バンコク竹亭日記

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  天国への携帯電話

  華僑の慣習のひとつに、紙で作った金の延べ棒や宝石、アクセサリー、あるいはベンツや大邸宅と使用人などを、中国正月の大晦日やお葬式の時に燃やして、天国のご先祖様や亡くなった親族に届けるというものがあります。拝金志向の華僑らしく、天国で死者がお金に困らず裕福に過ごせるようにという発想です。今回の中国正月でも、世界中の華僑が膨大な量の金や宝石、アクセサリーを天国に送り届けたはずだから、今頃天国は金きら金に輝いていることでしょう。さて写真は、そんな天国の死者に贈る中国式お歳暮のひとつです。すべて紙製ですが、金のネックレス、金むくの時計、同じく金むくのライター、金の指輪、金のブローチやアクセサリー、金縁のめがね、そして携帯電話が入っています。ちなみにスーパーで３９バーツ（約１１６円）で売っていました。あれ、携帯電話が入っているけど、そんなの必要なのかな？天国にいる人は、みんなテレバシーで会話していると思っていたけど。（笑）人気ブログランキングに参加しています。もし、この日記を気に入っていただけたら、クリックをお願いいたします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなたはきっと、新たなお気に入りブログを発見するでしょう。

  2006.01.30

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  自分の風を巻き起こせ。

  ９月17日（土）の読売新聞衛星版に、先日の選挙で刺客として東京１０区に送りこまれ当選した「小池百合子・環境相」のインタビュー記事が掲載されていました。その記事からの引用です。小池大臣の発言に「小沢（一郎・民主党副代表）さんには旧新進党時代、 ”風は追い風もあるが、アゲンスト（向かい風）もある。一番怖いのは、風が止まる時だ。その時はとにかく、走って風を起こすんだ。それでもだめなら、がけから飛び降りてでも風を起こせ”と教えられた。」というのがありました。自分はタイに長く住んでいるから、正直、日本の政治や政治家にはあまり関心もありませんが、この言葉は心に響きました。バンコク、カオサンでお店をやっていると、追い風の時もありましたし、向かい風の時もありました。風が止まった時は、追い風だった頃のことを思って今を嘆くのではなく、がけから飛び降りてでも動きを呼び起こそうという心意気が好きです。カオサンは、確かに今が旬の人気スポットです。でも、明日のことはわかりません。今日は大勢の人が来ていても、明日テロリストが爆弾を爆発させたら誰も来なくなります。竹亭も閑古鳥が鳴くでしょう。ありとあらゆることは、時と共に移りかわっていきます。いい事も悪い事も。いい時は永遠に続かないし、悪い時も永遠に続くことはありません。このことを、いつも自分に言い聞かせるようにしています。私も風が止まった時は、東南アジアのスコールの前触れのような荒々しい大風を巻き起こしてみたいものです。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。あなたのクリックと応援が、日記を続ける原動力となっています。どうぞよろしくお願いいたします。クリックすると、人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.09.20

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  娘と再会。

  望に会ってきました。金曜日の深夜一時の最終バスに乗って、プラチュアップに到着したのは午前５時。家に入ったのは午前５時半。望はまだ寝ていたけど、義母が「お父さんが来たよ。起きなさい！」と声をかけ、私がお腹にそっとレイキをしたら、パッチリと目をあけてくれました。普段は寝呆助で、起こそうとしてもなかなか起きてくれない子なのに、今日に限ってぐずりもしないで起きてくれたと義母はびっくり。お父さんが来たとわかったのかな。望をそっと抱き上げて「お父さん、来たよ。望に会いに来たよ」と話しかけました。彼女はまだ眠そうに欠伸を連発しているけど、腕の中で大人しくしています。10日ぶりに会う娘は、身長が少し伸びて、顔つきも（こんなこと書くと笑われるだろうけど）前より大人っぽくなっていました。身体の肉付きもしっかりしてきたし、手足のばたつかせ方も力強くなりました。オムツも何回か替えてあげたけど、うんちをよくするのは消化器官が活発に機能している証拠だそうです。順調に成長しています。それから、お昼12時のバスでバンコクに帰るまで、ずっと望と妻の側で過ごしました。夜行バスで来たから寝不足だけど、望に会ったら疲れなんて吹っ飛んでしまったし、眠ってしまうと娘を抱いたりすやすやと眠る姿を眺める時間が短くなってしまいます。今は店が忙しいからゆっくり側にいてあげられないけど、妻の産後の疲れが癒えたら、バンコクで３人で暮らす生活が始まります。楽しみです。ところで、私が帰った日の翌朝。望が朝の５時半に、突然目を覚ましたそうです。普段はぐっすり眠っている時間なのに。前の日に、私が朝の５時半に会いに行ったことを覚えていて、お父さんに会うために同じ時間に目を覚ましたのかもしれないと思ったら、目頭が熱くなってしました。親ばかです。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。あなたのクリックと応援が、日記を続ける原動力となっています。どうぞよろしくお願いいたします。クリックすると、人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.09.19

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  辛い辛いトムヤム

  お店に来てくれたお客さんに、「辛いタイ料理が食べたいのですが、この辺にいいお店ありませんか。」と尋ねられると、このお店を紹介することにしています。それは「ラーン・ヤム・ジェー・ウン」という店で、以前はバンランプー商店街の行列ができる老舗屋台でしたが、数ヶ月前にカオサンから歩いて５，６分のタニ―通りにある中級ゲストハウス「THAI COZY HOUSE」の一階に移転してきました。屋台だった頃と違って、ずいぶんこぎれいな店になりましたが、味も値段も屋台の頃と変わっていません。ここのお勧めは「トム・ヤム・タレー・ルアムミット」（海鮮トムヤム　６０バーツ　約１６２円）　トムヤムといえば、言わずと知れた代表的なタイ料理のひとつ。ここのトムヤムは、タイ人の常連さんが２テーブルに１テーブルは必ず注文する一品です。写真には写っていませんが、有頭海老の味噌が溶け出して、ココナツミルクとの相乗効果でなんともいえない深いこくをだしています。スープには、海老の他にイカ、ムール貝、こってりした味わいの若いヤシの木の芽もたっぷり入っています。もちろんきっちりと酸っぱ辛いです。特にうだるような猛暑の日に汗をだらだら流しながらこれを食べると、すっきりして元気になります。タイを旅していた頃、昼間は汗だくになってあちこち歩き回り、夜、町の食堂で冷たいシンガービールを飲みながらトムヤムを食べるのが好きでした。当時は、ただひたすら辛いだけで味も何もわからなかったけど、唐辛子でひりひりする喉をビールで冷やしながら熱いスープをすすりました。だんだん辛さに慣れるにしたがって、店による味の違いもわかるようになり、今では大好物のひとつです。どのくらい好きかというと、「死ぬ前に最後に食べたい日本料理は何ですか。」と聞かれたら、迷うことなく”お寿司”と答えますが、死ぬ前に最後に食べたいタイ料理はと聞かれたら、”トム・ヤム・タレー・ルアムミット”と答えるでしょう。（笑）いつも読んでくださってどうもありがとうございます。あなたのクリックと応援が、日記を続ける原動力となっています。日本料理だけでなくタイ料理も大好きなあなた、クリックをお願いします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.09.16

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  チープだけど贅沢な甘味

  タイの町を歩いていると、昔ながらの色とりどりな伝統的なカノム（お菓子）が屋台などで売られているのによく出会います。この国の人は、男性でも甘党が多いようです。お酒が好きな人でも、甘ったるいお菓子をぱくぱくとよく食べます。さて、写真のお菓子は私の大好物のひとつ「カオニィヤオ・サンカヤ―」というものです。ココナツミルクで甘く炊き込んだもち米の上に、サンカヤ―と呼ばれるカスタードがのっています。（これを見ると、私はいつもお寿司を連想します）そして、それを緑も鮮やかなバナナの葉っぱでくるんだものを、屋台や天秤棒を担いだおばちゃんから一個５バーツ（約１３円）くらいで買うことができるのです。しっかりと甘いけど、優しい味わいのお菓子です。端のほうからかぶりついた瞬間、甘いココナツミルクともち米とカスタードが口の中で溶け合い調和して陶然となり、日頃の緊張やストレスが一瞬にして遠のきます。バナナの葉の香りも瑞々しいです。チープだけど、贅沢な気分にさせてくれるお勧めのカノム（お菓子）です。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。美味しい物に目がないあなた。よろしかったらクリックをお願いいたします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.09.05

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  夜泣き戦争勃発

  生後４日目の娘「望」を家に迎えた初めての夜。思いもよらぬ激しい夜泣きに一晩中振り回され、望がようやく寝付いてくれたのは朝の６時でした。病院でもほとんど泣かなかったし、家でも昼間のミルクの時間に起こすのに苦労したほど爆睡していたから、あまり泣かない赤ちゃんでラッキーだねと妻と話していました。ところが、店を閉めた後、日記の更新と買物をして午前2時に帰宅したら、妻が「望が寝てくれないの。」とげっそりしていました。私たちにとって子育ては初めての経験だから、簡単に考えすぎていたのかもしれません。ぐずる娘を抱き上げて、ミルクをあげたり、おしめを替えたりして彼女がうとうとしだしたら、そっとベットに戻して急いで電気を消します。自分たちも「さあ寝るぞ。」と横になると、やがてひくっひくっとぐずる音が聞こえだし、身を固くして聞いていたら突然「ウギャ―　！ウギャ―　！」慌てて電気をつけると、さっきまで天使のような顔で眠っていた娘が、顔を真っ赤にして手足をバタバタ動かして泣きわめいています。まるで火山の噴火です。天使のような娘が、一瞬にして悪魔ちゃんになったみたい。抱き上げて世話を焼いてあげると、すぐに泣きやんで大人しくなります。でも、再びベットに戻すとやがてまた「ウギャ―　！ウギャ―　！」その繰り返しが一晩中続きました。泣きやんだ娘に、黒目の大きな澄んだ瞳で見つめられると胸がきゅんとなるのですが、早く眠ってほしいです。私も妻も眠くて時々意識が朦朧としています。よく親に、自分が親になった時に、親の本当の苦労と気持ちがわかるよと言われたものですが、これもその一つなのでしょう。というか、たった一晩で思い知らされました。（笑）でも、どの親もみんな同じ苦労を乗り越えてきたんですね。だから、うちも何とかなるでしょう。ところで、妻からの電話連絡によると、今日も昼間の望はよく寝ています。３時間眠って１回起き、また３時間眠り続けるパターン。爆睡状態で、ミルクを飲ませようと起こしても起きないそうです。（笑）これだけ昼間眠ったら、夜は眠れないでしょう。敵は休養充分。私の昨夜の睡眠時間は2時間半。今日は忙しいので昼寝もしていません。今夜も長い夜になりそうです。でも、不思議なことに妊娠中も私の仕事が終わる深夜12時から１時頃になると毎晩のようにお腹の中で動いていたから、私が帰ってくる時間がわかっているのかもしれません。今夜も我が愛娘は、激しい夜泣きでお父さんを待っていてくれるのでしょうか。。。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。子供の大好きなあなた。よろしかったらクリックをお願いいたします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.09.02

