクルの最終の頂点です。一つのサイクルは5000年で、もう一つは26400年、そしてもう一つは650000年です。この3つが2012年に終わりを迎えます。2011年であるか2012年であるかというわずかな意見の違いはありますが、私たちに示されたのはそういうことでした。そして、他に私たちが確信していることはこれが宇宙の中間点であるということです。ヒンズー教の聖典によると、宇宙は現在300億歳だと書かれています。そして、ここに至るまでには84ラークの歩数がかかるということです。８４ラークとは８４０，０００歩という意味です。この地点まで来るのにこれだけかかりました。そして、私たちはずっとこのために働いていました。植物として、哺乳類として、動物として、そしてそれ以外のものとして。これらのすべての段階で、私たちはこの地点に到達するために働いてきました。そして今、私たちが築き上げた家に入って、生き始める時がきました。私たちはこれまでただ存在しているだけで、生きてはいませんでした。今、私たちが作った家に入り、生き始めるのです。もちろん私たちにはこの家に履いて生きる権利が果たしてあるのか、という疑問もあります。　動物や恐竜や魚たちも一生懸命生きてきました。私たちの祖先、ネアンデルタール人、ホモサピエンスも懸命に生きました。それなのに私たちがその家に入り2012年を楽しむ権利があるのでしょうか。それはこう信じられています。つまり私たちがそれらの祖先であったと。私たちがそれらの祖父であり祖先でありました。そして私たちは動物であり鳥でした。私たちがそれら全てでした。私たちがちょうど今、数百万年歳なのです。だから2012年にその家を占拠して生き始める権利があるのです。今まで何をしてきたとしても、それはただ働いて存在していただけだとみなされます。しかし今、私たちが生き始めるときが来たのです。人類の歴史の流れにおいて、「生きた」人がいました。例えばブッダやキリストや、その他悟りをひらいた偉大な人たちです。彼らは、なんとか生きることができました。「ただ存在するだけ」というプロセスから逃れることができました。しかし、今起きていることはたぶん最初の段階のもので、いずれ世界的な現象になるでしょう。個人的な目覚めや少数の人の目覚めではなく、もっと巨大なスケールでの目覚めが起きます。ヒンズー教の経典によると、ある年から数年間の間を私はサンスクリット語の名前で呼んでいるのですが、世界中に敵対心が現れます。国家間や人々のグループの中で、個人とその他の人の間で、また個人の中でもです。たくさんの対立とたくさんの敵対心があります。そういう年が数年ありました。来たるべき年は3月から始まります。それは（インドの名前）と呼ばれています。倒錯と不自然でおかしなこと、ひねくれたような態度、とてもひねくれた振る舞いが、国家間や人々の間、またグループ同士、個人と他の個人の間で、また自分自身の中に起きます。これが2010年に私たちが経験することです。幸運なことに、このひどい年は2010年のうちに終わります。2011年の3月から（インドの名前）という年に入ります。ここから神と人とが実際につながるということが始まります。これは2011年６月ごろに起きると予想しています。神と人がどうやってつながるのか、その始まりを見ることになるでしょうか。2011年の６月に私たちは新しい年が始まりを見られるはずです。そして2012年になると、これは（インドの名前）と呼ばれますが、これは新しいものの誕生という意味なのですが、これは明らかに新しい年の始まりという意味であり、大きな喜びの年であると言われています。これが2012年についての予言です。そして2013年は人類にとっての偉大な勝利の年であり、2014年はさらなる勝利の年となり、2015年は多くの愛に満ちあふれます。そのように続いていきます。これは私の予言ではありません。これは何千年も前からあった予言です。そういうわけで、私たちが自分たちの啓示の中で見たものは、私たちは見たのですが、こういったことが実際に起きていました。私たちはそれほどネガティブなことは見えませんでした。しかしそれは、そういうことが起きない、ということを意味しているのではありません。しかしそういうものは見なかったのです。私たちが見たものは先ほど言ったようなことだけでした。これが2012年についての話です。しかしこういうことが起きるためには、私たちは働かなければなりません。これを達成するには6万人が必要であると予言していました。6万人の目覚めた人たちです。6万人の目覚めた人たちがいなければ、莫大な数のディクシャギバーが必要になります。これが2012年を可能にする方法です。これが私たちの2012年のミッションです。多くの時間を無駄にしてしまったので、私たちがそれに間に合わせるためにできる唯一のことは早急にたくさんのディクシャギバーを生み出し、2012年のはじめの数カ月で、人々が順に目覚めていくようなとても高い意識状態に移行することができるようにすることです。私は私たちみんながともに働いてくれることを確信しています。私だけでなく、誰かだけでなく、私たちみんなが一緒に働かなければなりません。そうすればこれが可能になります。私はこれが起きるとは言っていません。これが起きる可能性があると言っているのです。これが答えです。質問の2番目の部分は何でしたか？質問者：私たちは日常生活でどのようにディクシャを活用すればよいでしょうか？バガヴァン：基本的にはこういうことです。教えはあなたの理解を助けます。どんな状況でもそれを解決するのを助けます。しかし、教えだけではあなたを助けることはできません。状況によって教えを用いて知的にそれを理解することです。そしてその上で考えなければなりません。それが、あなたがしなければならないことです。そしてそれ以上進むことができそうにないとなったとき、そのようになったら、ディクシャギバーからディクシャを受けてください。そうすれば教えが現実のものとなります。ディクシャなしでは教えは現実のものとはなりません。それはただの洞察です。あなたに明晰性をあたえるかもしれません。理解の余地を与えるかもしれません。しかしそれは事実にはなりません。完全に現実のものにするには、ディクシャのサポートが必要なのです。ディクシャギバーからディクシャを受けるか、あるいはあなたが他の人をイニシエーションできるようにイニシエーションを受けているならば、あなたは直接シュリムルティからディクシャを受けることができます。これはとてもとてもパワフルなディクシャです。しかし、そのディクシャを受けるにはあなた自身がイニシエーターでなければなりません。そうでなければシュリムルティからディクシャを受けることはできません。あなたは直接教えのなかに入ることができます。そして直接シュリムルティに触るか、またはシュリムルティをイメージしてそれに触るかすればディクシャが流れて来ます。それは電気ショックのようなものか、あるいは激しいエネルギーの波、または強烈な沈黙といった体験をするかもしれません。そして教えがただちに現実のものとなります。これがあなたが日々の生活のなかで直面する困難や問題に対して、ディクシャを使う方法です。これが最初の質問の答えです。2番目の質問に移りましょう。Q2　どのようにすれば、宇宙が創造したようなアンタリアーミンと個人とのつながりを、神と人とが持つことができるようになりますか。バガヴァン：もしあなたが単にばくぜんと「宇宙」と言っているなら、そういうことはできません。その宇宙を人、人格にしなければなりません。私たちが人間であるように、宇宙を人に見立てないといけません。そのときに初めてつながることができます。そうでなければ不可能です。昔、私たちのセンターがあるネーマンに、ある男の子がいました。とても寒かったので、彼は水をお湯にしてくれと祈りました。彼がただ「バガヴァン、バガヴァン、バガヴァン！」と叫んでいただけでした。それでは何も起きませんでした。彼はついにこう叫びました。「アパ！」彼の言葉で、お父さんを意味する言葉でした。そうしたら水がお湯に変わりました。お父さんとは、彼にとって絆やリレーションシップを確立を意味するものでした。あなたがただ「宇宙よ、宇宙よ、宇宙よ！」と言っているだけでは何も起こらないでしょう。その宇宙を何らか肉体をもった存在に変えなければなりません。そのときだけ、そういったことが可能となります。次の質問に行きましょう。Q３　私たちが神経生理学的に変換するために、肉体的に準備するために最適な方法はなんでしょうか？神経生理学的変換のために肉体的に準備することは、最も理想的なこととしてはクンダリーニヨガです。なぜなら、クンダリーニはさまざまは変換をもたらすからです。ディクシャ自体はクンダリーニを導きます。そして実際にクンダリーニを活性化させます。そしてクンダリーニが神経生理学的な変換をもたらします。クンダリーニヨガと短い断食、プラナヤマとプラナクリヤバンダトリヤといったものが助けになります。こういうテクニックが確実に神経生理学的変換に役立ちます。

