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カテゴリ:朝ドラ
鴨居の大将、最後まで素敵でしたね♪(^^) 辞表を出したマッサンを、おまえには社長は無理だと引き止めたものの、最終的には、足りない資金10万円を退職金だとくれました♪ 当時の10万円、すごいでしょう♪♪ 勝手にやめられ、これからライバルになるのに「敵に塩を送る」みたいで、太っ腹ですね♪(^^) ウイスキーの会社が何社かできて、業界が盛り上がった方がいいと考えているようで、自分の事しか考えていないマッサンとは大違いです(^^;) 来週のあらすじを見ると、マッサン、経営者となって心構えが変わるどころか、相変わらずなので、鴨居社長のいなくなった穴、私の中では大きそうです(汗) 鴨ロスになりそう(汗) ピン子母の死より余程、辛いです(^^;) それにしても、退社をそそのかしたはエリーだし、出資してくれるよう大家さんに頼んだのもエリーだし、北海道でウイスキーができる迄の数年間、林檎ジュースを造るという案を出したのもエリーだし、全てエリー(汗) エリーがマッサンの独立を画策したようです(^^;) マッサンは、週前半、鴨居商店の工場長に戻って、売れるウイスキーを造ろうとしました。 スモーキーフレバーを極力なくして、飲みやすいレッドを造りましたが、コクも風味も同時になくなってしまったので、売れませでした(汗) 英一郎に任せた方がいいウイスキーができたと思います(汗) とにかく、それで、マッサンが過労で倒れてしまったので、エリーは今のままではマッサンが駄目になると思ったのでした。 それにしても、今のマッサンじゃ、自分の納得いくウイスキーを目指す事はできても、とても売れるウイスキーを造る事はできないと思いますが・・・(^^;) 大将はマッサンを自分の前に土下座させて、社長としての覚悟を測りました。でも、土下座位、簡単でしょう(汗) 本当の竹鶴氏はきっともっと立派だったと思いますが、このドラマの今のマッサンでは、土下座が精一杯で、自分の事しか考えられず、とても社員の家族の事を考えたり、売れるウイスキーを造ったりできないと思います(汗) エリーが陰で支えるのは必須ですね(^^;) とにかく、鴨居の大将の最後のカッコいいシーンを書きます。
マッサンとエリーが一緒に社長室に入って来る。 マッサン、懐から退職届けを出す。 政春「長い間、お世話になりました」 鴨居「いつか言いだすやろとは思てたけど・・・一番厳しい時に、お前は鴨居を捨てるんか?」 政春「すいません」 鴨居「北海道か?」 政春「はい!」 鴨居「金の算段ついたんか?」 政春「・・・」 鴨居「独立するには資金がいるやろ?」 政春「いや、まだ・・・十万円足りません」 鴨居「どないするつもりや?」 政春「分かりません。じゃけど、必ず何とかします」 鴨居「やめとけ!お前の理想は、よう分かる。 そやけど理想と現実は違う。 お前の理想はいつか、うちの山崎工場で実現できる。 わてが必ず実現させたる。もう一遍よう考えてみ」 政春「自分なりによう考えて出した結論です」 鴨居「何でや?」 政春「自分の信じるウイスキーを造るためです。 そのためには大将のもとを離れる事が一番じゃ思いました」 鴨居「何!?」 政春「やる以上は負けません。 大将より先に日本人がうまい言うてくれるウイスキーを造ってみせます。 わしゃ、絶対に負けません! 大将にもハイランドケルトにも負けんウイスキーを、この日本で、ちゃんと酒と向き合うて造ってみせます!」 鴨居「無理や。お前は経営者にはなれん。 無理やり社長になったら皆が不幸になる」 政春「みんな?」 鴨居「エリーちゃんも従業員も、その家族も、皆や」 政春「何でです?」 鴨居「どの道お前は科学者や。ウイスキーに対する情熱は認める。 そやけどお前にはそれしかない。 造ることだけに執着があって売ること宣伝することには全く関心がない。 経営者いうんは、商品を開発して宣伝して売らなあかん。 石にかじりついてでも利益を上げて、みんなに分配せなあかん。 お前にはでけへんやろ? わてはやるで! “イミテーションの鴨居”言われたかて、従業員食わせていく為や。 メイド・イン・ジャパンのウイスキーを広めるためやったら、わては何でもやったる! お前にはでけへんやろ?」 政春「できます」 鴨居「いや、でけへん」 政春「できます!」 わてに頭下げて土下座してでも『十万円貸して下さい』言うたらええやないか。 エリーちゃんの前で頭下げるのが恰好悪いんか? それとも、わてに遠慮しとるんか?」 