カテゴリ:テレビ番組・映画
最近はPCオーディオと関係のない「戯言」カテゴリばかり増えて看板に偽りありという感じのこのブログだが,今日も懲りずにテレビネタ(しかもまたBS・・・)。 深夜にNHK BS1で「シリーズ アメリカ ニュース報道の危機」が再放送されている。2月にアメリカで放送された4回シリーズの再放送で,7月に1度見たものだがなかなか良く出来ている。「美しき大宇宙~統一理論への道」と同じアメリカWGBH制作。 第3回は「報道の娯楽化とブログの攻勢」と題され,ニュース番組のエンターテインメント化,ブログの影響力の増加を扱っていた。 ジャーナリズムのあり方や日本との違いなど色々と考えさせられるところが多かったが,とりあえず紹介されるアメリカの番組がそれぞれおもしろく,ちょっと見てみたくなった。 例えばアメリカのケーブルテレビ局のコメディ・セントラルというコメディ専門チャンネルによるThe Daily Showは,ニュースを風刺まじりに伝えるニュース番組だが,特に他局のニュース番組を徹底的にけなすその容赦ない姿勢とそこからくるおもしろさはアメリカならではという感じだ。CNNjでGlobal Editionが見れるようだ。 普通の若者の視点で変わったニュースなどを毎日配信するビデオブログで,世界中から驚異的なアクセス数を誇る「ロケットブーム」も日本にはないものだ。と思って調べたらロケットブームジャパンという日本語版を見つけて驚いた(音声が出るので注意)。字幕がついており,毎日更新されている(会社が運営しているようだ)。 かつて硬派な報道番組として知られていたCBSの「60 minutes」がソフトになってきた,といった話題もあったが,「60 minutes」はTBS「CBSドキュメント」で見ることが出来る。 他にも楽天VIDEO(リンク先上タブから)では「テレビ番組」→「TBS BooBo BOX」で14分の短縮版を1つあたり63円で購入できるので,楽天の期間限定ポイントが半端にあまっているときなどにはちょうど良い。ここではNHKの古めのドキュメンタリーなどもある。ただShowTimeへの入会が必要で,8月中は無料だったのだが,今だと月300円の会費がいる。 次回は利益を第一に求められるようになってきたアメリカのメディアについて。NHKの紹介サイトには,WGBHが「アメリカの公共放送として、行き過ぎたメディアの商業主義に警鐘を鳴らす」とある。当然ここには日本の公共放送としてNHKをダブらせたい意図もあるのだろう。 しかしBS 世界のドキュメンタリーで放送されるアメリカの番組の製作元を見ても分かるが,危機的状況にあるとはいってもアメリカには大型報道番組を組むことが出来る局はたくさんある。一方,こういった報道番組に金をつぎこむことができる局がほとんどNHKしかないと言える日本の状況は,アメリカよりもっと深刻で偏った状況のようにも思える。 投資ファンド「ハゲタカ」が公共放送NHKを買収するというNHKのCMを見ておもしろく思った。こちらに再放送予定がある。ああいう,自らを外から眺めてみる姿勢は大事な気がする。 【楽天トラベル】9月の3連休 9/14(金)~9/24(祝)に泊まれる宿 昨年の敬老の日に楽天で一番売れた商品は?敬老の日なんでもランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月20日 19時13分58秒
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