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今日、帰宅途中に気になる会話を耳にしました。
JR田町駅から山手線に乗ろうとした際に、後ろにいた若い男女2人組の会話でした。 おそらく、慶應大学か読売理工医療福祉専門学校の学生です。 男「俺は睡眠時間が少なくても大丈夫な人だから」 女「えー。そうなんですかぁ?どれくらい寝てるんですか?」 てな会話を交わしていました。 「大丈夫な人だから」 誤った日本語です。 しかも、声代わりすらまだの様なソプラノボーイ。 別に声が高いことが悪いと言うつもりは無いが、ソプラノボーイがデカイ声で喋るな。 どうにも耳障りで鬱陶しい。 しかも、第三者からしてみれば、どうでもいい内容。 カチンと来たので追い詰めてやろうかと思って振り向いたんですが、私のイライラは次の一言でかき消されました。 男「1日6時間くらいかな」 おいおい。 学生とは言え、そりゃ寝すぎだよ。 小学生じゃねぇんだから。 全然、少なくねぇよ。 周囲の人もビックリした様な顔で弾かれた様に彼らを見ていたので、皆、同じことを思っていたのでしょう。 イライラが消えたというよりも、呆気に取られたんですがね。 すげぇな。天然ってのは。 第三者の怒りを瞬時に溶解したよ。 そのあまりな一言に、私は、一瞬、超一流のギャグなのかとすら思ってしまった。 理解出来ない私がナンセンスなのか、と。 だが、疑問に思ったのは私や周囲にいる会社員だけではなかった。 彼が得意満面に話していた相手の女の子は、言いました。 女「え?えっとぉ…。 ………それ、少なくないですよ」 そりゃ、そう思うわな。 でも、この男は並の器ではなかった。 懲りずにまだ言った。 男「え?そう?」 なんなんだ、この坊やは? 何をアピールしたかったんですかね? 遅くまで起きていることや睡眠時間が少ないことを自慢したかったんですかね? って、そんなのが自慢になるのかな? 私は子供の頃から宵っ張りの生活をしていたので、今でも27時くらいまで起きています。 まぁ、会社員である以上、自分の時間が夜しかないから、という理由によるものです。 「早く寝る」=「自分の時間が少なくなる」という図式が成り立つ為、早く寝られないのです。 損した気分になるから。 でも、こんなことが自慢になるとは思わないんですがねぇ。 第一、「俺、3時間しか寝ていないんだぜ」と話したところで、誰も羨ましがったりしないと思うんですが…。 あ。 これは、アレかな。 「若いって素晴らしい」とでも思えば良いのかな? 私は、そんな彼を魅力的だとはちっとも思わないんだが、一緒にいた女の子はどう思ったんだろうか? 呆気に取られていないで、聞けば良かったなぁ。 「ねぇねぇ。彼はキミに何かをアピールしようと思っている様だが、キミはどう感じた?」と。 あぁ。 こうやって、若者はキレて、おっさんは刺されるのか。 さて、悪いのはどっちでしょうね? って、意地が悪いのは、間違いなく私だな。 うぷぷぷぷぷ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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