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  OGURO

  竹亭が入っているカオサンのホテル「NANA PLAZA INN」が、全面リニューアルを終えてきれいになりました。昨日、竹亭の向かいに作られたアーケードに新しく「サッカーユニフォーム＆帽子」屋さんが開店しましたので御紹介します。世界中の有名サッカー選手の名前と背番号が入ったレプリカ（といっても無断コピー商品ですが）と帽子が、きれいに陳列されています。まだ開店２日目だけど、なかなか賑わっているようです。値段はユニフォームも帽子も１つ２８０バーツから。もちろんこれは言い値ですから、どこまで値切ることができるかはあなたの腕しだい。ちなみに日本の選手は、中田、中村、大久保、稲本など名の通った海外組が中心です。そのなかでも、一番売れ行きがいいのは「NAKATA」と店主が言っていました。やはりここでも王様なのですね。白人ではベッカム、オーエンなど、甘いマスクと実力を兼ね備えた選手のユニフォームが売れ行きだそうです。ちなみに私は中村の偽物代表ユニフォームを持っていて、テレビで代表戦の放映がある時はそれを着こんで応援しています。ところで、私から店主へのリクエスト。１６番、OGUROのユニフォームを見つけたら速攻で仕入れてください。私が真っ先に買います。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。よろしかったらクリックをお願いいたします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.08.16

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  ラブバトン

  今日、machi66さんよりラブバトンがまわってきました。ふむふむ、これはおもしろうそうだ。早速、やってみます。■初恋はいつですか？ ☆When is your 1st love?　小学校６年生の時、クラスの級長をしていた女の子。丸顔ぽっちゃり癒し系。初めて強く意識した特定の女性でした。彼女に話しかけようと思っただけで、胸がどきどきしたものです。しばらくして私は転校してしまったので、それ以来一度も会っていません。■今まで付き合った人数は？ ☆How many girlfriends Did u ever have?　8人。■好きな人とデートで行きたいところは？ ☆Where Would You like to have a date with your speical person?緑のオーラのなかで、鳥や虫の声、風のささやきを聞きながら歩きたいです。そして高みから、広い空と雄大な景色を眺めるのが好きです。それから、美味しいレストラン。■好きな人と観たい映画はありますか？ ☆Is there any film that You would love to see with a special person?　　胸が熱くなり、涙が止まらなくなるような映画。人がどんどん殺されたり、血がドバーッと出るような映画は嫌いです。■好きな人に言われて一番うれしかったことは何ですか？ ☆Which words is the best that you've ever heard from a special person?　　「修ちゃん、成長したね。」と言われた時。男として、とても誇らしい気持ちになりました。■好きな人はいますか？その人の好きなところは？ ☆Do you have a girlfriend?What do you like about her?　　まず奥さん。それから、もちろんプラトニックな関係ですが、優しくて素敵だから大好きな人が何人もいます。　■こんな人は無理！っていうのはありますか？ ☆What You can not stand by person's bad habit about?　　下品というか、デリカシーのない乾いた花みたいな人は苦手です。■浮気は許せますか？許せる人はどこまで？ ☆Can you forgive her If Your girlfriend cheat on you? いやです。他の人に心がときめくくらいは仕方がないけど、一線を超えてその人とつきあいたいのなら、私は別れを選びます。嫌な感情を押し殺して相手に執着するのは、自分で自分の魂を傷つけること。別れる時は死にたいほど苦しいです。でも、生きていればまた出会いは必ずあります。それに、すべては移り変わるもの。特に人の心は変わっていくものですから。 ■同棲ってしてみたいですか？ ☆Do you wanna live with your girlfriend?していたことあります。■愛情を感じる行動は何ですか？☆What kinda behaviour Do you feel love from your partner?過ちを許してくれること。自分が落ち込んだ時や困っている時に、自分のことのように心配してくれること。それから、二人で一緒に過ごす時間をとても大切に思ってくれること。■愛と恋の違いは？ ☆What is different between Love and like?　　恋は激しく燃えあがる炎。発火すると、もうコントロールすることが出来ない。愛は炭火のようなもの。じっくりじわじわと育てていくもの。遠赤外線効果で、心の芯から暖かくなります。■一番長く続いた恋愛は？☆How long is your longest relationship that You could hold ?８年間でした。■お付き合いしたい有名人、芸能人は？ ☆Which star Do you wanna hung out?特になし。テレビ見ないから、芸能人はほとんど知りません。>■究極の選択です。一生人を愛することしかできなくなるのと一生人から愛されることしかできなくなるのと、どっちをえらびますか？ ☆It is hard and ultimate choice.Which one Do you preferForever You can only love someone,No one love you or You only take love from some one but You can never love some oneこの質問はパス。愛し愛されるのが一番です。■バトンを回す人５人。 ☆Who I will pass this baton is... 5 peopleまず、人生の大先輩はるる！さんバンコク仲間のまもあんさんいろいろと経験豊富そうな（笑）つぼ屋さんニヒルな彼の恋愛感は？まいける東山さん忙しいところすいませんが放浪の達人さん私が勝手にバトンをまわしているだけですから、面倒くさい方、こういうのが好きでない方は遠慮なく無視してください。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。よろしかったらクリックをお願いいたします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.08.12

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  鳥インフルエンザ

  ８日付の「NATION」紙の一面に、鳥インフルエンザの人間用ワクチンの有効性が証明されたというワシントン発の記事がのっていました。それによると、フランスの製薬会社によって開発された「サノフィ・アベンティス」ワクチンを６５歳以下の健康な成人約４５０人に試験接種し、そのなかの約６５人分のデータを分析したところ、鳥インフルエンザに対する免疫力が向上したと認められたそうです。アメリカアレルギー感染病研究所のアンソニー博士によると「これは、鳥インフルエンザの世界的な大流行に、国家として備えるための重要な成果だ。」と述べています。ただし、生産体制がまだ整ってなく、もし大流行が始まった時の必要量を満たすのはまだ難しいようです。アメリカ政府はすでに２００万人分のワクチンを国家備蓄分として注文しており、さらにその量を増やすよう製薬会社と交渉中とのことです。２００３年にアジアを中心に猛威をふるった鳥インフルエンザは、いまだにベトナム等で発生して大勢の死者をだしています。人間から人間に感染する変異型が発生している可能性もあり、科学者はいつ大流行が起きても不思議でないと警告を発しています。人間用の有効なワクチンが開発されたのは、私が知る限りではこれが初めてだと思います。タイでは今のところ鳥インフルエンザは抑えられていますが、いつベトナムから飛び火してくるかもわからないと動向を気にしていました。もしまた鳥インフルエンザが発生したら、観光客が減るのは確実ですし。だから、ちょっと嬉しいニュースでした。ところで、話は変わりますが「調味料バトン」なるものがまもあんさんより回ってきました。Ｑ１】次のメニューにどんな調味料をかけますか？ （ 薬味は含みません。）目玉焼き、納豆、冷奴、餃子、カレーライス、ナポリタンピザ、生キャベツ、トマト、サラダ、カキフライ、メンチカツコロッケ、天ぷら、とんかつ、ご飯【Ｑ２】周囲に意外だと驚かれる好きな組み合わせはありますか？【Ｑ３】それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか？【Ｑ４】バトンをまわしたい５名は誰ですか？というものです。ご期待に背くようで申し訳ないのですが、他の人と同じようないたってノーマルな返事しかできません。【Ｑ２】周囲に意外だと驚かれる好きな組み合わせはありますか？という質問なら、私ではなくオヤジですが、冷やっこにマヨネーズと醤油をかけてスプーンで豆腐をぐしゃぐしゃに崩しながら混ぜて食べるのを好んでいました。書いていて自分できもくなりますが、食べてみると意外といけます。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。よろしかったらクリックをお願いいたします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなとのプログワールドが広がります。

  2005.08.10

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  胎児にレイキ

  実家に帰省していた妻が、一週間ぶりに帰ってきました。「お帰りなさい」と抱きしめる前に、まずお腹をさすって「元気だったか」と赤ちゃんに声をかけます。一週間見ないうちに、お腹がひと回り大きくなっていてびっくりしてしまいます。産まれるまで後１ヶ月ちょっと。いったいどこまで大きくなるのだろう。妻が横になると、お腹がぽっこりふくれてカエルみたい。あ、これ陰口ではありません。本人にもそう言ってからかってます。彼女、アハハと笑いとばしてます。一休みしたところで、お腹にレイキをしてあげました。妻のお腹に両手を当てて目を閉じると、手のひらがむずむずしてきます。そして「これがお父さんの手だよ。君が産まれてきたら守ってあげる手。抱っこしてあげる手。一緒に遊んであげる手だよ。元気で無事に産まれておいで。」と心の中で話しかけます。しばらくすると、赤ちゃんがどんどん反応しはじめました。私の両手のひらの下で、ぐるんぐるんと動いています。自然に笑みがこぼれてしまいます。妻が「帰省していた時はそんなに動かなかったのに、帰ってきたらよく動くわ。きっとお父さんに会えて嬉しいのね。」と言ってくれ、私は思わずにんまり。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。よかったらクリックをお願いいたします。あなとの一票が大きな励みとなっています。

