ポリス無視の違法駐車広告
写真の車は、最近バンコクでよく見かける新手の広告会社「Hello Bangkok」社の移動広告車です。要するに、荷台を改造して広告オブジェを搭載した軽トラックを、街の要所要所に駐車して広告効果を狙うというもの。この車は、竹亭シーロム店の近くのスリウォン通りとナラティワート通りの交差点近くに駐車して、トヨタの新型カローラ「アルティス」の宣伝をしていますが確かによく目立っています。でも問題は、駐車しているのが駐車禁止区域のUターン車線の中だということ。当然、交通警官に前輪をロックされてしまいました。でも、それから何の進展もありません。つまり、私がこの車に気がついてかれこれ1週間になるけど、今朝もまだ同じ場所でロックされたまま。これって放置プレーじゃないですか。午後、写真を撮りに行きました。車のフロントガラスに、警察の「この車はロックされました。速やかにバンラック署に出頭して罰金を払いなさい」と書かれた紙が2枚も貼ってありますが、すでに文字は雨に濡れたのか滲みかけています。日本の警察だったらレッカー車でさっさと移動してしまいそうですが、タイの警察はおおらかというか寛容というか怠惰というか。本当のところはどうなっているのだろう。広告会社のほうは、とりあえずこのまま放置しておけばクライアントとの契約は果たせるわけですね。一説には、違法駐車をしていると一日あたり500バーツ(約1500円)の制裁金が加算されるという話もありますが。タイで暮らしてかれこれ18年になりますが、未だに不可解なことに毎日のように出会います。なんやかやと、退屈させてくれません。タイの国で暮らすのは楽しいです。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いします。人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。あなたのブログワールドが広がります。