9月1,2,3日は、「おわら風の盆」の本番です。
今年は前夜祭に3度ほど行きましたが、さて、本祭はどうでしょうか。
今年は、平日3日間なので、去年よりは少ない人出ではと言われていましたが、初日は8万人も訪れたそうです。
私たちは2日の日の夜にいくことにして、去年JRは大変だったので、マイカー+シャトルバスへ。
竹猫ちゃんとうっちーとともに、1台でゴー!うちから八尾に行く途中の体育館が駐車場になっていて、そこからバスで会場付近までいけます。駐車とバスで1台500円と割安です!(3人でも500円)
JR八尾駅よりずっと会場近くにつくのでおすすめです。ただし最終バスは11時なので夜中まではいられません
まずは天蚕でお世話になっている井野下堅佑師匠のところへ表敬訪問。師匠はお風呂に入っていましたが、きょうはお元気そうでした。病気のためおなかがいたくて大変そうで、ずいぶん痩せてしまったんですが・・・
私たちと、もう一人テレビ撮影しているY下さんと、4人も若い女性があつまっているのですから(笑)←(師匠80歳に比べれば、40代は若いとさせていただきます)、そりゃ元気になりますわ
師匠の、養蚕の話、おわらのお話など楽しく聞かせていただきました。
私のTシャツは師匠とお揃いです^^。お土産屋のT熊さんが、井野下さんにこれをあげたと聞き付け、おそろいのを買いました(笑)一緒に着られてよかったです。
さて、井野下さんは、長く蚕業試験場に勤め、八尾の養蚕の「生き字引」でありますが、おわらについても生き字引なのです。
なぜなら
http://www.owarahozonkai.net/ayumi.html
おわら保存会の第3代会長、現在の福島会長の前の会長なのですもん。
きのうお話を聞いたところでは、初代会長で、今の「おわら」を作ったと言われる医師、川崎順二氏の秘書をしていたそうですから!
おわらの踊りには、「ホタル」を払う動作とか、所作にいろいろ意味があって、前夜祭の「踊り方教室」ではこうしたことを教えてもらえます。しかし、踊り手の若者たちがあまりこうした「意味」をわからずに踊っているようなところがあり、井野下師匠はいつも、苦言を呈していますわ(笑)「もっとおわらについて勉強して踊ってほしい」と。非常に正論ですね。
昔の踊りは今とは全然違ったそうですが、当初の踊りは門外不出になっているものを、実はこっそり録画したものがあって、それを各町内に配布して勉強したとか、いろんな面白い話をお伺いしました。まだまだ聞きたい話がたくさんあります。もっと通って聞いておきたいなぁ。
というわけで、井野下さんちでくつろいで、それから町流しなどをみにいきました。去年に比べたらずいぶんすいているような感じで、これならゆっくり見られるなあと思いました。今年は狙い目だったのね。
利賀の民宿でも2日に10人キャンセルが出たとか言ってたし、平日は休めない人が多かったのでせうか・・・・。
街なかでは、「花」というご祝儀を出すと、目の前でとか、お座敷でも踊ってくれます。(相場はいったいおいくらなのか・・・・)
町流し、輪踊り、ステージ、そしてこうしたお花による披露など、街々をあるいていると、いろいろな踊りに出会えます。
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