  2010.04.19

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  　「考えは自動的に生じている」。つまり考えているキャロルという人がいるのではなく、考えが自動的に生じているということです。「話し」（スピーチ）にしても話す人がいるのではなく、自動的に起きています。「行動」もあなたがその行動をしているのではなく、常に行動が生じているのです。ですから、それ自体で自動的に生じています。ですから、皆さんはそれを見る必要があります。「話し」が自動的に生じ、「考え」が自動的に生じ、「行動」が自動的に生じるのを見るのです。それは実際に起きている事実です。例えば、「考え」を見てみましょう。あなたはキャロルという名前の考える人がいると思ってます。でも、そのような考える人はいません。ただ「考える」という機能があり、それが頭の中で自動的に生じているのです。あなたが自動的に呼吸し、身体は体温を自動的に保ち、消化活動が自動的に生じているように。それと同じように「考える」ということも自動的に生じます。「考えるあなた」という人がいる、というのは単なる思い込みであり、円を描くと中心が現れるのと同じです。それと同じように、「考える」というイリュージョンが生じるのです。「考える人」というのは全く存在しません。あなたは自分が話していると思うかもしれませんが。「行動」についても同じです。例えば、キャロルという人が「自分は腕を動かすと決意して、自分が腕を動かした」と考えます。しかし、もしキャロルの脳をリアルタイムで観察してみると、腕を動かす何分の1秒か前にキャロルの脳は腕を動かすと決めたのです。しかし彼女は、自分が腕を動かすと決めたので腕が動いたと思いこみます。全ては自動的に生じています。同じように身体に関しても、「あなたの身体はあなたの身体ではない」ことを理解する必要があります。なぜなら、この人間の身体は何百万年も昔からあるものです。あなたがそれをデザインしたわけではありません。あなたがそれを変えることはありません。そしてあなたが思い描いたわけでもありません。そこにはあなたの役割はありません。あなたが育てるわけでもありません。それ自体で育っていくのです。ですから、「あなたの身体はあなたの身体ではありません」、「あなたのマインドはあなたのマインドではありません」、「あなたの考えはあなたの考えではありません」。例えば素敵なドレスがあるとします。キャロルは、これは私のドレスだと考えます。でもキャロルがそのドレスをデザインしたのでしょうか？違います。彼女が作ったのでしょうか？違います。キャロルが布地を織ったのでしょうか？違います。キャロルが材料の綿花を育てたのでしょうか？違います。そこにはキャロルの役割は何もありません。それなのにキャロルは、これは自分のドレスだと言います。同じように、「考え」も何百万年も昔からあるものです。それはキャロルの考えではありません。思考層というものがあり、考えはそこから来て、去っていきます。それなのに、「これは私の考えだ」と思うのです。それは彼女の考えではありません。身体も同じで、彼女の身体ではありません。マインドも同じです。彼女のマインドとは何でしょうか？考えが流れてきます。それは太古の昔からの考えです。それは彼女のものではありません。そして「自分」（セルフ）というものがあり、私はそこにいると考えます。でもそのような分離感も概念に過ぎません。イリュージョンです。彼女のものは何もありません。それなのに、考え、身体、マインドなどを自分と思い込み、自分というものが存在すると考えています。それは間違った自己同一化です。自分がそうであると思い込むのです。それは「知性の失敗」です。それがレベル２で扱う知性です。知性が生じると、「間違った自己同一化」が消えていきます。その結果、「自分はもはや考え、マインド、身体ではない。いわゆる自分（セルフ）ではない」、とわかります。自分というものは存在しないのです。ですから、あなたはそれを知的に理解する必要があります。そして知的に理解したら、それについて深く考えるのです。その後で、ディクシャを与え、受け取ります。ディクシャを受けるよりも与える方がよりパワフルになります。ですから、それを続けてください。突然、あなたは自分がマインドの外にいることがわかるでしょう。今、あなたはマインドの中にいます。あなたはマインドのなかで全てを探し求めています。そしてマインドの中には苦しみしかありません。なぜなら、マインドとは限界、制限だからです。制限のなかには分離があり、分離の中には分割があり、分割の中には葛藤があります。葛藤があるとエネルギーが浪費されます。それはつまり、惨めさ、苦しみということです。しかし、エネルギーが失われなければ、そこにはエネルギーの静けさがあり、それは瞑想であり、喜びであり、至福、愛なのです。ですから、あなたが行ってきたことはマインドという枠の中、つまり牢獄の中でいろいろな家具を美しく配置し、家族の小さな安全を確保し、僅かな幸せ、名前、名声などを得ようとしてきました。それこそ美しくアレンジしようとします。しかし、それは苦しみのやりくり（マネージメント）です。私はそれに反対しているわけではありません。それをやりなさい。しかしその場合、本当の意味で「生きる」ということはありません。あなたはただ美しく存在しているだけです。今、あなたはマインドという牢獄から出るのです。もしあなたがこの教えについて深く考え、そしてディクシャを与え、受け取るなら、何か変化が生じるのがわかるでしょう。