  2005.07.25

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  タイで起業したい人？

  カオサンでお店をやっていると、カオサンまたはタイで起業したいのだけど、いろいろと教えてもらえませんかと相談を受けることがちょくちょくあります。つい最近も数名ありました。男性その１　「カオサンでお店やりたいんですけど、資金はどのくらい必要ですか？」私　「はぁ？もっと具体的に言ってもらわないと答えようがありませんけど。。。物件とか何をするのかによっても違いますし。。。」彼　「できたら、カフェみたいなのをやりたいんですが。」私　「まず物件を見つけて、大家さんに家賃を聞いてみてください。」男性その２　「タイで何か商売やろうと思って、タイ語学校に通っているんですが、商売ってやっぱり場所が大事ですよね。」私　「そうですねぇ。。。ところで、何がやりたいんですか。」彼　「うーん。たとえばインターネットカフェとかレストランとか。。。」私　「（その仕事の）経験はありますか？タイで働いたことはありますか？」彼　「経験とか働いたことはないですが、今学校でタイ語を勉強していますから。」私　「。。。」（この人、どこまで本気で言っているのだろう。。。）日本を出て、タイで起業したいという気持ちはわかります。でも、一つ大きな勘違いをしています。タイは日本より遅れているから（？）「やればチャンスはあるだろう。食べるくらいはなんとかなるだろう。」と勝手に決めつけているようです。ちょっと考えればわかることですが、タイのマーケット、タイ人のこと、こちらの法律、慣習などほとんど何も知らないのに、商売やってうまくいくわけないじゃないですか。タイで起業するほうが日本で起業するより有利なのは、開業資金が日本より少なくてすむことだけ。それ以外は、タイで起業するほうが日本でやるより大変でしょう。お金を使えば、箱を作ることはいくらでも出来ます。でも、その箱を適正な利益をだしながら運営存続させていくことは別問題です。開店はゴールではなく、やっと出発点に立っただけなのですから。起業を目指すのなら、まず自分が勝負したい業界で働いてみてください。そして、自分が独立したらどうやるかということを想定しながら勉強してください。志があるならできる筈です。階段は一段ずつ昇るしかないんです。いきなり上までジャンプしようとしても転げ落ちるだけです。偉そうなこと書きましたが、安易な気持ちで起業したけど、見込み通りいかなくて撤退に追い込まれる人をたくさん見てきましたから。老婆心まで。人気プログランキングに参加中です。いつも読んでくださってどうもありがとうございます。もし、今日に日記を気にいっていただけたら、応援クリックをお願いします。あなたの１票が大きな励みになります。

  2005.07.14

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  アジアのチン事件第２話

  引き続きアジアのチン事件です。これは5月２８日付のＮＡＴＩＯＮ紙で報道されたカンボジアで起こった事件です。カンボジア東北部クラティエの副警察署長チェンダの発表によると、5月20日に飲酒したあと眠り込んだ夫トエウン（３８歳）を、妻のスベット（２９歳）がいつものように夫のあそことボールを引っ張る痛みで起こそうとしたそうです。トエウンは一度では起きられずに外の木の下でまた眠り込んだのですが（夕べの酒がだいぶ残っていたようですね。）、妻に再び大事なところを引っ張られ、その痛みに思わず切れて妻の首をつかんでひねったら即死してしまったそうです。彼は最初、彼女の遺体を木からぶら下げて自殺に見せかけようとしましたが、警察に疑われ最終的に罪を認めました。夫婦には子供もいて、彼はとても後悔していますが、ああいうやり方で起こされることにもうこれ以上我慢ができなかったと言っているそうです。トエウンは、有罪になれば２０年以下の服役に服すことになります。人が亡くなったのだから笑ってはいけないのですが、やっぱりおかしみを禁じえません。アジアで起きる事件は時に滑稽で残酷ですが、良くも悪くも人間臭いです。同じアジアである日本では、ネットで知り合っただけの者同士が集団で自殺しています。その薄ら寒さに比べれば、東南アジアはまだましかなと思います。プログランキングに登録しました。もし気に入られましたら、下のリンクをクリックしてください。どうぞよろしくお願いいたします。

  2005.05.31

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• ミスユニバース

  今、ミスユニバース世界大会がタイで開催されています。タイ人はミスコンテストが大好きだから、ごく普通の美人を選ぶミスコンテスト以外にも、ニューハーフのミスコンテスト、ジャンボサイズの女性のミスコンテストなどなど一年中いつもどこかでミスコンテストをやっています。ましてやミスユニバースは２００５年の世界一の美女を選ぶコンテストだから、連日美女の水着写真が新聞の１面を飾り、テレビ他各メディアも出場者を追っかけています。ちなみに昨日の代表は、大会のスポンサーであるシンガービールの醸造工場を訪れ、作りたての生ビールを試飲したそうです。代表は大会の規則によりお酒を飲むのを禁止されているそうですが、昨日はスポンサーの宣伝のため特別。ドイツ代表のアスリ・バイラムさんは「もう少し飲みたかったわ」とコメントを残しています。(笑）さて、男どもの関心はというと、当然ながらどこの国の代表が一番きれいかということ。タイ人も、新聞の代表の写真を眺めながら”ああでもないこうでもない”と議論に余念がありません。(笑）ところで、私の好みはといいますと第１位　マレーシア第２位　ベトナム第３位　日本えっ？奥さんとタイプが違うって？当然です。大切な人生の伴侶は顔とスタイルでは選びません。自分の場合ですが、始まりは顔やスタイルに恋することはあっても、それが愛に昇華するのは相手が心のきれいな人だから。ちょっと気障ですが。。。でも本気。

  2005.05.19

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  暑季の新メニュー

  月日のたつのは早いもので、いつの間にかもう3月、来月はタイが一番暑くなる４月です。そこで竹亭では、熱帯夜にもさっぱりと召し上がれるおつまみを２品メニューに加えました。まず１品目は「エリンギポン酢」８０バーツ（約２２０円）エリンギポン酢日本ではすでにおなじみの茸ですが、タイでも栽培されるようになり最近は市場に豊富に出回るようになりました。でも、タイの人にはまだ知名度が低いようです。このエリンギを、香ばしくあぶり焼して、味がよく染みるよう細かく割いてポン酢をかけました。試しに常連のタイ人に試食してもらったところ「アローイ・マーク・マーク」（メチャうま！）と大好評。タイ人も白人もヘルシーで美味しい茸が好きなお客さんは多いから、結構受けるのでないかと期待しています。２品目は「くらげさっぱり和え」７０バーツ（約190円）くらげさっぱり和えこれはタイ産のくらげ、きゅうり、わかめ、カニカマの酢の物です。タイ料理でもくらげを使う料理があるからタイの人は食べられるでしょうけど、白人がくらげを食べるかどうかは予想がつかないので、やはり常連の白人２組に試食してもらったところ、これも意外と好評なのでメニューデビュー決定です。くらげがどうのこうのというよりは、酢の物の味が彼らにもわかりやすいのでしょう。たまたま来ていたイタリア人の常連の陽気なおじいさんが「この俺が美味いと言っているのだから、他の人が食べてもぜったい美味い！」と太鼓判を押してくれました。（笑）タイはこれからどんどん暑くなっていきます。外を歩くと、直射日光で頭がくらくらしてくるくらい暑くなります。バンコク、カオサンにお出でになる機会がございましたら、ぜひ竹亭にもお立ち寄りいただき、さっぱりと食欲を増進して夏ばてを防ぐ新メニューをお試しください。

  2005.03.12

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• タイでのレイキ費用

  タイでレイキを受けると、費用はどのくらいかかるのかという質問を頂きました。私が習っているカオサンのスティーブ先生のレベル1(レイキのいちばん最初の段階で2日間かかる）の費用が４５００バーツ。日本円にして約１２０００円ちょっとくらいです。日本のレイキのサイトを検索して費用を調べてみると、レベル１で３万円くらいのところが多いです。やはりこちらのほうがだいぶ安いようです。これが高いか安いかはその人の価値観と判断次第ですが、一生涯使い続けることができる能力だということだし、自分で実際に体験してみてその力の一端でも理解すれば決して高いとは思いません。でも、タイでは４５００バーツという金額はごく普通のワーカークラスには一か月分の給料のほとんどに相当する金額だから、ある程度のお金持ちでないとタイ人はレイキを習うことができません。でも、旅行者やこちらに住んでいる人で興味のある方は、日本から比べれば手頃な費用ですから体験してみるのもいいかもしれません。時間制なら一時間500バーツ（約１３５０円）で教えてもらえます。ちなみに言葉は英語ですが、土日は在住の日本人女性の生徒さんが通訳をしてくれるそうです。Bangkok Natural Healing Tel:001-66-2-629-4618さて、今日は最後の４回目のアチューンメントを受ける予定だったのですが、先生が多忙だったので来週の月曜日に延期になりました。でも、ちょうど上記の日本人女性Mさんが、白人男性にレイキを施している最中で、私に二人でエネルギーを送りたいから手伝ってと云われたので、しばらく彼女と一緒に彼の足と膝に気を送ってみました。自分ではちゃんと気がでているのかどうかよくわからないけど、手がじんじんしてきたり熱くなってくるのできっとうまくいっているのでしょう。妻以外の第３三者にレイキをするのはまだ２回目で、感じがうまくつかめません。リラックスしきって寝台に横になっている大柄の白人男性を見ながら、死体みたいだなと思ったりしていました。やがてレイキが終り｢気持ちよかった」と上機嫌の彼が、「あなたのエネルギーはとてもストロングだ。あなたが私の足に触れた瞬間、エネルギーが走って頭がくらくらした」と誉めてくれました。へぇ～。そうなんだ。よくわからないけど。。。とにかく誉められれば気分がいいです。なんだか俄然やる気が出てきて、オフィスに戻ると早速有益な情報を求めてレイキ関係のサイトをチェックしました。それにしても、誉めるって素敵なことですね。云われた人に、元気とやる気を幸せを与えてくれます。自分もスタッフを注意したり怒ったりするだけでなく、たとえどんなに小さな事でもいい事は目ざとく見つけて、こまめに誉めることができるようになりたいものです。

