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テーマ:感じたこと(2893)
カテゴリ:興味・関心
たんぽぽマムさんのブログで知り、NHKスペシャル、再放送を録画し先程見ました。
ワーキングプア(働く貧困層) テーマも重いけど、本当に色々と考えさせられる番組でした。 二極化が進んでいるとか、アメリカに近づいているとか何となくは肌で感じていたことがここまで現実を突きつけられると言葉がなかったです。 他人事ではないし、将来の自分或いは子どもの姿だと思うとぞっとしました。 どこからか恐怖感が蘇ってくるというか・・・ 私も大学進学を経済的事情で断念するかという時期がありました。 結局親に散々無理を言って学費を出してもらい、奨学金ももらって進学し、卒業したので就職もできて今の私があるわけです。 ここで道が断たれていたら自分の人生が随分違っていたかもしれません。 そう思うと改めて無理を聞いてくれた母親に感謝です。 でも自分のやりたいことが経済的理由でできない。トライすらできない。 このときの辛さは忘れられません。 あの辛さは自分の子どもには絶対味わせたくない。 それから当時の生活には絶対戻りたくない。 この刻まれた想いが自分の仕事を続けることにつながっていることを再確認しました。 足かせかもしれないけど、決して自分の中からは消すことは出来ない想いなのです。 番組の話に戻ると、希望もやる気も感じられない未来がこのまま放っておくとこの日本にも来てしまいそうです。親として子どもにどう伝えていくべきなのか、何ができるのか本当に考えさせられました。知らなければまだ他人事でしたが、番組を見て『現実を知る』ということが自分の問題として捉える第一歩につながったのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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