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カテゴリ:ラグビー関連
決勝戦にして、やっとTVでじっくりと高校ラグビーを見ることができました。
その決勝戦、東海大仰星と東福岡でしたが、東海大仰星が 19-5で勝ち、7年ぶり2度目の優勝に。 最近の決勝戦の中でもレベルの高い試合だったように感じました。前半はお互いにボールを回して攻め合い、守りあう展開。特に目に付いたのは東福岡のラックの強さ。持ち込んだボールはほとんど奪われず、あっという間にサポートがめくり上げてボールを確保。スペースにボールを回していく小気味よさ。東海大仰星は風下のためキックを有効に使うことができず、ポイントを前にしてプレーをすることが、もう一つできていなかったようでした。ただ、スクラム、モールは押している ように見えたので、相手ゴール前まで行けばトライをとる可能性は高いようにも感じてはいました。FW戦は、スクラム・モールは東海大仰星、ラックは東福岡、ラインアウトは両チームともマイボールは確保していたので五分。 後半はサイドが変わり、風上風下が逆転するため、ボールが速く動く展開になれば東福岡、スクラムやモールが多くなれば東海大仰星がSO山中のロングキックを絡めて優位に運ぶと分析。後半5分くらいかな。東海大仰星は敵陣ゴール前でマイボールラインアウトからモールを組み、押し込んでついに先制。 やはりキックを多めに使ってスクラム、モールを多くしてきました。同時に東福岡バックスリーのキックに対してのフィールディングのまずさもあり、徐々に東海大仰星ペースに さらにインターセプトからの独走トライ、終了間際にもスクラムを押し込んで相手ボールを奪ってトライを奪い、勝負を決定づけました。 東海大仰星は後半は余裕が出てきたのか、ディフェンスも常に数的優位を保って対処していたようです。でも、東福岡CTB陣にもっと力のある選手がいればディフェンスラインを突破してトライを取ることはできたかな?CTB陣はラインブレイク、パスとも東海大仰星の方が上でした。東福岡はバックスリーには決定力のある選手が揃っていましたが、それを生かすCTB陣の力量が劣っていたかな。あとはラックを多くしたかったでしょうが、そうさせてはくれませんでした。毎年反則が少なく、ボールを大きく動かして攻めるチームを作ってきますが、これで3回決勝戦敗退。いずれも大阪勢の前に涙を飲むことに。あとは何が足りないのかを探ることでしょうか。 東海大仰星は昨年まで3年連続で優勝チームに敗退。しかし今年は大会史上最重量FWにBKにも人材を揃え、下馬評通りの堂々の優勝。重量FWもよく走り、ハンドリングもうまかったし、 ディフェンス組織も整備されたチームでした。ここ数年の高校チームでは最強だったでしょうね。 彼らの次の舞台は、おそらくは大学ラグビーかと思いますが、みんなどこに進学するのかな? 何人かは僕の大学にも来て欲しいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月07日 16時10分07秒
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