言いたい放題。

政局、迷走中・・・

どこまで続くぬかるみぞ・・・　民主党の新代表に決まりかけていた小沢氏が、辞退する運びとなりました。　まあ、一番喜んでいるのは、自民党でしょうね。　恐らく、民主党で最も怖い相手だったでしょうから・・・彼さえ降りてくれれば、あとは何も怖くないでしょう。


最大の功労者は・・・

自民党サイドから、この一連の流れを見てみると、最大の功労者は間違いなく、福田　前官房長官でしょうね。　彼の辞任があまりにも突然だった為、事の悪質さを覆い隠してしまったばかりか、「潔い」などと賞賛する向きまで出てくる始末・・・　おかげで、菅前民主党代表が悪人に見えてしまい、辞任せざるを得ない流れが出来て・・・しかも、本人の外遊中にこの流れが決まってしまったところに、自民党の『転んでもただでは起きない』したたかさが垣間見えますね。　余程優秀なシナリオライターが、裏で筋書きを書いている気がします・・・


さて、今後。

自民党だけが、議員個人の年金状況を発表しないのは、「出来ない事情」があることもさりながら、まだ法案が成立していないからに他ならないでしょうね。　要するに、全議員の状況が明らかになれば、議論の焦点が、法案の中身へ移りますよね？　中身をうやむやにしたまま、法案成立まで雪崩れ込んでしまうためには、今の状況のままの方が、ありがたいはずですよね。

夏には選挙があります。　本当なら、最大の争点になるはずだった「年金問題」ですが、民主党が取り込まれて、「三党合意」などというわけのわからないものが出来てしまっていますから、今さらこれを批判も出来ないでしょう。　そうすると、民主党の惨敗は、闘う前から火を見るより明らか・・・　「こんな時に、代表なんて引き受けていられるかっ」というのが、小沢さんの本音じゃないか？！　というのが、私の読みなんですけどね・・・

小沢さん・・・　うまく、逃げましたね？！