  2005.03.04

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• 悩ましいお花畑

  先日、妻とセントラルデパートへ行ってきました。彼女が下着を買いたいというので、のこのこと下着売り場についていったのです。日本のデパートはどうなのかわからないけど、タイではエスカレーターを降りるとすぐ目の前に女性下着売り場がお花畑のように広がっています。自分一人だったら、ちらと横目で見るだけでさっさと通り過ぎるのですが、今日は妻と一緒だからお花畑の中まで踏み込んでいきました。いやぁ、まいりました。想像以上にすごい世界です。赤、ピンク、黒、黄、緑、青などなど、カラフルでキュートなパンティーやプラに四方八方を取り囲まれて目のやり場がありません！それでもちらららと盗み見ると、黒のパンティーだけど前のところがすけすけというかほとんど網で｢何これ！意味ないじゃん！」というような物とか、後ろの紐が細いシルバーのチェーンみたいになっている物とか、「一週間、毎日色違い」というコピーで七色のパンティーが並んでいたりとかでなんだか心臓がばくばくしてきそうです。あ、あの髪が長くてスレンダーな女の子がピンクの下着を手にとって品定めしてるぅぅぅ。あれを履いたらきっと可愛いい～～！そういえば、下着姿のマネキンもいっぱい立っているし、なんだか悩ましい下着姿の女の子に取り囲まれているような気がしてきました。頭の中をあらぬ妄想が駆けめぐり、目の中でハートマークがちかちかしています。セール中だから若い女の子もたくさんいるし、その中で男は私を入れてたったの３人だけ。。。いかん、このままでは変態オヤジになってしまう。。。私は品定めで忙しそうな妻に近づくと「ゴメン。俺、もう駄目。なんだかむらむらしてきた。あっちで待ってる」と隣のベビー用品売り場に避難したわけです。可愛いお誕生キットや、小さな服や靴やおもちゃを眺めていたら神経が休まりました。(笑）後で妻に聞かれました。｢ところで、さっき下着売り場で誰のことを考えてたの？」｢もちろん君のことだよ。決まってるじゃん！」と答えると、彼女は満足そうにうなずきました。ごめん。妻よ。。。僕は君に嘘をついた。あの時、イマジネーションの世界に現れた女性は君ではなかった。どこの誰というわけではないけど、ウエストが細くてすらりとした若い女の子だった。(爆）

  2005.02.21

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• ネットで出会い即結婚？！その５

  １０月の日記で紹介した、チャットで知り合いまだ一度も会ったことがないのに婚約したカップル、妻の友人であるタイ女性Ｋとノルウェー人男性Ｂが、昨日、市内のスコタイホテルにて結婚式をあげました。２人の出会いとその後の進展については下記をご参照ください。ネットで出会い、即結婚？！その１その２その３その４妻と彼女の母親、私の３人で夜６時半から催された披露宴に出席してきました。出席者は約１８０名。なかなか盛大な式でした。もちろん二人は幸せそうでした。でも、自分の気のせいかもしれませんが、始めのうちはKの表情にどことなく硬さと陰りが感じられましたが、お礼のスピーチの時は感極まって涙ぐんでいました。それにしてもとうとう結婚式をあげてしまいました。そして28日にはノルウェーに行ってしまいます。これから彼の国で暮らすのです。不思議な運命で結ばれた二人に、幸多からんことを祈ります。式の後、妻と母親を先に帰して、私は日本から来ている友人Ｔとタニヤのシーロム通り側の角にあるアイリッシュパブ「オーレイリー｣で待ち合わせて飲みました。今夜は口うるさい奴もいないし、男二人怖いものなしで飲み放題だぜ！！！それから、シーロム、スクンビットと飲み歩いて、午前一時にバーが閉まった後はいつもの「ニュースリファー」にプラーヒマ醤油蒸しを食べにいきました。Ｔをタクシーで送ってから無事に家まで帰ったようですが、その辺の記憶は飛んでいます。酒は一人で飲んでも美味いけど、気の合う友人と男同士で飲む酒もいいものです。楽しい夜になりました。

  2005.02.13

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• カオサンの夜に思ったこと

  昨夜閉店後、一ヶ月の旅を終えてバンコクに戻ってきたはるる！さんと軽く飲んだ。場所はカオサン随一の高級ブティックホテル「BUDDY　LODGE」の２階にある「BUDDY　BEER」カオサンにはおしゃれなバーやパブが多いけど、どこも大音量で音楽がかかっていて、正面に座っている人と怒鳴りあわないと話ができないことが多い。(爆）でも、ここ「BUDDY　BEER」と「SUNSET　STREET」は比較的静かで普通に話ができるから、カオサンで友人と飲んだりする時はこの２店に来ることが多い。店に入ったのが午前12時過ぎ。シンハービールの生をピッチャーで注文し、２杯目のピッチャーを飲んでいたら従業員がテーブルにやってきて「すいませんが午前１時になりましたので、ビールを隠させてください」とピッチャーに半分くらい残っていたビールを外から見えないようにステンレスの大きなカップに移してしまった。興ざめだけど仕方がない。でも、午前１時って飲み始めるスタート時間が遅い私には、これから本格的にエンジンがかかるいい時間なんですよね。(涙）ところで、はるるさんのように、幾つになっても長い旅ができる人ってうらやましいと思います。自分自身はタイに住んでいるけど、旅好きだった私がろくに国内旅行をする時間も取れずに毎日せっせと働いています。でも、これは自分で選んだことですから。自分がやりたいことをやっているのですから。人生って両手で物は持てないみたいですね。何かを手に入れようと思ったら、その代わりに何かを手放さなければならない。でも、選択するのは自分です。今日の夕方、ひいおばあちゃんの魂を天国にお送りする「コン・テック」という儀式がおこなわれます。なんでも、ひいおばあちゃんが天国で不自由しないように、紙でできた家や家具、お金、金の延べ棒などを燃やして天国に一緒に送るそうです。私も妻と一緒に、ひいおばあちゃんをお見送りに行ってきます。

  2005.02.02

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• 私ってセクシー？

  昨夜、イスラエル人の２０過ぎくらいの女の子２人が竹亭にお寿司を食べに来ました。竹亭には、イスラエル人のお客さんもたくさん来てくれるのですが、イスラエルでは日本食はとても高いそうで竹亭の５，６倍はするそうです。だから、竹亭は安くて美味しいと喜んでくれます。イスラエル人の女性は、目が大きくて彫りの深い顔立ちでスタイルもどーんと豊胸のグラマー美人が多いのですが、この二人も典型的なイスラエル美人です。テーブルの上に寿司やロールをたくさん並べて食べながらおしゃべりに夢中のようなので、食事が終る頃を見計らって挨拶にいきました。私が席に近づくと、色黒のほうの女の子がいきなりＴシャツをまくりあげてお肉が少々たるんでいるお腹を出しました。むにゅむにゅと柔らかそうなお腹で、おへそにはピアスが入っています。思わぬ展開に私が目を点にしていると、色白のほうの女の子が話しかけてきました。「ねえ。彼女がね、自分は太りすぎだと言っているんだけど、私はこの位お肉があるほうがセクシーだと思うのよ。あなたはどう思う？」（爆）私は一瞬絶句したけど「はい。そうですね。。セクシーだと思います」（汗）と話を合せます。でも、心の中では「太りすぎです。」とつぶやきました。（笑）私はサービス業についてかれこれ１６年になりますが、初対面のお客様(しかも女性）にこんなことを尋ねられたのは初めてです。後で思い出して一人でくすくす笑いました。ここカオサン通りは、ユニークなお客さまが多いです。ドレッドヘアくらいはぜんぜん当たり前で、顔にまで刺青いれたサイボーグ００７（古いですが）みたいな奴もいるし、耳たぶが見えないくらいピアスをたくさん入れてる奴もいるし、日本人の男の子に鼻に御飯粒がついていますよと教えてあげたらピアスだったり、ほとんど半乳状態の白人娘も歩いています。（爆）写真を撮ったら日記のいいネタになるのですが、さすがに失礼かなと言い出せません。（笑）でも、そのうちやりますね。

  2005.01.26

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• 魅惑のニューハーフ

  昨夜、ある白人の男性がタイ人の小柄な女の子を連れて食事に来ました。色黒だけど、つややかな長髪のなかなか可愛い女の子です。タイトなスカートから伸びたカモシカのようなお足もきれいです。お仕事はたぶんお水系かな。しばらくして彼女たちが注文した料理をテーブルに運んだ時、私の眼は彼女の大きな胸に吸いつけられてしまいました。だって、胸元が大きく開いた服を着ているから。。。思わず心臓が高鳴って、すぐに目をそらしましたよ！！「楽しんでますか？」と声をかけると「美味しいです。」と可憐な声。笑顔もスイート。私は心の中で「うん。可愛い。可愛い。」とつぶやきながら席を離れました。ウエイトレスの女の子が、にやにやしながら横にやってくると「はしさん。どうだった？きれいだった？　でも、、、男だよ」と爆弾発言！「えっ！」「でも、女の声してたよ。」「今はね、喉仏をとって声を変えることもできるのよ」「うーーん。信じられない。。。」彼女はそんな私を見てけらけら笑っています。例のカップルが食事を終えて帰る時、すかざず彼女にチェックをいれました。ウエストは悩ましくくびれているし、お尻だってプリッ！キュッ！としています。でも、胸は確かに異常に大きい。やっぱりニューハーフなのかもしれません。タイはゲイやレズも多い国です。でもみんな、こそこそしないで堂々と大手を振って歩いています。（笑）社会にごく自然に受け入れられているんですね。それにしても、タイのニューハーフは侮れません。本物の女性よりきれいな人がたくさんいます。（爆）