徐々に、マインドと呼ばれる牢獄から出て行くのがわかるでしょう。マインドの外に出ると、あなたは自分の考えを見ます。「考える」ということが生じますが、あなたが考えているのではありません。「話し」（スピーチ）が生じており、あらゆる行動が生じているのがわかります。美しく生じており、完全です。あなたがそれらに自己同一化している時のみ、そこに無秩序、不完全性があるのです。ひとたび外に出れば、呼吸、消化活動など全てが自動的に生じています。そこには正しい行動、間違った行動というものはありません。それは完全な行動であり、それ自体で生じています。そしてあなたはその外側にいます。それだけです。その時、あなたが私に質問する純粋な愛を体験しています。マインドの外に出た時、そこにあるのは純粋な愛です。純粋な喜びです。しかし、マインドの中では決してそれを得ることはありません。ですから、それら全てのドラマがマインドのなかで行われています。次に会う時にはあなたがマインドの外に出ていることを願っています。そしてマインドがそこで機能しているのを見てください。・・・・・・・・・・・例えば、「あなたのマインドはあなたのマインドではありません」という教えがありますが、あなたは「違います。それは私のマインドです」と言うことでしょう。私が「あなたの考えはあなたの考えではありません」と言うと、あなたは「違います。それは私の考えです」と言います。「あなたの身体はあなたの身体ではありません」と言うと、あなたは「馬鹿馬鹿しい、これは私の身体です」と言います。ですから、あなた方はこれらの教えを知的には理解するかもしれませんが、身体それ自体があなたから独立していることを実際に実感する必要があるのです。考えはただあなたの中に流れて来ており、マインドはあなたのものではありません。全ては自動的に生じています。ディクシャが与えられ、その結果クンダリーニが目覚め、チャクラが活性化します。チャクラとは分泌物を出す腺のない内分泌器官のようなものであり、それによって神経生物学的なシフトが生じます。シフトが起きると、どのような教えをインプットしたかによりますが、それに従ったシフトが生じ、それがあなたのステート（意識状態）となります。ですから、私がやろうとしていることは、2010年の終わりまでに必要な教え全てをあなた方に与えます。教えの後は非常に速くなります。そして2011年の1月から6月までの間に、いわゆるプログラミングと呼ばれるものを行います。これは非常に古いテクニックで、その時にあなた方に話しますが、そのプログラミングを行います。そして2011年の7月からプロセスをスタートさせます。2012年の末までにはあなた方の大部分が目覚めていることを願っています。このようにしてグループが準備されます。あらゆる国に必要な人数の目覚めた人々、ブレッシングギバー、トレーナーが用意されます。そして2012年になると私たちはワークを始めます。つまり、一緒に瞑想するのです。毎月、世界中のグループが同時に瞑想し、アンマ・バガヴァンもその瞑想に参加します。それによって波動が高まっていきます。そして恐らく2012年の12月には全世界同時に毎日一緒に瞑想します。その結果、世界全体の意識が影響を受けるでしょう。全ての人が目覚めることはないかもしれませんが、多くの人々が目覚めることでしょう。ほとんどの人は高い意識状態へと進み、最もひどい人間でも僅かに目覚めた意識、ほんの少しでも高い意識状態へと変化することでしょう。そして、意識が爆発することによって、即座にではありませんが、徐々に問題が消えていくようになります。なぜなら、大部分の問題は低い意識レベルから生じるからです。低い意識レベルにいる人々は幸せな人ではありません。そのような人々はみじめさと苦しみの中にいるのですが、それらを美しい箱に入れて表面を覆い隠しています。しかし、そのような人々も実際に幸せになることによって、全世界が幸せなより良い世界になります。幸せな人は他人に苦しみをもたらすことはなく、不幸せな人は周囲に苦しみをもたらします。幸せな人は周囲に喜びをもたらします。ですから、人々が最終的に幸せになれば、この世界もより幸せな場所となります。とてもシンプルなことであり、その結果世界中の問題が消えていきます。2012年の末までにはそれが達成されることを願っています。ですから、これら全てはあなたがどれだけ一緒に行うかにかかっています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　あなた方が教えを理解した時はじめて、それら全てが期待どおり進んでいくのです。そのためには本気になって考える（hard thinking）必要があります。本気で働く(hard work)のとは違います。本気で働くとは、あれこれを行ったり、ディクシャを与えたりということです。しかし、本気になって考えるのはもっとつらいことです。人々は一生懸命に働こうとはしますが、本気になって考えようとはしません。ですから、一緒に座って話し合い、教えについて本気になって深く考える必要があります。それによってあなた方の準備が整い、DVDが挿入されます。しかし、実際にDVDを挿入しなくても目覚める人もいます。そのような可能性もあります。そのようになることを希望しましょう。毎週、多くの人々が目覚めています。私たちはそのような人をウェブサイトに紹介しています。ウェブサイトで人々が自分たちの体験、目覚めについて語っているのを聞くと、勇気を与えられ、はっきりとわかることでしょう・・・・・・・・・・・・

