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カテゴリ:経営全般
◆量をこなすと質に変わる
“量稽古”と呼ぶ人もいる ただ、量を質に変えられない人もいる。 例えば、人とたくさん会い続けていても良い人脈が作れない、訪問販売をし続けていても顧客の心をつかめない、宝石やブランド商品を見続けていても真贋が見抜けない、というような人だ。 量を質に変えられるか変えられないかの違いは、二つある。 ●その一つは、量を質に変えられる人は、目的を見失わない。 逆に言うと、量を質に変えられない人は、目的と手段の違いが分からなくなる。 例えば、良い人脈を作る目的を見失ってただ闇雲に人と会い続けたり、顧客の心をつかむ目的を見失って闇雲にドアを叩き続けたり、真贋を見抜く目的を見失って闇雲に宝石を見続けたりするのである。 ●もう一つは、量を質に変えられる人は、その達成のためには、工夫と改善をし続ける。 あきらめないのである。 懸命に努力してもダメだとか、いくら頑張ってもムリだという場合を例にとると・・・ 量を質に変えられない人は、ダメだ、ムリだという気持ちに支配され、気持ちが萎え、テンションが下がる。 量を質に変えられる人は、ダメだ、ムリだと思わない。 迷いはないし、やるしかないと考える。 だから、気持ちは萎えないし、テンションも下がらない。 それを松下幸之助さんは、次のように表現している。 「失敗するのは成功するまでに努力を放棄するからだ。成功するまで続ければ、事は必ず成功する。」 目的を見失わないことと、成功するまでやり続けることを死ぬまでやり続ける覚悟があったら、必ず結果は表れる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月21日 10時52分30秒
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