白内障
膠原病の全身性エリテマトーデス・SLEの治療薬としてステロイド剤を飲み始めてもう14年目になります。総投与量が10,000mgを超えると、重篤な副作用が出てくると言われていますが、私の場合入院時 パルス療法を3回ほど受けているので500mg×3 ×3回 = 4500mg服薬は最初の5年ぐらいは平均してプレドニンを3錠=15mg15mg × 365日 × 5年 = 27375mg6年目~10年までの5年間は10mg × 365日 × 5年 = 18250mg11年目~現在まで5mg × 365日 × 3.5年= 6387mg総量はざっと計算しても 56,512mgこの量は…自分で計算してびっくり少なめに見積もったんだけどな…そろそろ離脱しなくっちゃ、と思いつつ…今日は副作用の1つ、白内障について。私が白内障と診断されたのは発症後4~5年たった頃だったと思います。ステロイドの副作用には、内服を止めれば治るものもありますが白内障はなってしまったが最後、治りません。ステロイド性の白内障の場合水晶体のど真ん中に濁りが出るのが特徴でとにかく眩しい。そして少しずつ視力が低下してきます。最近コンタクトを買いに行ったときの検査で右目の視力が落ちているので眼科へ検診に行ってきました。「そろそろ手術を考えてもいいのでは」ドクターの第一声は、ちょっぴりショックでした。ステロイド性の白内障は進行が早くそれは年が若ければなお早いそうで10年近くこの状態まで保ったのは良いほうだとのこと。 (そうか、私のお目々は頑張ったのか)今すぐ手術しないと大変、というわけではないが運転しているときにかなり見えにくいはず。事故を起こしてから後悔したんでは遅い。 (あ、もう既に事故おこしちゃいましたが…)白内障の手術の時に近視を取ってしまうこともできる。 (え?それいいやん♪)いろいろ説明を聞くうちにそっかぁ、じゃ手術してもいいかな~な~んて、本当に単純なわたし。ただ、心配なのは、SLEは免疫疾患で自分の臓器さえ異物と勘違いして攻撃する病気。にせものの水晶体を異物と認識し、総攻撃を仕掛けてこないだろうか。このあたりを主治医と相談して決めようと思います。どなたか白内障の手術をされた方がいらしゃいましたらアドバイスをお願いします。