オダさんのオ
数ヶ月前のこと。あるお問い合わせの電話を受け、資料を送ることになりました。電話の主の声は、若い男性。お名前をお尋ねしたところ、「オダです。」と。私が とっさに思い浮かんだのは、「小田さん」でした。(別の会社で、「小田さん」という方がいらっしゃるので。)そこで「小さい、に、田んぼの田、ですか?」と お聞きしましたら、「いえ、糸へんに・・・」と言葉を詰まらせたご様子。思わず 助け船のつもりで「あ、織田哲郎の織田、ですね?」と、口にすると、「・・・。ちょ、その人は ・・」(訳:だれ?それ?)え? ご存知ない?そ、そうなのか。いまの若い人、織田哲郎、知らないのか。まーね。私もね。織田信長の織田、と言えば、よかったのよね。(それすら知らんかったら、どうしよう。それこそ、ものすごくムカシのヒトだし。あ、信長コンチェルトがあるから、かえって大丈夫か?)でも、とっさに思い浮かんだのが、「織田哲郎」だったんだもん。まあ、その電話は、「織物の織、ですね」みたいな感じで事なきを得ました。(いや、すでにコトは終わった後なのだけど。)が、受話器を置いた後、ちょっと 黄昏を感じてしまった、私。そうか。織田哲郎を、知らんのか。私だって、別に 織田哲郎さんのファンというわけでもなく、織田さんご自身の曲としては、ものすごくヒットした あの曲しか知らないけどさ。それも、いまはむかし、のことなのね。・・・ 今日のお昼、織田信成くんのこと テレビでやっていて、「あ、『織田信成の織田』でも よかったんだよな」 なんていまさらながら 思ったものでね。信成くん、がんばれよ。ありがとうございます。