タケの毎日がトライアスロン!!

今日は、以前から心に決めていた、

２００km超える、スーパーライド

​
八丁峠アタックライド​



総走行距離は２１０km

獲得標高は２８５０m

景色は絶景の大パノラマライドだ。


一緒に行ってくれる仲間もなく、ロンリーライド。


コースは、

所沢ー青梅ー山王峠ー山伏峠ー秩父ー大滝ー滝沢ダムー中津川林道ー
金山志賀坂林道ーR２９９ー小鹿野ー秩父ー山伏峠ー飯能ー入間ー所沢


このコースはウルトラS級コース（自称）

中津川からの上りがこれでもかというくらい続く、
しかし、ご褒美は、絶景の紅葉と八丁峠から秩父までの大パノラマダウンヒル。

個人的には一番のコースです。












朝７時半に出て、帰還は１７時３０分。　約１０時間

レストは２回７０km地点と１５０km地点。


金山林道から八丁峠、志賀坂峠までは車両通行禁止だったが、
自転車ということで行かせていただきました。





しかし、車がしばらく通ってないので、道路は荒れ果て、
道路一面落ち葉の絨毯で、しかも昨日の雨で濡れていて
スリップして登れない（泣）









さらに、落ち葉の下の道路の窪みや、鉄板がわからず、落車も数回。

極め付けは、頂上付近で、鉄板と鉄板の間に前輪がスポットはまり落ちて、

俺はバイクから投げ出され、空中回転で落車、バイクははまったまま。


身体は打撲と擦り傷で済んだが、バイクの前輪が、歪んでしまい。

車輪が動かなくなってしまった。

あーっ、ここから家まで１１０kmもある、しかも電波は圏外。

誰も通らないし、どうしようと


まじで泣きが入りました。


なんとか、自分でホイールを踏んだり、鉄板挟み、テコの応用で歪みを矯正して、

ブレーキ全開にすると、なんとかグニャングニャンしながらホイールが回りました。


しかし、これでこの物凄い下りを行かなければならない。しかも家まで１１０km。

前輪のブレーキは使えず、後輪だけ。



行くしかないと、ビビりながらゆっくり志賀坂峠まで下りました。

あまりにも後輪のブレーキに頼りすぎて、左手は麻痺して、全身緊張で首がカチカチ。



志賀坂峠から秩父までの３０kmはダウンヒル。

グワングワン前輪にビビりながらなんとか秩父まで。


あとは、秩父から山伏とその下り。

これもビビりなだらなんとか下り切りました。


飯能に着くともう暗くなってきて、
いつものバイクの道順だと暗くて車の通りも少ないので

逆に危ないのでわざと夕方の混んでいる大きな道で所沢へ


最後、バイクショップでバイク見てもらったら、

一言で、ここまでこの状態で戻ってこれたのは奇跡ですと言われてしまった。

もちろん、ホイールは博物館行き、


マビックの初代キシリウム。約２０年使い込んで、こんな最後は辛いけど

まあ、死ぬほど峠に連れて行ってくれました。感謝




今日は１０数年前の自分にチャレンジでした。
昔はグイグイ登っていたこの峠を自分は上がれるのか？

また無事に戻ってこれるか？

終始、不安と時間との戦いでした。

昨日、２０kmのペーランで足にダメージがあり、前半はめちゃ辛く、
ローディーにもボコボコ抜かれたけど、終盤になり脚が動き出してきた。



しかも秩父から三峰口、大滝、八丁峠、志賀坂の絶景の紅葉とパノラマ風景は
素晴らしく、チャレンジした甲斐がありました。


多分、もう行くかことはないかな？
時代の流れとともに道路も通行止になっている。

今回は無事で戻ってこれたが、携帯の電波も全然届かないので何かあったら、
死んでもわからない

気をつけないと。


今回の獲得標高は２８５０mと定峰や奥多摩有料の２倍だった。


決してこんなトレでバイクが早くなるとは言えないけど
やっぱり俺は山のバイクは大好きです。


■今日のトレ：　バイク２１０km


おまけ
紅葉と誰もいない林道をご覧ください