|
テーマ:夢を叶える人になる(1192)
カテゴリ:前進
あの時、ほんの少し前までは、
向かうところ敵無しだった。 周囲の信頼も少しづつ得始め、尊敬の念を抱いてくれる人も居た。 時に「握手してください」とも言われた。 その時も人々に、「プラス思考が大切です。」と説いていた。 しかし、突然の出来事が襲いかかった。 全く予期せぬ出来事が、さらに追い討ちをかけた。 そして、そのプラス思考は無残にも砕け散った。 自分の偉そうに説いていた言葉に、偽りを感じた。 弱い人間という事を、痛いほど知らされた。 ちっぽけな自分を知り、完全に自信を喪失した。 どうしようもなく、ある人に打ち明けた。 その人の優しさに触れた時、 人前で涙を決して見せなかったプライドの高い男が、 子供の様に号泣した。 約1時間も嗚咽しながら、全てを語った。 そのおかげで、自分を取り戻す事が出来た。 話すは放つ、という事なのかも知れない。 本当に落ち込んだ時、 持っていたマイナスを、全部吐き出す事で、 再び歩ける事を知った。 そして、何処までいっても、 我々は生身の人間である事を知った。 こころの旅が、また始まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|