  2010.04.17

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  あなたが本当の意味で真実を話さない限り、深い意味での内なる誠実性を発展させることはできません。ただ話すことは簡単ですが、そこには深さが欠けています。　しかし真実を話し始めるときはじめて、本当の意味であなたは内側で生じていることを知ることができるのです。その反対ではありません。　あなたは深い所に入るでしょう。すると奇跡が起きるのです。奇跡はあなたを根源へと導きます。するとすべては空であることがわかるでしょう。そのときあなたが発見する喜びは筆舌に尽くしがたいものとなります。そこにあるものは何でもよいのです。あなたはそこにあるものを見ることができますか？　正直さとは、そこにあるものを見ることです。基本的に、内なる素直さとはそこにあるものを見ることです。真実とはあなたが見るものを話すことです。事実を正確に話す必要はありませんが。しかし、２つのポイントしかありません。真実（を話すこと）は正直さになります、外側での正直さです。まず、（内側にあるものを）見て、そしてそれについて話すのです。一つは見ること、そして話すことは外側でのことです。もしあなたが話すと、その効果がわかるでしょう。それは想像しがたいほどです。　何も必要ありません。その後は自動的に生じます。やってみて下さい。人生におけるすべての瞬間が喜びとなります。もうそれだけで十分なのです。他に何も欲しくなくなるでしょう。「これが欲しい、あれが欲しい」などと言わなくなるでしょう。　人生で生じていることをただ見るだけで、そのような喜びが来るのです。それが人生なのです。人生とは何でしょうか？　内側で生じていることを見ることです。（やってみて）それがどんな感じかを私に話してください。あなたはそれを見ていないので退屈さを感じるのです。人生は無意味だと考え、目的を感じることができず、あれが欲しい、これが欲しいなどと思うのです。非常に多くの欲望が生じます。　しかし、もし実際に生じていることを見るなら、とても大きな喜びがわき起こります。もはや人生においてそれ以外の何ものも欲しくなくなるでしょう。たとえ乞食であっても、ライ病患者であっても、ホームレスであっても問題ではなくなります。ただ人生の瞬間瞬間を楽しむようになります。お金も、名声も何も必要なくなります。安全すらも必要なくなり、死をも恐れなくなります。　そして不思議なことに人生そのものがあなたの面倒を見てくれるようになります。正直な人々は誰でも、人生そのものが面倒を見てくれるのです。それを神、あるいは他のどんな名前で呼んでも構いませんが。不正直な人々は死んでしまうでしょう。もしあなたが正直な人間であって食料がないなら、食料があなたにやって来るでしょう。そのようなことが起こるのです。何らかの仕方であなたは支えられるのです。人生は奇跡となるでしょう。あなたが正直でないゆえに、人生においてそのようなことが起こらないのです。しかし、正直になろうとしないでください。真の意味で正直な人間である必要があります。そのときはじめて奇跡が生じるでしょう。そのときはじめてあなたは偉大な存在となるのです。すると祝福があなたのところに来ます。あなたが話すことすべては真実となるのです。あなたが人生で行き詰まっているなら、それはあなたが真実ではなく、正直でないからです。それゆえあなたは真の意味で、内側で生じていることを見ていないのです。それゆえ、外側の世界でだけ生き続けるようになるのです。

  2010.04.13

• 聖者は語る

  Ｑ　例えば、自分の人生に幸運と豊かさが増えることや、より健康になることといったようなことを望むなら、自分の欲しいものをお願いし、すでに叶ったところをできるだけ感情を伴ってビジュアル化するか、あるいは単に意図と感情を持ってお願いし、静寂に集中するか・・・バガヴァン　いえいえ、それは違います。あなたは自分の望むことそのものに集中しなければなりません。１００万ドルをあなたが望むならあなたは１００万ドルに集中しなければなりません。あなたはそこで静寂に集中すべきではありません。自分がお金を手にしているところか銀行にお金があるところをビジュアル化するのです。その絵（場面）は精密でなければなりません。それは現実的でリアルでなければなりません。それが適切なやり方です。あなたはそれが今起こっているのを見なければなりません。１時間後に起こるところではありません。そうすると弱まってしまいます。あなたの目の前で今ちょうど起こっているかのような瞬間を見ます。それが鍵です。通常は、自分が望むことが起きるのを妨げる精神的なブロックがあります。これらはレベル１またはレベル２で通常は解消されます。それがプログラミングの問題です。あなたはこれに自分でそれに働きかけることができます。それについて私は世界中で話しました。あなたが眠りにつく１時間前、いろんなテクニックを使って頭から足の先までをリラックスしてください。その後、アンマバガヴァンに、あなたのプログラムにあるものを見せてくださいとお願いしてください。第一のプログラミングは過去生のもの、第二のプログラミングは自身が生まれたときに得た概念、第三のプログラミングは自身が生まれてからつい昨日までの時に得たものです。私たちはプログラムにざっと目を通します。そしてあなたにまさに問題となっているところを見せます。そしてそれを元に戻します。私たちがそれを正しく直します。そのようにして問題が解消されるには、ディクシャが働かなければなりません。通常、精神的なブロックがその問題から離れると、その瞬間に消えます。問題が解決されます。問題がプログラミングにあると思ってください。いったんそのプログラムから離れると問題は解決します。こうしてもまだうまくいかない場合は、あなたに十分な良いカルマを持っていないというケースです。こういう場合はすぐにアンマバガヴァンにお願いしなければなりません。私に良いカルマをください、とお願いしてください。私たちが行うことは、私たちの持つ良いカルマの口座からそれを引き出して、あなたに移すことです。そして調整します。私たちは友人ですから、あなたは私たちに頼むべきです。私たちはあなたのためにそれをします。しかし、それにはあなたは意図と絵（その場面）をとてもとてもはっきり持つ必要がります。もしビジュアル化できないならば、とても強い感情を持ってください。それが助けになります。だから、あなたは静寂に集中すべきではないのです・・・（一部聞こえないようです）煩悩を満たす手段・・・。その２つは全くちがいます。 　これから毎月、特定の教えに集中するつもりです。あなたはそれを知的に理解しなければなりません。その上で考えなければなりません。そして、熟考しなければなりません。 そういうわけで、私たちは毎月ごとに特定の教えを行うつもりです。 　これらの教えはプロジェクターに入っているようなものです。 スクリーンとプロジェクターと電源をちょっと想像してみてください。 スクリーンはあなたの意識です。プロジェクターはマインドのようなものです。。そして電源はディクシャです。 教えはプロジェクターのＤＶＤにロードされています（書き込まれています） そして、私たちはこの教えを書き込みます。その後、あなたはそれを知的に理解し、教えを実践することを試みてください。そこで私たちは電源を接続します。これがつまりディクシャです。それによりクンダリーニが目覚めます。 ＤＶＤを見るように、あなたは自分のスクリーンを見ます。あなたの意識がそれらの教えを見ます。そうすると、（それらの教えが）現実になります。 教えは、ネックレスのようにつながっていて自動的に結びつくように構築されています。そして、ひとたびそのようにつながれば、数ヵ月後にはあるプロセスをイニシエーションします。数か月、またはトレーナーのインフラ（基盤）が準備でき次第、私たちはそのプロセスを始めます。そうすると、これが現実になります。つまりこれとは、あなたが目覚めるということです。 今、ひとつひとつの教えは、知的に理解されるものとなっています。あなたは考え、熟考し、それを実践します。 あなたは、ある程度までそうすることができますが、それを超えることはできません。 それを超えるにはクンダリーニが目覚めなければなりません。そしてチ ャクラを速く動かさなければなりません。 ディクシャによってそれがなされます。ディクシャは電源なのです。ひとたび それが起こると、教えが現実のものになります。 先月の1か月間、私はあなたたちの内側に起きていることをを見て、その全てを受け 入れることに集中していました。内側にはとてもたくさんのことが起きています。 良いといわれているもの、悪いといわれているもの、正しいといわれているもの、間違っているといわれているもの、神聖だといわれているもの、不浄だといわれているもの。 すべてのことが起きています。そしてこれら全てのものと相反するものがあなたの中にあります。 愛があり、憎しみがあり、恐れがあり、勇気があります。これが全てあなたの内側にあり、それらは何かと相反するものとして存在しています。なぜなら相反するものがないものは、創造されていないからです。そういうものは創られていないからです。すべてのものが、それと正反対のものの中に存在しています。それら全てがあなたの中にあります。 あなたがやろうとしていることは、何かを押しのけて何かを維持しようということです。それは間違いです。あなたは「これは良い、あれは悪い」と言います。それが問題です。あなたは「これは神聖で、あれは邪悪だ」と言います。 それが問題です。あなたは全てを受け入れなければなりません。 あなたは最高に美しい思考を受け入れ、そして最高に嫌な考えも受け入れなければなりません。なぜなら、それら全てはあなたの内側で起こっていることだからです。それが真実なのです。 この1月、私たちの焦点は、どのようにして見るか、どのようにして受け入れるかということ、内側で起きていることに対して何かを維持して何かを押しやるというやり方をしないこと、そして内側で起こっていることをジャッジしようとしないことでした。