  2005.01.21

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• タイのギャンブル狂

  タイの人には、まごごろのある優しい人が多い。両親や年配者を敬い、兄弟姉妹を大切にする。そして、おおらかで陽気で人生を楽しむことがとても上手。素敵な人たちだ。 一方、賭け事が大好きで、いくら損しても懲りずにまた手を出し借金を重ねる奴もいる。一般的に、貧しい家庭出身で教育をきちんと受けていない人に多いが、私の知り合いで大学を出て教職にありながらカンボジアのカジノ通いで数十万バーツの借金をつくった人もいる。 強調しておくが、ほとんどのタイ人は真面目でまともな人たちだ。賭け事狂いは一部の人間で、先進国日本にだってギャンブル狂はいるだろう。 彼らを見ていて理解できないのは、後先のことをまったく考えていないこと。頭にあるのは一発当てることだけ。勝つ可能性はとても低いと知っていながら、金を借りてまでつぎ込む。負けが込むと、高利貸しから借りてでも返済しないともっとやばいことになる。 カオサンのマフィアみたいな高利貸しから金を借りると、利息は２割だ。５０００バーツ借りたら、６０００バーツにして返さなければならない。ただでさえ金が無いのに、２割も利息を払ってバカバカしくないのか。賭け事にさえ手を出さなければ、借金する必要もないのに。 今日、こんなことを書いたのは腹ただしいことがあったから。 お金が無くて困っているから、月末に返すから少し都合してもらえないかと言ってきた知人がいた。彼は以前に賭け事で多額の借金をつくって懲りたことがあるし、素直で可愛げのある奴だからかわいそうに思っていくらかの金を工面してあげた。 ところが翌日、別の奴から彼がまた賭け事に手を出し負けたあげく、携帯電話を借金のかたにとられたと聞いた。彼は悪い奴ではないけど、学習能力に欠けている。 ところで、タイ人に金を貸す時は、人助けだと思ってあげるつもりで貸している。ちゃんと返す人は少ないから、最初から返してもらうことを期待しないほうが自分がいらいらしなくてすむ。（笑）なかにはきちんと約束どおりに返してくれる人もいて、そういう奴は賞賛に値する。 男女を問わずタイ人と恋愛している人は、相手の金銭感覚をよく観察してください。情がからむと助けてあげたくなるのは人情ですが、借りたものを約束どおりに返さない人はパートナーとして失格です。それを許すと、ますます図にのってエスカレートしがちです。

  2005.01.20

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• 中華式婚約式。その１。

  早朝６時半から中国式の婚約式が始まった。厳かな式を想像していたら大違い。騒々しいくらいにぎやかで明るく楽しいものでした。細かいところは省略しますが、菓子、みかん等の供物を載せた９つのお盆を持った新郎一行が新婦の家の前で待機します。そして縁起のいい７時９分ちょうどに、家に入って新婦を迎えに行きます。でも、すんなり新婦に会えるわけではありません。玄関から２階の新婦の部屋に行くまでの間で何箇所も、新婦の兄弟姉妹や親戚が２人がかりで金のネックレスを持って通せんぼをしているのです。そして、彼らにいちいち祝儀袋を渡さないと通してくれません。関所みたいなものです。この日は、全部で７つの関所がありました。本来は新郎が関所で祝儀袋を渡すのですが、私が外国人ということで親戚のムイおばさんが横について、関所との交渉を一手に引き受けてくれました。このムイおばさんが迫力満点です。声がでかいし言葉使いも荒っぽくて、普通に話していても怒られているみたいなうえ、でっぷりと太っているから失礼ながら重戦車みたいなおばさんです。さて関所で足止めされると、ムイおばさんの出番です。関所　「新郎さん。花嫁さんに会いたかったら祝儀袋を４つください。」ムイおばさん　「アーオ！あんた何言ってんのよ。２つで上等！」と大声で値切ります。関所　「駄目です。４つくれないと通しません！」ムイおばさん　「欲深いこと言ってんじゃないよ！あんたに４つ上げたら他の人のが無くなるでしょ！通せんぼはまだいっぱい残っているのよ！」関所　「でも、４つ欲しいんです。。。。」ムイおばさん　「しつこい！駄目って言ったでしょ！」関所　「でも、この金のネックレス、太いですから。。。」ムイおばさん　｢関係ない！！！さっさとどきなさい！」と祝儀袋を２つ手渡して無事に通過。こんな感じで７つの関所を、はんば強引に次々と突破したわけです。やりとりはまるでけんかですが、実際はムイおばさんが大声で通せんぼをののしる度、周りの人は大爆笑。お腹を抱えて笑っている人もいます。私も楽しくて仕方がありませんでした。さて、ようやく彼女の部屋に着き、中で待っていた彼女に白いバラのブーケを手渡しました。かなり緊張しているようで表情が硬かったですが、かすかに微笑んでくれました

  2004.11.26

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• 天使。

  タイ語に「ナム･チャイ」という言葉があります。直訳すると水の心ですが、やさしい、思いやりがある、慈悲深いという意味あいで使われます。私のスタッフの一人に、このナム･チャイに溢れた女性がいます。彼女は、偶然知りあった自分の両親くらいの年齢の乞食の夫婦に、毎日４０バーツ払って御飯を食べさせてあげています。自分がお金持ちでもないのに、困っている人を見るとほっておけなくて、自分のできる範囲で助けてあげます。友達にお金を貸してくれと頼まれると断れなくて、挙句の果てに踏み倒されて、私にグチをこぼすこともしばしば。私がストレスや疲れで精神的に不安定になり、彼女にあたった時期があります。そのとき、彼女にとってもすごいストレスだったはずなのに、私のことを思いやって、いさめ、苦言をていしてくれました。 辛いことがあった時は涙も流しますが、いつまでも落ち込んだりせずに、無理にでも冗談を飛ばしたり、スタッフ達とふざけて笑顔を取り戻します。精神的にとても健全で、愛情に溢れた女性です。私は彼女のことを、天使だと思っています。自分は周囲の人に本当に恵まれています。いい人ばかりが集まってきてくれる。ありがたいことです。彼女が結婚して３年目で、やっと妊娠しました。出産予定は来年の４月。彼女の子供を抱き上げる日が来るのが、自分のことのように楽しみです。

  2004.11.06

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• 禁断の午前3時のカオマンガイ。

  午前一時半に店を閉め、スクンビット・ソイ５にある24時間営業のスーパーマーケット「フードランド」に買物に出かける。ここには、道が空いている深夜に買物ができるのが便利でよく来る。この時間になると、近くのバーから仕事を終えたホステス、バーガール、ニューハーフ達も買い物に押し寄せてきてにぎやかだ。買物をすますと、お腹が空いているので、自宅へ帰る前に夜食を食べに行くことにする。今夜は、プラトゥナムにある老舗カオマンガイ専門店「ガイ・トン・プラトゥナム」に行くことにする。カオマンガイとは、鶏のダシ入りスープで炊いた御飯の上に、ゆでた鶏肉をのせ、タレをかけて食べる料理で、一般的なタイ料理のひとつだ。この店のカオマンガイは、鶏肉がしっとりと柔らかく上品な味わいで、御飯ももっちりしていていい香りがする。タレも、付け合せの冬瓜のスープも、薄すぎず辛すぎずちょうどよい味。値段は一皿30バーツ。地元の人にも有名で、いつ行っても混んでいる店だ。最近、私が太り気味なのは、深夜食のせい。わかっているけど、長い一日を終え、よく冷えたビアシンを飲みながら美味しいものを食べるのはやっぱり楽しみだ。それにしても、バンコクには明け方まで空いている食堂がたくさんある。そういう店では、水商売の女の子たちもよく夜食を食べているが、あんな時間に、あんなにしっかり食事しているのに、なおかつ細くてスタイルのいい子が多い。食べても太らない体質なのかな？と羨ましくなる。

  2004.11.05

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• バンコク病院の営業さん。

  タイで唯一24時間日本語が通じる一流病院として、現地に住んでいる日本人なら知らない人はいないバンコク病院から、営業のＳさんとＴさんが来店しました。用件は、カオサンの日本人旅行者を顧客としてもっともっと獲得するための新しいサービスの宣伝です。バンコク病院をはじめとするバンコクの主要な病院のほとんどは、主な海外旅行保険会社と提携していて、保険加入者はキャッスレスサービスを受けることができます。これは病気や怪我で通院治療、あるいは入院手術を受けた場合、所定の書類にサインするだけで支払いの必要が一切ないというものです。お金の心配をすることなくきちんとした治療を受けることができるので、調子の悪くなった旅行者が竹亭に来たら、バンコク病院をご紹介するようにしています。ここなら、たとえ入院することになってもどうせタダだし、言葉の心配もないし、日本食も食べられるし、病室はホテル並みでカオサンの安ゲストハウスよりずっとずっときれいです。そのうえ今度始める新サービスとは、病院までの片道分のタクシー代（２００バーツ以内）をバンコク病院が払ってあげましょうというもの。正直、そこまでやるのか？！と思いました。でも考えてみれば、カオサンにいる患者さんにもっと来てもらうためにタクシー代を肩代わりするというのは妙案ですね。一泊の宿代くらいの金額が節約できますから、パックパッカーは喜びます。バンコク病院の営業さんは、本当に熱心です。よくこんなアイデア思いついたな。と感心しました。私も自分の中で常識という枠にとらわれて、発想や行動を限定してはいないかと自分自身を検証してみます。

