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カテゴリ:酪農
大手のイオンがとんでもない低価格牛乳もどきを北海道沖縄以外で売っている。
成分調整牛乳なるものが値上がりした牛乳よりも売れ行きが良くなっているというのは 知っていたがなんとイオンの成分調整牛乳よりも安い低価格牛乳もどきには驚いた。 チーズを作るときに出るホエーという白い水がある。 ホエーはけっこう栄養も残っていてホエー豚などといってもそれを豚に飲ませてブランド化 させているのも有名であの田中義剛もホエー豚を始めて生キャラメルで儲けた金で今度は 豚に力を入れているようだ。 よしたけがラジオ番組を持っているときに話していたことはチーズを作っていて毎日出る ホエーを近くの豚畜産農家へ運んで飲ませてもらっていると言っていた。 でなければホエーは産業廃棄物のようなものになるようなのだ。 で、それならば自分で豚を飼って自分のところで豚に飲ませて処理すれば一石二鳥、しかも それでできた豚肉を付加価値つけて生キャラメルのように高い値段で売ると豪語していた。 ホエーは今でこそ豚に飲ませるなど使われるようになったが従来は廃棄していた。 しかしそのホエーを粉末にしたものを大量に輸入しそのホエー粉末を多く使って牛乳もどきに して1リットル税込み98円で売り始めたのが大手のイオンなのだ。 しかもその粉末ホエーは輸入物である。 いやはや第3のビールが大人気の世の中でまさか第3の牛乳もどきが出現するとは。 こんなものが売れて主流になれば日本酪農はかなり厳しい状況になる。 これも時代の流れなのだろうか。 それにしても豚に飲ませて処理するしかなかったものを人間に飲ませることを考えるとは さすがイオンというところか。 北海道、沖縄では今後も売り出す予定はないとのこと。 一度、どんな味がするのか飲んでみたい気もするが、今や風味などはどうとでもなる時代。 酒にしろビールにしろとうとう牛乳まで ニセモノ ”もどき”が幅を利かせるように なるとは恐ろしい時代だ。 新たなる外務大臣が本決まりの岡田の実家がイオンでたしか兄貴が社長、父親が会長では なかっただろうか。 第3の牛乳もどき事業に関しては鬼に金棒である。 あとは消費者が買うかどうかであるが、やっぱり買うのだろうな。 低価格というのは何よりも強力なセールスポイントであるから。 それにしても人間もとうとう豚と同じものをいただくようになるとは。 ちなみにホエー粉末を輸入して牛乳もどきを作っているのは国内の中小乳業メーカーだそうだ 明らかに自分達の首を絞めているように思うが先々の1万円よりも今日の千円というところか 儲けのためなら先のことなどどうでも良い、今が楽しけりゃいい~なのか。 イオンが始めてこれが売れるとなればどんどん他も追随するのは必至。 ちなみにホエー粉末の輸入価格が6倍に高騰したそうだ。 1リットル 税込み98円 牛乳もどき でもなんだか気持ちがわるい。 牛乳をもっと飲んでもらおうと安くないコストをかけていろいろ宣伝しているがどこか 的が外れている感がある。 それよりももうじき98歳になる日野原先生がこないだテレビで朝食は牛乳と オレンジジュース。オレンジジュースにはオリーブオイルを垂らして飲んでいる、 昼食は牛乳とクッキー2,3枚、夜はちゃんと食べると話していた。 これをみれば普段牛乳を飲まない俺でさえ牛乳を飲もうかと思ったものだ。 98歳になるのにアレだけ精力的に行動している先生で俺も本を2冊ほど持っている。 その先生が牛乳を朝昼と必ず飲んでいると言っているのだ。 牛乳の宣伝にこれほどうってつけの人はいないと思うのだが。 今、ウィキペディアで読んだら改めてこの人は特別、バケモノなのかもしれない。 今だに2~3年先までスケジュールいっぱいで毎日の睡眠時間は5時間。 エレベーターは使わないと言ってしまった手前、いくら疲れていても人前ではエレベーターは 使えなくなってしまったとか。 朝、飲み物だけで昼は牛乳とクッキーだけで腹が減らないのか?と問われれば 集中して仕事を一所懸命していれば腹は減らないらしい・・・ つめのあかでも飲ませてもらいたいものである。 日野原先生は牛乳もどきをどう考えているのか聞いてみたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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