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読書日記@はっさん

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October 28, 2013
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カテゴリ:読書
「マッカーサーは慰安婦がお好き」は高山正之氏の辛口エッセイ。週刊誌に掲載されているものを書籍化したもので私は初見だったがなかなか辛口だった。内容的には「右巻き反米」といテイスト。戦後GHQが日本を統治しアメリカ文化を日本国に持ち込み、日本国民を堕落させ日本を上手く洗脳したことが延々と綴られていた。今慰安婦問題が再燃しているが、GHQも何と一番最初の交渉で日本政府に「アメリカ兵用の慰安所を作りなさい!」と指令を出しており、「(アメリカに対して)その口で言えるか!」とアメリカ政府を批判していた。まぁ、そういう出来事が多々書かれていた。エッセイなので「ふ~ん…」という感じで読了したがまぁ、こんなものだろう。過激な内容だが案外正論だしなぁ~。「川路聖謨の佐渡赴任日記」は下級旗本の息子として豊後国日田で生まれ父親の転勤に合わせ各地を移動し、12歳で勘定奉行の下級幕吏(幕府の職員)に採用され順調に出世を重ね寺社奉行所に出向し、そこで良い採決を下し幕府高官の目に留まりさらに出世をし、この本に出てくる「佐渡奉行」に就任し現地に赴く道中記から任期の1年を詳細に描いていた。川路聖謨は非常にユーモアセンスもあり和歌にも造詣が深く、なかなかおもしろかった。川路氏はとてもグルマンで道中・佐渡で食べたおいしいモノの記述も多く、今で言う「食ブロガー」のようだった。この生活も1年だけで早めに江戸に帰国したが水野忠邦が天保の改革で失敗したため左遷されたが、外国船がたくさん来航したため「外国奉行」に就任し条約締結にまい進したが体調を崩し引退。そのまま体は良くならず、日本で初の「拳銃自殺」をした男として名をはせたのである。(この拳銃自殺第一号はよく取り上げられますね)川路氏は「(幕臣なので)徳川家に尽くさねば」がモットーだったらしく、バリバリ仕事をしていたがそれを嫌う幕府幹部も多く何度も左遷されており、そのたび「また復活して徳川家に尽くさねば」とがんばっていたが幕府が風前の灯火なった時、「この体では戦えないし、足手まといになる」と拳銃でのどを打ち抜き自害したのである。あっ、佐渡日記はグルメ情報と佐渡での仕事話、和歌などが書かれていたがなかなかおもしろかった。まぁ、こんなものだろう。





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Last updated  October 28, 2013 12:02:48 AM


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いのち文化研究所@ こんにちは。 はっさん、さん。こんにちは。「本当は危…
mkd5569@ Re:心の傷は言ったもん勝ち・学歴・階級・軍隊(11/24) 朝のブログ更新おつかれさまです。 11月…
つき指@ つき指の読書日記  すごい読書量ですね。老眼鏡の身ではこ…
mkd5569@ Re:本業・防衛省の真実(07/08) 深夜のブログ更新お疲れ様です。 今週も…
やまもん1974@ 「公務員、辞めたらどうする?」著者です。 季節はずれのコメントを失礼します。 以…

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