  2004.10.30

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• カオサンに集う若者たち。

  ４年前、カオサンに竹亭をオープンした時、食事にやってくる若い日本人達には驚かされたものだ。自分もバックパッカーをやっていたことがあるから、少々薄汚れた格好やヒッピーもどきぐらいはなんとも思わない。でもここには、ドレッドヘアー、刺青、ピアスだらけのヘビーな奴が大勢来る。初めて彼らを見た時、「なんなんだよ、こいつら？！」と正直、身構えたものだ。でも、話してみるとごく普通の若者で気のいい奴が多い。言葉使いも丁寧だし礼儀正しい奴がほとんど。 見た目は一見恐そうでも「ごちそうさまでした。美味しかったです。｣と元気に挨拶してくれる。日本の若者、なかなかやるなと認識を改めた。一方、日本という平和な国で無菌培養されてきたような奴もいる。要するに人がいいのだ。ちょっと話し掛けられて仲良くなったら、もう相手を信用してしまう。知らない人は信用しないのが、たぶん日本以外の国では常識なのに。タイに来ているのに、渋谷や新宿に遊びに来ている感覚なのだ。そして騙されて、後で悔し涙を流す。（竹亭オンラインの竹亭カオサン通信に、被害にあって竹亭に駆け込んできた人の実例をいくつか「カオサン事件簿」としてアップしてありますので、よろしかったらご参照ください。）でも、騙されてしまったものはしょうがない。命までとられたわけではない。お金はまた稼げばいい。もし今回騙されなかったら、後日もっとひどい目にあったかもしれない。でも、騙された経験があるから、今後はもっと気をつけるようになるだろう。大難が小難ですんだのです。授業料は高かったかもしれないけど、勉強したと思ってください。そう慰めることにしています。でも、ほんとにその通りでしょ？

  2004.10.29

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• バンコクの深夜飲酒制限。

  バンコクで深夜に飲み歩くことが出来なくなって久しい。なぜならパッポン、ナナのような指定歓楽地域は午前2時で閉まってしまうし、カオサンを含めたその他の地域は午前１時以降は店で酒を飲ませてくれない。セブンイレブンも深夜１２時以降はアルコール類は売ってくれない。店を閉めた後よく買物に行く24時間営業の大手スーパー「フードランド」は、真夜中でも紙袋に入れて売ってくれたが、昨夜行ったら警察のお達しでそれも出来なくなったそうだ。よく夜食を食べに行く近所の朝までやっているローカルレストランなら、ビールをプラスチックのボトルに移しかえてこっそり飲ませてくれるけど。数年前までは、ナナへ行けば午前４時過ぎまでやっている店があって馬鹿みたいに飲んだものだけど、そんなこともとっくにできなくなった。酒が売れなくなると、バーやパブだけでなく酒屋、ビール会社、輸入会社などにも影響が大きいからこの条例は長続きしないと思っていたけど、廃止されるどころかますます厳しくなってきた。タイの人は快楽主義的指向が強いけど、この条例は結構真面目に守られている。それというのも、仏教の教えとかもあり飲酒が悪いことだという意識があるせいなのかもしれない。自分の過去を振り返ってみても、酒を飲んだためにさらした醜態、失敗など数しれず、思いだすと今でも赤面してしまう。ほどほどに飲めばいいのだけど、飲み始めるといつも酔っぱらうまで飲んでしまう。酒飲みは酒に意地汚いものだ。残すのはもったいないから、無理にでも全部飲んでしまう。ストレス解消になるとか、人間関係の潤滑油とか、飲酒を正当化する理由を作るのも上手。ようするに、酔っている時は気持ちよくて楽しいし、いやなことがあったらとりあえず紛らわすことが出来るから飲むのだけど。竹亭に来る若い日本人客を見ていると、我々の世代より飲む量が減っているようだ。我々は、飲めば飲むほど勢いがついてさらに飲む奴が多いけど、今の連中はほろ酔い加減でストップする。ぐでんぐでんになるまで飲む奴は、確実に減っているはずだ。それだけ賢くなっているのだろう。大人しくなっているともいえるけど。でも、深夜に酒が飲めなくなったのはやっぱり寂しい。特に自分は店を閉めるのが午前１時過ぎだから、行くところがない。相方は「ざまあみろ。ディー・マーク！」と喜んでるけど。

  2004.10.28

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• 恐い客。。。

  昨夜、モヒカン刈りの白人がタイ人女性と食事にやってきた。身長約１９０センチの大男だ。ボディービルでもやっているのか、全身筋肉のかたまりで戦車みたいだ。肩は丸々と隆起し、腕は女の子の太ももより太い。こんな奴にぶん殴られたら、２メートルくらいは吹っ飛んでしまいそうだ。しかも上半身全体をおどろおどろしく刺青で飾り、眉、唇の下、両の耳たぶでは、ぶっとい銀のピアスが鈍く光を発している。カオサンにはいろいろな奴が来るが、こいつは特に凶暴そうで禍々しい。こんな奴とは絶対ケンカしたくないな、とひそかに思う。竹亭スタッフの女の子がポツリとつぶやいた。「あの人、きっと床屋代が足りなかったのね。」つまり床屋に行ったけど、持ち合わせが足りなくて全部剃ってもらえずモヒカンの部分が残されたというわけ。思わず２人で大爆笑した。一本取られました。

  2004.10.27

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• 白人客と寿司と箸。

  竹亭の客層は、カオサンという場所柄もあり白人客が５割を占めます。ヨーロッパ、カナダ、イスラエルからのお客様が多いですが、９割以上のお客様が寿司や様々なロール類を注文されます。日本食＝ＳＵＳＨＩ。という感じです。日本食を食べなれている方は上手に箸を使われますが、竹亭で生れて初めて寿司を食べるような方は箸の取り扱いに四苦八苦されます。そんな時は「日本人でも通は手でつまんで食べるんですよ。」と手づかみで食べることをお勧めします。最初はお行儀が悪いと思うのかためらう方もいますが、実際に手でつまんで食べてみると｢Ｇｏｏｄ！Ｇｏｏｄ！」と喜ばれますね。手を使うということは、指先で料理の触感や温度も味わいながら食べるから、食器を使うより美味しく感じるのです。おにぎりを箸で食べたり、バンをナイフとフォークで食べたら同じ物でも美味しく感じられません。インド料理も、スプーンを使うより手で食べたほうがずっと美味しく感じられるということは経験者なら皆知っています。たまにはいいレストランで上品に食事をするのも気分がいいけど、手づかみで豪快に食べるのも大好きですね。

  2004.10.26

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• もしバンコクで地震が発生したら。

  新潟中越地震、まだ余震が続いているようです。被災された方、怪我をされた方、亡くなった方、家族や友人を亡くされた方。本当にお気の毒です。一日も早く平安な生活を取り戻せるようお祈りしています。ところで、今日お客さんとも話したのですが、我らの宰相はなぜすぐ被災地に急行しなかったのですかね。一国の首相がすぐに駆けつけ、被災者の方たちを励まし支援を約束されたらどれだけ心強いことでしょう。先だってアメリカでハリケーンで大被害が出た時は、ブッシュ大統領はすぐに被災地に視察に行っています。宰相はパフォーマンスがお好きな方なのに、肝心な時に動きが鈍いようです。国民が苦難にあっている時にこそ顔の見える行動をすれば、支持率も人気もアップすると思いますけど。さてバンコクは、幸いなことに地震が滅多にない土地です。最後に軽震があったのも、記憶が定かでないですが１０年以上も前のことです。ここでは、ビルも建物も高速道路も地震がないという前提で作られています。違法建築も多いです。たとえば５階建の許可しかないのに、実際は８階建の建物とかあります。先日、そういった違法建築されたビルのひとつが、取り壊し作業中に床が抜けて死者がでたこともありました。もしバンコクで中規模程度の地震が発生したら、相当数のビル、建造物が倒壊崩壊して大勢の死傷者がでることは間違いないでしょう。人間なんて、いつ死ぬのか誰にもわかりません。今は元気で健康でも、突然の事故や災害で命を落とすことだってあります。それを思えば、今日こうして生きていられるというのは何という幸せでしょう。願わくば、なかなか実行するのは難しいことですが、今この時をベストを尽くして生きていたいと思います。

  2004.10.25

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• バンコクでディナー。

  昨日は仕事を休んで充電に努める。昼間は、店で使う物を買いに行ったり用事を済ませたりする。夕食はスクンビット･ソイ３１のイタリア料理店「TOSCANA」。本当は行きつけの「BELLA NAPOLI」に食事に来たのだが、相変わらずの大繁盛で店外で１０人くらい席を待っている状態だったから新しい店を試した次第。「TOSCANA」もなかなか美味しかった。ミネストローネはほどよい塩味で、野菜のこくもよく出ている。ベェジタリアンビザとパルマハムのピザは、生地がカリッと香ばしくチーズ、具とのバランスもいい。これなら一人で３枚は食べれそう。シーフードのパスタは、味が薄すぎて印象に残らない。サービスはにこやかだけど気がきかない。オリーブオイル、バルサミコ酢、黒胡椒、パルメザンチーズ、爪楊枝など欲しい物を、いちいち頼んで持ってきてもらわなければならない。パレガノやチリパウダーさえテーブルにセットしてないし、ピザと一緒に持ってこない。そのくせ頼んでもいない有料のミネラルウォーターを、グラスの水が残り３分の２になると、勝手に新しいボトルを持ってきて注いでくれる。｢客をなめてるな！｣とかちんときたけど、この店はもう２度と使わないからコンプレインもしてあげない。お金を払って立ち去るのみ。この店は、いい反面教師です。その後、スクンビット・ソイ３８の「FACE BAR」へ飲みに行く。ここはハイソなタイ人と外国人に受けている店で、初めて行くとびっくりする。タイスタイルの古い木造の屋敷をバリテイストで改装し、照明はわずかなハロゲンの光と、そこらかしこで煌いているキャンドルライトだけ。一歩敷地の中へ入ると、しーんとした静寂に包まれ、タイがまだシャムと呼ばれていた時代にタイムトリップしたよう。一瞬バンコクにいるということを忘れてしまう。とても心が落ち着く場所です。バーは、シルクロードの商人が旅の疲れを癒す場所というコンセプトでオリエンタルムードです。黒いドレスのウエイトレスが、上品にサービスしてくれます。私は｢ロングアイランド」と「ピナコラダ」を頼み、連れは｢マイタイ」を飲みました。美味しかったです。たまには、こういう店で優雅に酒を飲むのもいいですね。心の栄養になります。値段が高いから（カクテル３杯で約１０００バーツ）、いつものようにガンガン飲めないのは残念ですが。

