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6月1日の備忘録 yossi-2312さん

2020.12.25
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テーマ:素敵な人(70)
カテゴリ:素敵なひと
録画してあった あるテレビ番組を、見ていたときのこと。

コンビ芸人さんたちが
相方に 軽いクレームを入れる、みたいな内容の
番組でした。

その中で、ある芸人さんが、相方の主張に反論する前に
「まずは、ごめんなさい」と 謝ってから
自分の意見を 話し始めていたことが、
いつまでも 印象に残っています。


まあ、テレビ番組ですからね、
どこから どこまで 本当のことなのか わかりませんし、
相方さんの言い分も 大げさで、
「そんなん、文句 言うようなこと、ちゃうやろ」
と思うような、理不尽な要求。

だから、私から見れば、謝る必要なんてなく、
そんな要求に反論するのは 当然なことであるように 
思えたんですけど。

それでも彼は、
「まずは、ごめんなさい」と謝ることから
始めていたんです。


私は、その姿を見て、

ああ、このひとは、周りの人々に対して
いつも、こうしているんだろうな。
だから、みんなが ついてくるんだろうな。

と、納得したのでした。


「まずは、ごめんなさい」の、対象は、
相手が主張している、その内容そのもの
ではなくて。

(自分はそのような意図はなかったけれど)
あなたに 誤解させてしまったことは、
ごめんなさい。

(自分には このような事情があったけれど)
あなたに 不快な想いをさせたことは、
ごめんなさい。

そういうことだと 思うんです。


ふだんの生活の中でも、
意見や想いの すれ違い、というのは
よくあることで。

ついつい、自分の言い分が 正しい!
と 主張したくなるものだし、
私も 散々 主張してきたけれど。

それでも、トシを とってきたせいか、
若かりし頃の言動を ひっそりと 恥じることも
多くなりました。

すれ違いが 起きたときに、
「あなたに、そういう想いをさせたことに関しては、
ごめんなさい」
という気持ちになることも、増えていました。

そして、たとえ トラブルが起こっていたとしても、
言葉にするかどうかは ともかく
少なくとも そういう気持ちで 相手に接する方が、ずっと
滑らかな解決につながる、
ということも、わかってきていたんです。

長い長い年月(とたくさんのトラブル)を経て
自分自身が そんなふうに 変化していたところだったから
でしょうか。

よけいに、彼の「まずは、ごめんなさい」が
胸に残ったのかもしれません。


「まずは、ごめんなさい」さんも、
相手からのクレームに対して
とっさに 反論が出そうになるのだけれども。

すぐに おもいとどまって、ひと呼吸おき、
「まずは、ごめんなさい」と 口にするように努めているように、
見えました。

だから、彼も、いまよりも 若かった頃は
私のように 喧嘩っ早かったのかもしれません。

さまざまな経験を経て、
「まずは、ごめんなさい」という姿勢を取るに至った
のかもしれません。


私、テレビをほとんど見なかった時期があり、
彼らが大活躍していた頃のことは、知りません。

ちらっと目にするネット記事等からの情報により、
正直なところ、彼らには あまり良い印象が
ありませんでした。

でも、「まずは、ごめんなさい」さんの、その姿勢を見て、
単純だけれども、そのひとことから
「ああ、ほんとは 素敵なひとだったんだ」と
思うようになって。

「ひと(ひととなり)を知る」ということは、
印象までをも変え得る とても大切なことなんだな、
と、改めて 思ったのでした。


ありがとうございます。





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Last updated  2020.12.25 21:55:49
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