通りの名前、京都は簡単です。東西に横切る道は三条、四条のように数で表現されるので、縦の道路の名前、河原町、烏丸などを覚えればよいだけです。大阪は京都ほどまでわかりやすくはありませんが、それでも「筋」と言えば南北、「通り」と言えば東西ですから少しは予想がつきます。地下街と電車の線路が入り乱れるおかげで分かりにくい梅田を除けば大丈夫です。
一方で東京は比較的新しい都市なのに道路の名前がわかりにくくて困ります。かつての江戸城である皇居が中心に大きく構えるため、城下町として道が湾曲しています。これには城を防衛する意味もあったでしょうね。目的地に到着しづらい…。東京大空襲でも整備が行われなかった(広島など原爆後に道路が整備されています)のは地価が高かったからかもしれません。
また人の名前が町や通りの名前になっている場合が多く、有楽町、乃木坂、毛利庭園など他の地方にはない名称で覚えにくいです。他にも城下町と神社に根差した名称で、桜田門、虎ノ門、御成門、半蔵門、表参道…あ、暴走している。徳川幕府は巨大でしたが他にも外敵や巨大権力が多かったから整備された都市計画ができなくて地名が分かりにくくなったのだと思います。
なぜこんなことを書いているかと言いますと、一枚目の写真の位置を表参道と間違えていたからです(笑)