テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:移住民子供体験談
これも賢者伊望様が仰る様にアングロ・サクソンな話なのだが、コチラには長男に父の名をそのまま継がせる習慣もある。実際知人に何名もいる。 一昔前(ビクトリア朝時代?)は長女に母の名を継がせる習慣もあったが、この頃は男性の例しか見ない。 ムーミンも実は「ムーミン・バギンズ・三世」である。 こういう家に電話をかけると何かとややこしくなる事もある。 さらにおなじ名前のお祖父様がご同居、なんて所はなおさらだ。 「ジュニアですか?シニアですか?それともおじいちゃん?」 ひぇ~~~。 アタクシは前にもお父様と同じ名前の人とお付き合いしていた事があったりする。 クールな眼差しの渋いインテリで、あちらからは何度も電話がかかってきていたので、初めてアタクシから電話しようかと迷ってどきどきしていたあの時。 どきどき。 やっぱり電話してみる。男性が出る。 Hello? あ、あの、こんにちは、タリア川の石と申します、あの、ジョン君ご在宅でしたらお願いできますでしょうか? はい、私ジョンですが。 え゛。 ジョン君ってこんな これってもしかしてお父様? 「いえ、おじさんじゃなくて若い方のジョン君お願いします」なんて口が裂けても言えないし... えっと、あの... あぁ、ジョニーちゃんのお友達ね。ちょっと待って下さい、ジョニーちゃ~~~んっ♪ ジョ。 ジョ。 ジョニーちゃんって。 あのクールで人一倍大人っぽいジョン君が、 ジョニーちゃん♪ 日本名で例えるなら「マサキ君」が家では「まっちゃ~~~ん♪」と呼ばれている様なものだ。 ...ぷっ。 笑っちゃイケナイ。 Hello? ぶわっはっはっはっはっはっはっはっは!!!ひーひっひっひっひっひっひっひっひっ!!!ジョニーちゃ~~~ん♪ がぁ~~。内緒だぞ!! ふっふっふ。 このアタクシがそんな事ナイショにしとくわけ ないでしょ~~~♪ 可哀想なジョン君は、それまでのイメージぶちこわしの愛称で呼ばれる様になったのだとさ。ちゃんちゃん。 我がムーミンも、同じ名前のお父様と区別がつく様に、実家ではありえないほど幼い愛称で呼ばれている。 「ムーミィちゃん♪」 これも結構不気味だ。 初めて聞いた時やっぱり爆笑してしまった。 だがご両親からすれば、可愛い息子はいつまでも可愛い子のままなのであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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