恵方巻きからチョコ
節分を前にして新聞折込のチラシには「恵方巻き」や太巻き寿司などの広告が非常に多く掲載されていました、元々は関西方面で行われていた恵方巻きを食する伝統行事が数年前から急に全国的に拡大したもので松本地方ではそんなに歴史のあるものではありません。ですのに「お宅は恵方巻きを食べました」との会話を大変多く耳にすることに驚いています、それに答える方も「家は小人数ですのでスーパーで既製品を買って食べました」と結構食べていることにまた驚くのです。景気の落ち込みで売上げが伸びないことからスーパーなどが一斉に宣伝を行って多くの消費者はそれに飛びついてしまったのだと思います、日本人はどんな宗教でも受け入れるなどと言われますが本当にそうなんでしょうか。 実は商業ペースに乗せられているだけではないかと思う今日です、見てください節分が終わったとたんにチョコレート攻勢がかけられ義理チョコなどが流行るのも商業ペースではと考えます。キリスト教の最大行事「クリスマス」もプレゼントとケーキを売り込むためでキリスト教の普及を行う意図など無いはずです、消費が伸びないで長く不況が続く中で景気回復の一因となってくれれば批判だけしても仕方ないかも知れません。