日曜日の鬼たちへ【響鬼 第47話】
ついに来週、最終話を迎える『響鬼』。今回は本編を観ながら、つい感慨にひたってしまいました。以前なら一瞬たりとも見逃すまいと夢中になって観ていたのに、今回はただボーとして観てしてしまいました。はぁ‥‥ついに終わるんですねぇ‥‥そんなわけで、今回は鈍い、温いレビューになってしまうかもしれませんがご容赦を。【鬼たち】湖に向かって太鼓を叩く、ヒビキとイブキ。どう考えてもあの太鼓は雷神で運んできたとは思えません。1張でも大きすぎるのに、2張もあるのです。まぁ、猛士には運搬用トラックもあるんでしょうね。ん、誰が運転‥‥?あ、猛士御用達の運送会社があるんですね、きっと(あはっ)鬼が3人も同じ場所にいるってのは如何なものでしょう?音撃棒伝授中のヒビキとイブキが一緒なのは分かるのですが、イブキの為に1匹でも多くの魔化魍を倒そうと誓ったトドロキが一緒なのは‥‥あ、魔化魍の気配を追いかけているうちに合流しちゃったんですね、きっと(あはは)前話から気になっていたのですが、夏の魔化魍用にMy音撃棒を所持しているはずのイブキが、いちいちヒビキの音撃棒を借りるのは如何なものでしょう?オロチを収める役を担った時から、音撃棒に不慣れなイブキは常にMy音撃棒を持ち歩くべきなのでは‥‥?あ、自分の音撃棒を取りに行く間もなくヒビキに音撃棒を押しつけられるんですね、きっと(あははは)でも、清めの音でしか倒せないはずの魔化魍に、音撃鼓は渡さず音撃棒だけ押しつけて戦わせるヒビキは本当の“鬼”です!あ、オロチを鎮める時に群がる魔化魍を音撃棒だけでなぎ払わなければならないことを想定しての実戦なんですね(うんうん)でも、イブキがオオアリを倒せずに逆にやられたら、元も子もないのでは?それに、そういう時こそ装甲声刃が必要なのではないのでしょうか?イブキに装甲声刃を貸してやりましょうよ、ヒビキさん。音撃棒に不慣れなイブキを死なせない為には、音撃棒の練習だけじゃなく、装甲声刃も使えるようにして万全の状態にしてあげるべきです。今の状態での見切り発車は「死」を意味するのに‥‥ヒビキはやっぱり鬼だ!そして、どう考えてもイブキには無理がある役目を、「死ね」と言わんばかりに課せる吉野本部はもっと鬼だ!ヒビキはついに変身せずに音撃棒だけで魔化魍を倒すまでになってしまいます。鍛え抜いた鬼に初期設定は通用しません!最後は鬼ならば何でもアリのようです。自我に目覚めた超童子・姫をあんなあっさり消してしまうなんて‥‥しかも、洋館男女と刺し違えるどころか飢え死にだなんて‥‥可哀想すぎます!敏鬼め!(おいおい)童子と姫もこれで見納めなんですね(泣)【少年たち】「鬼の道とは迷いながら歩く道じゃない。‥‥自分の生きる道が決められないやつに、なんの人助けができるんだ?」って、ごもっともなセリフのヒビキ。でもね、まだ高校生になったばかりの少年に突きつけるセリフじゃないですよね。「鬼の道はひとつじゃない。今は迷ったり、悩んだり、時には躓いたりしてもいい。‥‥でも、最後に進む道は自分で決めろ」って言って欲しかったです。明日夢とライバルでいたかった京介の気持ちは分かりますが、ああいう乱入・破壊シーンにしてしまうのは如何なものでしょう?先週、少しは成長を見せた京介だったのに、あれでは「盗み」と同等レベルに戻してますよ。明日夢に直接殴りかかるなど1対1のシーンにして欲しかったですね。それにしても、ひとみとあきらが2人して明日夢を両側から抑えるんですねぇ(笑)【女たち】ひさびさの三姉御たちの集い。香須実の「いやな予感」は当たるのでしょうか?当たらなかったらこのセリフは意味を持たないので、やはり何か‥‥いやいや、子供向け番組にそんなことはないでしょう。無駄なセリフが好きな脚本家もいますし。イブキと香須実。日菜佳とトドロキ。ヒビキとみどり。決戦の前には必ずある男たちと女たちの別れのシーン。お決まりのパターンだけど、こういうシーンはいつもグッときますねぇ。そして、こういうシーンがある時は必ず誰かが‥‥いやいや、子供向け番組にそんなことはないでしょう。形にだけとらわれ内容は関係ない脚本家もいますし。あれ? ヒビキって師匠がいなかったっけ?【決戦】先週のラストであれだけ街に出現していた魔化魍の影はなく、普段の街と変わりありません。魔化魍の姿が一時的になくても、警察、機動隊、自衛隊とかが出動していて、厳戒態勢になっていてもいいはずなのですが。予想どおり、ヒビキの決心はイブキの身代わりでした。装甲声刃を構えなくても装甲響鬼に変わったりしてますが、大群の魔化魍CGはいい出来になってました。最後だから大盤振る舞いの制作費だったのでしょうか? ところで、「鬼を集めろ!」って洋館男女の助言は無視しちゃったんですかぁ?いつもの3人以外、集まってきませんよぉ。来週は来るのでしょうか?明日夢はオロチを鎮める日を知らされなかったのか、パネルシアターで朗読。京介は感づいて響鬼のサポートに間に合います。これで弟子は決まりのようですね。『響鬼』東映公式HPの次週あらすじでは、「医者を目指して励む明日夢」と‥‥あの新しい鬼は京介なのでしょうか?え?この期に及んでモッチーがピンチに?そんなに盛りだくさんで、来週は30分枠で収まるのでしょうか?ふぅ‥‥やはり今日はいつものような毒も突っ込みもない普通のレビューになってしまいました。さて最終話で僕は泣いてしまうのでしょうか!?(そんなこと知るかぁ!)『響鬼』が終わったら、何をレギュラーのレビューにしていこうかなぁ?☆ ★ ☆日本全国どこでも聞こえるインターネットラジオ【fm GIG】↑のバナーをクリックするとすぐ試聴できます!(音がすぐにでます!音量にご注意ください)「ムーンライト・ブレイク月曜日」(毎週月曜夜9時~)は、DJビっツ!田中氏が、アニメ・特撮・ゲームについて語り、アニメソングをかけ倒す120分です。恒例『響鬼話』『声優あいうえ王』『月間 アニソンベスト3』などのコーナーもあります。リクエストお待ちしてま~す!