Oh !アワビ雑炊
ある日の午後のチャイナタウン。用事をすませた私は、ツバメの巣のスープが飲みたくなって「南星」というツバメの巣、ふかひれ、海鮮料理の店に入りました。エアコンの効いた店内に入りボーイさんに渡されたメニューを開くと、目に飛びこんできたのが「アワビと蟹肉の中華雑炊」。とても美味しそうだから、ちょっと高いけどツバメの巣はやめてこれを注文することにしました。ほどなくして運ばれてきた「アワビ雑炊」オーストラリア産の缶詰のアワビですが、厚めにスライスされたものが5,6枚は入っていて嬉しかった。アワビって、噛めば噛むほど口の中いっぱいになんともいえない潮の香りと滋味がひろがって大好きです。実は私は、タイに移住してくるまでアワビを食べたことがありませんでした。小学校2年生の時から住んでいる山梨県では煮アワビが名産品のひとつなのですが、高いから食べようと思ったこともなかったし、家庭の食卓にのぼった記憶もありません。初めて食べたのは、以前に働かせていただいていたバンコク市内の日本料理店でのこと。ほんの切れ端だったけど、こんな旨いものだったのかと感動しました。だから今でも、寿司を食べに行くと自分にとって一番贅沢なネタがアワビです。大トロやうにを注文する時より、アワビを頼む時のほうが緊張するくらいです。(笑)これを読んでくださっている皆さんにも、何か深い思い入れと執着を感じる食べ物があるのでしょうか。どんな物でも構いませんから、よろしかったら教えてください。その人なりの、興味深いコメントが集まりそうで楽しみです。どうぞよろしくお願いします。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなたのブログワールドが広がります。