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カテゴリ:シンガポール
画像つき 人は死ぬ前、情景が走馬灯の様に目の前を流れていくといいます。暑いンガポールを死にそうになりながら歩いていると景色が走馬灯のように…ある意味、臨死に近い体験ができます。 マレー系、中国系、インド系、そして欧米系や日本系。シンガポールは人種の坩堝(るつぼ)です。シンガポールは政策で同一人種がかたまらないよう居住地を分散させているそうですがそれでも人種は集まるようで、インド街、中華街、マレー街などができています。小さい島の上、中心街に集落が集まっていますからタクシーなどでは顕著に、歩いていても国境越えか、万博会場にいるような感覚に陥ります。綺麗な教会、カラフルなインド寺院、イスラム系のモスクが金色に輝いていると思えば次はタイ風や中国風の寺院。 デパートもそう、国別です。インド系のデパートの前には人々が座り込み、大きな壁のように立ちはだかる。無理して中に入る気にはなれませんでした。インドは「はまる人」と「苦手な人」の二極に別れるそうですが、どうやら私は後者のよう。 そんな私でもヒンズー寺院の美しさには感銘を受けました。青を貴重にした美しい装飾にヨガのような不自然なポーズをしたカラフル彫像が屋根を形作っています。中に入ることもできたのですが、私のような不埒な人間が敷居をまたげば、それだけでも神の冒涜になるのではないかと遠慮しておきました。 一方で中華街。日本で中華街と言うとレストラン街を想像しますが、シンガポールでは古びた商店街というイメージ。ところどころに中国特有の赤い飾りがありますが、なんだか日本風。あまり面白みがありませんでした。この中国街、風俗店が少ない中でちょっとHなマッサージがあると同僚が言っていました。私は小遣いも無く、わざわざ確認に行ったこともないので本当かどうかは保証できません。 マレー街の問題点は街路樹が少ないこと。日陰の無いシンガポールは灼熱地獄。私の中からマレー街の全ての記憶を吹き飛ばしました。いったい何があったのでしょうねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 11, 2006 08:08:10 PM
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