  2004.10.24

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• 今夜は暇。カオサン通りを歩く。

  ここ５日間ほど、客足が鈍い。そこそこ入るけど、勢いがない。こういう時は、モチも集中力も下がりがち。細切れに時間を作っては、オフィスで本を読む。充電しよう。夜、カオサン通りをブラブラと歩く。人通りは結構ある。歩行者の７割がたはタイ人だ。大胆に肩や胸元を露出した女の子が目につく。金曜の夜だから、遊びに来たのだろう。カオサンには、どんどんおしゃれなバーやパブが増えている。歩いているだけで、うきうきしてくる街だ。自分はサービス業だから、夜遊びに行く時間がある人がうらやましくなる時がある。好きでやっている仕事だから、もちろん本気ではない。何かを手に入れようと思ったら、その代償に何かを手放さなければならない。私はこの道を選んだのだ。山梨の実家に電話して両親の声を聞く。二人とも元気そうだ。実は、来月両親が初めてタイにやってくる。わずか一週間の滞在だけど、精一杯楽しませてあげたい。二人とも自営だからろくに休みも取らず、何十年も働きずめだったのだし。家業を継ぐのを嫌い18才で家を飛びだした親不孝者は、やっと親孝行が出来るのをとても楽しみにしている。

  2004.10.23

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• 前世はサムライ？のドイツ人女性。

  竹亭の常連に、素敵なドイツ人のおばあちゃんがいる。今までの人生で様々な苦しみや困難を乗り越えてきた人だと思うけど、いつもニコニコしていてポジティブな言葉しか使わない。彼女を見ていると、本当に素敵な女性は年を重ねるほどより可愛くチャーミングになると思う。名前はサットプレム。インドでグルから頂いた名前だ。一年のほとんどをインドで過ごし、ビザが切れるとカオサンにやってくる。彼女は日本酒が大好きで、竹亭に来ると必ず熱燗と刺身定食を頼む。以前はインドで日本人旅行者からもらったという下駄を履いていて｢I love this one.」と上機嫌。彼女が久しぶりにやってきた時、面白い話を聞かせてくれた。彼女は子供の頃からなぜか日本に惹かれていて、刺身も初めて食べる時からまったく抵抗なく食べれたそうだ。そんなある日、友人の紹介で過去生へ退行するセッションを受けたそうなのだが、その時、自分が過去生で侍だったことがあり切腹したのを思い出したとのこと。自分が日本びいきなのは、その時の記憶が深層意識の中に残っているからなのだそうだ。この話、どう思いますか。自分は信じます。ただ単純に信じます。私が初めてタイに来た20才の時、初めての海外にも関わらずまったく違和感を覚えなかった。とても懐かしい気がした。以前にここにいたことがあると直感し、いつかここで暮らしたいと思った。そしてそれから５年後、バンコクで不思議な縁に導かれるように仕事が見つかりました。

  2004.10.22

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• タイ女性はナルシスト？

  タイの女性に｢あなたはきれいですね｣とか｢可愛いね」と誉めると、たいがい満面の笑みで「コップ・クン・カー」(ありがとう)と答えます。「今日の服、素敵だね」と誉めると｢服だけ？私はきれいじゃないの？」と切り返されます。日本の女性だったら、ストレートに誉められたらまず照れる人が多いだろうけど、タイの女性は誉めたこっちが脱力するほど、あっけらかんと喜んでくれます。タイの女性は、みんな自分が一番きれいだとマジで思っているのではないかと思うことがあります。少なくとも、そう思い込もうとしていますね。竹亭の女性スタッフも、ある程度年配の女性以外は｢私、きれいだから。。」とか「私って可愛いでしょ？｣と自画自賛しては笑い転げています。私が｢誰も誉めてくれないから、自分で自分を誉めてあげるんだろ？」と厭味を言うと、またキャーキャー笑い転げてます。なにはともあれ、この明るさはタイ女性の魅力のひとつです。ちなみにタイ女性の誉められ上手のお陰もあり、タイにいる男性は誉め上手になります。タイ語では、お世辞が上手な人のことを「パーク・ワーン」(口が甘い)と言います。でも往々にして見逃しがちなのが｢パーク・ワーン」の男性は、自分だけでなく他の女性に対しても｢パーク・ワーン」だということ。普段は優しいタイ女性は、切れたら実力行使にでます。だからこの国では、時に阿部定事件が紙面を賑わします。（寒。。）

  2004.10.21

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• ネットで出会い、即結婚？！その３。

  昨夜、例の二人が竹亭に食事にやってきた。ＫもＢも幸せそう。顔が輝いている。冷やしワカメ、かに唐揚げ、カリフォルニアロール、刺身定食を注文して軽く飲んでいってくれた。Ｂが席をはずした際に、Ｋに｢本当のところどうなんだ？｣と尋ねてみる。｢彼、とってもやさしいよ｣と満面の笑み。彼女は30日にノルウェーへ出発する。ビザも取ってある。滞在予定は約一ヶ月。ただ今、幸せの絶頂だ。出会いの方法はいろいろあるけど、彼らの場合それがチャットだったというだけ。メールでは本当の相手は見えないけど、それゆえに素直になれ心が通うこともあると思う。私も福岡に住む女性とメル友になったことがある。数ヶ月間、メールでお互いのことを紹介しあい、年下の彼女に悩み事を相談されたりするうちに、彼女にとても親近感を覚えるようになった。まだ見ぬ相手、声すら聞いたことのない相手に、淡い恋心を抱いたと言ってもいい。受信トレイに彼女の名前を見つけると、ひそやかに胸が高鳴ったものだ。彼女とのメール交換はいつの間にか自然消滅したが、もし実際に会う機会があったら、初めて会った時から親しくなれたと思う。Ｋも30歳の大人の女性。男と女の恋愛地獄も経験してきている。その彼女が決断したのだから、友人として見守ってあげたい。

  2004.10.20

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• タイの島で第２の人生。

  竹亭の常連さんの一人に、Ｓさんという初老の男性がいます。彼は南のパンガン島で、もう何年間も暮らしています。真っ黒に日焼けして、いつもニコニコしている優しそうな人です。日本に帰るのはどうしても外せない用事がある時だけで、後はビザの更新で第３国に出国したり、他の国へ旅行に行く時以外は、一年のほとんどを島で過ごしています。生活費と旅行費用は働いていた時の貯蓄と年金でまかない、充分足りているようです。でも、いくらお金があっても健康でないとこんな生活はできません。彼に健康の秘訣を尋ねたところ、毎日シュノーケリングをしているし、ストレスのない生活をしているからだよ。とのこと。彼はとても社交的な人でもあります。島で知り合った世界中からの友人がいて、去年は友人の誘いで南アフリカに招かれ、今年はやはり友人の誘いでイタリアに招かれています。しかし、彼は特に英語が上手というわけではありません。ごく普通の日本人のブロークン英語です。でも、どんな人にでも臆することなくフレンドリーに話しかけるし、誠実な人柄だから友人がたくさんできるのでしょう。仕事をリタイアしたあと、余生をタイで過ごそうという日本人が増えています。Ｓさんのような生き方は、そういう人たちにとって理想的なモデルかもしれません。常識にとらわれず、自分がやりたいことをやって自由に生きているＳさんはかっこいいです。

  2004.10.19

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• 「カシ－タ」に行きたい。

  仕事の合間に、プンプイ氏にお願いして日本から買ってきてもらった本　｢I am a man.｣　を読み始める。この本の著者は、お客様が感動で涙を流すという愛と感動のレストラン｢カシ－タ」のオーナー高橋滋氏。噂には聞いていましたが、刺激されます。お客様の立場にたって、お客様に喜んでもらえるように、やるべきことを徹底的にやっています。ハートでお客さんに尽くしています。今度東京に行った時は、絶対にカシ－タに食事に行きたいですね。そしてカシ－タのサービスとホスピタリティを実際に体験し学んで、自分と竹亭を進化させたいですね。この本、サービスに関心がある人は必読です。お勧めします。ちなみに出版元はオータバブリケイションズです。ところで、以前にコンラードホテルのレストランパブ｢８７」で食事した時のことです。この店、内装、雰囲気は素晴らしいし、頼んだ料理もすべて美味かった。なかでも、一番感動したのは自家製のパイナップルジャム。とてもみずみずしくて糖度もベスト。輝くようなパイナップルジャムでした。そこで、ウエイターにホテルのショップで販売していますかと尋ねたけど、売っていないとのこと。それであきらめたのですが、食事を終えて帰るときに先程のウェーターが「これ、差しあげます。」とパイナップルジャムをプラスチックのカップに入れて渡してくれました。幸せなディナーの、最高のハッピーエンドでした

  2004.10.18

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• ネットで出会い、即結婚？！その２。

  昨日の夜９時。スクンビットソイ３３の｢LONDONER BREW PUB｣でＫと婚約者のＢと飲んだ。Ｂはあまり魅力的な男ではなかった。まだ36歳なのに、５歳くらいは老けて見える。目もどこかおどおどしている。自国で女にもてないから、経済格差を利用してタイの女と結婚したいのかもしれない。そういう奴は日本人にもいるけど。Ｋなら大卒で普通にＯＬをしているから、どこかのバーの女性を妻にするよりステイタスも高いだろう。どんな出会いも、偶然ではなく出会うべくして出会うと私は信じている。ＫとＢの出会いも偶然ではない。二人は６月にチャットで知りあったそうだが、実際にお互いに会う前に結婚の約束までしたのだからよほど深い縁があるのだろう。ただ心配なのは、二人がまだお互いのいい面しか知らないこと。交際していくうちに、お互いの悪い面もみるようになる。恋愛がとても甘いのは最初のうちだけだ。そのうちお互いのわがままが出はじめ、いがみあい、権力闘争が始まる。それを許しあい乗り越えて、はじめて恋が愛に変わる。今はただ、Ｋの幸運と幸福を祈るのみ。しばらくビールを飲んだ後、トンローのカフェバー「H1」に移動。広々としてとても雰囲気のいい店だった。赤ワインを２本飲み、すっかり酔った。

