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2006.08.11
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カテゴリ:感謝
「よしひろちゃん!」

後にも先にも、たった一人、私をこのように呼ぶ人がいた。
既に他界をしている、お婆ちゃんである。

祖父は自動車会社を、経営していた。
母を産んでから直ぐに病死をした祖母の後に、
後妻として迎えられたのが、このおばあちゃん。

聞いた話では、母が幼き頃、お手伝いさんが十数名もいる、
かなり裕福な家庭だったそうだ。

母の小学生だった頃、突然祖父は亡くなり、
家庭は、貧乏のどん底に突き落とされた。

その時、血のつながりも無い母や叔父を、
愛を持って、必死になって育ててくれたのが、
この、おばあちゃんである。

若い頃のおばあちゃんの写真は、めちゃ美人だった。

貧乏な時に、大やけどを負って、生死の境をさまよう叔父さん(息子)の為に、
治療する術を、全国を探し回っていたらしい、おばあちゃん。

私と触れ合ってくれたお婆ちゃんは、
祖父の姿を投影させながら、男としての美学をやさしく教えてくれた。

90歳を過ぎた頃、床に臥す事が多くなった。
「私が夏に死ぬと、お参りにみんなが来てくれるのは暑いだろうし、
冬に死ぬと、みんなが寒いしなぁ」と言っていた。

そして、4月15日。
春の暖かな日差しが差す季節に、おばあちゃんは逝った。

あばあちゃん、かっこよすぎるぜ~♪

生きている時のおばあちゃんは、
散り際までずっと、めちゃんこかっこよかった。

祖母の居る、墓前に手を掌わせると、
「よしひろちゃん!」という声が聞こえてくる。

いつも、ありがとね、おばあちゃん♪

ねえ、おばあちゃん、
ボクも、おじいちゃんの様に、ちょっとはかっこよくなれたかなぁ(笑)

血が繋がって無くても、おばあちゃんが居たから、私が居る。
全ての祖先に感謝を込めて・・・





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Last updated  2006.08.13 21:27:54
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