カテゴリ:読書
「卍とハーケンクロイツ」は今でも欧米ではタブーとされているハーケンクロイツ(右旋)とアジアを中心に幸福・吉祥のシンボルとされている卍(左旋)について、ニューヨーク在住の浄土真宗の僧侶である方が「卍とハーケンクロイツ」の違いを紹介していた。この話だが日本にるとなかなかピーンと来ないが、欧米ではポスターやミュージックビデオ・雑誌とかに使用されていると猛烈な抗議を受けるそうな。なので日本でも最近、お寺の卍を見た外国人からクレームが届くそうな。僧侶である著者はちゃんと卍とハーケンクロイツの違いを明確に説明していた。卍は英語で「スワスティカ」と言うそうだが、ヒトラーは終始ハーケンクロイツと常に発言しておりこの時点でまったく違うもだし、卍は古来より幸運・吉祥のシンボルでハーケンクロイツのアーリア人優越主義・反ユダヤ主義とはまったく別なものなのである。(この本では非常に詳しく歴史や時代背景から違いを説明してます)非常にこまかくわかりやすく解説してあるのでサクサク読めるが、日本人のように歴史的タブーに疎い人が読んでも「な、なんでここまで複雑なの?」と疑問を持つだろうがぜひ読んで欲しい1冊である。おもしろかった。「採用基準」はマッキンゼー(コンサルティング業)に入社を希望する「一流名門」大卒者をどように採用するかを紹介していた。普通の大卒者や転職向けではなく、「一流名門大卒者限定」といういうことを肝に銘じ読了した。成績や流行の「地頭」も必要だが、コンサルティング業にもっとも必要なのでは「リーダーシップ力」だそうな。入社希望者の履歴書・成績証明書だけではリーダーシップ力がはかれないので集団面接やグループトークをさせて決めるそうな。なぜそんなにリーダーシップが必要かというと経営者向けのコンサル業なので積極的にアプローチをかけ、百戦錬磨の経営者を納得させないといけないので若くてもリーダーシップ力を最重要視するそうな。
後半は採用後の研修でさらにリーダーシップ力を引き上げる方法を伝授していたが、さらなる研鑽だった。研鑽でリーダーシップ力がさらに高めることが十分可能だそうな。まぁ、この本は一流名門大卒者限定なので私は枠外なので「ふ~ん・・・」という感じで読了したが、こーいう超大手企業に入ってもすぐに転職するだろうしそんなに良いとは私は思わんが・・・一流名門大卒者の人は一読あれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 26, 2013 12:09:21 AM
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