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あっという間に燃えてしまった首里城 大変な損失ですね
火災って怖いものです 多くの局のニュース報道で気になったことがあります 〇防火設備の拡充が必要ですね・・・と発言の「防火設備」 〇誤作動が懸念され襖や絵画の損傷が・・・と発言の「誤作動」 言葉を間違っていませんか、完全に間違っているとは言えませんがね テレビ局の方たち、優秀なのでしょう? 嫌われごとを書きます 〇防火設備 スプリンクラーは防火設備ではないですね 消防設備です よく公共電波で言えますね(電波は公共物です、だから規制があるのです) すべてを総称して言うのであれば、「防災設備」とかが適正かと思います なら防火設備とは 消防法も関連はありますが、主に建築基準法による設備であり 防火シャッター、防火ドア、防火ダンパー、 防火壁(最近ない、ただし排煙区画用の防火垂れはあり)で 熱や煙を遮る設備ですよね アナウンサーの方達、知らないの? 区分しましょう 消防設備と防火設備 では消防設備とは *消火設備 *警報設備 *避難設備 *消防活動用設備を言いますね 消防設備の中の消火設備とは 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、大型消火器 ハロン系消火設備、水噴霧設備、泡消火設備、不活性ガス消火設備・・・ そうなんです スプリンクラー設備は、消防設備であって、消火設備に分類されるのです ちなみに警報設備とは 自動火災報知機・・・ 〇誤作動 誤作動、この言葉もよく言われますね、また誤報とかも言われます しかし機器が正式に機能し作動した場合でも 誤作動とか誤報とアナウンサーだけでなく 多くの方々がこの言葉を用います 仕方ないのかな? 例1(熱感知器) 熱感知器に物があたり(空気室の容積減少)発報した場合 感知器が正常に機能した発報です なので誤報と言ってはいけません、非火災報というのです 誤作動や誤報という場合は 設備機器が不良で動作した場合に言う言葉です 例2(煙感知器) 誰かが魚やお餅を焼き、その煙で感知器が作動し受信機が発報した場合 煙を感知し正式に火災発報したわけですね 誤った作動や発報ではないのです 設備に心があったら、怒られますよ 俺は、煙を感知して知らせたのだ 誤報とはなんだ!とね 言葉を選びましょう 消防設備機器が悪くて動作した場合は、誤作動、誤報 例1や例2の場合は、非火災報と そんな言葉は、どうでもいいやと、言う方が大半でしょう しかし私の仕事のなかの一つである 消防設備機器関係(消防予防行政も数多く助言協力) プライドを持って行っているのです さんまを焼いて、その煙で発報して 私に、「〇〇さん、火災べルが鳴動してきたは、誤報なんや、来てほしい」 アホかいな 誤報でないでしょう、正報でしょう きちんと煙感知器が働いたのですよ ま、こんなもんでしょう 消防機関でさえ、誤報と非火災報の使い分けをしないし 大手ゼネコンの電気担当監督員さえもね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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