【サッカー】平壌の恐怖の夜・・・。
昨日日記を2つ書くつもりでしたが、ビール飲んでうたた寝してしまいました。そんな「私の夜」など、どうでもよいですよね? はい、では本題に。 北朝鮮戦に負けて帰国した日本代表ですが、試合でもブーイング(というか怒号?)、罵声、場違いなマスゲーム、銃を持った兵士に警護され、立ち上がることもできなかったサポーターなど、完全なアウェー状態での試合でした。 が、宿泊したホテルでも、フロアごとに3,4人の守衛がつく、「マンマーク状態」での監視だったようですね・・・。怖くて2人で寝た選手もいたほどの恐怖だったとか・・・。相手が国交もない、「敵国」日本だったから、余計にそうだったのでしょうが,いくら南米、そして中国でも、ここまでことはないはず。兵士の監視で、しかも不審な挙動、言動をしたら、撃ち殺されかねないですから、選手としたら、相当な恐怖でしょうね。 サポーターも、バスにモノを投げられたらしいですが、一般国民にも、日本を蔑称で呼ぶようにされている国らしいですから、十分ありうる話。これは、さすがに選手もサポーターもストレスフルだったと思います。試合の勝敗より、無事でよかったと思わざるを得ないですね。 でも、もう終わったこと。前向きに考えれば、これ以上ないアウェー体験ができたと考えるしかないでしょうね。以下、引用です。ブラジルW杯アジア3次予選・北朝鮮戦に0-1で敗れたサッカー日本代表が一夜明けた16日、平壌から北京経由で帰国した。ザック・ジャパンの不敗神話が途切れる惨敗で、疲労困憊(こんぱい)の帰路となったが、宿泊した高級ホテルではフロアごとに3~4人の守衛による“マンマーク”で監視されていたことがわかった。不気味さのあまり1人部屋では眠れず、2人で寝た選手も。“恐怖の夜”が敗因!? 日本人サポーターは競技場から帰る際、バスに物を投げつけられたことを明らかにした。 表情には疲労の色がにじんでいた。中国国際航空のチャーター機で北京国際空港に降り立ったザック・ジャパン。日本代表として22年ぶりとなる平壌での一戦を終えた49人の選手団にとって、その疲れは決して、屈辱の敗戦だけが理由ではなかった。「(清武と)一緒に寝ました。怖かった。(廊下は)薄暗くて、(警備している人に)話しかけても何も答えてくれなかった。無表情で…」 北京から関西空港に帰ってきたGK西川が“恐怖の夜”を振り返った。チームが宿泊したのは、「特級」とされる外国人観光客御用達の平壌高麗ホテル。そこで、体験したことのない不気味さがザック・ジャパンを襲っていた。1フロアに8~10部屋があるホテル内の薄暗い廊下に、1フロアごとに3、4人の“守衛”が立っていたという。 人民軍? 工作員!? 素性は不明だが、到着から24時間体制で監視の目。選手は全員1人部屋ながら、主将のMF長谷部は「名前はいわないけど、怖くて2人で寝た選手も何人かいた」。その1組が西川とFW清武というわけだ。 試合では厳しいマークに苦しみ、決定的なチャンスすら作れなかったが、ピッチ外ではそれ以上の“マンマーク”を受けていた。試合前日を含め2夜にわたってのプレッシャーに、DF栗原は「気が休まらなかった」。 入国時にはコメなどほぼすべての食材が没収され、「ガムも没収された」という清武は、「無事帰ってこられてよかった。あれよりアウェーの環境はない」。誰もが寝不足気味だった。 「一番厳しいアウェーを経験したので、これを次につなげたい」と長谷部。来年6月からはW杯アジア最終予選が始まる。日本と国交のない北朝鮮で受けた、異様なまでのアウェー感。“恐れるもの”はもう、何もない。