今晩の『早口寸劇』は、ついに・・・・
今晩のfmGIG『ムーンライトブレイク水曜日』(毎週水曜夜9時~11時)の人気コーナー『ビっツ!講座・早口寸劇』。ここでは今晩の生放送で使用される台本を放送直前に公開しています。この台本を見ながら『早口寸劇』を聴いていただければ、より楽しんでいただけると思います。今晩9時からの生放送をお楽しみに!(※聴取方法は下記)〈登場人物〉女医、生徒 :マリさんボンビッツ先生、全財教授、又熊逞馬 :ビっツ!田中さん※ キャラ作りはお二人にお任せしますので、セリフはご自身の口調に直してください。 アドリブ大歓迎です。※【 】内が早口言葉になります。 早口言葉は3回繰り返しです。-------------------------------------------------○K都医大のサテライト病院らしい女医 「いつもウチの妹がお世話になってます。ボンビッツ先生」ボン先生 「あ、いえいえ。こちらこそ。いつも【悪声 罵声 怒声 加勢】を浴びせてられていますわぁ」女医 「まぁ。【悪声 罵声 怒声 加勢】なんて。ボンビッツ先生は生徒に好かれる先生のようですわねぇ。嫌われているなら【確か しかと 貸しも シカト】されますからね」ボン先生 「【確か しかと 貸しも シカト】は、されませんが、好かれるっていう意味が、のび太がジャイアンに好かれるのに近いと思いますわぁ」女医 「まぁ、ボンビッツ先生ったら。甘党なだけに脳みそまで甘チャンですわねぇ。あの年頃のコは物事を【すれてない 捨てられない ストレスない ストレート】に表現できませんのよ」ボン先生 「はぁ。そんな【すれてない 捨てられない ストレスない ストレート】じゃない、ユリゲラーに曲げられたスプーンのようなもんなんでっか。そんなことより、今日は先生に相談があってきましたんやけど」女医 「まぁた、食べ合わせの悩み相談ですか?」ボン先生 「いや、違いまんねん。実は‥‥わて【傍観 望見 健忘症(ぼうかん ぼうけん けんぼうしょう)】になったみたいなんですわぁ。恥ずかしい話ですが、妹さんの名前を思い出そうとしても思い出せまへんのですわぁ。ずうっと“生徒はん。生徒はん”って呼んでましたさかい、考えてみたら一度もちゃんとした名前で呼んだことがなかったような気がしますねん」女医 「まぁ、ボンビッツ先生ったら。甘党なだけに脳のピントが甘いピンボケですわねぇ。それは【傍観 望見 健忘症】ではなく、思い違いですよ。ひらがな読みなら間違っていませんから。妹の名前は瀬井戸絵衣(せいとえい)ですよ」ボン先生 「へ? 生徒Aはんが、瀬井戸絵衣はん?」女医 「先生ったら、それじゃラジオを聴いてる人には違いが分からないじゃないですかぁ。学校の生徒をA、B、Cって略称で呼んでいたつもりが、実は瀬川瑛子の“瀬”に井戸端会議の“井戸”と書いて、“せいと”と読む名前だったって説明しないと。え? “えい”のほうはどう書くのかって? それは‥‥あー、面倒くせい! 勝手に想像しやがれコノヤロウ!」ボン先生 「先生、誰と話してはるんでっか? ラジオって何のことでっか?」女医 「あ、いえいえ。ちなみに私の名前は瀬井戸香衣(せいとかい)です」ボン先生 「えっ、生徒会?」女医 「父は瀬井戸獅堂(せいとしどう)」ボン先生 「えっ、生徒指導?」女医 「母は瀬井戸手千代(せいとてちよ)といいます」ボン先生 「えっ、生徒手帳?」女医 「だから、ラジオを聴いてる人には違いが分からないって何度も言ってるじゃありませんかぁ!もう、ボンビッツ先生ったら。甘党なだけに脳のネジの締め付けも甘いですわねぇ。あー、もう、いちいち説明すんのダルぅ~。