  2010.04.10

• 聖者は語る

  Ｑ　バガヴァン、内側にあるものを全て容認することと、その一方で発展し、修正し、パターンや条件付け取り除いきたいという自然な望みというこの二つのものを成り立たせるにはどうしたらいいかを明確にしてください。バガヴァン：はい、これはとても重要な質問です。私たちがしようとしていることは、マインドの中に閉じ込められているあなたの意識を解放することです。意識はマインドの中で囚われの身となっています。分離した存在として機能していて自分自身のマインドだとあなたが思っている、そのマインドからあなたを解放しようと働いています。私たちが容認ということについて話すとき、容認とは、あなたが容認するということではありません。容認とはハプニングです。ダルマにおいて私たちが容認について話すとき、それはあなたが努力して何かを認めることではなく、容認とはあなたがもうこれ以上抵抗しないというときに起きることです。同じように、許しとはあなたが誰かを許すことではありません。人が行ったことに対してその人には責任がないとあなたが気づくことでもありません。その責任は、多くの要因にあります。全宇宙がそれに対して責任があります。その人は全くの無実であり、全く問題がないとあなたが気づいたときに許しが起こります。容認と許しが起こるとき、あなたはマインドから自由になります。そして私たちはあなたはマインドから解放されたのだと言うでしょう。それが起きるとき自然の秩序があなたのマインドに戻ります。あなたがマインドから出るとき、意識はあなたのマインドから自由になります。なぜならあなたは意識だからです。そしてあなたがマインドから自由になるとき、マインドは自然の秩序に戻ります。ですから、あなたが解放されても目覚めても、古いマインドはそのまま残ります。マインドがロバであると仮定してください。あなたは今までずっと、ロバを頭に担いでいました。今、あなたはロバを降ろしてそれに乗っています。あなたはロバをマインドと呼んで取り除こうとしていますが、ロバをちゃんと扱わなければなりません。ロバが良いロバになるように訓練して飼いならさなければなりません。訓練し飼いならして、マインドを役に立つ道具としなければならないのです。そのためにはＦＣＤ（基礎的な幼児期の決定）とＦＣＥ（基礎的な幼児期の経験）に取り組まなければなりません。あなたと一緒に働く素晴らしいロバを得るために、そのプログラミングは全て変えなければなりません。そのため私たちは二つの側面に働きかけています。一つは、ロバを降ろしあなたがそれに乗ることです。つまり、解放、自由、目覚めです。もう一つはロバを良いロバに変えることです。そうすることであなたは素晴らしいドライブができます。ですから私たちは、目覚める前にマインドと取り組み、目覚めた後にもマインドに取り組むことを続けます。・・・・・・・・・・・１月には内側の誠実性について話したように、私は毎月あなた方と交流し、その月の教えを与えます。ですからそのように毎月あなた方と話します。今月の教えは既に知っていると思いますから、それについてグループで話し合ってください。個人的にそれについて教えるだけでなく、グループとして教えについて討論し、洞察を得るようにします。それが一つです。次は、それらのグループが座って、自分たちの間でディクシャを与え合います。ディクシャを受けるよりも与える方がもっとパワフルなのです。ですから、あなた方はそのように実践します。そして何が生じるかと言うと、毎月新しい教えが与えられたら、毎月その教えをチェックし、正しく理解しているかどうかを確認します。それはとても、とても重要なことです。私は12ヶ月にわたって主な教えを与えますから、あなた方はそれらについて話し合います。そして毎月私たちは一緒に瞑想しますが、進むに従って瞑想の時間は長くなります。私が瞑想時間を長くしていきます。これらはいわば準備行為です。どこかの国とのスカイプで述べたように、私たちはこのようにしてDVDを準備します。テレビはそこにあります。テレビはあなたの意識であり、DVDはマインドです。そしてディクシャつまりブレッシングはパワー（電力）の供給に相当します。まだ準備が出来ていないのがDVDです。ですから、これらの教えをあなた方に理解させることによって、私はDVDを準備していくことになります。　例えば、「あなたのマインドはあなたのマインドではありません」という教えがありますが、あなたは「違います。それは私のマインドです」と言うことでしょう。私が「あなたの考えはあなたの考えではありません」と言うと、あなたは「違います。それは私の考えです」と言います。「あなたの身体はあなたの身体ではありません」と言うと、あなたは「馬鹿馬鹿しい、これは私の身体です」と言います。ですから、あなた方はこれらの教えを知的には理解するかもしれませんが、身体それ自体があなたから独立していることを実際に実感する必要があるのです。考えはただあなたの中に流れて来ており、マインドはあなたのものではありません。全ては自動的に生じています。　ですから、これら全てがあなたにとって現実、実感となる必要があります。これら一連の教えがDVDとして準備が整うと、私たちはDVDプレーヤーの中に入れ、パワーのスイッチを入れます。するとあなた方は、それは自分の意識であるという結論に到達します。テクニカル的に言えば、ディクシャが与えられ、その結果クンダリーニが目覚め、チャクラが活性化します。チャクラとは分泌物を出す腺のない内分泌器官のようなものであり、それによって神経生物学的なシフトが生じます。シフトが起きると、どのようなDVDか、つまりどのような教えをインプットしたかによりますが、それに従ったシフトが生じ、それがあなたのステート（意識状態）となります。　ですから、私がやろうとしていることは、2010年の終わりまでに必要な教え全てをあなた方に与えます。教えの後は非常に速くなります。そして2011年の1月から6月までの間に、いわゆるプログラミングと呼ばれるものを行います。これは非常に古いテクニックで、その時にあなた方に話しますが、そのプログラミングを行います。そして2011年の7月からプロセスをスタートさせます。2012年の末までにはあなた方の大部分が目覚めていることを願っています。このようにしてグループが準備されます。あらゆる国に必要な人数の目覚めた人々、ブレッシングギバー、トレーナーが用意されます。そして2012年になると私たちはワークを始めます。つまり、一緒に瞑想するのです。毎月、世界中のグループが同時に瞑想し、アンマ・バガヴァンもその瞑想に参加します。それによって波動が高まっていきます。そして恐らく2012年の12月には全世界同時に毎日一緒に瞑想します。その結果、世界全体の意識が影響を受けるでしょう。全ての人が目覚めることはないかもしれませんが、多くの人々が目覚めることでしょう。ほとんどの人は高い意識状態へと進み、最もひどい人間でも僅かに目覚めた意識、ほんの少しでも高い意識状態へと変化することでしょう。　そして、意識が爆発することによって、即座にではありませんが、徐々に問題が消えていくようになります。なぜなら、大部分の問題は低い意識レベルから生じるからです。低い意識レベルにいる人々は幸せな人ではありません。そのような人々はみじめさと苦しみの中にいるのですが、それらを美しい箱に入れて表面を覆い隠しています。しかし、そのような人々も実際に幸せになることによって、全世界が幸せなより良い世界になります。幸せな人は他人に苦しみをもたらすことはなく、不幸せな人は周囲に苦しみをもたらします。幸せな人は周囲に喜びをもたらします。ですから、人々が最終的に幸せになれば、この世界もより幸せな場所となります。とてもシンプルなことであり、その結果世界中の問題が消えていきます。2012年の末までにはそれが達成されることを願っています。ですから、これら全てはあなたがどれだけ一緒に行うかにかかっています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　ですからあなた方がやるべきことは、グループとして集まり、ブレッシングを与え、教えについて話し合い、そしてプログラミングがスタートする2011年１月に向けて準備していくことです。しかし、あなた方が教えを理解した時はじめて、それら全てが期待どおり進んでいくのです。そのためには本気になって考える（hard thinking）必要があります。本気で働く(hard work)のとは違います。本気で働くとは、あれこれを行ったり、ディクシャを与えたりということです。しかし、本気になって考えるのはもっとつらいことです。人々は一生懸命に働こうとはしますが、本気になって考えようとはしません。ですから、一緒に座って話し合い、教えについて本気になって深く考える必要があります。それによってあなた方の準備が整い、DVDが挿入されます。しかし、実際にDVDを挿入しなくても目覚める人もいます。そのような可能性もあります。そのようになることを希望しましょう。毎週、多くの人々が目覚めています。私たちはそのような人をウェブサイトに紹介しています。ウェブサイトで人々が自分たちの体験、目覚めについて語っているのを聞くと、勇気を与えられ、はっきりとわかることでしょう・・・・・・

