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カテゴリ:タイ
パタヤ 子供たちとおぼしき従業員が働いています。一度昼食に行ったレストランでは小学生高学年程度の女の子が給仕をしています。疑問に感じたのは2点。何故平日に子供たちが働いているのか、もう一点は労働基準法には年齢制限の記載が無いのかということです。 私は「貧困層」という言葉が浮かび確認できなかったのですが、同僚が思い切り確認したところ「夏休み」との答えが返ってきました。 よく考えれば日本でも学年の切り替わりである3月末はお休みです。タイの学年が何月から始まるかはわかりませんが、休みがあって当然の時期です。「夏」という言葉を聴いてこちらはすぐに納得できました。地軸の関係から赤道に近いタイは春を少し過ぎた時期が最も暑い時期になるはずです。その後太陽は徐々に北に傾き雨季が来ますので、一番暑いのは3月から4月になるという事なのでしょう。つまりが「夏休み」なのです。ただし冬と呼ばれる季節があるとは思えません。長い休みを全て「夏休み」といっている可能性は否定できませんが、そこまでは確認しませんでした。 ちなみに年齢制限の話。この女の子、小さい割には縦横無尽に店を走り回り、かなり傍若無人な態度。店の娘だったのでしょう。またタイの食糧事情が悪いとは思えないのですが、日本に比べると子供たちの身長が平均的に低いように感じます。成人は日本人とあまり違わない体格ですから、人種差、成長率の違いかもしれません。そのためこの女の子、もしかすると中学生か高校生かもしれません。とにかく、小学生にしては傍若無人すぎ。 そんな粗暴な女の子でも笑顔と合掌の美しさは日本人ではかないません。特にこの店にいたもう一人の女性はタイで見た中で、いや私の人生の中で最高の笑顔を持っていました。ただし態度と笑顔は別で、徹底したタイ語の連発と頼んだフライドアイスの中身がわからなくなったと「ほじくり返す」という大技を持っていました。多分「バニラの人は誰?」と言っていたのではないかと想像しますが、全員理解できず結局頬を膨らまして、適当においていかれました。このギャップが最高に面白かったです。 ちなみにタイは仕事がたくさんあって失業率は極端に低いそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 26, 2005 03:15:43 PM
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