きもの とはずがたり・・・お店番
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my★boom くらくらするような陽射しが続く中、『空海』が開催されていた。 それは先々月の15日、夏休み最後の日。 ・・・ この夏、マンダラのパワーを浴びる ・・・ このコピーそのままにと、いそいそ上野に向かった。 『空海と密教美術展』 7月20日~9月25日 東京国立博物館 平成館 圧倒されるような存在感、オーラを放つ展示品が、 見る者に息も付かせぬような間隔でびっしり並ぶ。 なんと展示品の98,9%が国宝、重要文化財という 驚きのラインナップ。 草書を得意としたという空海直筆の書は5点、 唐から持ち帰った経典や絵画、 さらにそれまでの日本仏教には無かった法具類など、 日本における真言密教の礎になっているものばかり。 特に絵画、奥深く難解な密教の教えは、 曼荼羅の図などを用いなければ理解困難と言われ、 それが密教美術発展の原点となっているようだ。 そして曼荼羅といえば圧巻は東寺の「立体曼荼羅」、 絵画ではなく仏像で現す密教宇宙、 今回は21体のうちの8体が会場にやってきていた。 それら8体は大きなホールの荘厳な雰囲気の中に配置され、 上方から「曼荼羅図」として全体を一望も可能なら、 一体一体の間を通り抜け、ぐるりと一周できるという、 大変に趣向を凝らした展示方法。 東寺での安置時では絶対に不可能な角度から、 遮るものの何も無い状態での至近距離体感。 触れることさえ出来そうな像の間近に添ってみると、 ストン!と、何やら納まったような不思議な感覚に。 浄土真宗で言うならば「ここが西方浄土」・・・かな。 難しくてとても近寄りがたいと思っていた真言密教だが、 曼荼羅のパワーだけはしっかり頂いたようだ。 さて、この秋には、もうひとつ仏教に因む展覧会が・・・ 『法然と親鸞』 ゆかりの名宝 10月25日~12月4日 場所は同じ <平成館> ・・・ 「誰をも忘れない」という想い。 ・・・ 浄土宗系ならではのコピー、 こちらの開催も今から楽しみにしている。 my★boom 仏教に因む展
お店番のまいぶ~む(朝のウォーキング) 2015年10月13日
お店番のまいぶ~む(朝顔の鉢) 2014年07月11日
お店番のまいぶ~む(団扇立て) 2014年06月16日
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つむぎ2231
お店番の合間に・・・街着のきものを扱うお店です。
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