  2010.04.09

• 聖者は語る

  Sushma: バガヴァン、１つ目の質問です。人の性質としてネガティブな面があるのであれば、私たちがディクシャなどを通して喜びを伝達するときに、ネガティブな影響を与えてしまうことはあるのでしょうか。喜びが多いほどよりよい人生を送れるのですか？Bhagavan: マインドの内側で起こっている限り、秩序は無秩序へと移行し、すぐに反対の局面を作り出します。つまり、秩序は無秩序へ、喜びは不幸へと変化します。但し私は、喜びを放棄しろと言っているのではありません。私は、喜びを体験するにはマインドの外側にいる必要があると言い続けています。全ての心理的法則は、あなたがマインドの内側に止まっている時にのみ適用されます。マインドの内側では、愛は憎しみへ、憎しみは愛へと徐々に変化し、美徳は暴力へと徐々に変化します。物事が正反対の局面へと移行するのは自然なことなのです。マインドや物質的宇宙において発生する出来事は、全てが情報の移行です。宇宙には情報しかありません。そして情報はいったん見出されたら、秩序から無秩序へ、無秩序から秩序へと、すぐに変化を始めます。同様に、愛もマインドの内側では一種の情報であり、劣化します。エネルギーを消耗するからです。エネルギーを使用する時はいつでも、エネルギーの消耗を招き、無秩序がセットされます。しかしマインドの外側に出ることができたなら、エネルギーの消耗は完全になくなります。エネルギーはそこに止まり、そこにあるものは何であれ、変化することはありません。 あなたがマインドの内側で機能している限り、全てのことが起こるのです。私たちの目的は、あなたをマインドの向こう側に置くことです。このプロジェクトはつまり、あなたをマインドの外側に置くことです。これが最初の質問への回答です。Sushma: 私たちは、思考が私たちのものではないことや、制御できない思考が行き来するのを観察することについて、頭では理解しています。しかしどうすれば、浮かんできた思考が他人のものだと分かるのでしょうか。思考は様々な形で次々にやってきます。これらの思考から、どのように行動を起こせばよいのでしょうか。Bhagavan: 私たちのものにしても他人のものにしても、あらゆる思考は、単なる思考にすぎません。そして思考は、とてもとても長い間そこにあります。私たちは大気圏から空気を吸って、体の中で何かを起こし、そして吐き出しています。マインドの伝達においては、思考の層があるとイメージしてください。私たちはそこから思考を吸い込み、脳が循環器としてその思考を再循環させます。その再循環の過程で、新しいものが生み出されるのです。あなたは生地を手に入れて様々なタイプの衣服を作ることはできますが、その生地はあなたのものではなく、衣服もあなたのものではありません。それと同じです。同様に、思考はそこにありますが、あなたの思考でも私の思考でもありません。思考はそこにあり、様々な環境の下で、数千年間に渡って展開してきました。私たちはそこから自分の中に思考を取り入れます。思考は細切れになっていて、あちこちからきています。とてもたくさんのピースが、思考層のあちこちからきています。思考層には、アインシュタインの思考やニュートンの思考、孔子、老子、仏陀などの思考があり、そこから思考を取り入れることができます。或いは本から取り入れたり、耳で聞いた情報から取り入れることもできます。意識的マインドの200万倍のパワーをもつ無意識は、図書館にある本からでも容易に考えをもってくることができます。ほとんどの人はこのことに気付いていません。本を読まずに何年間も置いたままにしている人がいますが、そこからも少しずつ思考が入ってきます。無意識はそのようにパワフルです。無意識は200万倍パワフルなのです。私たちは実際に、子供たちが書籍を読むことなく、そこから思考を容易に取り入れているのを見ています。こういうことはいつでも起こっているのです。そして脳は、これらの思考を整理して処理を施し、新しい配列を作り出します。そのようになっているのです。しかし思考は私たちのものではありません。思考はとても複雑です。単なる１つの思考なのに、とても入り組んでいます。たくさんの人が何世紀にも渡って１つ１つ積み重ね、思考を作り上げてきました。科学において、ある科学者の研究成果は、他の科学者の成果に基づいています。そしてその科学者の成果も、他の人の研究に基づいています。全てがそのようになっています。古代においても中世においても、思考はこのように展開してきました。だから私たちは、あなたの思考はあなたの思考ではないと言うのです。それは彼の或いはあなたの思考ではありません。あなたに分かるのはただ、思考がやってきて、あなたがそれを手にして、再循環させているということだけです。優れた機械で再循環させるのです。笑波（中国人トレーナー）のような優れた科学知識をもっている人と音楽家とでは、異なる方法で思考を処理します。職業の性質によって異なりますが、その法則は全ての人に共通しています。通訳してください。

