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カテゴリ:’10秋ドラマ
初回視聴率は、15.3%(関東地区)と高視聴率でした♪ 前作『美丘』は平均視聴率9.7%だったので、それに比べると超良かったです♪(^^) ほんわかして温かいドラマでしたね♪ 予想以上に、とても良かったです♪(^^) これが、木皿 泉さんの脚本なんですね。 『野ブタ。をプロデュース』(2005年)などを書いた脚本家です。 「木皿 泉」は、男女2人の共同ペンネームだそうです。 2007年に入籍しているそうなので、ご夫婦ですね♪ 野ブタみたいに、セリフがとても生き生きしていて、哀愁があり、温かかったです♪(^^)
主演は、『龍馬伝』でも大人気になった佐藤健君。 『仮面ライダー電王』に続く2作目の連ドラ主演作だそうです。 等身大で熱演していました♪(^^) ロボット役の 前田敦子さんは、AKB48ですが、ロボットらしい喋り方で可愛くて良かったです♪
鹿浜橋高校・校長の岸本路郎(小野武彦)はある日、酔った勢いでゴミの中から"女の子"を拾ってきてしまいました。 翌朝、理科準備室に寝かされていたその女の子を見つけた深井平太(佐藤健)は、彼女の奥歯を触って、起動させてしまいました。 歯に触るのが好きって変わってますね(笑) 20秒以内に名前をつけるよう言われて、咄嗟に、彼女の足の裏に書いてあった"Q10"を思い出して、Q10(キュート)と名づけました。 「私の名前はQ10です。あなたの名前は?」 「深井平太です」 平太の指を自分の奥歯に触らせました。 "ラ"♪の音がして・・・ 「深井平太を認証しました」 こうして、謎のロボットはQ10という名前がつき、平太の言うことを聞くようになりました。 このロボットの秘密を知っているのは、平太と校長と小川訪(田中裕二)と柳 栗子(薬師丸ひろ子)の4人だけ。 警察に言うと騒ぎになると困るので、Q10を転校生として、平太のクラスに入れることになりました。 学校では平太が面倒を見て、夜は小川先生が家に連れて帰って、面倒を見ます。 クラスの皆に紹介した時、Q10だけでは名前が変だったので、小川先生が咄嗟に考えて、"久戸花恋(きゅうと かれん)"と名づけました。 その字を平太がQ10に教えました。 字体まで一緒のようにまねして書いてしまうQ10。 同じじゃダメだと、違うように書かせようと思いますが、大変。。。 平太は昔、心臓の手術をしたことがありました。 友人の久保武彦(池松壮亮)も、心臓が悪く、平太と同じ年ですが、2年生。 今度また手術するそうです。 平太も皆みたいに走れません。 Q10の世話が面倒だったので、リセットしたいと思った平太でした。 でも、Q10が簡単に左の奥歯でリセットできると教えて口を開いたので、「そんな大切なこと簡単に言うな」と、逆に怒ってリセットしませんでした。 いつでもリセットできるとわかれば、結構、頑張れるのかもしれません。 いつも人生をリセットしたいと思っていた平太。 Q10「人間はリセットしたい時、どうするんですか?」 平太「・・・」
久保は、人類が滅びてしまえばいいと思っていました。 Q10と平太は、街で久保と会いました。 ガチャガチャを買ってもらって喜ぶQ10の姿を見て、久保は気が変わりました。 久保「やっぱ、人類滅亡するの、やだなあ。 俺が死んでも、やっぱこの街はずっと続いて欲しい」 平太「今、俺もそう思った」 ガチャガチャのケースを平太に開けてもらって、 Q10は中から、目玉焼きのストラップを出しました。 Q10「生まれました♪」 喜ぶQ10を見ていて、温かい気持ちになる平太と久保。 そして、昔、埋めた物?を掘り出しました。 久保「ほら、生まれたよ」 と、掘り出した物をキュートに渡しました。 それは"世界"と書かれた紙でした。 Q10「世界・・・世界が生まれました♪」
「世界が生まれる」っていいですね♪ 心臓が悪くて希望を失っていた男子2人が、純粋なQ10に惹かれて、元気になっていくのがよく描かれていたと思います♪ 恋をすると、世界が急に変わるってことはあるでしょう♪ 「生まれる」という表現が絶妙ですね♪
