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日英行政官日記 (旧 英国日記帳)

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Oct 31, 2017
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カテゴリ:カテゴリ未分類

10月30日(月)
今回の旅行の後半は、サンテミリオン(Saint-Emilion)に宿泊する。サンテミリオンは、ボルドー右岸に位置する、フランスを代表するワイン産地の一つだ。今年5月のボルドー旅行の際、一日ツアーの過程で立ち寄ったが、この中世の街並みと周囲に広がるワイナリーは、より時間をかけて楽しみたいと思っていた。何より、サンテミリオンは、サルラからボルドーへ戻る鉄道路線の途中にある。ここを素通りするのはあまりにも惜しい。


サルラからサンテミリオンへの途上、車窓からベイナック城を眺める

 



サンテミリオンは、サルラと同様、鉄道駅から市内まで距離がある。これはヨーロッパの、中世からの歴史ある街では一般的だ。サンテミリオンの街は高台の上にあり、駅から荷物を引いて登るのは少々骨が折れるが、葡萄畑の中をのんびりと歩いていくのもまた得難い経験だ。









サンテミリオンの街に着く。高台からの光景は何度見ても美しい。




街の中には、ワインショップがひしめいている。当然ながら、サンテミリオンのワインに関しては、最も品数が揃っており、かつ値段もリーズナブルだ。







ここまで来た記念に、そして今月迎えた誕生日と、業務上の大きなイベントの成功を祝して、Chateau
Cheval Blanc 1986
を購入し、ホテルの部屋で開ける。このワインが瓶詰めされたのは、自分が中学生の頃、日本がバブル経済の高みへと突き進んでいた時代だ。30年の時を経た古酒は、時間の経過とともに、様々な表情を見せてくれた。









この日の夕食は、折角のワインと共に味わうために、ハンバーガーとホットドッグをテイクアウェイしてホテルの部屋で食べる。この極上のワインとB級フードのコントラストも面白い。しかし、ワインの力か、B級フードも不思議と高級に感じる。

10月31日(火)

前日に引き続き快晴。葡萄畑巡りには最適の日和だ。

まずはミニ・トレインに乗る。フランスの観光地の多くでは、観光用のミニ・トレインが走っている。市内だけを巡るものが多いが、ここサンテミリオンのミニ・トレインは、市の外、しかも、サンテミリオンの頂点に位置するPremier Grand Cru Classeのシャトーの大半の周囲を回ってくれる。


途中、Grand Cru ClasseChateau Rochebelleで途中下車し、カーヴ見学及び試飲をさせてくれる。




 

昼食は、前回訪問時も利用したビストロ「Lard et Bouchon」で。カーヴをそのままフロアにしたレストランで、ここの料理は素晴らしい。Grand Cru Classeを含む十数種類のサンテミリオン・ワインをグラスで飲ませてくれるのも魅力的だ。
前菜の定番、半熟卵の赤ワイン煮に、フォワグラが添えてある。

子羊の腿肉


午後、今度は徒歩で、周囲の葡萄畑の傍を散策する。収穫期を終え、黄金色に輝く葡萄畑と、尖塔の聳え立つ古都との組み合わせは、どこから見ても絵になる。

Premier Grand Cru Classeの一つ、Clos Fourtet



これもPremier Grand Cru Classe、Chateau Canon






市内に戻り、「王の塔」からの眺め




サンテミリオンの夜景






今回の旅行最後の夜の食事は、ホテル内のレストランでいただく。ミシュラン2つ星を持つだけあり、味ももちろんのことながら、視覚的にも新鮮な驚きに満ちている。サンテミリオンの旅を締めくくるに相応しい、素晴らしいディナーであった。
海老とキャビアの前菜



旬のキノコを使った料理



メインの野兎の肉



山のような植木鉢から摘んだ葉から、ハーブティーを出してくれる



「お菓子の木」



翌朝、サンテミリオン駅から帰路へ











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Last updated  Nov 6, 2017 04:43:00 AM
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