  2010.04.08

• 聖者は語る

  “Thoughts are not mine” (7 Times)　考えは私のものではありません“Mind is not mine” (7 Times)　マインドは、私のものではありません、“This body is not my body” (7 Times)　この体は、私のものではありません“All things are happening automatically” (7 Times)　すべてのことは、自動的に起こっています“I as a person do not exist” (7 Times)　私は、個人として存在していません　サッチダナンダ　Ｓａｔ-Ｃｈｉｔ-Ａｎａｎｄａ私は、存在、意識、至福、です♪あなたが目覚めるようになったときに（悟ると）、あなたの考えをあなたより先に見ることを理解しなければなりません。ちょうど今起きていることです。 今起こっていることは、あなたは自分の考えに巻き込まれています。そしてあなたはそれは自分の考えだと思っています。しかし、あなたが目覚めると（悟ると）、それはあなたの考えではなくなります。思考が動きます。あなたはあなた自身の思考から離れます。これは理解することができるものでしょうか？思考は何百万年も前からあります。その思考はあなたの思考ではありません。あなたの中を流れているだけです。ただそれだけのことなのです。 対象だけが変わりました。しかし、思考はずっと変わらず同じでした。思考とは基本的に、何かを測るものです。比較するものです。 古代の人は、測定するものであり比較するものでした。あなたもそうです。ある人は、自分が牛を何頭持っているか、そして隣近所が何頭持っているかを比較していました。あなたは自分が何台車を持っているか、そして隣近所が何台車を持っているかで比較しています。比較とは思考です。それは測定です。全ての思考は測定です。そして比較です。それは変わりません。それはあなたの考えではありません。その思考はずっとそこにあります。あなたの考えはあなたのものではないのです。 あなたのマインド、マインドとは何でしょうか？マインドは考えでいっぱいです。マインドとは人間のマインドです。それはとてもとても古いものです。 恐れ、嫉妬、怒り、憎しみ、過去に対する悩み、将来についての心配―同じ構造です。これらは全く変わりませんでした。対象だけが変わりました。 欲求があります。昔は槍に対する欲求がありましたが、今はお金に対する欲求があります。それだけのことなのです。昔は、剣のような鋭い歯を持った虎に対しての恐れがありました。今は株式市場に恐れを持っています。ただそれだけのことです。構造は同じことなのです。あなたのマインドはあなたのものではありません。マインドはとても古いものです。ただそこにあるだけです。あなたはそれを自分のものだと思い込んでいます。でも、あなたのマインドはあなたのものではないのです。 あなたの体は、あなたのものではありません。あなたは自分の体を設計したのではありません。それは何百年も前に設計されました。ここに鼻があり、ここに耳があり、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。同じ構造です。何百年も前から同じでした。あなたがそれを設計したのではありません。あなたが作ったのではありません。あなたが考えたものではありません。実際、あなたは何もしていません。それなのにあなたの体だと言えますか？全くあなたのものではありません。 それについて考えなければなりません。考えてみてください。自分自身や分離の感覚は幻想です。それは感覚同士のすばやくつながっていることにより生まれるものです。感覚同士のつながりが徐々にゆっくりになれば分離の感覚はなくなります。そしてワンネスだけがそこにあります。あなたは独立した存在ではなくなります。分離した存在はなくなります。まったくなくなります。 そして、もう一つの大きな幻想とは、あなた自身です。あなた自身とはただの概念です。これを理解するにはどうしたらいいでしょうか？とてもシンプルな例えがこれを理解することを助けてくれます。 あなたが着ている服ですが、それをあなたはデザインしませんでした。あなたはその服を作りませんでした。その布を織物工場で織りませんでした。あなたは服に使う綿を育てなかったし、ポリエステルをつくりませんでした。あなたは全くその服と関係していません。それなのに、どうしてそれがあなたの服であると言えるのでしょうか？それはあなたの服であるとは決して言えません。 同様に、あなたの考えはあなたのものではりません。あなたのマインドはあなたのものではありません。あなたの体はあなたのものではありません。自分自身とはただの概念です。あなたが目覚める瞬間、あなたはこれらのものの外側にいます。そしてあなたは自分の思考が自動的に起こっているものだと気づきます。あなたは自分が自動的に話し、行動していることに気づきます。あなたは自分の腕を自分でコントロールして動かしていると思っているかも知れません。でもそうではありません。リアルタイムで脳の動きをを見ることができますが、あなたが腕を動かそうと決める直前に、脳は腕を動かすことを決めています。あなたがあなたの腕を動かすと決めたというのは幻想なのです。問題は、自分の考え、自分のマインド、自分の体と、自分自身と呼ばれるものを同一視していることです。これが私たちがアナトマと呼んでいるものです。「間違った識別」を意味するサンスクリット語です。どうして間違った識別があるのでしょうか？なぜなら、私たちがサンスクリット語でプラナマラダと呼ぶものやあるいは、レベル２で私たちが目覚めさせようとしている知性の不足と呼ぶもののためです。分離の感覚は全ての問題の原因です。あなたの内側にある全ての問題は、分離の感覚のために引き起こされました。家族に関する全ての問題、あなたの国の全ての問題、世界中の問題、は分離感のために起こっています。 