|
カテゴリ:経営全般
◆税理士という仕事をしていると、様々なご相談を受ける。
どんな相談内容でも解決の道はあるし、それを見い出すのが私の役目だと思っているから、深刻な内容でも、ドロドロした内容でも、厄介と思った事はない。 ご相談を受けていて、厄介なもののひとつが、「相談者の頑固さ」だ。 今の悩みは、今のやり方や考え方では限界があるから乗り越えられない。 だから、自分を、自社を、変える必要がある。 そこで、私が相談者にとって耳痛い事をズバリと指摘すると、 「それは分かるんですけどねぇ・・・なかなか出来ないんですよねぇ・・・」 と言われる事が結構多い。 本気で解決したいのなら、 「アドバイスされたことを実行するためにはどうしたらよいのでしょうか?」 と尋ねるのが、正しい答えだろう。 おそらく、「分かるんですけどねぇ・・・」と答える人は、まだ切羽詰まっていないし、まだ本気じゃないのだろうと思っている。 ただ、残念な事に、切羽詰まった状況に陥った時には、手遅れの事が多い。 従業員からの訴訟、労働基準監督署の改善命令、財産の差押えや競売、民事再生や自己破産・・・ こうなってら、話し合いや支払猶予や販路拡大などの余裕はなくなってしまう。 選択肢がある時、ほかの手を打つためのヒトもカネもある時に、今までのやり方や考え方を変えなければ遅いのだ! だから、うまくいかない時、壁にぶつかった時は、頑固さにしがみつかないで欲しい、素直になって欲しい、勇気を持って欲しい。 そして、自分を変えて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月17日 16時27分14秒
コメント(0) | コメントを書く
[経営全般] カテゴリの最新記事
|