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カテゴリ:政治
藤井裕久財務相(77)は、昨日、鳩山首相と会談し、健康不安を理由に辞任する意向を伝えたそうです。 首相は「これからも頑張っていただきたい」などと慰留したそうで、現在、担当医師の判断待ちの状況のようです。 でも、公表された以上は、もう辞めるの決定でしょうね。 77歳というと高齢なので、どんな病気があっても不思議ではないです。 昨年暮れから、検査入院していたらしいです。 でも、本当に病気のための辞任なのでしょうか?
後任の財務大臣は、誰になるのでしょう? 菅直人副総理兼国家戦略担当相や、仙谷由人行政刷新担当相を横滑りさせる案や、野田佳彦、峰崎直樹副財務相を昇格させる案などが浮上しているそうです。 今朝、みのさんの「朝ズバッ!」では、それらの案を紹介した上で、小沢さんがやればいいと言っていました。 でも、1大臣をやったら、総理大臣の下になってしまうからやらないでしょう。 私は、財務副大臣の方のどちらかでいいと思います。 副大臣が2人いたとは、恥ずかしながら、知りませんでした。 2人もいらないでしょう? 副大臣は、1999年に従来の政務次官を廃止して創設され、定数は、各府省ごとに異なり、1人から3人なのだそうです。 1人で十分な気がするんですが、どうでしょうね?
【niftyニュースより】 (1月6日(水)3時3分配信 読売新聞) 藤井財務相が辞意、健康不安を理由に 藤井裕久財務相(77)(民主)は5日、首相官邸で鳩山首相と会談し、健康不安を理由に辞任する意向を伝えた。 首相は慰留したが、藤井氏の辞意は固く、辞任は不可避の情勢だ。18日召集予定の通常国会を控え、2009年度第2次補正予算案や10年度予算案の編成に携わった財務相の辞任は、鳩山首相の政権運営に大きな打撃となるのは必至だ。鳩山政権は発足100日余りで主要閣僚が交代する事態となる。 後任の財務相には、菅副総理・国家戦略相や仙谷行政刷新相の起用のほか、野田佳彦、峰崎直樹両財務副大臣の昇格が取りざたされており、人選を急いでいる。 藤井氏は5日、首相と2度にわたって会談した。同日午前の閣議後の記者会見では、自らの進退について「医師の判断を尊重する。(医師に)結論を出してもらう段階にある」と述べ、週内にも出る医師の判断を踏まえて進退を決断する意向を明らかにした。通常国会への対応については「(医師が)どういう結論を出すか分からない」と語った。 首相は5日夜、財務相交代の可能性について、診断結果を待って結論を出す考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。藤井氏を慰留したか、との質問に対しては、「これからも頑張っていただきたい」と述べた。藤井氏本人は周辺に「健康に自信がない。長丁場の国会開会中に倒れて迷惑をかけるわけにはいかない」と漏らしており、辞任の意思は固いとみられる。 藤井氏は昨年12月28日、10年度予算編成作業による疲労などを訴えて検査入院した。同月30日には記者会見を行い、「血圧が高くなっているため、静養を兼ねた入院だ」と説明した。藤井氏は、訪米中の亀井金融相が7日に帰国するまで、「事務代理」を務めている。
【産経新聞ニュースより】 (01/06 00:07) 藤井氏辞任で政権に痛手 背景に小沢氏との確執、「政治とカネ」も? 18日召集予定の通常国会を控え、鳩山由紀夫首相の大きな後ろ盾となってきた藤井裕久財務相が辞意を固めたことは、政権に大きな痛手となった。後任人事をめぐり、政府・民主党ではすでに熾烈な綱引きが始まっており、これが政局の序章となる可能性もある。 「藤井さんは大丈夫ですか? 次を用意した方がいいんじゃないですか」 民主党の山岡賢次国対委員長は4日、党本部で首相にこう詰め寄った。 首相が最優先課題に掲げる平成21年度第2次補正予算案と22年度予算案の審議では財務相が最前線に立たされる。後任には即戦力を求められるが、首相は「どうなんですかねえ...」と曖昧に答えるだけだった。 首相は昨夏、政界引退を表明していた藤井氏を必死に説得し、衆院選で比例代表の名簿に登載した。財務相起用には民主党の小沢一郎幹事長が難色を示したが、これも押し切った。いかに首相が藤井氏に絶大な信頼を置いていたかの証左といえる。 にもかからわず、唐突な辞意は腑に落ちない。藤井氏は「健康上の理由」の一点張りだが、小沢氏との確執を指摘する声もある。 小沢、藤井両氏はかつて盟友だったが、次第に疎遠となり、昨年12月の22年度予算編成をめぐり、対立は表面化した。 藤井氏は子ども手当への所得制限導入や診療報酬引き上げ反対を主張したが、小沢氏は次々に覆し、12月16日の民主党の重点要望の際には「財務省は予算編成を『急げ、急げ』と言っているが、国民の声をちゃんと聞いてやってくれ!」と藤井氏を面罵した。この件を機に藤井氏は財務相を続けることに嫌気が差したといわれている。 もう一つ、辞意を固めた理由として「政治とカネ」問題も取りざたされる。 藤井氏は旧自由党で小沢党首の下、幹事長を務め、平成14年に政党助成金など党費から組織活動費として約15億2千万円が藤井氏あてに支出されたことが明らかになっている。 この件について、藤井氏は複数の議員に「おれ、あれ知らないんだよなあ」と漏らしているが、自民党は通常国会でこの問題を徹底追及する構えを見せており、藤井氏が矢面に立たされる公算は大きかった。 首相が藤井氏の慰留をあきらめても後任人事は難航が予想される。 即戦力として仙谷由人行政刷新担当相、野田佳彦財務副大臣の名が挙がるが、両氏は小沢氏と距離があり、無理に起用すれば首相と小沢氏の関係にヒビが入る可能性がある。菅直人副総理・国家戦略担当相の起用も有力視されるが、菅氏にあまりに権限が集中するとの見方もある。ピンチヒッターとして峰崎直樹財務副大臣の起用も取りざたされている。 「あれは検査入院じゃないだろ?」 藤井氏が入院した翌日の12月29日夜、小沢氏は与党幹部との懇談会の席上で冷ややかにこう言い放ったという。こういう事態になることを予測していたのかも知れない。
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