ブログで公開している台本見ろよなぁ」ボン先生 「ラ、ラジオって何のことでっかぁ? 台本って何のことでっか?でも、よう分かりましたわ。ってことは、先生は“せいとせんせん“ってことでんなぁ。生徒なんか先生なんかよう分かりまへんなぁ。うひゃひゃひゃ」女医 「こるらぁ、人の名前で遊んでんじゃねぇぞ、われぇ! その甘々の脳みそ引きずり出して2枚刃カミソリで切り刻んだろかぁ!?」ボン先生 「ひぇぇぇ、す、すんまへん! 堪忍しとくれやすぅ!」生徒 「あ、全財教授、どこへ行くんですかぁ」全財教授 「やぁ~、ど~もど~も。【医科医師以下回診】が終わったので、内科の瀬井戸先生に挨拶しようと思いましてねぇ。あっ、森の熊さん元気ですかぁ~? 調子はどうですかぁ~? 元気があれば何でもできる。迷わず行けよ、行けばわかるさ~」生徒 「教授、今のは森の熊さんじゃなく目の下のクマさんです。自分で付けた名前なんですからいいかげん憶えてくださいね。それから【赤コーカサスオオカブト 青コーカサスオオカブト 茶コーカサスオオカブト】の次の名前は何にしましょうか?」全財教授 「【赤コーカサスオオカブト 青コーカサスオオカブト 茶コーカサスオオカブト】の次ですかぁ? じゃあ、赤エンカイザンコゲチャヒロコシイタムクゲキノコムシ‥‥」生徒 「教授、カミカミでぜんぜん言えてませんよ。いっそ簡単なフンコロガシにしましょうよ。どーせ、虫ケラだし」逞馬 「虫ケラ言うなっ! あれほど言ったのに患者に虫の名前付けたんか!」生徒 「ん? マタタクいつのまに? 最近、全財教授に影のようにつきまとっていますねぇ」逞馬 「人を忍者のように言うな! 今となっては番組の取材などどうでもいい。ただ教授の【なまけず ナマハゲの 生ものまね】を見たい! そのためだけに病院に足を運んでいるようなものだ」生徒 「ああ、あの【赤ワカハゲ 青ワカハゲ 茶ワカハゲ】ってやつですね」逞馬 「違う、ワカハゲではない! 【赤ナマハゲ 青ナマハゲ 茶ナマハゲ】だ。あと水木一郎のものまねというのもかなり微妙だが気になる」生徒 「ああ、でも水木一郎はあまり期待しない方がよさそうな気がしますけど。ものまねバトルに出ても1回戦で負けそうな程度だと思いますよ。たぶん佐々木健介、北斗晶夫妻のものまねかなんかに敗れそうです」逞馬 「なんだ、その詳しい【始終 思考中 シチュエーション】は?」生徒 「【始終 思考中 シチュエーション】ついでに言うと、たぶん優勝は哀川翔アニキのものまねですね」逞馬 「キミこそレディースたちの【就職 副職 増殖】のために教授につきまとっているんだろ?」生徒 「つきまとうだなんて‥‥。ダチの【就職 副職 増殖】のために、教授の秘密を犬のように嗅ぎ回っているだけですが」逞馬 「表現的にはそっちのほうがえげつないと思うが」生徒 「そうそう、あれほど言ったのに昨日夜中に【カタル病(やまい)やましく語る カルテ】に名前を書きそうになったでしょ? 教授」全財教授 「どきっ! な、なんのことですかぁ。【ノーです ノートです デスノート】ですよぉ」生徒 「しらばっくれんじゃねぇぞぉ、こらぁ! あともう少しで名前を書き終わるってところで、おじけづきやがってコノヤロウ! また【カツ上げ カキ上げ 吊るし上げ】でダチを一人バイトにできると‥‥あ、いやいや」逞馬 「コ、コイツらストーカーなみに常に教授の行動を監視してるのかぁ!? 恐っ!っていうか、キミたちすげぇよ。今すぐ看護師のバイトなんか辞めて浮気調査の興信所に勤めなさい。そっちのほうが絶対稼げるから!」生徒 「人の命に関わることかもしれないんですよ、教授。