政春「そうじゃのうて・・・大将に借りるのは筋が違うと・・・」 鴨居「そんな事言うとる場合か!この際、筋なんかどうでもええやろ?! どない無様でも恥ずかしゅうても腸煮えくり返ってても、何とか十万円都合つけたろうと思わんのか?! 会社の為に頭一つ下げられん男が経営者になれるか! 経営者は従業員とその家族を食わしていかなあかん! 幸せにしたらなあかん! お前はほんまにそこが分かってんのか?!」 鴨居、それを見て、机に戻り、小切手にサインをする。 そして政春を立たせ、手に小切手を握らせました。 鴨居「持ってけ!10万円や」 すぐに自分の席に戻り、マッサンに背中を向ける。 政春「大将・・・ありがとうございます。このお金は必ず・・・」 鴨居「返す必要はない。お前の退職金や(笑) 日本人がウイスキーに馴染むまでまだまだ時間がかかる。 日本人の味覚に合わせながらウイスキーを広め、お客の舌を育てなあかん。 そのためには2社、3社とウイスキー造る会社が出てきて、お互いしのぎ合うてウイスキー事業を盛り上げていかんとな(笑)」 政春「大将・・・大将に雇ってもらえんかったら、わしゃ、この国で・・・ウイスキーを造る事ができませんでした。 このご恩は一生忘れません! ご恩に報いるためにも、わしゃ、北海道で日本一うまいウイスキーを造って、この国で新しいウイスキーの時代をつくってみせます!」 鴨居「負けへんで。お前がどんだけうまいウイスキー造ったかて、わては負けへん」と笑う。 政春「ありがとうございます」 鴨居「あ~、何も言わんでええ。エリーちゃんの気持ちは全部分かっとる。 ただし・・・これだけは忘れたあかん。 この先、何があろうと、どこ行こうと、わてはエリーちゃんの味方や。 困った事があったら、いつでもおいで(笑)」 エリー「ありがとうございます。ありがとうございます」 エリー、泣きながら、鴨居に抱きつきました♪
自宅で、 夜、マッサンは、娘・エマを寝かしつけたエリーに話しました。 政春「北海道行ったら、また苦労かけるかもしれんけど、ついてきてくれるか?」 エリー「うん」と微笑む。
玄関。英一郎が訪ねてくる。 僕が自分が進むべき道を見つけ出せたのも、新しい一歩を踏み出せたのも、工場長とエリーさんのおかげです。 今度は僕がお二人の背中を押す番だと思い直しました。頑張って下さい♪」 そして、英一郎は“ウイスキー研究室”と書かれた看板を政春に差し出しました。 政春、驚き、受け取り 「英一郎・・・わしが教えられる事は、全部お前に教えてから、北海道に行くけん」 英一郎「ほな、僕がいつまでも一人前にならんかったら・・・」と微笑む。 政春「何をバカタレが! 何言うとるんじゃ」と笑う。 そして、政春は英一郎を奥に入れ、酒の準備をエリーに頼みました。 ウイスキーを飲むのでしょうか?
鴨居の大将も英一郎も一度は反対したものの、結局、納得して送り出してくれる事になりました。 いい親子で良かったですね♪ 実際は10年契約だったようですが、ドラマではそれは出てきませんでした(^^;) 来週から本格的に余市編です。 自分の工場の建設、山崎に工場を作った時以上に、とても大変でしょう。今度は社長なのだから(^^;) エリーの陰の活躍を期待します♪(^^)
先週(第14週「渡る世間に鬼はない」)の週間最高視聴率、関東は21.5%(1/8木)、関西は23.1%(1/5月&1/9金)でした。 「ピン子死す」の1/10(土)は、関東19.3%、関西21.9%で、この週の最高ではありませんでした(^^;)
【各地の視聴率推移】(週間最高視聴率) 第11週「子に過ぎたる宝なし」 20.9%(12.12金) 22.0%(12/9火) 22.3%(12/8月) 第12週「冬来たりなば春遠からじ」21.4%(12/18木) 23.3%(12/17水) 23.2%(12/17水) 第13週「急いては事をし損じる」 21.3%(12/26金) ? 23.6%(12/24水) 第14週「渡る世間に鬼はない」 21.5%(1/8木) 23.1%(1/5月&1/9金) ? (字数制限のため、全体の推移は下記リンクの「別館」をご参照下さい)
関東の先週の視聴率一覧(ビデオリサーチ) 関東の日々の視聴率一覧(ドラマ楽園)
【ネタバレ】(日別あらすじ) 第14週(1/5~1/10)「渡る世間に鬼はない」 第15週(1/12~1/17)「会うは別れの始め」
【レビュー】(感想) 第84回(1/10)&視聴率推移「母の死」 第85回(1/12月)「工場長復帰」
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