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カテゴリ:ラグビー関連
伝統の早明戦、TVで見ていました。結果からいえば、早稲田が18ー16で逆転勝ち。対抗戦2位扱いに。
何か久しぶりに、「ヨコの早稲田、タテの明治」、「柔の早稲田、剛の明治」らしい早明戦を見ましたね。早稲田は近年はFWにも大型選手が入って強化され、FWでも明治を圧倒する試合が多かったのですが、今年の早稲田FWはパワーと言うよりも、久々に走力と仕事量で勝負というスタイルに戻っていました。 明治もここ何年かで、弱体化していたFWが、徐々に復調。吉田監督のもと、走りこみでスタミナついていますから、久々に面白い試合になりそうな予感はありました。 前半20分くらいは、早稲田が広く展開し、そこにFB井口、SO小倉らがギャップを見つけて突破してチャンスを作っていました。明治はディフェンスラインは比較的作っているものの、個々のタックルが高く、前で倒せないまま。 それでも明治はキックでFWを前に出し、敵陣に入ると、PGと、得意のモールを押し込んでからトライを奪うなど、チャンスはキチンとものにしてリードして折り返し。 しかし後半は、明治は攻め込みながらもブレイクダウンで絡まれて反則を犯したり、ターンオーバーを食らったりで、追加点が取れず、逆にPKからの速攻などで2トライ1ゴールを決められ早稲田が逆転。 それでも明治はPGを決めて再び逆転。しかし40分、自陣22m付近のラックの攻防で、時間を使おうとFWがサイド攻撃を仕掛けてボールを奪われないようにしようとしたのでしょうが、ここでオブストラクションを取られ、早稲田がこのPGを決めて逆転。明治はトライをとるのに時間がかかるので、この時間帯で逆転されたのは致命傷。普通にラックからタッチキックで蹴りだせばよかったのに・・・。今日は早稲田を研究していて、後半は井口の突破もケアで来ていただけに、プレー選択でブレが出たことが惜しまれてなりません。あとはモールを多く作る展開にできなかったことも、優位に進められなかった原因でしょうね。でも、FWの力は、やはり警戒しなければならないのと、BK陣も、スピード、決定力はやや劣るものの、ボールキープ力はあるので、チームとしてのレベルは高いですね。 早稲田は、やっぱりFB井口が復帰したこと、SOを帝京戦から小倉に変えたことで展開にダイナミズムが出てきたかな?突破役ができたことと、小倉はボールを動かすセンスがかなり高く、BK陣が生き生きして見えました。また井口はBK唯一の4年生&副将、BKリーダーなので、精神的支柱でもありますし。今日も困った時は井口に渡すことも多かったので、やはり大きいですね。うちの大学との対戦ではいなかっただけに、選手権で再戦の際は、嫌な存在です。 選手権の組み合わせは、明後日決まりますが、この両校は、うちの大学にとっては、やはり脅威ですね。あとはリーグ戦の流経、東海、関東学院、関西の天理が有力にはなります。うちは昨日の筑場戦に11-0で勝ち、3年ぶりの対抗戦優勝を、初の全勝優勝で飾りました。なので、組み合わせは有利な立場になりますが、どこが相手に、そして応援に行くのに、どこが会場になるか、非常に気になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月05日 22時56分17秒
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