深夜のカルテ書きは【ノーです ノートです デスノート】です」全財教授 「いやぁ、でもねぇ。日中忙しくて時間が取れないとどうしても深夜に【カタル病 やましく語る カルテ】の整理をしたくなるんですよねぇ。深夜のカルテ書きもどーんと来~い! ですからぁ」生徒 「そうだ! 名前を書かなきゃいいんだから‥‥上様って書いたらどうですか?」逞馬 「上様って、【受領 了承 領収書】かよ! それで誰のカルテなのか分かるのかよ!」生徒 「なーんて、教授をからかって遊んでいるうちに、内科の診察室に着きました。お姉ちゃーん、教授が‥‥あっ、ボンビッツ先生!?」逞馬 「あっ!?」逞馬 「って、何だこの雰囲気は? なぜみんな沈黙したまま口をひらかないんだ?」生徒 「って、全財教授とボンビッツ先生がお互い惹かれ合うように見つめ合ったまま動かないのはなぜ?」ボン先生 「え? ああ、ど、どーも。ワテはポルトガル語の教師しておりますボンビッツいいます。って、なんか自分と同じ匂いがしてる気がするのと同時に、何やえろう嫉妬心が込み上げて来るのは何でやろう?」女医 「うーん、言い得て妙ですね」全財教授 「い、いやぁ、どーもどーも。この病院の外科医で全財ですぅ。初めましてぇ、お元気ですかぁ。何か一見まったくタイプが違うようでありながら、実は隠れた趣味まで似てる気がするのは何故なんでしょうねぇ?」生徒 「あーっ!! やっばぁ~い! 授業に遅れちゃいますよぉ、ボンビッツ先生! 【血走り 口走り 激走り】して行かなくちゃぁ! 」ボン先生 「えっ? あっ、まだ挨拶が途中やのに‥‥って、あれぇ~!!」生徒 「あっ、そうだ! また忘れてた! 全財教授に妹さんからお電話が入ってました。外線3番、かれこれ30分以上保留のままです。それじゃあ、みなさん! オラオラァァァ~ッ!!!」全財教授 「だーかーらー、それが一番大事なことだって言ったじゃないですかぁ? どうですかぁ、皆さん? ホント怒りますよぉ。なんで金魚のフンみたいに後ろを着いてきてる時に教えてくれないんですかぁ。もう、フンフン、プンプンプン。って、もういないしぃ」女医 「あーあ、ボンビッツ先生が首根っこ掴まれて引きずられて行ってしまいましたねぇ。さすが、現役レディース」逞馬 「っていうか、ここで授業したらええやん」SE(授業開始のチャイム)生徒 「オラオラァァァ~ッ!!!って、先生、着きましたぁ! 間に合いましたよ」ボン先生 「ハァハァ、ゼェゼェ。なんやワテ自分の足で走ってた気がせぇへんのやけど、なぜか息だけは切れるわぁ。でも最近、瀬井戸はんが【血走り 口走り 激走り】して駆け込んで来る理由がわかりましたわぁ。それと今まで見えんかったもんが何となく見えてきましたわぁ。来週はさらにアタック! ボンビっちゃんガンバッチゅ!」生徒 「あっ、先生、私の名前を思い出したんですねぇ」ボン先生 「思い出したとか、思い違いとかの前に、ぜんぜん憶えてなかったんですわぁ。うひゃひゃひゃ」生徒 「なんだとぉ、こるらぁ!! 教師がそれでええんかい!」ボン先生 「ひぇぇぇ、今日は姉妹2人に怒られたがなぁ。授業始めますさかい許してぇなぁ。ほな、行きまっせぇ~!」 ♪~(BGM)(ポルトガル語講座に突入)さあ、今晩9時になったら下のバナーをクリック!(番組聴取は無料です)↓ ↓ ↓日本全国どこでも聞こえる24時間WEBラジオ【fm GIG】(バナーをクリックするとすぐ試聴できます!)※音がすぐにでます!音量にご注意ください!※再生をクリックしても音が聞こえない場合は最新のQuickTIme Player(無料版)をダウンロード&インストールしてください。