|
カテゴリ:’08春ドラマ
遅くなりましたが、『キミ、犯人じゃないよね』第1話を見ました。 期待してただけに、ちょっとがっかりでした。 推理作家志望のフリーターの森田さくら(貫地谷しほり)と坊ちゃんと呼ばれる警部補、宇田川教生(要潤)が事件を解決する話です。
森田さくらの「このヤマいただき」というのが、このドラマの決めセリフ。 あと、坊ちゃんがいつも犯人に「キミ(あなた)、犯人じゃないよね」と言うみたい。 決めセリフと濃いキャラ、さくらのコスプレ。 事件以外では、楽しめます。
殺人事件は、すぐに犯人が分かってしまってイマイチでした。 でも、殺された推理作家、ユリが書いていた「ささやき刑事」、好きです。 犯人の耳元で囁いて、一晩共にしてから逮捕するなんて、本当に嫌な刑事。
さくらはフリーターで、舞妓はんになったり、工事現場でヘルメット姿になったり、ウェイトレスになったり・・・ 事件とは関係なく、貫地谷しほりのコスプレは面白いです。 推理作家を目指しているさくら。 でも、「才能のカケラも見当たらない」と言われまくります。 耳が痛い。 私も同じです。
坊ちゃんは、警部補で、意外とエライ。 祖父が国会議員で、叔父が最高裁の判事、父が羽田に東京ドーム7個分の土地所有。そして、遠縁には警察庁長官。 だから、皆が気を遣って、腫れ物扱い。 浅見光彦も真っ青ですね。
お金持ちで、さくらをバイトで雇い、一緒に事件を解決。 一番の容疑者だったあやさんが腱鞘炎で、クビを絞められるはずがないなんて、ちょっと。 私、腱鞘炎で2回も手術しました。 確かに、握力落ちるとは思うけど、瞬発的には力は出ると思います。 門倉さんが殺された部屋に2人が入った時、死体を見つけた後で、坊ちゃんが振り返ってさくらに話しかけました。 さくらもドアの方を振り返ったり、部屋中を見回しました。 それなのに、ミキさん、ドアの陰に隠れていたなんて・・・ 詰めが甘くないでしょうか?
最後に、坊ちゃんが犯人のミキに手錠をかけるかと思ったら、彼女に惚れてたので、さくらに手錠をかけてしまいました。 ミキさんに「逃げて」と言います。 ミキさんが逃げなかったから良かったけど、笑っちゃいました。 それでも、手柄はぼっちゃんの物です。 こんな感じで、事件外のことで、楽しむドラマなんでしょうね。
1話は、うまく人物紹介できて、無難に終了というところでしょうか。 ただ「トリック」や「時効警察」に比べると、もう少し、事件解決も本格的にして欲しいです。 さくらと坊ちゃんのキャラは、大好きです。 今夜の2話が楽しみです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[’08春ドラマ] カテゴリの最新記事
|