  2004.10.17

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• ネットで出会い、即結婚？！

  今日、私の彼女の友人K(タイ人女性)のノルウェー人の恋人が初めてタイにやってきた。二人はネットで出会い、数ヶ月間のメールと電話での交際を経て男性がプロポーズ。Kもそれを承諾して、彼が送金してきたお金で市内の某一流ホテルで来年の2月に結婚式を行なうべく宴会場を予約した。そして二人は今日、空港で初めて会ったのだ。私もこの話を聞いたとき、耳を疑った。信じなかった。でもKは本気だ。Ｋは水商売ではなくごく普通の初婚の30歳の女性だ。気は強いが可愛い顔した女性で、お酒が強く一緒に飲んだこともある。男性は36歳らしい。私の彼女もKに、とにかくまず会ってから結婚するかどうか考えたらいいと強く諭したが、Kはこれは運命の出会いだとまだ一度も会ったことのないノルウェー人との結婚を承諾した。土曜日の夜、私と彼女とKとその恋人の４人で食事をする約束をしている。とにかく会ってみて、どんな男なのか自分の目で確かめてくる。日本から、大手スーパーに勤務しているタイが大好きな友人プンプイ氏が来店。彼にはいつもお願いして、読みたい本やおつまみなどを買ってきてもらっている。重いのにいつもありがとうございます。お礼がわりに、これから彼と飲みに行きます。

  2004.10.15

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• ＷＣ予選、タイもＵＡＥに快勝。

  昨夜のワールドカップ第一次予選。日本がオマーンに勝って第２次予選進出を決めましたね。タイでは中継がないので、ネットで速報を追いかけていました。鈴木　先制ゴール！には、パソコンの前で思わず小躍りしました。一方、タイ代表はすでに第一次予選敗退が決まっていますが、夜７時からの試合(ホーム)で格上のＵＡＥに３－０で快勝しました！こちらの試合は、お店のテレビで応援しながらタイがゴールを決める度、従業員と一緒に喜んでいました。タイ代表は、実は東南アジアでは一番強いチームです。身体こそ小柄ですが、技術もあるしファイティングスピリットに溢れた戦いをします。ムエタイ選手と一緒でハングリーなのでしょうね。特にホームでの試合は、ファンの大声援にモチをあげて大金星をあげたりするから目が離せません。アジアンゲームがタイで開催された時は、準決勝で韓国フル代表に競り勝ちました。アーセナルとの親善試合に４－２で勝ったこともあります。我らが日本代表も、フランス大会の前のタイとの壮行試合で３－１くらいで負けていました。でも,内弁慶なのかアウエーではからっきし弱いのは御愛嬌。タイに長く住んでいるから、タイのチームが活躍すると自分のことのように嬉しいです。だから日本とタイが対戦する時は複雑な気持ちです。日本が勝つのは嬉しいけど、タイが負けるのは口惜しい。私の国籍は日本ですが、タイはすでに第２の故郷以上の存在になっているようです。

  2004.10.14

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• タイ、インドを旅する母娘。

  昨日の昼は忙しかったが、夜は静かだった。２週間近く忙しい夜が続いていたのに、急にエアポケットに落ちたように、いつもの５分の３しかお客が来ない。水商売だからこういう日もある。それに明日はフルムーンだから、カオサンは人が少なくなる。(満月の夜、パンガン島でフルムーンパーティーが開かれるため、それに合わせて島に移動する旅行者が多い）店が暇になると、なんだかんだと理由と原因を探しては、自分は悪くないんだ、しょうがないんだと自分を納得させたくなる。でもそれは間違っている。たとえ不況でも、流行っている店は流行っている。流行っていないということは、いろいろな原因があるだろうが、お客様が求めているものと、自分の店が提供しているものにずれがあるということ。でも暇な時は、どうすればいいのか改善策を考えることができるから、あながち悪いことばかりでもない。追い風はありがたいが、本当に自分を成長させてくれるのは向かい風だ。今日、素敵な親子が昼と夜の２回来てくれた。２０代前半の娘さんとお母さんが二人で旅をしている。二人でタイを２週間まわって来て、明日の夕方インドへ行くそうだ。彫りが深くて大きな目をした娘さんは、頭に巻いた赤い布が似合っていてジプシーのような雰囲気がある。日焼けした肩に白く残る水着の紐の跡が色っぽい。お母さんはどことなく品がいい落ちついた感じの人。二人で仲良くお酒を飲みながら、インドに行ったらしばらく日本食は食べれないからと食事を楽しんでいかれた。二人ともインドに行くのは２回目だが、実はお母さんは当初はタイ旅行だけを予定していたのに、こっちに来てから御主人の了解を得ることなく勝手に娘とインドに行くことにしたらしい。帰ったら怒られるわ、と肩をすくめていた。自分の奥さんを娘と一緒とはいえ、長期の海外旅行に行かせてあげる御主人も偉いと思う。それとも、奥さんは言い出したらきかない人だから、ケンカになるのも疲れるし、好きなようにさせているのかな。失礼。余計なお世話ですね。毎日のように、これからインドに行く人や、インドから帰ってきた人と会います。うらやましくて、毎日ため息ついてます。。。

  2004.10.13

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• 初めてのタイ語と恋。

  お店に出ていると、お客様に「どうやってタイ語を勉強したのですか」聞かれることがよくあります。そんな時は「恋をしました。」と答えます。(笑)私が23才の時、インドで知り合ったタイ人留学生の紹介でカオサン近くのサムセン地区のゲストハウスに泊まった事があります。そこで働いていたラムヤイという名の女の子に恋をしたのです。彼女は若い頃の石野真子に似たぽっちゃりおっとり系で、初めて会った時に、にっこりと微笑みかけられて舞いあがってしまいました。彼女も私になんとなく好意を持ってくれたようで、それから何かにつけお互いに見つめあったり微笑を交し合うようになったわけです。でも、彼女はイサ－ン出身の田舎娘で英語が話せません。そんな彼女とどうしても話がしたくて、彼女のことが知りたくて、市内の日系書店で初歩のタイ語会話みたいな本を買ってきました。そして、彼女にタイ語を発音してもらいながら、片言ずつタイ語を覚えていったわけです。ちなみに最初に覚えた言葉は｢クン・ナーラック｣（君、可愛いね）でした。(汗）その後、しばらく南タイの島に行ったりしていましたが、２ヶ月後には簡単な日常会話くらいは不自由しないようになりました。彼女に｢タイ語上手になったね｣と誉められて嬉しかったです。”モチ”の勝利ですね。自分で言うのもなんですが。ちなみにラムヤイとのその後ですが、私が日本に帰国中にイギリス人の彼氏ができて結婚してしまいました。子供もできて英語も上手になったそうです。当時はひどく落ち込みもしましたが、こういうことはタイではよくあることだと後で知りました。ラムヤイが、今でも無事に幸せに暮らしているよう願っています。ところで、ラムヤイというのは龍眼という甘ずっぱい果物のタイ語名でもあります。ラムヤイを食べるたび、若い頃の無謀で純粋だった恋を、甘ずっぱい感傷とともに思い出します。

  2004.10.12

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• レストラン業冥利

  昨夜も竹亭は、おかげさまで満員御礼でした。お客様が幸せそうに笑いさざめきながら食事を楽しまれているのを見ると、私も幸せな気持ちになれます。学生だった頃は、自分がまさかサービス業につくなんて想像だにしませんでしたが、様々な人との縁に導かれレストランで働くようになり、とてもラッキーだと思います。この仕事のいいところは、一生懸命お客様に尽くすとお客様がハッピーになってくれて、その喜びは自分にも帰ってくるところです。また、それは営業や販売などの人間相手の仕事ならみんな同じなんだろうなと思います。お客様が喜んでくれれば、ビジネスとしての成果も自然についてくるでしょう。カオサンは、旅行者が多い場所です。それも数ヶ月から一年間とかの長旅をしている人も多いですから、日本料理を食べるのも本当に久しぶりというお客様もいらっしゃいます。先日見えた30前くらいのヒゲぼうぼうの痩せた日本人男性は、アフリカ、インドを１年間旅してきて、日本食を食べるのも一年ぶり。竹亭で日本米のおにぎりと味噌汁を食べて、涙ぐんでいました。ここまで喜んでいただけますと、レストラン業冥利に尽きますね。(笑)

  2004.10.11

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• 初めまして。

  タイ王国、バンコクにあるカオサン通りをご存知ですか。ここは、世界中からバックパッカーが集まってくる場所として有名で、バックパッカーの聖地とも呼ばれています。以前は、不良外国人やジャンキーが集まる場所としても有名だったのですが、今は新しいおしゃれなパブやバーがたくさんオープンして、タイ人も夜な夜な大勢集まる街へと進化し、タイの原宿と呼ぶ人もいます。毎日がお祭り騒ぎのような街です。ここで日本料理店「竹亭」をやっていると、毎日たくさんの人と出会います。レストランは人間交差点のような場所です。日本人だけではなく、西洋人、タイ人など世界中からのお客さんとと毎日話をし、触れ合い、時には恋もして、忙しいながらも楽しく毎日を過ごさせもらっている私です。これから、そんな私の日常や考え思ったこと、お店での出来事など少しずつ綴っていこうと思います。ご縁があって来てくださった方、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  2004.10.10

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