もしこの分離感が取り除かれれば、個人の問題はなくなり、家族の問題はなくなり、国の問題、世界中の問題はなくなります。すべての問題の根本原因なのです。自分自身から自由になることは、唯一の革命なのです。フランス革命でなく、アメリカ革命ではなく、ロシア革命でなく、中国革命ではありません。 それらの革命も必要でした。しかし、それは彼らの場所で起こっただけです。 人々を変えたわけではありません。苦しみを終わらせたわけではありません。 私たちの問題の唯一の解決は、最終的に、私たちが分離感をなくすまで目覚めるということです。それが本当の問題です。2月の教えの最初の部分は、あなたの考えはあなたのものではなく、あなたのマインドはあなたのものではなく、あなたの体はあなたのものではなく、あなた自身とはただの概念であるという事実に集中することです。２月の教えの次の部分は以下の通りです。 全てのことは自動的に起こります。すべてのハプニングは自動的なものです。 つまり思考は自動的に起きていて、あなたが考えているというわけではないということです。そこにはだれもいません。ジャーマン（ロシアのコーディネータさんの名前）がいるのではありません。ジャーマンという名前の、何かを考えている人がいるわけではありません。単に思考があるだけです。ジャーマンと思考とは無関係です。考えはただ起こっているだけです。脳の機能なのです。あなたが目覚めたとき、あなたは思考とはただ起こっているだけだと気づきます。そこには「考える人」がいるのではありません。 円を描くところを想像してください。円の中心は自動的にできあがります。考えは起こります。これは「考える人」という幻想を自動的に作り上げています。「考える人」というものはいないのです。ただ考えが起きているだけです。言葉は、あなたが話しているものだと思っています。でも違います。言葉は自動的に起きるものです。行動は自動的に起こります。こういうように、全てのものが自動的におきるのです。これがあなたが2月に集中しなければならない教えです。コントロールしているものがある、考える人がいる、という幻想だけがあるのです。行動をコントロールしている何かがある、または、ものを考えている何かがあるというのは、間違っています。全ては自動的に起きるものです。 あなたはこれを知的に理解しすることを試み、考え、熟考しようとします。これがプログラミングです。あなたのマインドに入って理解や洞察という形でとどまります。そして私たちがプロセスを始めます。クンダリーニを活性化させチャクラを速く回転させることで、すべての教えが融和して現実のものとなります。それらがおきるとき、あなたはあなたのマインドから押し出されます。あなたはあなたのマインドから切り離されます。あなたのマインドはあなたから手放されます。あなたは自分のマインドを見て、マインドが自動的にはたらいていることを見るでしょう。 あなたは今、あなたのマインドの範囲内で生きています。そこでは、あなたは生きているのではなく存在しているだけです。なぜなら、あなたはマインドの生を生きているからです。あなたはマインドという名の刑務所にいるのです。あなたはマインドと呼ばれている刑務所の中の囚人です。そしてあなたは刑務所の中にいるということさえ知りません。なぜならあなたはとても賢いので、その刑務所の中でとてもうまく家具を配置したからです。あなたはその刑務所の中にいるのに、あまり気分が悪くならない程度にうまくとりつくろっています。ときたまある例外を除いては。すべての家具が手配されました。その家具とは何でしょうか？妻、夫、子供たちへの愛着、お金や資産への傾倒、名声と恥への傾倒、興奮するものに対する傾倒、あれやこれやです。これが家具です。こういったことはすべて手配されました。 これは良いことです。あなたはこれらのことを手配しなければなりませんし、私たちもあなたを手伝います。しかし、それは生き残るためです。それは生きるためではなく、ただ存在するだけのものです。一度刑務所から出れば、あなたは生きることを始めることができます。でも今、この刑務所は内側からと外側から鍵がかかっています。内側からの鍵はあなたが開けなければなりません。ではどのように開ければいいのでしょうか？あなたが刑務所に住んでいることに気づかなければなりません。ひとたびあなたが刑務所にいることに気づけば、あなたは外に出たいと思うはずです。そうすればあなたは内側の鍵を開けられます。 外側の鍵はあなたは開けられません。ディクシャが外側の鍵を爆破します。そうすればあなたは刑務所から出られます。 あなたが刑務所から出てくるとき、あなたは自分のマインドが完全で無傷であることに気づくでしょう。すべての知識も無傷です。しかし、あなたはそれらの外側にいます。それらは自動的に働いています。そしてあなたの人生は美しく流れだします。問題は、あなたがそれに巻き込まれるときです。あなたは車の運転をすることができ、飛行機に乗ることができます。あなたは仕事をすることができます。エンジニアとして、医者として。あなたはストレスなく、とても能率的になんでもすることができます。そして、マインドは働いています。あなたはマインドが働いているのを見ていることができます。 あなたはマインドから自由になりマインドから出てくるとき、あなたは目覚めます。今のところマインドは巨大なロバのようなものです。それはあなたのために働いていますか？あなたはロバに乗っていますか？それともあなたは自分の肩にそのロバを乗せて運んでいますか？それがあなたの状態です。マインドはあなたを囚人にしています。マインドはその生き残りのためにあなたの人生を利用しています。あなたには自由が全くありません。あなたは囚人として囚われています。あなたがマインドから飛び出すときに、あなたは本当に自由になります。あなたは生き始めます。そしてあなたは生きるとは何かについて知ることができます。

  2010.04.01

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