また、平太のクラスには出欠を確認する時に名前を呼ばれない生徒がいました。 藤丘 誠(柄本時生)です。 家の事情で授業料を払えず、出席簿から名前を抹消されてしまったようです。 そういう事情を知らないQ10は、藤丘誠の名前を呼ぶよう小川先生に言いました。 藤丘は、いたたまれなくなって出て行ってしまいました。 キュートは藤丘を捜しに行きました。 仕方なく平太も捜しに行って・・・ 藤丘を見つけました。 柳さん達とパンをこねてました(笑) 誰も助けてくれないと諦めている藤丘。 Q10は小川先生の家のテレビで見た時代劇から学んで、 「大声で叫ぶと、必ず助けに来てくれます。それが人間のルールです」と言いました。 藤丘「本当にそうだったらいいよな・・・」 Q10「誰か助けてください!」と叫ぶ。 何度も叫ぶQ10につられて、平太と藤丘も校舎に向かって、大声で叫びました。 「誰か助けてください!」 何度も何度も叫び続けました。 校舎内のクラスメイト達も変だと思い始めました。 この日、渋谷でモノリスのゲリラライブをやる計画もあるそうで・・・ ヘリが来て気づいてくれれば、助けてくれるかも? クラス全員で、外に机を持って来て並べて、「SOS」。 ヘリが来て通り過ぎて、♪『戦争を知らない子供たち』♪が聞こえて・・・ 結局、誰も助けてくれなかったようですが・・・ 皆で盛り上がって良かったんじゃないでしょうか?
久保が、自分の携帯番号を書いた紙をQ10に渡したそうです。 それをQ10から見せられたので、平太はガムをその紙に捨ててしまいました。 どうせ知ってるし・・・ Q10ももう記憶しています。 でも、Q10は久保の字で書かれたその紙が欲しかったと言いました。 それ以来、Q10は喋らなくなってしまい・・・ 仕方なく、入院している久保に平太はもう一度、携帯番号を書いてもらいに行きました。 喋らなかったのは、ガムが詰まったからなんだけど、平太は知らなくて。 平太から、おまえの字の紙が欲しいそうだと聞いて、嬉しそうに書く久保。 その姿を見ていて、平太は嫌な気持ちが沸いてきました。 「そんなに嬉しそうな顔をするなよ。 あいつはロボットなんだぞ」 口には出しませんでしたが、内心、いろいろな悪意がこみ上げてきて・・・ スイッチが入りました。 これって、平太が嫉妬して、Q10に恋をしていることを認識したってことでしょうか?
このドラマ、学園ドラマには珍しく、イジメが出てきませんでした。 でも、経済的に困っている生徒や、病気で切ない生徒など、弱い立場の子をうまく勇気付けてくれました。 何も知らない純粋無垢なロボットに癒されていくという感じですね。 「リセット」 「生まれる」 なんかこういう今時のキーワードが心地よかったです♪(^^) 始まる前の予想では、『絶対彼氏』みたいな感じかと思っていましが、全然違いました。 あちらは感覚古かったですが、こちらは今時な気がします。 どちらも好きですが。 来週も楽しみです♪(^^)
【脚本】 木皿泉 (『野ブタ。をプロデュース』『セクシーボイスアンドロボ』など) 【主題歌】 『ほんとのきもち』 高橋優
【主要人物表】 深井平太(佐藤健)3年B組。心臓が悪く、過去に手術した事がある。 久戸花恋(Q10)(きゅうと かれん)(前田敦子)(AKB48)ロボット。 山本民子(蓮佛美沙子)平太のクラスメイト。赤髪ロッカー。 影山 聡(賀来賢人)平太のクラスメイト。お調子者。 藤丘 誠(柄本時生)平太のクラスメイト。授業料が払えず、除籍されている。 河合恵美子(高畑充希)平太のクラスメイト。秀才。 中尾 順(細田よしひこ)平太のクラスメイト。オタク。 富士野 月子(福田麻由子)平太のクラスメイト。ひきこもり。Q10と関わりがあるらしい。 久保武彦(池松壮亮)高校2年生。平太と同年齢だが、1年留年している。
深井武広(光石研)平太の父親。会社員。 深井ほなみ(西田尚美)平太の母親。専業主婦。 深井千秋(松岡璃奈子)平太の姉。
小川訪(田中裕二)(爆笑問題)平太の担任教師。独身。母と2人暮らし。 小川しげ(白石加代子)訪の母親。 岸本路郎(小野武彦)平太が通う高校の校長。 柳 栗子(薬師丸ひろ子)校長の後輩。大学教授。工学博士。貧乏で平太の高校に住む。
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