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テーマ:ココロ(1187)
カテゴリ:つれづれ
科学を好む人の多くが相対性理論に憧れ、E=mc^2の美しさに「うなる」ものです。今は更に科学が進化し、一般相対性理論でさえも古典科学といえそうな状態ですが、ケプラーと並びやはりアインシュタインは理系人のあこがれです。
一方で原子力エネルギー、原子爆弾の基礎理論を築いたのも彼です。ユダヤ人と言うことからナチスに迫害され、復讐のためルーズベルトに協力しました。その後彼が平和主義者になった事は有名な話です。彼の人生観は私の人生にも多大な影響を与え続けています。 もう彼が亡くなってから随分と年月が経ちます。戦後60周年を前にアインシュタインの手紙が出てきたというニュースは私にとっては大きなニュースでした。しかも日本人の哲学者とのやり取りです。 ここには私が想像した以上に人間臭いアインシュタインというユダヤ人の姿がありました。平和主義だが戦争は否定しない、平和を維持するならば兵器を使うこと、特にナチスに対する攻撃は当然であるという主張。(ドイツと同盟国にあった)日本人に対する嫌悪感。とにかく、感情がにじみ出ている良い手紙です。 そして原爆が戦争の抑止力になって欲しいという願望。 確かに広島や長崎の原爆はもう既に落ちてしまったもの。今更どうにもできません。広島と長崎が核の抑止力になること、これが最も大切なことなんですよね。 広島原爆資料館 お出かけお勧め度 子供連れ ☆☆☆☆☆ カップル ★★★★★(願望をこめて) 子供には刺激が強すぎます。広島県民にとっては陳腐な展示としか思えませんが、県外の人には衝撃らしいです。この程度で衝撃を受けることが私にとっては悲しいです。広島と長崎はもっとがんばらなければ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 15, 2005 10:03:33 PM
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